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2006年9月30日 (土)

YS-11引退

とうとう9月も終わり、明日から10月だ。

 YS-11が日本の民間航空路から引退した。41年間、日本の空を飛んでいた。まだ自衛隊と海上保安庁では現役機として飛んでいる。今回の民間航空会社の機体は10月にフィリピンの航空会社に引き取られることが決まっているとのことだ。

初めてYS-11に乗ったのは、那覇から石垣島に行く時に乗った。1976年6月だったと記憶している。30年も前の話です。フライト時間は1時間50分くらいだったように記憶しています。当時は今のJTA(日本トランスオーシャン航空)の前の会社名(南西航空)だった。機内はクーラーがなく団扇が用意されていた。パタパタ扇いで涼んだものでした。今はボーイング737型で50分くらいの飛行時間で那覇から石垣へ移動できる。当時のプロペラ機では1時間50分、気流の変化し易い高度を2時間近くのフライトは厳しいものがありました。酔い止めは必需品でした。

 2回目は同年の7月末、強烈な台風が石垣や西表を襲う直前の最後の便で那覇に逃げ帰りました。風速70mの風、自分等が最後の便に川平から石垣空港に行く際も大変でした。樹木が倒れていた。石垣空港を離陸してから那覇に近づくまで、ずっと揺れていた。エアーポケットに入り、何十メートルも機体が乱高下した記憶が峻烈に残っているのでした。でも頑丈な機体だった。当時のパイロットが言っていました。人間が飛ばしているという自負できる機体だったと。現代のジェット旅客機はコンピュータ制御されている。人間が操縦している雰囲気とは違うって言っていました。エンジン音、独特の音は記憶しています。

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2006年9月30日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 30℃ 27℃ 8m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 29℃ 27℃ 8m
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風は北東、リーフ内の濁った水が集って来ているために透明度は10m以下となっている。カメラテストを兼ねて潜った。クローズアップレンズがないために虫眼鏡を用意。アンクルウエイトも用意。これは長時間撮影を容易にするためにカメラを重くした。本当は三脚も準備したかったが、間に合わなかった。撮影の被写体は、ハゼとテッポウエビです。
二本ともラッキーにも、巣穴からテッポウエビが二匹が、忙しく砂をかき出していた。透明度が悪かったがかなり接近して撮影することができました。本命はオニハゼなのですが、探したのですが見つけることができませんでした。

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2006年9月29日 (金)

台風被害

第90代の日本国首相の所信表明演説があった。報道ではカタカナ言葉が多いのには驚いた。美しい国ニッポンがキャッチフレーズの首相。何をもって美しい国と称するのだろうか。

 四季の変化に富んだ国。沖縄でも秋から冬への季節が変わる時節だ。寒さも一段と感じられる時期でもあります。11月の県知事選挙までに沖縄担当大臣さん、それに防衛庁長官も稲嶺県知事在職中に来ることになるのだろう。”新しい基地建設ありき”が大前提の中でも来沖、相当の厳しい摩擦の中に来ることになる。沖縄担当大臣さんはスクーバダイビングでたびたび沖縄に潜りに来ていると明言していた。沖縄通を宣伝していた。

 わが秘密基地の金城荘ですが、コンクリートの隅から植物が生えて花も咲かせていた。しかし、台風13号の影響、塩気を含んだ風雨に当って、まず花が枯れた。それから葉も枯れてしまった。ど根性大根のようにコンクリートの隅っこから芽を出して、その成長を楽しみにしていたが、枯れてしまった。塩害の怖さ。
 塩害と言えば、その他の被害としてはサトウキビや水田の稲にも深刻な被害を与えていることが判った。沖縄だけでなく、九州の海辺の近くの水田でも大きな被害が出ているとのこと。作況指数が74だ。例年です100前後くらいの数値になるが、今年は74と凶作の年を迎えた。秋の風物詩。稲穂の垂れる水田風景ではなく、黄色に変色した枯れた稲穂が続く水田が多いとのことでした。食糧自給率がガックンと低下することになるのでした。美しい日本。ジパングの国、ニッポン。そうだジパングの25巻が出ている。コンビ二で立ち読みかな。

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2006年9月29日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 28℃ 27℃ 10m
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体験ダイビングの手伝いでした。風は北東寄り、海面は若干のウネリあり。姉妹の潜降を担当した。一人目も少し圧平衡に苦労した。バルサルバ法で圧平衡するように説明を受けているが、もう少し息堪えして欲しいというタイミングでレギから排気してしまう。そのために完全に圧平衡ができないでダメサインが戻って来るのでした。水面下1.5mくらいから2mくらいで苦労しているのでした。右手でタンクバルブをホールドしたままで宙吊り状態で圧平衡を繰り返したが、自分の右手が攣りそうになったので、一回ステップまで戻った。圧平衡のタイミングの説明と注意事項を再確認して潜降。今度は何とかタイミングもOK、そのまま着底できた。二人目は他の人が担当していたので、途中で交代した。
この方は結局、最後まで圧平衡がダメで延べで30分間、最大2mくらいの中層で宙吊り状態となった。右側は抜けるが、左側が抜けが悪かった。無理は禁物なのでした。全員エキジットさせてから水底に潜り、周辺を確認して浮上となりました。本日は自分は着底することはなかった。こんなこともあるのでした。

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2006年9月28日 (木)

料理番組も楽しみだぁ

料理番組はついつい見入ってしまうのでした。前は1ヶ月1万円生活の節約料理が面白かったが、最近は面白くないのでした。定番の「きょうの料理」と「3分クッキング」「おしゃべりクッキング」の三番組かな。まあ仕事があれば見ることができない。潜りの仕事がないときは、よく見ています。高級食材の料理はできないので、もっぱら庶民的な料理番組だと見入ってしまうのでした。月曜日の午後10時からの高級食材を使う5人組の料理番組は見ていないのでした。

 料理のレシピについては紙に書き出す訳でもなく、ただ見て手順を覚えているが、実際には炒めたり、煮込んだりの時間は不明。実際に放映時間の尺が決まっているために予め調理途中の段階を何段階か、用意しているために「予め調理しておいたものをご覧ください。とか、これが作っておいたものです」トークで時間を先取りしているため。でも尺が決まっているから最初から時間を追って作っていたら、何十分もの長編の料理番組となっていまうかもしれないね。現在の愛読書は「きょうの健康」だけだ。でも時折、身体に優しい調理例が掲載されているために重宝している。
 調理の順番をダイジェスト的に短縮して復習して映像と説明が為されている番組「おしゃべりクッキング」は、調理の段階を再現してくれている。軽妙なおしゃべりも調理の過程を楽しませてくれるのでした。最近は土曜日の深夜はチャングムの誓いかな、これにはまっているためにチュウボウですよはご無沙汰しているのでした。

 午後のこの時間帯になると夕食の献立を考えなければならないのでした。二人分の夕食の準備だぁ。

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2006年9月28日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 29℃ 27℃ 12m
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体験ダイビングの助っ人でした。船長アキさんはモアイの仲間とのゴルフコンペ、そのために和船での体験ダイビングとなりました。海では北風が吹いていた。若干ウネリは高め、波高は0.2mくらいだった。和船のために体験ダイビングではステップに掴りながらの水面呼吸の練習でした。お客さん二名なので、マンツゥマンにて潜降となった。自分が担当した方は圧平衡はスムースに抜けた。5回くらいの圧平衡動作で着底することができた。もう一名の方はかなりてこずった。
餌付けポイントまでワニさん歩き。水底でのフィンキックは上手かった。BCでの浮力コントロールは指導できないので、とりあえず適度に手をつきながらワニさん歩きです。砂を巻き上げるでもなく、スムースだった。二人だけの体験ダイビングでしたので、餌付けの際は凄かった。ある程度の人数だと、それぞれに分散するが、本日は二名だけなのでワンサカとサカナの大集合。食べっぷりは強烈だった。一名のお客様はサカナの勢いに押されて後退りしていた。
浅場に戻り、ニモ見学している際に圧平衡の不調を訴えたので一名の方だけ先にリバースブロックにならない程度にゆっくりと浮上態勢(5分くらいの時間)をとりエキジットさせた。シャコガイを観察してもらった。クロスズメが産卵場の縄張りを造っていたので強烈なアタックを受けた。髪の毛にアタックされた。足はスーツの上からだが、痛かった。
エキジット後、晴天なのですが、風は冷たかった。水温は27℃を記録していた。40分をこえると寒気が強くなりました。

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2006年9月27日 (水)

喧騒はご勘弁願いたい

9月も終盤、10月を迎えることとなる。当たり前のことだ。安部新政権がスタートした。すでに大丈夫なのかぁって下世話な声が聞こえ始めているようだ。沖縄については担当大臣が決まったが、前回の小池さんに比べると二つも多くの担当大臣を併任しているのが心配だ。小池さんの場合は、沖縄担当と環境省大臣、環境問題と沖縄だったので、それなりの動きができたように思うが。今度は沖縄にとってはプラスとなるか、マイナスとなるのか。ちょっとだけ心配になるのでした。

 ちょっとだけ観光客の動きもお休みかな。週中なのでちょっとだけ小休止のようだ。観光県だから、常時お客さんが来沖してくれないと困るけど。ただ辺り構わず騒いでいるだけの方々には困りものだ。ドンちゃん騒ぎをする輩がいるのでした。自分の事務所の前の歩道では飲食店からの帰路となるために深夜の嬌声が五月蝿いのでした。ホテル関係では、宿泊客からのクレームとなる。外の飲み屋でひと騒ぎした後、部屋に戻ってからも間をおいてから騒ぎが始まるのでした。知人にホテルのナイトマネジャーさんが居るが、彼等の苦労は大変だと聞くことがあるのでした。
 大学生のグループで、男女混合の場合がとくに五月蝿いそうだ。女の子の前でいいところを見せようとテンパル男子学生さんが多いそうだ。二度目の警告では、ホテルから出てもらうように荷物をまとめるように宣告するそうだ。途端に静かになるとのことでした。旅は恥のかき捨てでは困るのでした。騒音トラブル、リゾートまで来て静かで、のんびりとした時間を経験したいと思うが、都会の喧騒だけとなるとお客さんは退いてしまうのでした。

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2006年9月27日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 28℃ 27℃ 12m
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砂地でのダイビングでした。台風13号のあとのオニハゼを探しているのですが、なかなかばっちりとはいかないのでした。浅場のハマクマノミ、線が一本残っている個体を二個体生息しているのでビデオ撮影しました。もう少し時間が経てば一本線になってしまうのでした。
ユビエダハマサンゴの根元にオニダルマオコゼ、珍しく唇を動かしていた。近くにスズメダイの稚魚が泳いでいたが、餌食になっていなければと思った。自然界の食物連鎖を断ち切ることはできないので、そのままにしておいた。ロンリーガーデンイールも健在だった。ホッとする一瞬でした。ユビエダハマサンゴの中にマンジュウヒトデ2個体発見した。全ての定点観測していた場所を廻っていないのでなんとも言えないが、大量の砂が動いたことは確実なのでした。

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2006年9月26日 (火)

バナナが品薄だぁ

テレビの影響は凄いらしい。先日、あるある番組にてバナナのお話が放映されたが、早速集落の協同売店に行った際にも話が出た。「テレビで話題になったから品薄なのよねぇ」って。確かに売店で売られていたバナナは数が少なかった。本日、新しい商品が搬入されたばかりだったが、バナナは少なかった。島バナナか、モンキーバナナが欲しいのですが、なかなか商品として入荷は極めて少ないのでした。以前はヨーグルトが品薄になったこともありました。
 新しい日本の顔が決定した。安部総理大臣が誕生した。それに伴う新しい内閣が誕生した。自分等が直接影響が出る沖縄担当大臣は女性の高市さんが就任した。前任者の小池さんは内閣補佐官として国防安全保障担当に就任した。まあ11月に沖縄県知事選挙が行われるが、与野党一騎打ちの攻防戦が繰り広げられることになる。前任者の小泉前総理は沖縄にはついては、比較的何にもせず状態だったこともあり、今後の沖縄政策について、県知事選後も含めて3ヶ月くらいが山場かな。辺野古の問題で、初めて逮捕者が出たが、これも新しい方策の一環なのだろうか。

 美しい日本がキャッチフレーズの内閣の船出。その新たな船出は、順風満帆なのか、それとも山あり谷ありの難局が待ち構えている荒海への船出になるのだろうか。

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2006年9月26日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 東・微風 28℃ 27℃ 12m
コメント
大人数の体験ダイビングでした。潜降と浮上を手伝いました。最初に担当した女性の方は、圧平衡に時間がかかりました。10cm刻みに潜降したり、浮いたりと5mの水底に下ろすまで10分以上かかりました。こればかりは、ストンと石のように落とすこともできないので非常に小刻みな浮力調整(右手で体験ダイバーの背中をキープし、左手で圧平衡のサインとOKサインやBCの給排気操作、フィンは小刻みに浮力を確保したりと大変でした。最終的に水底に到着、呼吸は落ち着いていた。5m水深を維持しながら動き回ったが問題はなかった。
他のグループではすんなりと着底していた。圧平衡はすんなりと出来ていた。ワァワァキャキャーとレギ呼吸しながらでも歓声が漏れ聞えた。餌付けではワンサカとサカナが集ってきていた。私はちょっとだけ漁礁まで急速潜降、途中の傾斜地では砂に埋もれていたサンゴの破片がゴロゴロと露出していた。深場では砂が20cm以上も飛んでいた。トウアカクマノミは産卵していた。オスが卵の世話をしていた。台風の被害は砂が舞い上がっていた程度だった。14名の体験ダイビングは完了しました。

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2006年9月25日 (月)

自分等の生活は

秋の気配も色濃く出ている沖縄でした。北風も吹いている。湿度は50%台と乾燥しているのでした。風邪引きさんも増えているのでした。トンボとツバメの空中戦も終息しそうだ。トンボの数が減り始めているのでした。初秋から晩秋に一気に激変したかのようだ。木陰は寒いのでしたぁ。

 政治の世界では、長期安定政権の後を若い方が地盤を引き継ぐことになりそうな気配一色の報道が目立つのでした。明日に首班指名があって最終的な日本国の次期首相が決まるのでした。今回は猟官運動が凄いことになっているようだ。まあしょうがないかぁ。時流に乗れなかったら、大変だぁって必死になるのは仕方がないのだろう。後ろ盾を失うことで路頭に迷うのだろうか。でも任期期間中であれば国会議員としての身分は保証されるのだから、歳費はもらえる。これが一般社会であれば、場合によっては安定した生活を送ることが難しくなることもある。格差社会の真っ只中、”勝ち組”と”負け組”に色分けされ、負け組になってしまうと、そのまま浮き上がることもできないことになるのでした。明日からの生活が確保することも出来なくなるのでした。そんな格差社会、解消することができるのだろうか。
 おりしも、季節は行く先不安な気象状態の季節に突入、日本の政治は庶民の生活を考えてくれる政治なのか、それとも権益を守ろうとする猟官活動だけが激しくて、政治が活発に動いているかのような錯覚に陥いっているのだろうか。明日に首班指名で明らかになるのでした。

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2006年9月24日 (日)

季節の変わり目

沖縄本島でもボートダイビングでは防寒具が必要と書きました。ウエットスーツ生地でできたボートコートが似合う季節となりました。薄手のウエットスーツのスタッフさんは鼻水ヂュルヂュル状態でした。先週の台風13号で、少しはお休みが取れたかなって考えたが、これまでの疲労状態が回復することなく冷たい高気圧の勢力が大きくなったのでした。お客さんがトイレに駆け込むことも多くなりました。防寒対策としてはブーツを履くこともお忘れなきように。A-2ブーツ暖かいよ。

 逆に冬場に向けて、できる限り薄着で潜ることで寒さに慣れるとの決死の覚悟のガイドさんもいらっしゃいます。後者の方は、もしかすると膝や腰を痛めることになるかもしれないと思うのでした。

 自分は8月15日に歯磨きしている最中に”魔女の一撃”を喰らっているので、極力腰を冷やさないこと。そのためにフルスーツを着ること。それにブーツを履くこと。できるだけ素足の生活は腰にとっては御法度との忠告を整形外科医から受けました。海の行き帰りは短パンに草履、素足ですが、そろそろ長ズボンに指付き靴下、スポーツシューズでの出陣にしなければなりません。
 魔女の一撃、痛かったぁ。歯磨きしていて磨き粉と唾液が口腔内で溢れそうになったので、吐き出そうと前屈みになって力んだ途端、腰にポキポキと負担がかかり、それで一巻の終わりでした。やっとの思いで 体勢を立て直したのですが、腰に痛みがあり、即整骨院のお世話になったのでした。痛かったぁ。
 季節の変わり目、天候の変化もあり、徐々に寒さも増すので腰を労わりつつお仕事に励みます。

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2006年9月24日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 29℃ 27℃ 25m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 30℃ 27℃ 12m
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朝からビデオ撮影だった。被写体になりそうなハゼかカミソリウオ系を探したが、クビアカハゼの巣穴を発見した。深度15mにて水底に張り付いて撮影ポイントを確保。少しづつ近寄った。薄い黄色味を帯びたエビが巣穴の手入れをしていた。二個体が交互にサンゴの破片を動かしていた。台風の影響で水底に溜まっていた砂やバラスが消し飛んでいた。25分間じっとファインダー越しにクビアカハゼとエビの動きを観察することができました。真栄田岬の洞窟前でエントリーしたグループが先に戻っていました。まだウネリの影響は残っているのと流れをありました。
二本目は体験ダイビングでした。久しぶりに透明度が10mを超えたなかでの体験ダイビング。流れも少しありまして、体験ダイバーの方も傾斜地で押し流されていた。今日のグループの方々は9名中4名さんが簡易水中カメラを持参していた。バシバシ撮影していた。ダイバーさんが砂を巻き上げるので、その都度サカナがワッと集ってくるのでした。絶好の被写体になっていました。コブヒトデ、マンジュウヒトデ、アオヒトデ、クロナマコ等を手にとって見せることができました。
二人目に潜降を担当したダイバーさんは、凄かった。やる気満々、水面でレギ呼吸の調子を確認してもらいOKサインを返してと思った途端、いきなりヘッドファーストダイブで潜水を開始した。まだBCに空気が残っていたので、一旦潜降を阻止。立位にしてBCから強制排気し空気を抜いた。それから再度、潜降OKサインを送ったら、すぐにヘッドファーストで潜降を開始、手はお決まりの通り大きく開いて水をかいて潜降。圧平衡のサイン、OKと応諾。3回くらいで着底した。着底しても動き回っていた。途中の移動は、全員上手かった。最初は足を動かす程度だったが、慣れてくるとバタ足が上手かった。どこぞの講習生よりもフィンキックが上手かった。
連休も無事に終わった。

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2006年9月23日 (土)

ビーチパーティ

連休の週末、国道58号線は北部方面にビーチパーティに行くのだろうか。地元ナンバーの車が北上している。若い人のグループが目立つ。ビーチパーティ、先週は台風接近のためにキャンセルだった。スーパーではBBQセット(野菜、肉、焼肉のタレ、炭)、缶ビールセット、簡易アイスボックス等が販売されているのだ。酔った勢いで海水浴やスノーケリングなんてしないで欲しいのでした。

 スーパーに買出しに出ましたが、あるスーパーマーケットの売り場を見て驚いた。まさにビーチパーティ用に沢山の食材がセット価格で大売出し。もちろん、炭やコンロ、着火剤、鉄網等も陳列されている。レヂ近くには水泳ゴーグル、水中マスクまで一緒に売られているのでした。真夏の在庫一掃って感じもあるのだろうが、とりあえずビーチパーティ用品として販売されているように思えるのでした。

 週明けの月曜日は、ゴミ処理が大変だろうなって。


 小笠原では台風14号の猛烈な風の洗礼を受けた。先島諸島での台風13号の被害の回復、停電については、最後まで残っていた波照間島でもようやく電気は復旧して自由に使えるようになった。アメダスの気象観測データの送信ができるようになった。ネットワーク時代の盲点だった。停電騒ぎ、今回の台風13号の威力が如何に凄かったが、改めて判りました。侮れないですね自然の脅威。

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2006年9月23日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 Wアーチ 晴れ 29℃ 27℃ 15m
2本目 ヤマトビシ 晴れ 29℃ 27℃ 20m
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朝から北風が吹く中でのガイドでした。お客様はデジカメを持参していた。Wアーチでのアンカーリング、メインと補助の二本アンカーを設置した。メインアンカーをガイドが手に持ってエントリーして水底に設置した。先に浅場の横穴に侵入。お客さんを先に侵入させて写真を撮ってもらった。次ぎに深場の根に移動。最初の被写体としてクマノミを選んだ。「もっと前に寄って」とか「目に焦点を合わせて」とか「片肘をついて安定させてシャッターを」とか「サカナの動きを観察してぇ」とメモ書きしてカメラを構えて撮影してもらった。
被写体としてハダカハオコゼを捜したが、本日は見つけることができませんでした。ヤイトヤッコの雄と雌が3個体見つけたがシャッターチャンスには厳しかった。ただ近くで動きを見つめるのみでした。
午後からはヤマトビシ。ウネリは西寄りだった。根に当って、またウネリが大きくなるのでした。長い時間の潜水はできないと判断した。潜水時間は安全停止も含めて40分と決めた。最初の被写体としては深場のクマノミ類として潜降。最初は透明度が悪かった。15mも見えなかった。ウネリの影響も余り受けなかったのでカメラを構えての構図もバッチリだった。残留窒素のことを考えて次ぎの浅場のクマノミまで移動。穴に頭を突っ込んだが、お目当てのサメさんは不在でした。ロギングしながら映像をチェックしたら、満足気な顔をされていたのでホッとしました。ご苦労様でした。

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2006年9月22日 (金)

季節は秋です。

あっという間に週末です。時間の経つ早さをヒシヒシと感じているのです。あれもしなければ、これもしなければって考えているだけでも、あっという間に時間が過ぎて行くのでした。

 八月が終わったばかりだったが、すでに9月も下旬を迎える。海の上も夏から秋に趣きを変えている。海水温は28℃から27℃くらいだが、潜り終って濡れた状態だと寒気を感じるようになりました。潜り終わったら、すぐに真水で塩気を洗い流さないと風邪をひきそうになります。皮下脂肪が少ないスタッフはブルブル振るえ、鳥肌がとなっています。

 急速に夏の沖縄から秋の趣が似合う時節となりました。

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2006年9月22日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 29℃ 27℃ 8m
2本目 ヤマトビシ 晴れ 北東 29℃ 28℃ 20m
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台風の影響は大きかった。砂地では浅場のユビエダハマサンゴの群生が半分倒壊した。壊れた塊は近くに転がっている。元に戻すことはできそうもないのでした。あとは20cmくらい砂が新しく堆積して、部分的に生きたサンゴが埋もれている。全ての定点観察まで時間的な余裕がなかった。
午後からヤマトビシだった。深場に潜降したが、透明度は15mくらいだった。大きなウネリの影響で砂地の砂が舞い上がり透明度を悪くしているのでした。比較的サンゴが生きている箇所が何箇所かあるが、サンゴの破片がウネリの力で飛ばされて生きたサンゴを直撃していた。

まだ二ヶ所しか潜っていませんが、今回の台風13号が東シナ海を通過したので、水中の景観が部分的に変わってしまうくらいの影響を残していった。明日から連休です。

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2006年9月21日 (木)

懐かしい戦車だぁ

タイのクーデターのニュース映像、へぇぇぇって見てしまった。戦車はM-41だった。1950年代にデビューしたアメリカ製だ。カタログデータだが時速70km/hと当時としては最高速度が出せる戦車だった。戦車の分類としては高速スピードを活用した偵察戦車というジャンルだった。自衛隊にも配備されたが、すでに解役されている。エンジンはガソリンエンジンでキャデラック製だ。
 テレビ映画のコンバットでは、ドイツ軍の戦車となって登場する。二回ほどアメリカ軍の戦車として登場したこともあった。ドラマの中では戦車の内部も描かれていたので、鮮明に記憶している。小学6年くらいから中学生くらいまで5年間に渡り放映されていた。初めて見る戦車の内部、内部でドラマが繰り広げられるのでした。細かいディテールも描かれていた。
 その他ではハマータイプの最新のジープが出ていた。また装甲車というか兵員輸送車としてM113って車種が写されていた。さすがにジープは最新型だった。M113はベトナム戦争当時の車種だ。湿気の多い国でありながらM41やM113などの古い車種の保守点検作業って大変だろうな。物持ちの良い日本ですが、さすがにM41は展示物となって何台かを保管しているだけのはず。埼玉県内に民間人で本物の戦車を集めている方がいたはずだが、その後どうなったかな。

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2006年9月21日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 西・微風 28℃ 27℃ 8m
コメント
体験ダイビングのサポート。風は微風、ただし台風13号が冷たい高気圧を引き寄せたようだ。海面を吹く風は冷たくなった。ガイドさんもフルスーツを着るようになりました。潜り終わったお客様も寒気を訴えるようになりました。防寒具が必要な季節となりました。
濁りが消えない。透明度は10m以下だ。水中の流れも弱まったので、餌付けポイントまで移動できた。サンマを出した途端、周辺のサカナがワッと集ってた。相変わらずヨスジフエダイの食欲旺盛さには驚く。あっと言う間にサンマは骨だけになってしまった。尻尾のついた骨も最後まで食べている、パックって一飲みしてしまうフエダイなのでした。
本日は、身体に二本線があるハマクマノミを発見した。大きくなるとお腹のラインが消えるのでした。ヨウジウオ、コブヒトデも見つけた。東風が吹いて表面の濁り水を沖に流して欲しいのでした。秋の気配。

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2006年9月20日 (水)

復旧活動は続くのでした

台風13号が過ぎ去ってから3日が経過した。石垣や西表、波照間島等では、まだ停電が続いているとのこと。停電したことで水道が使えない状態が続いている。飲料水の確保が問題になっている。一部地域ではお腹を壊して下痢症状を訴える人が多くなっているとのことも伝わってきた。我々の日常生活の中で蛇口を捻れば衛生的な飲料水を飲むことができる。当たり前になっている。上下水道の処理が追いついていないってことは衛生的には深刻な問題を引き起こすことになりそうだ。まだ停電が続いているとのこと。停電4日目を迎えることになるのでした。

 まだダイビングのトップシーズンとなっているが、台風被害からの復旧作業も盛んに行われている。来週の22日からは9月最後の連休となっている。観光地としての先島諸島では、台風被害からの復旧作業も急ピッチに行われている。復旧作業にもお金がかかるために仕事を進めながら、復旧作業も同時進行となるのでした。石垣での住民登録していない観光客以外の人間の数、果たして何人くらいになるのだろう。一説によると5000人くらいが住民登録していないと言われている。実数は、どうなんだろう。

 自分の生活している恩納村、今回の台風の影響はなかった。しかし、水中では砂が大量に移動してきたこと。それにサンゴが根こそぎ折れてしまったことだ。とくにユビエダハマサンゴが半分くらいダメになっていることだ。深刻な被害。これは一ヶ所だけのこと。明日以降、他の水域での被害状況を確認したい。

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2006年9月20日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 西 29℃ 28℃ 8-10m
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午前中だけ潜った。台風13号の置き土産のウネリは残っていた。砂地に行く途中の外洋に面した水路では全速力にて疾走した。真栄田岬方面で潜っているグループもいた。昨日よりも幾分か静かになった。ユビエダハマサンゴが群生する深度8mの餌付けポイントまで移動することができました。何とユビエダハマサンゴの群生が半壊していた。根こそぎ折れたのだ。折れた残骸が、近くでひっくり返っていた。今年の春先までコブシメの産卵する生きたサンゴの塊は、根元から折れて横たわっていた。比較的浅場に成育していたユビエダハマサンゴですが、約半分が倒壊した。コブシメの産卵する生きたサンゴの空間が大幅に減少してしまった。今年の冬から春先の産卵期、コブシメは困ることになるのでした。
多くのサンゴが砂に埋まってしまったが、それ以上に今回の台風の影響で根こそぎ崩壊してしまった。浅場に珍しくタテジマキンチャクダイの幼魚を見ることができました。ヨウジウオも見れた。体験のお客さんも自分で見つけて喜んでいた。明日以降は深場の漁礁も確認してみたい。
台風13号は海洋では深刻な影響を残していったのでした。

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2006年9月19日 (火)

自分だけは大丈夫はないってことかぁ

今回の台風は連休のダイビングが直撃された。恩納村でのボートダイビングは、本日より再開しました。ただし、外洋が荒れているために前兼久漁港からは砂地ポイントだけのダイビングでした。水中環境も透明度が5~6m前後、流れありの状態だったので、船の下での体験ダイビングとなりました。
 テレビでは連日のように飲酒運転絡みのニュースや特集が放映されている。危ないと判っていても酒酔い運転をしてしまうのか。結果的にはお酒を飲んでも、自分だけは大丈夫と思って運転してしまうようだ。自分だけは大丈夫って、アルコールが脳に影響を与えてしまうためらしい。人類の中でも日本人はアルコールの耐性が弱い人種として有名。アルコールを飲んで気が大きくなるのも同じなのだろうか。

 30年も前ですが、アメリカ国内で車を運転する際に注意されたことがあった。それは缶ビールを買い出しに行く際、アルコール関係はトランクに入れて運転するように言われた。助手席や後部座席に無造作に転がしておかないようにだ。日本では問題ないが、アメリカは厳しいのでした。
 お酒と運転、ここ沖縄では飲酒については寛容な社会だが、これから様変わりするかな。夏が終わり、秋から冬に向かう、お鍋の美味しい時期になりますが、ついつい飲んでしまう。あとは歩くか、タクシーでご帰還ください。飲酒絡みの交通事故ゼロになりますように。

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2006年9月19日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 西 29℃ 28℃ 6m
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本日より台風13号が抜けたあとのダイビングを再開した。体験ダイビングの潜降と浮上の補助で参加。まだ海面は荒れていた。砂地に向かう水路、全速で疾走しないと外洋からの寄せ波の影響を受けるので水路に入った途端にフルスロットル航行でした。
エントリーしたが砂が舞い上がったので透明度は6mくらいで全体的に薄っすら濁りが残っていた。台風前の海底に、砂が20cmくらい堆積した。サンゴやバラスの塊が、すっかりと埋まっていた。6箇所くらい砂を掘り起こして埋まったサンゴを取り出した。餌付けポイントにしているユビエダハマサンゴについては3箇所が半分くらい砂に埋もれていた。ウネリの影響があるために体験ダイビングのお客様は、通常よりも1kgくらいウエイトを重めにして水底にベタって張り付いて移動できる程度にした。全員ワニさん歩きで移動してもらった。
流れが少しあったので、船周辺での移動に留めた。11名の体験は無事に終わりました。

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2006年9月18日 (月)

停電しなくて助かった

台風13号の被害は日増しに大きくなっている。沖縄だけでなく内地でも様々な被害を及ぼしている。地球温暖化の影響もあるのだろうか。石垣や西表での被害については時間が経つに従って深刻さが増してきている。まだ先島地域では停電が続いている。電気があることが当然の生活となっている現代では、一日も早い復旧が望まれるのでした。石垣では、一般住民の他に観光客も巻き込まれた。一説によると住民登録していない人が多数いるとのこと。スーパーやコンビ二では品物が底を尽いた。電気が使えないために水道水を供給するポンプを機能停止しているために断水状態が続いている。電気・水がない生活って、辛いの一言だ。

 停電が続いているためにアメダスデータの計測および送信ができていないために先島諸島から気象データ(風向、気温、雨量等)が×××印がついたままになっているのでした。また国土交通省の気象レーダーも空白状態が続いている。倒れた電柱、切れた送電線の復旧工事を急いでいるが、範囲が広すぎて完全復旧まで時間がかかる。
 恩納村では夜中から朝方にかけて台風が通過していった。停電しなかっただけでもありがたい。

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2006年9月17日 (日)

台風一過・・・・

台風一過の週末、潜水器材の水洗いと乾燥。マスクの油抜き。アッそれに装備品類の点検。冷蔵庫の野菜庫の整理というか処理もしなければぁぁぁ。

ってことはカレー作りとなるのでした。

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2006年9月16日 (土)

大雨・洪水警報発令中

朝方に台風情報を確認した。西表島の上原にて瞬間最大風速が69.9mの風が吹いたとのこと。また大雨も降り続いているとのこと。先島諸島の大半が停電中とのことだった。一発で目が醒めたのでした。台風13号勢力は920ヘクトパスカルと強力だ。やはり台風といっても侮れないのでした。

 時折国土交通省提供の気象レーダーで画像を確認するのですが、今回は先島諸島での停電が影響しているのだろうか、沖縄本島と宮古くらいまでのレーダー画面しか見ることができないのでした。それにアメダスデータ関連も同じで、おそらく停電地域からのデータ送信ができないために空白地域が多くなっているのでした。もっとも気象データを確認したい地域に生活している人は、停電でパソコンを起動することすらできない。例えノートパソコンの内蔵バッテリーで起動できてもデータを収集するための電話回線も停電では使えないのでした。ラジオ放送でニュースを確認するしか方法がないようだ。

 台風襲来時の問題、それは停電が困った。生活に電気が身近に為っているためだ。気温が30℃近くもあるが風が強いために換気するわけにもいかない。住宅のガラスが割れたら大変なことになってしまうのでした。以前に宮古島で瞬間的に一枚の窓ガラスが割れた途端に家の内部の気圧が変化して、その他のガラスが割れたこと。自宅内部に猛烈な雨風が吹き込んでしまったこともあると聞いています。久しぶりの風速70m、平均的には50mくらいの風が長い時間吹いたことになりそうだ。台風が生活に及ぼす影響が凄いのでした。沖縄本島でも強く風が吹き始めたこと。ついでに雷の音。大雨・洪水警報が発令されたのでした。

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2006年9月16日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り・小雨 29℃ 28℃ 12m
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前兼久漁港ではダイバーで溢れていました。沖縄本島では、ここだけ潜れているのでした。午前8時から潜っているのでした。乗合船は大混雑していた。
体験ダイビングの助っ人で午前11時から潜りました。東風が強かった。水中にダイバーがアッチコッチに潜っているために船での接近は細心の注意が必要だった。この時間帯だけ200名以上が砂地に潜っている計算だった。本日の体験ダイビングは男子大学生6名だった。水中では濁りがあったが、ウネリの影響ではなくダイバーさんが巻き上げる砂煙かな。凄かった。サンマを使った餌付けですが、今日も凄かった。1匹を半分に千切ってお客さんに渡した途端にワッとサカナが集って5秒もたたないうちに骨だけになってしまいました。体験ダイビングなので動く範囲は決まっています。そのためだろうか、どこに移動してもダイバーさんに出会うのでした。
港に戻って次ぎのダイバーグループと船を交替しました。

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2006年9月15日 (金)

台風13号の実況

さて台風13号の動きは、如何に。予報だと沖縄本島は暴風域には入らない西よりのコースを北上するようだ。できるだけ中国大陸寄りに動いて欲しいのでした。東シナ海を通過した後の海のウネリは、どれくらい残るかな。風は東から南寄りかな。あとは雨がどれくらい降るかが心配だ。この国土交通省の気象レーダーの沖縄地区の画像をクリックしてみてください。http://www.bosaijoho.go.jp/radar.html 先島諸島の下に台風の渦が出来ているのが確認できます。(午後8時20分現在)

 国会では小泉首相から新しい首相にバトンタッチされる準備が着々と進んでいるのかな。今日は竹中さんが小泉首相の任期が切れる日に大臣も辞めるし、もちろん国会議員も辞めるとの記者会見があった。竹中さんが辞職することで、前回の選挙で次点だった女子プロレスラーの方が繰り上げ当選となるとのこと。個人の意志だから辞職するなって言えないのか。何かあったのかなぁ。

 さあ明日、9月16日(土)の朝の台風13号の位置は、どこにあるのでしょうか。できるだけ沖縄本島よりも遠くを北上して欲しいのでした。雨雲もちょっぴりだけにして欲しいのでした。

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2006年9月15日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 31℃ 28℃ 15m
2本目 ヤマトビシ 晴れ 30℃ 28℃ 25m
3本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 30℃ 28℃ 15m
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台風13号が先島方面を暴風圏に巻き込んだとのニュースを耳にしながら海に出た。ビデオカメラ持参で潜降。オニハゼを撮影することに集中した。他のハゼが居ても無視することにした。ウミヘビが近くにチラチラと動いていたが、構わずに着底してオニハゼが巣穴から出てくるのを待った。水深17mと14mを行ったり来たりしながらシャッターチャンスを待った。とりあえず10分くらい撮影することができました。
午後からヤマトビシのポイントの台風対策でした。深場での土嚢造り、ゼイゼイハァハァしながら作業を行った。コバンザメが1匹我々の廻りをウロウロしている。誰か巨体を捜しているのかな。となると私かKさんしかいないのでした。でも最後までコバンザメは張り付くことなく、再び深場に消えていった。お客さんの1100本潜水記念撮影。私はマスクを外して素顔で並んだ。全員がエキジットした瞬間にエイが2mくらいの大ジャンプ。
3本目の潜り。当然、ビデオカメラを持ってエントリー。オニハゼ撮影のため。オニハゼは非常に敏感なのだろう近づけてくれない。巣穴から2個体が出てくれた。エビさんも撮影することができました。他のサカナが近づくだけでも巣穴に潜ってしまうのでした。息を静めてジッとしながら撮影しているのでした。
明日の海況は、どうなるかな。潜れるのであれば潜りたい。

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2006年9月14日 (木)

CM

お天気は下り坂のようだ。恩納村上空は灰色の雲がびっしりと空一面を被っているのでした。で、ときおり思い出したように雨が降るのでした。ときには強く振ったり、パラパラだったり。気温は午後2時過ぎで29℃だ。風は東寄り。天気予報では台風13号は先島諸島の下に位置しているが、徐々に北に進路を変え始めるとのことだ。沖縄本島直撃コースになりそうだ。17日の日曜日辺りが台風直下になりそうだ。

 さて今日の新聞に「犬が浜辺をリードなしに走っているCM」が放映中止となった話題が各新聞社に掲載されている。犬の放し飼いの助長につながるという批判を受けてCMを製作し、放映した会社は放映を中止したとのことだ。犬の放し飼いについては問題が沢山ある。私の住んでいる沖縄では犬の放し飼いは当たり前のようになっている。保健所では「犬の放し飼いはダメ」と注意を促している。保健所では注意を喚起しているが、現実には放し飼いは減らない。小型犬から大型犬まで様々な犬を見かけます。犬は自由に走り、飼い主さんは自転車であとを追いかけていることもある。
 これに捨てられて野犬化した犬もたまに見かける。中には律儀な犬が居て、おそらく飼い主を捜して58号線の歩道を那覇方面に向けて歩いている姿に出会うこともあるのでした。

 CMで思い出すのは、ビールの宣伝で追い込み漁の漁師さんが潜って漁撈をした後の”お疲れさん会”で乾杯しているCMがあったが、これは長く放映されていた。自分等ガイドダイバー間では減圧症にならないのかぁって意見が噴出したことがあった。あとはファンダイビングが終わった直後に乾杯、乾杯ってCMもあったなぁ。皆大丈夫だったのかなぁ。

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2006年9月14日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 29℃ 28℃ 12-15m
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午前中に潜るチャンスがあった。早速ビデオを用意。エントリーしたが透明度が久しぶりに良好だった。風が東寄りのために表面の濁った水が沖に流れていったようだ。
砂地の傾斜地を潜降していてチラリと動く気配を感じた。即、着底した。大きさは親指の爪サイズで1cmくらいのタツノイトコだった。一瞬葉っぱの切れ端かなって思ったが、自ら動いているのでタツノイトコだと理解。ラッキーだった。実はオニハゼを捜している最中に白い砂地の上での確認だった。
電源をONにしてファインダーを覗きながらタツノイトコに接近した。ファインダー越しに見ると、余りにも細くてピントが合うかギリギリだったのと大きさを表現するために自分の左手の親指をタツノイトコの脇に持っていき撮影した。合計20分間はビデオを廻した。カメラを右に少しだけ動かすだけオニハゼも視野に入っていたのでした。ファインダー越しにテープ残が表示されるが、残り3分という表示が出た。チラリとオニハゼを確認すると巣穴から出てキョロキョロしているではありませんか。エビも動いているが判った。残り3分でオニハゼにレンズを向けて最後まで撮影した。
撮影している最中に1mくらいの距離でウミヘビと目線があってしまった。私は水中でワッて驚きの声を挙げて体がのけぞった。と同時にウミヘビさんも私の声を聞いてびっくりしたのだろうか。一瞬動きを止めて、相手も驚きの動作をした途端に逃げていった。今回、逃げたのはウミヘビさんでした。本来なら私が逃げだすのだが、逆でした。何回、ウミヘビに出会っても苦手なのでした。

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2006年9月13日 (水)

台風が来そうだ。それも週末にだ。

台風13号がやって来る。現在の台風13号の進路については先島諸島に接近する予報だ。米軍の気象予報では先島諸島の南まで接近してから、急転して沖縄本島を直撃するコースが出ている。宮古島の知人は、今日船を陸揚げしてバッチリ台風対策をするとのことだ。三年前かな宮古島が壊滅的な損害を蒙った台風14号と同じルートになりそうとのことだ。沖縄本島では、明日の夕方から台風対策だ。さあ週末の連休がバッチリ台風にぶち当たるのでした。

 沖縄本島には米軍を含めて自衛隊も基地を持っている。軍用機が沢山常駐している。那覇空港でも海上自衛隊のP3C対潜哨戒機が滑走路にズラリと並んでいる。ジェット戦闘機も並んでいる。あとは民間機も滑走路で翼を休めている。あとは米軍も沢山も航空機がある。台風時には大型格納庫に格納することになる。しかし、格納庫があっても、全てが安全とは限らない。手っ取り早いのは、台風が来ない地域に避難させることが、最上の安全対策かもしれない。格納庫に入れていても格納庫が壊れることがあるかもしれない。台風の直撃中は飛ばすことができない。
 台風の中で沖縄本島に置いておくよりも、他の地域に避難させる方法が一番管理者としては安心できるはずだ。さて、台風13号の最終的に進む進路は、先島直撃なのか、それとも沖縄本島直撃なのか。あと2日くらいで方向が決まりそうだ。

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2006年9月13日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 31℃ 28℃ 12m
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午前に病院での定期検診。午後から体験枠での潜ることができた。ビデオ器材を準備して乗船した。ポイントに到着、早速エントリー。ハマクマノミを撮影。イソギンチャクの奥から赤ちゃんクマノミがちょこっと顔を出してくれた。ラッキーだった。浅場のハマクマノミも撮影した。砂地の傾斜地にて偶然にもヒメオニオコゼが歩いてくるではありませんか。その前に傾斜地にてジッと腹ばいになって水底を観察していたのですが、自分の前を集団が砂巻上げながら通り過ぎていった。砂塵モウモウの中を動く物体があるのを確認した。最初は物体だけだったが、砂に潜っていたヒメオニオコゼがフィンで蹴っ飛ばされて飛び出してきたのでした。約15分ほど観察しながらビデオで撮影した。一回砂に潜るのもバッチリ撮影できた。これまたラッキーだった。
台風13号はバッチリ接近するようだ。明日の夕方は台風対策だ。連休は台風お休みかな。

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2006年9月12日 (火)

台風がやってくるかもね

週末には台風13号が接近する予想だ。ただ先島方面に向くか、沖縄本島近くまで来るのかは、あと2日くらいたたないと判らないかも。現在の位置だと、とりあえず沖縄本島では東風かな。贅沢なお願いとしては、このまま東風のままで居て欲しいと。水面近くの濁り水を沖合いに押し出してくれる効果を期待したい。もしかすると予測よりも台風接近が遅くなるかもしれないのでした。あと台湾近くにある低気圧の動きが気になるのでした。合体することはないとは思うが、とりあえず週末がビンゴなのかな。

 今年は台風大発生かなって気をもんでいたが、今のところ13個だ。前の台風12号はハリケーンが北半球まで移動してきたので、実質は12個かな。沖縄方面よりも内地での局地的な記録的短時間の豪雨と落雷による被害のほうが悲惨だ。これまでに治山治水の概念では、どうしようもないくらいに短時間に100ミリを超える雨が局所的に降るのでした。雨水処理能力の2倍の降水量が短時間に降ることになるので洪水となってしまうのだろう。
 沖縄でも秋雨前線の活動が活発になるので、短時間に一部地域に大量の雨降りとなるのでした。海にも、その影響が出ているのでした。淡水由来だろうと思われる生物が、ワンサカと発生しているのでした。こんどの13号が接近することで海水の撹拌作用で、水温が下がるかな。26℃くらいまで一挙に下がるかな。来週のログ記録の水温がガラリと下がるかもしれないのでした。

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2006年9月12日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 31℃ 28℃ 12m
2本目 ヤマトビシ 晴れ 31℃ 28℃ 25m
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体験ダイビングでした。大学生グループだった。自分が担当した最初の男性、全身の筋肉が強張っている緊張状態でいることが判る。そのためだろうかレギレーターから空気を吸うのだが、緊張しているために排気がうまくできない。水面に出て空気を吸ったら、口から吐いてと説明を再確認。うなずくがなかなか潜降に結びつかない。あとはどうしても上唇が緩んでしまうのでレギレーターの確保が不安定になっている。誤嚥する可能性があるために、ゆっくりと浮上して水面で再確認して潜降。
圧平衡では、上半身に渾身の力をこめて圧平衡するのでした。凄い力、タンクバルブを持って体験ダイバーの身体を確保しているが、圧平衡する際の力むのですが、筋肉の緊張状態が音になって判るような感じだった。OKサインを出して、圧平衡を確認した。6回ほど圧平衡して着底できた。連日の体験ダイビングでのサポートですが、仲間で体験ダイビングを申し込んでいるのだろうが、仲間のプレッシャーが問題かもね。中には”せっかく沖縄に来たから皆で体験ダイビングをしない”ってことが発端で申し込むのだろうなぁ。その中で断りきれない辛い場合があるようにも感じます
午後からポイントの台風対策だった。砂地の水底25mでしたが、底揺れを確認した。ダイブコンピュータをこまめにチェックしながらの水中作業でした。水面から10mくらいまではサカナの餌になりそうな濁りがあった。ウネリの影響を受けながらの作業は、けっこう辛いものがあるのでした。それぞれの深度での潜水の残り時間については二桁、つまり最低でも10分を残すようにダイブコンピュータ3個で確認しながらの作業でした。浅場に戻ってからの水面ブイの浮きブイを交換するのは大きく揺れる中での作業となりました。ウィップしそうだった。水中でもある程度の台風対策をしているのでした。

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2006年9月11日 (月)

9・11の5周年

あぁぁぁ台風が発生したぁ。昨日の大きなウネリの原因だったようだ。自然現象の中で生活しているので、微妙なことでも感じた。きっと台風だよぉって話をしていたのが現実となりました。週中から週末にかけてが要注意だ。

 9・11テロから5年が経過した。5年前の出来事は記憶がはっきりしている。当日、那覇市内で会議があり、その帰路に車を運転しながらカーラジオで聞いた。最初は航空機が世界貿易センターに突っ込んだとの情報だった。自分は「へぇまた小型機が操縦を誤ってビルに突っ込んだのかなって」単純に理解した。ニューヨークでの市内遊覧でもしている航空機が突っ込んだかなって。秘密基地に戻ってテレビをつけてびっくりした。ジェット旅客機が突っ込んだことが判り、相当のショックを感じたことを覚えている。
 9・11の翌週から修学旅行の体験ダイビングで頑張るぞうって思っていた矢先に50万人以上の修学旅行が大量キャンセルになった。多くのダイビングサービスが一瞬にして仕事がなくなったのでした。大量キャンセルで仕事の調子がおかしくなった。なかなか回復していないのも現実だ。
 対テロ戦争。現在の世界的な混乱の根本、クリントン政権からブッシュ政権の世界の警察官を自認しているアメリカ。多くの犠牲が発生しているが、ただテロ防止策を講じているだけだと声高に叫んでいるだけ。日本も右に倣えではないが盲目的にアメリカ追従の政策だけを優先させている日本国。

 5年前にも増してテロの脅威が増大しているとだけ声高に叫んでいる。本当なんだろうか。常に不安感を煽っているだけのようにも見えてしまうのでした。真実は?

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2006年9月11日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 西 31℃ 28℃ 5m
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やはり台風が発生したかぁ。昨日からの大きなウネリについて疑問だったが、昨晩台風13号となった。今日は体験ダイビングの助っ人でした。前兼久漁港から出てすぐに外洋からのウネリの影響を受けた。本船は港を出た瞬間から全速力でポイントに向かった。普段は半分くらいの速度なのだが、緊張感が伝わる。ウネリの影響をモロに受けている。砂地ポイントは底揺れがバッチリだ。透明度はエントリーしたが、水面から水底がよく見えないのでした。
透明度は5mしかなく、水底でもウネリの影響を受けている。水平姿勢でワニさん歩きで大丈夫なのですが、体験ダイバーさんは立位姿勢をとってしまうのでした。とたんにウネリの影響を受けて水底でゴロリと転んでしまうのでした。バックサポートさんも大忙しだった。餌付け場所まで移動、食欲は凄かった。
当分、台風13号の動きが気になるのでした。

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2006年9月10日 (日)

村議会選挙も終わったぁ

恩納村も村会議員選挙があった。8月下旬から選挙事務所がアチコチに出来た。困るのは沖縄は車社会だ。選挙事務所に挨拶に来る人が多くなる。広い駐車場なんて確保することができない。路上駐車は当たり前。まあ恩納村では車を所有する際の車庫証明が要らない地域なのだ。私は駐車スペースを二ヶ所確保している。ちょくちょく違法駐車となるのでした。声高に文句を言う訳にはいかない。早く選挙が終わって、選挙事務所は閉鎖して欲しいものだ。即日開票となるが、明日には新しい村会議員が決まるのでした。

 村会議員では選挙カーが、名前を連呼するだけで政策が、どうのこうのいう訳でもない。とりあえず国政レベルでの選挙とは違って、地域の代表を選出するだけなのだろうか。なかなか先が見えない時代だが、選挙は重要と思うのでした。期日前投票は済ませてきました。
 本日は体験ダイビングのサポートをしたが、最後にエントリーさせたお客様は閉所恐怖症だったらしい。”だったらしい”ってことだが、まあご本人が私に言っただけだが。30秒と水面をのぞいていることができなかった。特別に呼吸がおかしくなることもないのだが。また極度に緊張して手や足が硬直することもない。ただマスクをつけてレギを咥えてレギレーター呼吸を続けることができないのでした。船上に上げて器材を解除、ウエットスーツの上半身を脱がせたら、ホッとした表情に戻った。あらゆる絞め付けが閉所恐怖の原点だったのでした。

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2006年9月10日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 31℃ 28℃ 12m
2本目 Wアーチ 晴れ 32℃ 28℃ 20m
3本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 30℃ 28℃ 10m
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午前中はビデオカメラを持って潜水でした。久しぶりにクマノミを全種類映像に残そうかなって思ってビデオを準備しました。ファンダイビングのお客さんが大挙して漁礁に移動していった。遠くから漁礁を方面を眺めるとこんもりと濁って見えたのでトウアカクマノミの撮影は諦めた。ハゼとエビの動きを撮影した。この夏は砂地での潜りが急増して斜面が荒れ放題だった。ユビエダハマサンゴの壊れ具合もちょっと心配になってきた。オニハゼは巣穴を見つけたが出てこなかった。浅場のハマクマノミ、サイズは小さいがお腹に一本白いスジが残っているのを見つけた。2分くらい撮影した。
午後からWアーチまで行きました。西寄りのウネリが寄せていた。深度20mまで潜ったがウネリの影響が強く、ジッとしていられなかった。ハダカハオコゼを狙ったのですが、根で発見することができませんでした。底揺れも凄かったので、ずっと深場に居た。港に戻る途中、港への直進する水路では全速を出さないと水路の外にウネリの力で押し寄せられそうだった。
最後は体験ダイビングのサポートでした。地元の中学生2名とアメリカ人の学生1名、それに旅行の大学生3名だった。圧平衡はすんなりとOKサインが出た。最後の1名だけ難問だった。水面で顔をつけるが30秒と我慢できなく、すぐに水面に出してしまうのでした。数回チャレジンするようにしたが、水慣れが出来ない状態であるために体験ダイビングを諦めてもらった。でも、こちらから確認するとご本人が無理ですとのこと。若干、日常生活面でも閉所恐怖があるとのことでした。船上に上げて器材を解除して待機をお願いして潜降。

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2006年9月 9日 (土)

トンボとツバメ

お天気が不順だ。雨が多くなった。地域によっては道路冠水まで引き起こすくらいの土砂降りもあるのでした。異常気象なのだろうか。雨の降り方が半端ではないのでした。最近、台風の発生がない。とくにフィリピン沖で発生する台風がないのでした。南北大東島では、なかなか雨が降らないので農業が困っている。サトウキビが枯れてしまうのでした。大東島ではサトウキビを原料にラム酒を作っているが、その原料になるサトウキビが枯れているのでした。

 沖縄では空中戦が凄い。空中戦といっても、それは戦争ではないですよ。トンボが超低空で乱舞していますが、それを目がけてツバメが捕食活動で参戦するのでした。この前、読谷補助飛行場の道路を走行中の出来事だった。前兼久漁港でもトンボが低空で乱舞していた。自然が豊かなのかな。ツバメの瞬間的な旋回、見事な飛行技術だ。
 ジェット戦闘機の爆音ではなくトンボとツバメの空中戦、秋の証拠だ。太古の昔からの風物詩なのだろうなって。

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2006年9月9日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 南東 28℃ 28℃ 15m
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午前中だけだった。曇り空、女子大生のグループだった。6名と3名の二グループ。体格差があった。一番体格のいい方を続けて潜降させた。最後の方は、吸気だけで排気をしないのでした。水中で呼吸、つまり空気を吸ったら吐き出すように二度ほど注意した。最初は空気を吸うだけで、おそらくお腹に空気を送り込んでいるようだった。ゲップでも出してくれるとありがたいのだが、なかなかゲップが出なかった。でも、一回浮上して強制的に排気する練習をしてから再潜降した。今度はOKでした。
水中では流れがあったが、透明度は最高に抜けていた。6名のグループのバックサポートについた。傾斜地まで移動するが、一名が浮上したいサインが出たので、もう一名のバックサポートダイバーが船まで一緒に戻った。餌付け前にコブヒトデとナマコを探して観察してもらった。一組づつ餌付けにチャレンジ。瞬く間にサンマが骨になってしまうのでした。食欲は相変わらず凄いの一言に尽きる。
連日、体験ダイビングのバックサポートで潜っているが、幸いにも砂に潜り込んでいるかもしれないオニダルマオコゼはヒメオニオコゼがいないのでした。ラッキーです。とりあえずバックサポートしては海洋危険生物にお客さんが刺されないように目を皿のようにしています。
最近、ガイドがやられているのがイソギンチャク系の毒でケガをしているのでした。先週は日替わりでした3名が指を刺されていました。もう完治した。どこからか流れついたイソギンチャクが定着したようだ。

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2006年9月 8日 (金)

次期首相候補者が揃った。

日本の次期首相候補者の立候補申し込みが行われた。国営放送では午後7時のニュースの時間帯にドーン三名の立候補者にインタビューをしていた。最初の安部さんから質問していたが、質問の順番は決まっているのだろうか。それとも次期首相候補ナンバーワンとされている安部さんに敬意を表したのだろうか。一番に聞かなかったら、あとでお咎めでもあるのだろうか。インタビューの順番についての説明がなかった。いきなり一番安部さんだった。すでに次期首相として決まっているのだろうか。

 小泉さんは最後の外遊に出ている。北欧に遊びに行ってるが、任期が残り僅かなのにいいご身分だな。今後の身のふりかたは、どうするのだろうか。院政を敷くのか、それとも政界から引退するのか、まさか院政は、諸先輩方が沢山いるから院政は無理かぁ。あと世話焼きでもなさそうに見える。確実に小泉政権での功罪を徹底検証して、次期新首相の登場となって欲しいと考えるのでした。
 自分等一般人の生活については確実に悪くなっているように感じている。景気回復していると政府は宣言しているが、現実は格差社会であり、二極化が明解になっている。

 ここ沖縄では、11月の知事選挙に向けての選挙準備が始まっている。基地移設に伴う新規の工事について、まだ計画段階というか、これから新しい枠組を考える段階の手前で立ち往生しているように見える。今後の振興策については、これまでのようなバラ撒きスタイルではなく、予定した段階に沿って、それに見合うだけの金額の補助となるようだ。反対、反対だけでいると地元の頼みの綱の地域振興策のお金の支払いはストップとなるのでした。これまで以上に地域振興という名目でのお金はシビアな支払いとなるのでした。より一層、地域内での軋轢が顕著になることが懸念されるのでした。

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2006年9月8日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 30℃ 28℃ 12m
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午後から大人数の体験ダイビングがあるのでお手伝い潜りでした。ちょっとBCに細工をしました。水中ノートをBCのポケットに縛りつけました。4点固定でした。RS-4とミラーを専用のケースに入れてBCの外側に吊り下げました。漂流グッズについてはBCのポケットに入れていたのですが、水切れが思わしくなかったので、思い切って外側のD環にフックで固定しました。使い心地は、これからレポートします。
参加者は大学生の男女混合組でした。圧平衡は問題なく、すんなりと潜降できた。今日は少し流れがあったので透明度は10m以上が確保できた。ずっと透明度が5m前後だったので、幾分は気分爽快だった。9名が同時に餌付けを行うとサカナが分散するために二組に分けて、最初に男組、次ぎに女組と時間差を設けた。適度にサカナの餌付けが楽しめた。フエダイの猛ダッシュ、ウツボはクネクネと接近。マンジュウヒトデがいたので観察してもらった。決して水中でのバレーボールはしてませんよ。
サンマがアッと言う間に骨だけになってしまった。骨と皮だけでもサカナは争奪戦を繰り広げているのでした。最後に船の下に戻って9名が全員集合して簡易カメラでカシャって撮った。明日はウドちゃんたちが来るとのことだ。罰ゲーム大会らしい。

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2006年9月 7日 (木)

人為的ミスは続くのでした

今日も怖いお話だ。これも新聞ネタです。「実は、使っていたのは滅菌ガーゼではなかったのでした。」一瞬なんのことかなって。国立大学の医学部の付属病院にてあった本当のお話だ。何でだろう。このガーゼは、開腹手術を行う際に腸を保護するために使用していた。手術が終われば、ガーゼを取り除いてお腹を閉じることになる。滅菌した生理食塩水で腸を洗ってから腹壁を閉じるはず。もちろんガーゼについては取り除くので体内に残置となることはない。幸いにもお腹の中に置き忘れ事故はなかったようだが、開腹手術をした後の二次感染事故は怖い。

 滅菌ガーゼについては、市販されているものでは日本薬局方って印刷されており、EOG(エチレン・オキサイド・ガス)滅菌済みとも印刷されているはず。まあ一般家庭用の薬屋さんで販売している滅菌ガーゼの仕様だ。病院に納品される場合は、違うのだろうか。手術前に病院内で滅菌ガーゼを作るなんてことはしないのだろうか。滅菌済みを納品されるのが当たり前になっているのかな。納品業者が変わったのかな、ガーゼの袋にも滅菌していない旨の文字があったとのこと。
 発覚したのは今年の4月に担当者が気付いたとのこと。新聞報道されたのは本日の9月7日、まあ新聞記事になったのが、今日だとして5ヶ月が経過している。この5ヶ月間に手術を受けた患者さんを追跡調査したのだろうか。二次感染で問題は起きていないとのコメントがあった。まさか自分が手術を受ける際は、どんなものを使ったのか確認したい。また最初から最後までビデオ撮影しておいて欲しいものだ。今回の滅菌していないガーゼを滅菌済みガーゼと間違って使っていたのは医療過誤になるのだろう。今件についても人為的ミスなんだろう。
 滅菌ガーゼの取扱いについては自分のファーストエイドキットに置いているものでも、半年に一回は新品に交換している。

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2006年9月7日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 北東 28℃ 28℃ 8m
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体験ダイビングのお客様の案内でした。お天気は雨こそ降らなかったが曇り空。二名の方のガイドでした。菊丸にて体験ダイビングでした。圧平衡はすんなりとOK、呼吸も概ね安泰していた。透明度は昨日よりは少しだけ改善されたかな。でも餌付けポイントでは5m以下で砂が巻き上がっていた。サンマをお二人に分けた途端、サカナたちが猛ダッシュ。一瞬のうちにサンマが骨だらけになってしまった。ヨスジフエダイの食欲は一段と凄かった。あとロクセンスズメもバクバクと凄い食欲だった。本日は二組だったので餌のサンマが足りなかったのだろう。凄い食欲だった。一瞬ピラニアが出現したのかと錯覚した。
一緒に潜ったかたは普段の仕事での潜りではBCを使わない潜水スタイルなのですが、民間ではBCを装着しなければならないので強制的に装着してもらった。着心地は如何だったかな。お客様への思い出として水中でビデオで撮影しています。本日もビデオの性能に感謝しています。明日、内地に戻られるとのことでした。お疲れ様でした。

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2006年9月 6日 (水)

誤射ってヒューマンエラー

二十ミリ機関砲の発射音って凄いんだろうなぁ。青森の海上自衛隊の基地での出来事。人的被害は出ていないということだ。基地内の建物の屋根に着弾した痕と破片が1発見つかった。合計10発の誤射。原因は単純だった。「訓練で全弾撃ち尽くしたと思った」とのことだ。
 ちょっと前、「実は・・・・って」ことでイラクに派遣された陸上自衛隊でも装甲車に搭載している機関銃が暴発事故があったことが露呈した。イラクでのことだったが防衛庁には報告がなかった。海上自衛隊では、以前にも舞鶴基地にて機関砲の誤射事件があったことがある。
 武器の誤射については怖い。イラクでは機関銃に実弾を装填して、最初の一発を薬室に入れた状態で安全装置をセットする。イザ、発射する段階になっても安全装置を解除しなければ実弾を発射することができない。ワンクッションあるために誤射ということだ防ぐことができる。イラクでは原因は、車の振動で、実弾のお尻にある雷管を撃針が叩いてしまって二発かな実弾が飛び出してしまった。
 誤射では、航空自衛隊のF4ファントム戦闘機が千歳基地での実弾発射訓練が終わって基地に戻る途中に機関砲を発射してしまったことがある。F4ファントム戦闘機の射撃コントロール装置の安全装置に不具合が発生したのか、安全装置を制御する配線が間違って整備したのかな。このF4ファントム戦闘機の所属は那覇航空基地だった。ちょっと前に大阪府警でも自動小銃の誤射事件があったばかり。沖縄では嘉手納空軍基地に着陸態勢にあった米軍戦闘機がフレアーを着陸態勢の中で誤射したことがあった。
 誤射、ヒューマンエラーの一種でも場合によっては怖い結果が待っているかもしれないのでした。

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2006年9月7日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 32℃ 28℃ 8m
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修学旅行の二日目だった。昨日の潜りの内容を友達から聞いていたのだろうか。動きがスムーズだった。リタイアなしだった。海況は昨日よりも少しだけ安定していた。
さあ餌付けポイントに到着、さあ餌付けだぁぁぁぁ。はぁぁぁサンマがない。ボートまで戻って船長に確認したが、サンマはないとのこと。あぁぁぁスタッフさんがサンマの準備を忘れていたのでしたぁ。ジャンジャン。ガイドさんは水中でサカナ集めに苦労していました。ヒトデを集めていた。

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2006年9月 5日 (火)

修学旅行だった。

今日と明日の二日間は、修学旅行の体験ダイビングだ。午前中に20名づつを潜らせるのでした。沖縄への修学旅行は当たり前になった。ただ年々一般観光客の沖縄旅行熱も好調に推移しているためだろうか、1月とか2月に修学旅行がシフトする傾向があります。今の9月とか10月だと何とか体験ダイビングを楽しむことが出来る季節です。しかし1月とか2月になると気温の関係で、海洋での体験ダイビングは難しくなるのでした。今の時期だと気温が30℃前後、水温も28℃ですが、1・2月だと気温は15℃から10℃くらいに下がり、水温も同じように24℃くらいまでに下がるのでした。また冬の時期になりますので風は北風が当たり前になるのでした。前兼久で潜れないと本部半島の付け根のゴリラチョップ岩の陸上エントリーになるのでした。

 修学旅行も価格の問題があるために、より割安になる時期にシフトすることになるのだろう。格差社会のために修学旅行も全員参加とまでいかないことがあるのでした。冬の時期となると水中での体験ダイビングは厳しいのでした。それでも実施したいとなれば考えるが、余りお勧めとは言えないのでした。ビーチコーミングやカヌーとなりそうだ。
 これも時代を象徴するのだろう。一円単位で金額を提示する時代だ。スクーバダイビングだと価格的には高額商品になりますので、主催者側でも躊躇するお値段になりかもしれないですね。一人8千円から一万円くらいかな。現在、一般売りのスクーバ体験のお値段はボートダイビングでは、1万円から1万2千円くらいとなっています。

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2006年9月5日ログ記録

               
  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 西29℃ 28℃ 5m
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修学旅行の体験ダイビングだ。風は西から吹いている。リーフには白波が砕ける。透明度は5mとボートから水底が辛うじて見える。二隻に分かれてポイントに到着。学生一人づつ準備をして潜降だ。最初の4名が水面に浮かんだ。潜降になかなか結びつかない。テコヅっている。先が思いやられるだったが、二名を除いて着底できた。10名のインストラクターが潜降を行ったが、人によっては1名しか着底させることができなかったようだ。20名の高校生でした。
水底は濁っていた。餌付けポイントではサカナが見えない。サンマを準備して二人に一本を切って渡した途端、ワンサカとサンマに群がるのでした。バクバクと音が聞えそうな勢いだった。最初緊張していた学生さんたちだったが、徐々に慣れたかな水中をキョロキョロ、動きも活発になった。通算1時間弱の潜り時間だった。明日も続きの体験ダイビングがあるのでした。お天気が安定していることを願っています。

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2006年9月 4日 (月)

アカエイ

ビックリする内容のニュースがあった。インターネット版に出ていた記事。それはオーストラリアにて海洋ドキュメンタリーを撮影中に起きた。エイの棘が胸に突き刺さったとのことだ。有名なクロコダイルハンターだった。氏の映像については日本テレビ系(?)だったかな放映されたのを見た事がある程度だった。何でエイに胸を刺されたかな。まさかエイに飛び乗ったのかな。エイの棘は強烈な印象がある。太いロープを一発で切断できるくらいの切れ味を持っているのでした。

 これまでに村田が知見しているエイの棘での死亡事故は、日本の遠洋漁業の漁船員さんが底引き網で獲ったサカナを選別している際にエイを踏みつけてしまい、棘が下腿部に刺さってしまい出血多量で亡くなったことくらいかな。
記録映画で、凄い映像を観ることが多いが、今回の撮影では、どんなシーンを撮影しようとしたのだろうか。ご冥福を祈ります。


 自分はかつて万座ドリームホールの縦穴の空間にてアカエイの3mクラスと対面したことがあります。さすがにゲストダイバーと二名だったのですが、大きなエイにびっくりしながら棘にやられないかだけは考えていたことを思い出しました。


 海洋危険生物については様々な資料がありますが、「野外毒本」山と渓谷社(ISBN4-635-50026-8)価格は本体1,700円と税です。198-199ページにアカエイについて詳しく記述されています。ご覧ください。アウトドアの方向けに動植物の毒関係をジャンル別に丁寧にまとめています。

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2006年9月 3日 (日)

雨だぁ

秋雨前線かな。朝から雷、雨降り。終日雨降りだった。日本の天気予報に台風12号が登場した。9月5日か6日くらいが本州に最接近するようだ。沖縄本島では西風が吹きつけ、海の透明度は砂地ポイントで8m以下だった。

 8月はあっという間に終わった。時間の経過がメチャクチャな速さで過ぎ去っていくように感じるのでした。就寝前にテレビをつけるが、あれもうこんな曜日の番組だぁって思うのでした。夜のニュースでは凄惨な事件や事故の話。政治面では次期内閣総理大臣が決まっているかのような報道。出来レースなのだろう。とりあえず選挙をして決めましたよって、民主的な選び方でしたよ。なんだろう。戦後生まれの首相が誕生することになる。安定政権となるのだろうか。言論統制まがいのことが起きなければと思うのでした。

 何日か、天気が崩れることが予測されているのでした。

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2006年9月3日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り・小雨 西 28℃ 28℃ 6m
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空にはびっしり雨雲、遠くに雷の音ときおり光る稲光、出航準備中から小雨がパラつくのでした。大人数の体験ダイビングがスタート。さすがに新学期がスタートしたから子どもたちの姿はなし。本日は一般成人だけの体験ダイビングだった。
まず最初の一人はすんなり着底。圧平衡OK、レギ呼吸もOK。二人目の体験ダイバーさんの番。体重は100kgを優に超えた男性だ。浮上してマスクを確認。BCのお腹を固定するスリングを最大にして固定。マジックベルトはダメでした。3回水中での呼吸を試してもらう。マスクストラップを1クリックづつ縮めた。潜降開始、圧平衡は慎重に行う。体重が重いのでウエイトベルトも10kgを巻いている。お腹は凄かった。体脂肪、ベルトをキツク締めるが脂肪がプヨプヨしているために立位姿勢だと腰からスッポリと抜けそうになるのでした。急遽BCの左右のポケットに入れた。小刻みに圧平衡を繰り返した。一瞬水面で再潜降の合図を送ったときにダメかもって思ったが、とりあえず本人は潜る気満々だったので再チャレンジ。水面は西風の影響で荒れていた。透明度も悪かった。
ご法度だが、水平姿勢になった途端に右側のBCのD環にウエイトベルトを紐で縛りつけた。常に右側に張り付いていた。お客さんは水中で存分に楽しんでいた。約40分の水中生活だった。最後にエキジットさせた。重かった。ボート上でにこやかな顔をしていた。

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2006年9月 2日 (土)

9月最初の週末、ちょっとのんびり

9月最初の週末だ。ダイビングサービスもちょっとだけ一段落したようだ。早々と船の掃除を終わり、船のステップが格納されていた。リゾートホテルの客室も空き部屋が点々と存在。
 スカンジナビア号が沈没した。永らく伊豆半島にレストランとして係留されたいたスカンジナビア号でしたが、改装工事を上海で受けるために曳航中、突然の沈没事故。太平洋の藻屑と消えた。沈没した原因は何だろう。一回だけ利用したことがある。1930年代の作られた船だが、老朽化して沈没したのかな。バブル期絶頂の頃の話題になった船上レストランだったかな。伊豆を離れて12年かぁ。時の流れ!!

 それにしても船の改装は上海ってことだが、日本ではコストが高過ぎてダメなのかな。

 日本のはるか南にある台風12号、動きが気になるのでした。台風の目はしっかりとでかい。勢力も930ヘクトパスカルと超大型に成長している。ハリケーンから台風に変身。小笠原、本州に上陸ってルートかな。沖縄への影響はないのかな。西寄りの風が吹いているが、これは台風12号のお陰かな。

 来週中あたりがビンゴになるのだろうか。

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2006年9月2日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 Wアーチ 晴れ 31℃ 28℃ 20m
2本目 真栄田岬ブイ 晴れ 南西 32℃ 28℃ 20m
3本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 南西 32℃ 28℃ 8m
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朝はWアーチでした。岸壁から釣り人が糸を垂れている。前と後ろでアンカーリング固定。実はまだ水中ブイの設置までできていないのででした。エントリーしたが透明度が思わしくないのでした。深場を狙ったが、20mの棚に留まった。ウミウシが3個体だけ見つけた。ハゼはいませんでした。西寄りのウネリが岸壁に沿って打ち付けていたのでリーフエッジは揺れていた。リーフの浅場も揺れていました。
午後から真栄田岬ブイだった。村田はナポレオンの根までダラダラ続く斜面を潜った。ここはクサビライシのサンゴが数多くある水域で、ジョーフィッシュの穴も確認したのですが、あいにくと不在なのでした。岩礁の壁をオニヒトデの食痕があるか確認しながら移動した。幸いにもオニヒトデの食痕は確認することができなかった。6・7年前はオニヒトデと連日駆除活動したことを思い出した。クサビライシがワンサカと折り重なっているのでした。
最後は砂地のボート下で水中脱着の練習を撮影した。お客様の要望で、トレーニング風景を撮影した。透明度が極端に悪かったが、さすがにビデオの撮像管、その性能には驚いた。バッチリと写っていたのでした。

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2006年9月 1日 (金)

9月1日防災の日でした。

9月1日防災の日だ。内地では各地で大地震を想定しての訓練が行われた。それぞれが事前に決められてたシナリオ通りに防災対策訓練を実施した。ただし、静岡県ではシナリオを決めないで即興で対策訓練を実施したとのことだ。多少現場で行き違いがあったとの報道だった。首都東京で行われた訓練には在日米軍の海軍艦艇が帰宅困難者の搬送に当たった。また韓国から消防関係のレスキュー隊が東京消防庁との合同訓練に参加したとのことでした。
 今年リメイクされた”日本沈没”が韓国でも話題になっているとか。国際的な救助態勢が必要になるんだろう。ニュース画面では雨模様だったが、訓練の際に雨降りは辛い。でも、最悪のシナリオは真冬の朝方か夕暮れ時に発生するかもしれない大災害なのでした。
 悲観的なことを考えると大規模災害、とくに首都圏を襲うかもしれない大震災については、本当にシナリオ通りの救助活動ができるのだろうか。対策本部からの中継だったが、常に電気ありきの状態だ。現場からの災害状況を映し出す大型スクリーン、被害状況や指令等はメールでのやり取りになるはずだ。またコンピュータへの情報を送るのにも電気が必要だ。また光ファイバー等のケーブルが生命線となっている。それが一挙にダウンしたら、どうなるのだろうか。被害状況の把握すらできなくなるはず。また火災が発生した際に都市災害は未曾有の被害を蒙ることになるはず。電気ありきでの対策本部って、果たして現実味があるのだろうか。常々疑問に感じているのでした。
 あと沖縄では、いつ地震や津波等の対策訓練を実施するのだろうか。しないのかな。ハリケーンから台風12号に変わったが、勢力が強いままだ。台風の目もはっきりしているのでした。南鳥島に派遣されている人員は全員台風避難のために南鳥島を離れたとのことだ。自然災害は凄い。

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2006年9月1日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 西 29℃ 28℃ 25m
2本目 ヤマトビシ 曇り 西 30℃ 28℃ 15m
3本目 ムーンビーチ砂地 曇り 西 29℃ 28℃ 8m
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お天気が危なそうな一日でした。風は西寄りが吹き、ウネリも西寄りとなった。リーフ際では白波が砕けているのでした。3箇所潜ったが、深度10m以下でも揺れを感じた。真栄田岬先端にも白波が崩れていた。
私は、ひたすらトレーニングダイブ。生物探し、フィンキックトレーニング、潜水器材のお試し潜りでもありました。西風のために濁り水が沿岸部に戻って来ている。もしかしてはるか南方海上にある超大型の台風12号が原因ではないだろうか。東風が欲しいのでした。
3本目の砂地では透明度は8m以下、ウネリをモロに喰らってブイに留めたが、30cm以上の揺れを感じた。体験ダイバーには辛いウネリだった。船酔いが出てしまった。水中では餌付け場でお決まりのサンマを使っての餌付けショー。全体的に個体数は半減したが、ヨスジフエダイやロクセンスズメダイ、フエダイが食べに来ました。例年に比べると体験ダイバーの数は増えたのかな。ユビエダハマサンゴの群生が弱っているのでした。海洋環境が悪化している。沢山の体験ダイバーが集中するために日中は砂が舞い上がり、サンゴに降りかかるのでした。それが原因でユビエダハマサンゴが弱ってしまうのでした。なんてことを考えながら潜っていました。
ログ記録を書いていますが、目を閉じると体が揺れているのが判るのでした。

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