沖縄本島は冷蔵庫にスッポリ入ったようだ。寒いのでした。今朝の沖縄本島北部では11℃くらいまで下がったとのことだ。那覇市では14℃くらい、最大風速が北寄りで20mの強さで吹いた。当然の如く海は大荒れだった。思わず厚手のフリースを引っ張りだした。
11月30日(水)午前12時32分37秒。AHA(アメリカ心臓協会の略:
http://acls.jp/index.htm)のホームページに公開されたのでした。何がぁって。さあ大変ですよ。”AHA Guidelines 2005”が公開されたのでした。CPRやAEDについての新しい勧告がなされたのでした。これまではCPRの胸骨圧迫心マッサージ15回に吹き込み2回だったのですが、よりCPRの効果を高めるためには30:2の比率が宜しかろうとのことだった。
実は西暦2000年8月15日にAHA2000ガイドラインが公開されて世界中のCPRの実施内容を統一した。所謂、世界標準の一環だ。それから5年が経過。病院外での呼吸停止や心停止者への救命処置が有効に機能しているかの検証が同時に行われていた。その結果から15回の心臓の圧迫よりは30回の圧迫がグレースピリョード(天恵の時間)時に有効だったのだろう。
お恥ずかしながら村田はCPRトレーニングを受けたのが1978年だったが、それ以来様々な圧迫に関しての変更を経験したが、今回の15回から30回圧迫となると体力や集中力が残っているだろうかって心配になります。先日の日本経済新聞にも記事として出ていました。日本は2006年の3月か4月くらいから改訂作業に入るのだろうか。やっとAHA2000ガイドラインでのCPRに慣れたのですが、また身体が覚えるまでトレーニングしなければならないのでした。さあ大変な転換作業になるかもしれません。