急病人発生!!
久米島の天気は、晴れ間が広がった。絶好の訓練日和なのでした。でも、太平洋上での急病人の救助事案が発生したために訓練は規模を縮小して実施することになった。那覇南東海上のマグロ漁船からSOSの通信。訓練に参加する予定だった巡視船くだかに救助指令が発令されました。病気になった乗組員の救出に向かいました。那覇航空基地の救難ヘリコプターは、その病人を搬送するためのミッションに就くということになりました。
午前1時前に「急病人救出事案発生との連絡がありました。訓練規模の縮小か中止も考慮してくださいとのこと。」救出現場は400海里の距離。台風の影響で海上自衛隊の救難飛行艇が着水できないとのこと。ヘリコプターの航続距離の問題もあるために飛行甲板を持った巡視船が飛び石ラインにベル212の中継基地として展開することになる。くだかの潜水士を途中で拾って漁船に向かい、病人を吊上げ揚収して巡視船に戻り、燃料補給して那覇に戻ってくるミッションスタイル。
訓練は「118通報訓練」、信号弾・信号紅炎、海面着色剤の使用のみとなりました。サバイバルスリングについては持参したもので説明してもらいました。信号弾(RS-4)については2本、合計8発を実射しました。不発なしでした。海面着色剤も一本使い切りました。