2009年7月11日 (土)

酸素は

好天が続いています。さて、今年は台風の発生が如何な程度になるのだろうか。ダイビング関係では、台風の襲来は、ダイビング中止を意味する。喜ぶのは従業員だけかな。経営者は、売り上げが減るので困ってしまうのです。これからの繁忙期となるのでした。

 ずいぶんと前ですが、ダイビング雑誌の関係者に酸素供給器材を配備しているダイビングサービスのリストを作って、雑誌で公開しませんかと持ちかけた。答えは、唖然というか、へぇぇぇって感じだった。差別化につながるから掲載しないとのことでした。

 欧米のダイビングサービスでは、酸素供給器材の準備は当たり前になっています。あとはダイビングで使用する呼吸ガスの選択肢は、日本では空気のみ。伊豆半島や九州の一部では、ナイトロックスガスを選択することができる。、

 賢いダイバーさんだと、最初は空気潜水だったが、最終日はナイトロックスガスに切り替えた潜るという選択肢を選んでいる方もいると聞きました。ナイトロックスガスには酸素成分が32%か36%と空気の21%よりも濃い酸素濃度になっています。

 現場に100%の医療用酸素や32とか36%の酸素があれば、万が一の場合に救急用の酸素として利用できるのです。自分等も率先して現場に酸素を持ち込んでいる。緊急時の蘇生用に使えるようにと。Cカードホルダーのダイバーさんには、事前にガイドダイバー申込書の中に、意識不明・呼吸停止の際の処置法として酸素を使って蘇生法を実施する旨の条項を入れてあります。そこにあらかじめイニシャルサインをもらっています。

 日本のダイビングの先進地域というイメージの沖縄ですが、緊急時のために酸素供給器材を準備しているダイビングサービスの数、どれくらいあるのだろうか。全体の20%かな。30%かな。理想的には、100%で、どこで潜っても緊急用の酸素がありますよと宣伝されていれば安心するのだろうが、実際には酸素の有無の告知はできていないのでした。諸外国にダイバーさんが逃げて行くのは、沖縄にはダイビング現場に緊急用の酸素器材がほとんどないからダイビングスポットとしては不安だから、行かないとの返答が多いとも聞いたことがあります。

 自分も10年以上も酸素供給器材を身近に置いて潜る習慣になっているので、酸素なしでのダイビングは考えられないのでした。

 さて、皆さんはいかがでしょうか。

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真栄田岬ブイでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度 透明度
1本目 真栄田岬 ブイ 晴れ 南東 32℃ 28℃ 17m 15m
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ここ数日、南東の風が強く恩納村沖合は波が高い状態なのですが、南風 をさえぎる真栄田岬のポイントは波もなく、穏やかでです。水中は潮がやや流れてますが、そのおかげで透視度は抜群に良い状態でした。クマザサハナムロやツバメウオなどの群れなして泳ぐ魚達が全体ではっきりと確認できました!

 by イッシーでした。

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2009年7月10日 (金)

世界標準、遠ざかった

もう週末です。観光客がゾクゾク到着しています。沖縄県では観光立県を目指して、様々な地域からの誘客を促進している。最近では、海外からの観光客の誘致に熱心だ。中国はもとより、遠くはヨーロッパからも誘致している。

 1000万人の集客を計画している。自分の仕事は、ダイビング関係なのでダイビング誘客を目指したいが、ダイビングの安全・安心については世界的な流れから考えると雲泥の差だ。日本は、発展途上国よりもお粗末かもしれない。

 沖縄を例にとってみるだけでも縮図が浮かんでくるのでした。沖縄県では類まれなる県条例を定めている。沖縄県水上安全条例という名称だ。制定されて久しいが、その条例を管理しているセクションが、それほど熱心に対応しているとは思えないのです。公安委員会に登録となっているが、廃業届けを出していないサービスも多いので、登録数だけは膨大になります。指導もしていないのが現状。どうするんだろう。

 個人情報保護条例があるために、登録されている業者については情報開示ができないの一点張り。本当に適切に管理できているのだろうかって疑問に思うので、以前に質問した。でもなしのつぶてだ。アホらしくなった。

 ダイビングでは、予見可能性として潜水障害が発生した場合の対象法については医療の分野が大幅に後退した。とくに痛いのは、今年の3月中旬に潜水専門医の認定資格を持った医師が退職した。その医療機関には第二種の再圧チェンバーがあり、米海軍のテーブル6での治療を可能にしていたのですが、すでにないのでした。他の医療機関にも第二種の大型の再圧室が二箇所あるが、それらは二時間の短時間の治療しか実施していないのです。ワンマンチェンバーについては石垣に一台、沖縄本島に三台くらいあるが、専門医が不在だと医学的な対応はできないのでした。せっかく医療機関に行かせても治療ができないのでした。担当できる医師がいないの一言なのでした。

 短時間に医療機関まで搬送できる航空搬送のシステムが構築できた。ダイビング事故にも対応できるまでになった。ドクターヘリも海上保安庁のヘリも対応できる。現場での航空機が到着するまでの間の酸素供給については、ちょっとだけ待ての状態になったのでした。この6月1日からです。

 ダイビング現場に酸素が配備されているのは当たり前になっているが、日本だけは、いや沖縄だけはちょっと待て状態が続いているのでした。世界標準まで現場のシステムを構築したが、最初の医療用酸素の供給は駄目よのままなのでした。すでに一ヶ月と半分過ぎるが、本格的な夏場を迎えるにあたって早急な対処が必要なのだが、動き回って交渉しているが、大きな進展を期待したいのでした。

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2009年7月 9日 (木)

日帰り東京でした

日帰り東京往復でした。ジャンボを期待していたのですが、先日のラストフライトで日本の空から消えたのでした。767型機だった。二便とも満員だった。

 恩納村を6時起きでスタート。車で那覇空港。朝一便だから、のんびり行けるかなって思ったが、甘かった。旅行者にとっては、朝早いのは当たり前なのでした。朝一番ということは午前11時には東京につきますので、サラリーマンなら昼食後の午後1時から仕事ができます。営業は、午前中にもできますね。

 モノレールと電車は5年ぶりかな。4月は直接、空港からホテルまでの直通のリムジンバスだった。モノレールや電車は、時間が分刻みに運行されているので所要時間が計算できるのでした。さすが大都会だ。でも、一旦トラブルが発生すると遅れが大変の事態を引き起こすのでした。

 午前11時に待ち合わせだったが、今回の計画の張本人さんが人身事故の影響を受けて30分遅れで到着したのでした。一つの路線が駄目でも、代替案としての選択肢が選べるのでした。沖縄だったら、アウトだと思います。1時間は待たされるかなって。

 官庁です。今回の仕事は厚生労働省に医療用酸素の沖縄県の場合を説明に行きました。官庁への出入りには、驚いた。まず道路から正門を通過する際、最初の関門があるのでした。身分証明書の提示。自分には身分証明書としては運転免許しかない。あとは名刺かな。でも顔写真付きは運転免許しかないのでした。あとは名刺か、JCUEや安対協の会員証です。これらも顔写真は貼り付けられていなのでした。

 30日に那覇軍港に入る際の身分照会は、運転免許証でした。運転免許がなければダイビングのCカードやクレジットカード等が二種類提示できれば大丈夫だった。正門から入場。次に面会予約の有無の確認。今回は6名だったので代表者がガードマンと対応して入館票を作成してもらうのでした。入館票をもらったが、すぐに階上に上がれるのではないのでした。

 つぎはエレベーターの前に入館票に入っているICチップを駅舎にあるのと同じような機械にかざして、OKであればゲートが開くのでした。昔の霞ヶ関では、正門さえ通過できれば省庁内に立ち入ることができたのですが、様々な問題が発生したので、入場管理が厳しさを増した。

 アメリカ大使館への入場も厳しかったことを思い出した。

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2009年7月 8日 (水)

真栄田岬、救助検証会

午後から真栄田岬にて救助検証会を実施しました。想定では、真栄田岬の階段を利用して海を利用している場合、意識不明、呼吸停止状態の溺者が発生したならば・・・・・・。

 先週の金曜日には、予備検証として駐車場脇にて練習を繰り返してみました。当日は自分と真栄田岬をベースにしているダイビングサービス関係者6名で実施しました。想定:意識不明、呼吸停止ダイバーを岸辺の水面にてレスキューボードに載せて身体を固縛。搬送するという設定でした。事故者は60kgのダミーを使用。レスキューボードは真栄田岬管理棟に配置しているものを活用させてもらいました。

 レスキューボードに事故者を固縛する際に人工呼吸の継続。アンビューバッグではなくマウストゥマウス人工呼吸にて実施。人工呼吸の継続、中断は15秒以内とした。 60+20kg トータル80kgまでダミーの重量を重くした。多少の困難さを感じたが、総じてロスタイムは同様だった。反復して練習した。

 いよいよ晴れ間の広がった今日、本検証として真栄田岬の階段下の海面からの溺者救助、搬送。駐車場脇の遊歩道まで搬送する時間、救助者側の疲労度合等を計測しました。参加者は私と4名でした。

 ド干潮の海岸線まで降りた。レスキューボードは階段の最上部に置く。事故発生、一名が人工呼吸、一名がレスキューボードを取りに行く。レスキューボードを持って海面まで降りて来る。一般客が普通に歩いている状態で実施した。水面の浅場(救助者の膝の深さまで)にて人工呼吸を実施。レスキューボードを溺者が水面に浮いている状態で装着。固縛。人工呼吸中断15秒設定、最初の踊り場まで完全に水平位にて上げてみた。

 ①0秒 → 1分15秒 ②2分 → ③2分30秒

 ①0秒 → 1分5秒  ②2分5秒 → ③2分35秒

 ①人工呼吸開始と同時にレスキューボードを階段上の遊歩道まで取りに行き、すぐに水面まで階段を駆け下りる。

 ②レスキューボードに溺者を固縛

 ③人工呼吸中断、水面から最初の踊り場まで、人工呼吸再開まで

 最後に最初の踊り場から遊歩道の手前までスロープまで、一気に溺者をレスキューボードに固縛したままで駆け上がった。原則は人工呼吸の中断、溺者姿勢の水平位とした。一発勝負だったが、30秒で移動できた。ただし、救助者役4名の心拍数は最大で150回/分を越えていた。ロールアウト気味だった。気温31℃でした。

 結論としては、真栄田岬の管理会社に要請したいのは、水面に一番近い、踊り場にレスキューステーションとして営業時間中は、レスキューボード、人工呼吸機器、酸素キット等のレスキューグッズの配備をお願いしたいのでした。

 マリンクラブ ナギの若い4名の志願者の方々、ご苦労様でした。明日くらいから筋肉痛かもしれません。

機会があれば、実際に即しての検証会を実施したいのでした。秋以降になりそうです。

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