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2006年11月30日 (木)

急病人発生!!

久米島滞在3日目です。島の伝統的なお料理でもと考えるのだが、午後6時から講義がありますので、食事は午後5時過ぎに食べることになります。講義が終わるのが午後10時過ぎとなるので、寝る前に食事となると美容の大敵なんてことになるのでした。結局、ほっかほっか亭のお弁当となるのでした。お昼もお弁当を食することになるのでした。遊びに来た分けではないしょうがないですね。ほっかほっか亭とコンビニがローテーションなのでした。

 久米島の天気は、晴れ間が広がった。絶好の訓練日和なのでした。でも、太平洋上での急病人の救助事案が発生したために訓練は規模を縮小して実施することになった。那覇南東海上のマグロ漁船からSOSの通信。訓練に参加する予定だった巡視船くだかに救助指令が発令されました。病気になった乗組員の救出に向かいました。那覇航空基地の救難ヘリコプターは、その病人を搬送するためのミッションに就くということになりました。

 午前1時前に「急病人救出事案発生との連絡がありました。訓練規模の縮小か中止も考慮してくださいとのこと。」救出現場は400海里の距離。台風の影響で海上自衛隊の救難飛行艇が着水できないとのこと。ヘリコプターの航続距離の問題もあるために飛行甲板を持った巡視船が飛び石ラインにベル212の中継基地として展開することになる。くだかの潜水士を途中で拾って漁船に向かい、病人を吊上げ揚収して巡視船に戻り、燃料補給して那覇に戻ってくるミッションスタイル。

 訓練は「118通報訓練」、信号弾・信号紅炎、海面着色剤の使用のみとなりました。サバイバルスリングについては持参したもので説明してもらいました。信号弾(RS-4)については2本、合計8発を実射しました。不発なしでした。海面着色剤も一本使い切りました。

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2006年11月29日 (水)

2006年11月29日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 久米島 畳岩近く 20℃ 24℃ 25m
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本日は久米島にて久米島のガイドさんと一緒にレスキュートレーニングを行いました。お天気はあいにく天候。低く垂れ込めた雨雲の中、おまけに雨が降り続く中のトレーニングでした。スクーバダイバーの水没溺者引き上げ、曳航、船への引き上げでした。部分的にデモンストレーションを行い、次に各バディごとに練習してもらいました。第一線のガイドさんなので真剣にトレーニングに参加してくれました。

水没溺者の引き上げついてはマスクが正常な場合とマスクが外れている場合の比較、それにウエイトベルトを装着したままでの引き上げと水底にてウエイトベルトを外した状態でも体験してもらいました。この時期になるとガイドさんも保温スーツが厚くなりますので、ウエイト量が多くなるために引き上げには苦労されていました。ご苦労様でした。明日はヘリコプターを使ってのトレーニングとなります。私も久しぶりにたっぷりと動き回り、気分爽快でありました。明日はお天気に恵まれますようにとお願いしています。

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レスキュートレーニングだった

久米島でのインターネット回線、とりあえずホテルフロントにあるADSL回線をお借りしてネット通信を行いました。無料でした。ただ他のお客様も利用しています。自分はパソコンを持参したのでケーブルを差し替えて通信を実施した。通信速度については、秘密基地よりもちょっとだけ遅いかなって感じだった。携帯電話での1分間15円に比べると無料で早い。インターネットの社会にドップリ浸かっているので通信回線の進歩はありがたいです。

 終日の雨降りでした。昨日は久米島でも雹が降ったとの情報がありました。寒かった。本日は朝から雨降りの中でのスクーバレスキューのトレーニングを行いました。参加対象者は久米島のガイドさんたちでした。水没溺者の引き上げ、曳航、船への引き上げ等を行いました。北風の中のトレーニングとなりましたが、2時間みっちりと水中トレーニングができました。最後は私の巨体を船に引き上げるという試練つきでした。ウエイトベルトを使って両脇、ひざ裏に引っ掛けて二名で引き上げる方法。それに両脇にウエイトベルトをつけて一人で引き上げることも体験してもらいました。

明日は本ちゃんのヘリコプターを使ってのダイビング事故対策訓練だが、天候が心配なのでした。天候が悪化したままだとヘリコプターの運用規定では飛べなくなる可能性もあるのでした。天気が非常に気になるところなのでした。

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2006年11月28日 (火)

久米島上陸1日目

ほっと一息つけた。ハラハラドキドキの目覚めだった。電話口から「渋滞にはまって身動きできない」と事務局長からの電話。あれぇもう久米島行きの船の乗船手続きしている時間帯の筈。筈。はず・・・・・。久米商船に電話した。「とりあえず何時までに手続きが終わればぁぁぁ、いいですかぁ」オペレーターさんは、午前7時半くらいには手続きを・・・・・とのお話だった。えぇぇぇぇ間に合わないジャーン。でも、「今日は午後2時便もありますよって」なことを付け加えて教えてくれました。

 まあ、那覇の朝の渋滞。何があるか判らない。事務局長に電話、「とにかく港に向かいます」とのこと。「午後2時便もあるから大丈夫さぁ」とも付け加えた。午前8時半前に電話があった。「間に合いました」船の中ですとのことでした。出港2分前の到着だった。血圧上昇するかなって思ったが、大丈夫だった。心拍数も平常のままでした。とりあえず久米島で待ってますとのこと。1日に二便もフェリーがあるのは助かりました。

久米島上陸作戦、無事に完了した。飛行機で一眠りと考えていたが、甘かった。飛行時間が25分とのこと。滑走路にはF4ファントムが着陸して誘導路で待機、自分らの前にアシアナ航空機が離陸体制。アシアナが離陸した後は、F4が一機着陸、制動用のパラシュートを開いて減速、きれいな着陸だった。その後民間機のMD-81が着陸、その後JTA211の離陸となりました。眠る間もなく着陸したのでした。

 島では小雨が降っていた。気温も低め、この秋初めてMA-1を着た。腰の冷えを防いでくれるのでした。那覇から空路25分、船便で渡名喜経由で4時間だったそうだ。事務局長はブルブル寒さで震えていたとのことでした。懐かしい講習生たちにも会った。

 ホテルでのインターネット通信環境はフロントに回線があり、それに直接接続しての更新となった。

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2006年11月27日 (月)

明日から久米島に行ってきます。

明日から久米島に行ってきます。安対協の仕事として地元のガイドダイバーさんとダイバーレスキュー、CPR、酸素供給法、最終日に海上保安庁との合同のダイビング事故対策訓練を実施してきます。今回の宿泊先のインターネット環境は確認できないので、ドコモのデジタルムーバを中継しての携帯電話での通信手段となりそうです。先日、パソコンを切り替えた際に、携帯電話での通信回線を確認してもらいました。在沖経験が30年ですが久米島は初めて上陸します。自分は往復ともに飛行機で行ってきます。

 全県下のダイビングサービスに「レスキュー・CPR・酸素・公的救助機関の捜索と救助」等について、安対協と一緒にトレーニングしませんかと告知しています。それぞれの地区にて開催しますと3ヶ月前から予定を告知。それに沖縄県庁から各市町村役場からも告知してもらっているのですが、反応が乏しいのでした。すでに実施予定の不発で終わっています。皆さん、忙しいのかなぁ。各地域のダイビングサービスが、それぞれの地域で集まって、皆でトレーニングする。衆人環視の状態で、それぞれの力量が判るから、良いトレーニングになると思うのですが。

蘇生法についてはAHA2005ガイドラインを日本医師会も平成18年6月12日付けで発効しています。これまでの15:2の圧迫と呼吸の比率が30:2と大幅に変更となった。各潜水指導団体が、自主的に配下のインストラクターやダイブマスター等を一律にトレーニングしているか。ほとんどが情報を送って変更になりました。または変更になるから”宜しく”程度。団体によっては変更されたことすら知らせていないのもあります。

 我々もAHA2005ガイドラインで資料を再構築してトレーニングに励んでいます。実は、自分は実際に、この夏現場から救急病院まで救急車の中で30:2の胸骨圧迫心マッサージを実施しました。これは現場の救急隊員から、圧迫を手伝ってくれということで同乗したのでした。その際に「何回でやりますか。15:2あるいは30:2ですか」って確認したら、30:2でやってますからということだった。春先からトレーニングしていて良かった。でも保温スーツを着たまま。自分がオーバーヒートしそうになりながら胸骨圧迫心マッサージ30回圧迫のデビューでした。シンドカッタ。

 こんな経験があるので、現場での実践と考えてトレーニングを提案しているのですが、反応は乏しいのでした。どうするんだろう。
 通信回線が確保できなかったら、携帯電話でのブログ更新となるかもしれないです。その際はあしからず。それも厳しかったら、秘密基地に戻ったら、更新するかもしれません。11月30日の夜には秘密基地に帰還しているはずです。

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2006年11月26日 (日)

ダイビング船が転覆したとのことだ

南よりの風が気持ちよかった11月最後の日曜日でした。南から南東の風は真栄田岬や山田地区の丘陵に風が当たるために、付近のダイビングポイントは比較的静かになります。仕事は3本潜りでした。久しぶりに暖かい環境でのダイビングができました。船上には防寒具を用意したのですが、浮上して濡れたままのスーツ姿でも寒くは感じませんでした。ちょっとした気象配置図のお陰です。

 国土交通省のドップラーレーダー画像では、沖縄本島の北を前線が動いて行くのが確認することができます。http://www.bosaijoho.go.jp/radar.html#a_top(11月26日の21時30分現在)太平洋沿岸では大雨と強風の大荒れが予測されています。このレーダー画像は助かります。仕事で目いっぱい利用させてもらっています。まあ、これもインターネットの普及と高速通信回線が提供されているお陰ですかね。

先日、石垣島と西表島にてダイビング船の転覆事故がありました。原因は調査中とのことですが、石垣では骨折者も出たとのことです。ケガをされた方が一日も早く快復されることを願っています。ダイビング船の転覆事故は、最近では珍しい。20、30年くらい前にあったのは春先の荒れた海で波の波長の船のサイズがピッタリ合ったというか、大きなウネリを船尾から受けた。ちょうどサーフィン状態になってしまい船首が波頭に突っ込んでしまった事故がありました。あっという間に沈してしまったのでした。このときはケガ人は出ていませんでした。海外ではリーフアウトする際に大きな波を受けて沈した事故もありました。一瞬ですが、転覆した船の中に取り残されたなんてことも聞きました。

 ダイビング関係の事故例として、この春先は中高年者の病死と判断された事故例が2、3例続きました。事故例の収集も難しくなっています。いわゆる個人情報保護条例のためです。船舶が絡んだ事故、保険に入っているかな。転覆した際に沈んだ潜水器材や物品類の保障はどうなるかな。エンジンが水浸しになった場合の修理費用は出るかな。ケガをされた方の保障は・・・。何てあれこれ考えしまうのでした。

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2006年11月26日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 南東 25℃ 24℃ 20m
2本目 真栄田岬ブイ 晴れ 南東 26℃ 24℃ 20m
3本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 27℃ 25℃ 8m
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前々日の夜中にメールが来た。予約の連絡でした。初めてのご利用ということだった。天気は晴れ間が広がり、昨日までのウネリは静まって来ました。3本潜りとなりました。透明度は、昨日までのウネリの影響のために水中では濁りが残っていました。最初は真栄田岬ブイに移動した。潜降、普段よりツバメウオの数が多かった。水中での呼吸リズムやフィンキック、浮力コントロールの調整の仕方をみながら移動した。デジカメを持参されていたのでクマノミ類をメインにポイントを動いた。クマノミが巨大になり、そのイソギンチャクにはセジロやハナビラクマノミ等が住み着いているのを観察して、撮影してもらいました。お気に入りのカットは撮れたかな。私はお客様の泳ぐ姿をビデオ撮影しているのですが、必ずファインダーの中をツバメウオが横切って行くのでした。エキジットするまでツバメウオさんが離れなかった。ボートコートを用意したが、帰路は暖かくて気持ち良かったので濡れたスーツのままだった。

2本目も真栄田岬ブイとした。ルートは1本目の反対の根を回りました。地形のアップダウンを楽しんでもらった。お客様の水中カメラのメモリーがいっぱいで交換用のメモリーは持参しなかったのでカメラなしでの潜りでした。久しぶりにロクセンヤッコやマダラタルミも目の前を横切ってくれました。

三本目は砂地でした。トウアカクマノミまで一直線、先客のグループがいたので後ろの漁礁にて待機。元気なトウアカクマノミを見てもらった。トウアカクマノミの産卵する素焼きの植木鉢の破片が離れた場所に砂に埋もれそうになっていたので、表面に砂を払ってイソギンチャクの近くに戻しました。中層にはアオリイカが泳ぐのを確認したが、透明度が宜しくないために撮影できなかった。お客様には6種類のクマノミを見てもらうことができました。
ベタ凪、南よりの風、晴れ渡った空。気温はポカポカとするくらい27℃を記録していた。明日以降の天候の崩れ、大きく崩れることがないように願うのみでした。

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2006年11月25日 (土)

交通検問

昨晩の秘密基地前の58号線は、五月蝿かった。いつもは暴走バイクの追いかけっこだったが、昨晩は暴走車両の追跡劇だった。あぁぁ警察も真剣に捕まえようとしているのかなって。上り、下りを行ったり来たりだった。最終的に逮捕したのかな。久しぶりのパトカーの追跡劇だった。警察もやる気を見せたのかな。あとは低周波騒音を撒き散らしている巨大スピーカーを積んだ車、ほぼ毎日夜名護方面に抜けて行くのでした。その車が通過する際は秘密基地全体がヅンヅン微動する感じだ。

 夕方から明け方まで58号線に交通検問所でも常設して規制しないのかな。常時となると人件費の問題が頭をもたげてくるのだろうか。本日は、酒酔い運転の検挙かな。58号線で二台が停車させられていた。夕方の午後6時から8時くらいの間だ。結構、飲んで運転しているのかな。仕事帰りにぐいっと一杯飲んでしまうのだろう。自分は下戸だから晩酌という習慣がないので、冷たいビールをグビィグビィってのは判らないのでした。冷たいお茶やコーラだった飲んでしまう。

まだまだ沖縄はお酒に寛容なのだろうか。テレビのCMでは飲酒運転は駄目ですよって放送が流れている。ビールの宣伝でもテロップでも飲酒運転は止めましょうって文言が流れている。その文言の警告は、どれだけの効果があるのだろうか。
 古典的なキャッチコピーとして”飲んだら乗るな! 乗るなら飲むな!”が基本だ。

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2006年11月25日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 25℃ 24℃ 8m
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西のウネリが強く残っている中でのダイビングでした。西のウネリだったので砂地ポイントの砂が舞い上がって透明度が低下していた。今日は水中では流れは発生していなかった。
LEDライトの水中での視認距離を測定した。フラッシュ機能で点滅した状態で距離を測定した。水中での視程は実測値で8mくらいだったが、点滅光は10mまで確認することができました。遭難信号専用ではなく、汎用の水中ライト、電磁石のスイッチ、耐圧は50m。夜間での視認性を実験することと。常時携行することでの耐久性の確認をしなければと思っている。トウアカクマノミには他のグループが周囲を取り囲んで水中写真を撮っていました。

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2006年11月24日 (金)

修学旅行での体験ダイビングは・・・

あっと言う間に12月が近づいて来た。残すところわずかだ。来週は師走、平成18年も一ヶ月を切ることになるのでした。光陰矢のごとし。

 沖縄では高校の修学旅行が定着した。沖縄では年間の受け入れ観光客数が600万人を超えそうな気配だ。その構成数の中での修学旅行の数は、平成17年度に沖縄県の統計では426,536人だった。今年も多くの修学旅行が来沖しているので総観光客数の10%くらいになっているだろうと推察されます。40万人を超える修学旅行で、どれくらいの数が体験ダイビングを経験しているのだろうか。自分らダイビング関係者としては、一人でも多くの学生さんに海を覗いてみて欲しいとの願望があります。ただ、あちこちで修学旅行の体験ダイビングでの問題が囁かれているのでした。

多いのは圧平衡でのトラブルが一番多く報告されています。帰路の航空機内で痛みが強くなり、緊急着陸をしたなんてこともあるとのことでした。圧平衡については事前の参加者の健康確認書の段階で耳鼻関係のトラブルがないか、あるいは中耳炎や外耳炎などの既往歴を確認しているかな。それと潜水前の最終的な体調確認まで実施しているかな。あとは圧平衡の説明を分かり易くしているかな。
 最後に実際の潜降時の潜降スピードのコントロールも丁寧に実施しているかな。強引に潜降させていないかな。あとは潜水時間の1回の潜水が10分未満から自分らが実施している30分から40分程度までと潜水時間にもバラつきがあるようだ。

 自分が懸念しているのは、ダイビングスタッフさんの担い手が少なくなっている現実があります。経験豊富なスタッフさんの枯渇は深刻な問題となっています。今年は何とかなったが、来年は潤沢にスタッフさんが確保することができるのだろうか。心配になります。沖縄県では修学旅行の沢山誘致しているが、旅行の質については考えていないようだ。まだ数で勝負なのだろう。そろそろ体験ダイビングについては内容を全面的に開示して沖縄県独自の修学旅行での体験ダイビングの質の確保をすべき時期に来ているように思うのでした。

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2006年11月23日 (木)

USBケーブル

昨日の土砂降りがうそのように晴れ渡っている恩納村前兼久でした。気温は25℃くらいを記録している。体を動かすと汗ばむのでした。この時期になると昼間の晴れは、夜になると気温の低下が著しいことが多くなります。放射冷却現象なのでした。地上の暖かい空気は軽くなり、そのまま暖かい空気が上空に抜けて行くのでした。気温が25℃くらいあっても空気が乾燥しているので肌寒く感じるのでした。半そででは寒気を感じるのでした。暖冬傾向だと言われていますが、実際はどうなるのだろうか。暖冬だとモズク生産に影響が出るのでした。前兼久漁港はモズク網の準備で一段と忙しくなっています。

 ノートパソコンの次はプリンターの調子がおかしくなった。型落ちなのですが、新しく購入したノートパソコンではプリンターケーブルはUSBケーブルが標準。8年前に購入したプリンターはUSBではなく25本のピンケーブルなのでした。タワー形のデスクトップパソコンでも最近はUSBケーブルが当たり前で、ピンケーブルはディスプレイ用しかないのでした。パソコンは買い換えたがプリンターが使えないのでした。これも技術革新のお陰なのだろう。最新のプリンター複合機を手にしたのでした。

 パソコン売り場で、あれこれ見ていたら無線LANの売り場が充実していた。秘密基地では生徒さんが有線でのLANシステムを構築してくれた。これは非常に助かっています。あちこち配線が入り組みますが、重宝しています。無線LANについては、これからの検討課題だ。

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2006年11月22日 (水)

雹も降ったぁ

落雷と土砂降り。凄かった。50m先が見えないくらい土砂降り、昼でも暗くなっていた。道は川のようになった。濁流が下って行った。海は赤茶けてしまった。明日は休日だが、沖縄本島でのダイビングを楽しみにしてお客様は、がっかりだと思います。

 沖縄本島北部では3cm大の雹(ひょう:氷の塊)が降ったとのこと。3cm大ってことはゴルフボールくらいの大きさかな。そんなのがボコボコと降ったそうだ。車に当たればガラスは簡単に割れたり、人に当たったらケガ人が出ていたかもしれない。ケガ人のニュースは幸いにもありませんでした。レーダー画面は強烈な雨雲(赤い色)がびっしりと先島方面より移動していた。大雨洪水警報が発令された。午後6時に解除されました。最近の気象状態については極端な状態になる傾向があります。竜巻が発生したり、台風並みに発達する爆弾低気圧などだ。温暖化の影響が顕著になってきたのかな。

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2006年11月21日 (火)

進化するパソコン・・・ 使いこなせるかなぁ

インターネットのシステムが自由に使えるようになって久しい。こうして自分も自由にホームページを作成して全開中の人が見ることができるようにもなっている。また、さまざまな資料の検索や閲覧ができるようになった。かつては文献を探すのは図書館。図書館に行って必要な手続きを行ってから資料の閲覧室に入って必要な資料を探すのでした。膨大な文献をページをめくって探すのでした。

 インターネットの端末としてのパソコンも性能が向上、いながらにしてパソコンを操作すれば情報検索ができるようになりました。この前にノートパソコンを新調することができました。画像処理、それも動画を処理することが容易になったシステムを搭載している。これまでは大きなタワー型のCPU装置を装備したパソコンでしか動画処理ができなかった。まさに技術革新の賜物だ。自分も何とか技術革新に追い回されながら、それらの技術の恩恵にあずかっているのでした。

 何度も同じようなことを書くが、沖縄では地域格差として情報量の差が上げられている。電話回線に直結した状態から、ISDN回線、ADSLでも通信速度にばらつきが存在したり、最高速の速度を得ることができる光ケーブルが標準なんて地域もあるのでした。自分が生活している恩納村では仲泊地区では光通信ができる。前兼久ではADSLまで、役場付近ではISDNと、恩納村内でも格差が存在しているのでした。

 さあ宝の持ち腐れと言われないようにパソコンを使いこなすように特訓します。

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2006年11月20日 (月)

新しい県知事誕生

沖縄県知事選挙は自公推薦の仲井真さんが激戦を制した。基地問題もあるが、それよりも生活の不安解消の経済や雇用問題に期待した投票行動だったようだ。政治では天下分け目の戦いだと言っていたが、投票率を見ると政治への無関心派が台頭してきたようにも思えるのでした。それに米軍基地のある選挙区と基地がない選挙区でも与野党の投票数でも興味ある分析結果が出ていました。ほとんどの選挙区で仲井真さんが接戦を制していた。基地問題は争点にならなく、それよりも明日の生活の改善が急務ということでした。

 58号線を疾走するダンプカーの数が急造しています。恩納村でも3箇所、ダンプカーや工事車両が出入りするので交通整理の警備員の方々が交通整理を行っています。これは地域経済にとっては好ましいことなのだろう。あとは前兼久漁港では、新しい防波堤工事と浚渫工事も同時進行で始まっています。来年には新しい港湾施設が完成することになる。ますます前兼久漁港周辺のダイビングポイント、人数制限が必要になるかもしれない。砂地ポイントでは、台風による波浪の被害もあるがダイバーさんの入域数が多くなり過ぎて、海底が荒れ始めているのでした。

 新知事さんの沖縄観光の入域者数を1000万人に高めるとの方針だ。これが現実となると経済の活性化と市場を刺戟することになるとのことだが、豊かな自然環境の保全との調和は、どうなるかなって考え込んでしまうのでした。

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2006年11月19日 (日)

2006年11月19日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 曇り 南西・微風 23℃ 24℃ 25m
2本目 Wアーチ 曇り 23℃ 24~25℃ 25m
3本目 ムーンビーチ砂地 曇り 23℃ 24℃ 10m
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ドップラーレーダー画像にて雨雲を確認してのダイビングだった。幸いにして雨が降ることもなく風も大きく変化することもなく3本潜りができた。全てお客様と自分は酸素減圧を実施した。感触的には疲労は感じないのでした。
朝一番は天候の崩れる可能性を考えて真栄田岬ブイにしました。壁沿いを移動したがおサカナさんが少なかった。お客さんはウミウシやウミシダで楽しんでくれたので幸いでした。
午後からお客さんと研修生のガイドさんでした。ちょっと深潜り、30mギリギリの根の下まで潜りました。壁にはウミウシさんが点々と居てくれた。ヤッコ類も多かったが、ハダカハオコゼは見つけることができませんでした。他のガイドさんにクマドリイザリウオを教えてもらいました。ありがとうございました。浮上寸前に水面近くを1mを越える大きさのスギかな、群れで泳いでいるのを確認することができました。これまたラッキーでした。現場海域ではウネリがあり、深度15mくらいまでは揺れを感じた。
ラストダイブで、砂地ポイントでした。透明度は悪く、10m以下だったので私にくっ付いて離れないように指示を出した。砂地なので膝をつかないようにとも指示。あとは砂を巻き上げないようにとも指示した。トウアカクマノミまで移動した。ガァーん、イソギンチャクが縮んでいたぁ。誰だぁ、触った奴は、トウアカクマノミがぴったりと縮んだイソギンチャクに密着して離れなかった。
浅場に戻って酸素減圧をしながら研修生のトレーニング、水底脱着の課題を出した。何回かトライするが、動き回るのでした。「技術の完成は200年後かな」ってスレートに書いた。

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新しい県知事が決まりました

沖縄県知事選挙、与党の推す候補者に当選確実のマークがついた。最後まで確定していないが、自民公明が推薦する候補者が稲嶺県政を引き継ぐことが決まりのようだ。さあ北部のキャンプシュワーブに普天間航空基地を移設することが動き出すことになる。現場では混沌とした事象が起きてくる。また米軍再編成でのグァム移転を含めて沖縄本島内での基地返還も大きな山場を迎えることになる。午後10時50分現在。

 11月19日現在の恩納村周辺の水温は24~25℃くらいだ。晴れ間が広がり、風が東風くらいだと気温は25℃くらいになる。北風が強く吹けば20℃くらいまで低下。保温スーツが濡れていなければ寒さを感じないが、潜り終わって港に戻るまでの間はウィンドチルで寒さが一段と厳しく感じるのでした。防寒具、ウエットスーツ地で作ったボートコート、非常に暖かいのでした。自分は長年愛用しているのは米軍の雨具だ。20年くらい前に一着1,500円くらいで購入したものを使っている。接着剤が剥がれた部分は布のガムテープで補強して使っています。さすがに沖縄本島では、この米軍の払い下げの雨具を着ているのは、ほとんど見かけない。ひょっとして自分だけかな。

 この米軍の雨具、非常に便利なのでした。保温スーツを着て、その上に羽織ます。雨具を着たままウエイトベルトを装着、BCを背負って、マスク・フィンを装着。そのままドボンとエントリーすることもできるのでした。ただ帽子にレギレーターから排気した空気が溜まると上体が浮き気味になってしまうのでした。これは困ったことになるので、とりあえず帽子からも適宜排気することにしています。エキジットしても、そのまま来ていればゴム素材なので乾いてしまうのでした。防風対策もできるのでした。ただ上半身しかないので、足が冷えないように注意しています。

 沖縄もドライスーツの時期に突入ですね。午後11時過ぎ、沖縄県知事に正式に仲井真弘多氏の当選が決まりました。

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2006年11月18日 (土)

津波・・・・

午前中は土砂降りだった。おまけに視程も悪かった。前兼久漁港の出口から真栄田岬が霞んで見えたのでした。昨日の天気予報では降水確率は90%だってことでした。はい、朝から雨が降っていました。午前中からガイドさんをしておりました。久しぶりに天気が悪いときにガイドさんでした。船には船長さんが残っていた。潜水中、ずっと雨が降っていた。天候急変した場合は、リコールサインを発信してと伝えて潜りました。小さなボート(5人乗り:シーザー号)なので船長が残っているのは気分が安定します。

 今朝方、午前3時半くらいにお隣の大きな島、奄美大島近海にて震度4の地震があったことを今朝のインターネット版の記事で知りました。幸いにも津波が発生していなかった。午前3時半、完全に熟睡していた。先日の千島列島沖の地震で発生した津波、この津波は様々な被害を及ぼしたことが、その後の調査で明らかになりました。遠くは北米大陸のカルフォルニア州まで被害を及ぼしたことが分かった。この津波では、海の中の山脈、海山が津波の伝播に大きく影響を与えたことが分かった。気象庁の津波警報解除した後に本州沿岸に津波が襲来したことも分かった。水曜日に発生した津波は沖縄でも10cmくらいの津波が襲来したことも分かった。大きな被害が出なくてよかった。

 今回の地震では、直後に避難命令が出されたが、地域住民の大半が避難しなかった事実も判明した。”災害は忘れた頃にやって来る!”との故事もある。一昨年末のスマトラ沖の大地震、その直後に発生した大津波の影響で20万人以上の方々が犠牲となっている。あ、津波だぁって気づいた時には遅いのでした。

辺野古の米軍基地内では竜巻が発生した。同じ時刻の午後1時、前兼久漁港では少し雲がありましたが、晴れ間が広がっていました。”米軍基地を襲撃”ってタイトルだった。ただテロではなく竜巻だったのでした。

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2006年11月18日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 南東 22℃ 24℃ 25m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 23℃ 24~25℃ 12m
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土砂降りの中の出航。辛うじて港口から真栄田岬が霞んで見えた。風は南東、雨が強く降っていた。視界がきかないがリーフエッジくらいまで遠出しているウィンドサーファーがいた。真栄田岬に到着、船上に船長が待機でいるので気象海象に変化があったらリコールサインを決めて潜降した。本日から酸素減圧を行うので、その準備もした。
お客様は久しぶりの潜りというので、のんびり周回コースを考えた。各種クマノミ点々コース、ゆっくりと移動した。カクレ、巨大クマノミ、ハナビラとクマノミが隣接した違うイソギンチャクで生活、一つのイソギンチャクでクマノミとハナビラ共生、超巨大クマノミとセジロの共生等を観察してもらった。水底から水面を見ると雨足が強くなり、風も強くなったのが分かったので安全停止する水深まで戻り、酸素を吸いながら安全停止した。土砂降りの中を港に戻りました。

ドップラーレーダー画像では真っ赤な雨雲はなくなっていた。晴れ間が広がっていた。風は徐々に南東から南に変わり始めた。砂地にアンカーリング。酸素の準備をしてエントリー。午前中に雨が沢山降ったので濁りが出ているかなって心配したが、透明度は抜群によかった。トウアカクマノミまで移動、今日はイソギンチャクから5m以上も離れていた。随分、警戒心が薄れているのだろうか。水面近くにアオリイカの群れを見つけた。ダテハゼさん、背びれと胸びれに黒いウミウシがくっついているのを発見した。あまりにも近過ぎたので巣穴にダッシュされてしまった。お客さんにお詫びしてちょっと待つことにした。2分もしないで巣穴から半身出してくれた。

酸素減圧を開始したが、普段の空気潜水だけよりも疲労度合いが違うように感じている。お客さんも同様な回答だった。

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2006年11月17日 (金)

狂犬病は・・・・

狂犬病で死者が出たぁ。日本国内では36年ぶりの発生とのことだ。日本国内では狂犬病対策として予防接種が行われている。その介あってか、ずっと狂犬病の発症がなかった。平和ボケした頭の中では、すでに狂犬病は過去の病気だと思いがちだったようだ。公園なんかで犬を見て、無条件に手を出して可愛いって抱っこする仕草を見るが一瞬身構えることがあるのでした。皆、狂犬病の注射を打っているかなぁて考え込んでしまうのでした。怖いのは日本のお医者さんが狂犬病の初期症状を理解できるかなってこと。同じようことはバイオテロで懸念されている天然痘についてもだ。

 あらためて狂犬病が撲滅している地域ってのは、10箇所もなかった。この病気は空気感染しなく狂犬病ウィルスに感染している動物に咬まれることでウィルスが体内に侵入して起こるのでした。日本でも1920年代は予防注射が実施されていなかった時代は年間に3500件くらいの発生があったようだ。1922年に家畜伝染病予防法が施行されてから激減した。戦争で予防注射の機会が激減した途端に発生が急造。1956年に6頭の犬の発生を最後に日本では発生していない。年2回のワクチン接種が有効なのだ。

 沖縄では米軍基地からの犬や猫等が厳重な検疫体制下で持ち込まれていることを願うのみだ。アメリカ本国では狂犬病は制圧されていないのでした。日米地位協定のおかげで検疫については米軍管理となっているのでした。本島北部の山岳地帯では、野犬化した捨てられてペットの犬が徘徊しているのが目撃されているが大丈夫かなって心配になるのでした。

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2006年11月16日 (木)

酸素の準備完了

お天気が崩れて来た。昼間も一部地域で降水を記録した。本日はダイバー健診のために那覇市内に行った。潜水士の法律で定められている健康診断を受診してきました。インストラクター歴30周年を迎えたが、まだ潜っていることができる。新人スタッフさんも連れて潜水士のための定期健康診断を受診してきました。

 平成18年も年末を迎えましたが、本日沖縄酸素にて水中で減圧するための酸素専用のシリンダーに酸素を充填してもらいました。これまではDANジャパンが推奨している酸素シリンダー、これはストレートバルブだったが、水中で使う酸素シリンダーはDINバルブを採用しているのでした。DINバルブについてはネジ山の径がドイツ式のバルブとは違うのでした。このためにDINバルブ専用の真鍮でできた専用の充填アダプターと一緒に持参して医療用の酸素を充填してもらいました。工場に持ち込んだ際に充填アダプターを見せてもらったのですが、どうもサイズが微妙に違っていた。東京で製作してもらった真鍮製のアダプターが役に立ちました。

 レギレーターについてはファーストステージが日本製、セカンドステージが外国製でした。ファーストステージはDINバルブなのでネジ込み式です。あさってから実際に水中で安全停止の段階で使用します。酸素分圧の問題で安全停止の水深として5mで3分から5分くらいを酸素呼吸に切り替えて、それから浮上する方法を考えています。酸素中毒の問題を抱えているので厳密な運用をしないと危険。これからも慎重な潜りが要求されるのでした。

 週末の天気予報では雨が予想されるのでした。この時期の雨降りは日一日ごとに気温が下がるのでした。風邪を引かないように注意します。

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2006年11月15日 (水)

松坂投手がんばって

60億円の価値。メジャー挑戦の日本人としてのお値段。一般サラリーマンが一生涯に稼ぐことができる金額は2億とも3億とも言われた時期がありました。野球の能力が高いことでサラリーマンの生涯獲得金額の何十倍もの金銭を稼ぎ出すことができる。アメリカならではのこと。日本だとせいぜい5億円くらいのお値段にしかならない。格差社会の現実のニュースが、相前後して報道されていた。非正規社員としての身分で雇用されている人の現実。年収が200万から250万円あるが、生活することが厳しい。運動能力が高いということで価値が一気に高まる。あとはCM出演、講演、アドバイザー等の付加価値を高めるから、もっと凄い金額がはじき出されることになる。ごく当たり前の現実なのだろう。

 野球やサッカーでは、子供の憧れの職業。ダイビングインストラクターや水中ガイドさん、若手の次の世代が、後継者として育っていない。これって職業的には危ないことになる。後継者が育っていないことになるのでした。松坂投手の年棒は10億円くらいかな。4年とか5年とかの複数年契約になるから総額は、やなり凄い金額になってしまうのでしょう。あぁぁダイビングスタッフさんの年棒ですが、年契約の場合と季節契約の場合もあるので一律、幾らってことは比較するのは難しいかな。ずばり200万円が相場なのかな。あとは国民健康保険や年金、雇用保険等の給与以外の保障もあるのと、自腹ってのもあります。

 沖縄では、こんなことも報道されたことがあるのでした。それは今年になって沖縄県関係の施設で働く警備員関係の給与が、時給に換算すると法律で定められた金額を遥かに下回る金額しか至急されていないことが分かった。当然、是正されたとは思うが、その後のことは報道されたかな定かではないのでした。

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2006年11月14日 (火)

プロフェッショナルな仕事は

お天気は、南よりの風が吹いています。まだ雨は降ってきません。予報では午後からが雨の確率は50%くらいだった。昨日までは北風が吹いていた。空気が乾燥していたが、今日は湿り気たっぷりだぁ。空とニラメッコで仕事をしています。

 連日、朝からニュースでは教育関連のニュースが目白押しだ。スイッチをONにしたくない内容の連続。自殺の連鎖につながるのではと思う項目が続くのでした。ニュース原稿を読むアナウンサーの方々の心痛は、如何許りと思ってしまうこともあるのでした。一見すると読み上げる原稿の内容、顔の表情を変えずに読んでいるように見えるがプロフェッショナルとして仕事をこなしていると考えるのでした。自分は駄目だなって思ってしまうのでした。

 何か日本の社会的なシステムが崩壊しているような感じでニュースを聞いている。政治にしろ、教育にしろ、治安にしろ、金融にしろだ。再構築するには問題が多過ぎるようにも感じている。生活を安全に安心して営むことができる社会は縁遠いのかな。政治については茶番劇の上塗りが連日の国会中継から明らかになっている。今週末の沖縄県知事選挙での与党候補に不利に働かないようにと沖縄の基地問題は、水面下で静かに動いているようだ。
 とうとう夜に雨が降り出した。地面が濡れる程度だった。

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2006年11月13日 (月)

パソコンを切り替えました

かれこれ7年間使ってきたノートパソコンが、諸般の事情によりリタイアせざるを得なくなりました。新しいノートパソコンに切り替えました。ウィンドウズのシステムの変更に頭はついて行くことができずに躊躇してしまいました。なんとか知人が強力にサポートしてくれたおかげです。感謝しています。

 近年のパソコンの性能は、急速な進化を遂げていますが、自分の能力が追いついていかないのでした。とくに頭脳の内部が固まりかけている年齢に突入している私なのでした。キーボードに対するアレルギーはないので何時間でも打つことは問題ないのですが、ディスプレイ上に表示されるシステムの用語については、あれ何を言っているのかなって考え込んでしまうのでした。
 テレビもデジタル化が進みつつあるが、それぞれに対応するにはお金がかかり過ぎるようにも思えるのでした。携帯電話の進化にもついていけないのが現実だ。現在使っているデジタルムーバも、次世代のFOMAにとって変わられようとしているが、なかなかFOMAに切り替えることにも躊躇している。自分の場合は、あちこち動き回るが、仕事先で携帯電話が通じるか、否かは気になることです。デジタルムーバの限界も感じることもある。自分の場合は、通話とメールだけだ。あとは目覚まし時計くらいしかつかっていないのでした。別にウォークマン代わりに使うこともない。ただ確実に通話ができること。ただ地上の中継基地のアンテナがFOMAに切り替わって行くご時勢。他の携帯電話会社の機能も魅力的なものがある。ピンポイントでの居場所を捜索してくれる機能だ。

 新しく切り替えたノートパソコンだが、その寿命は。これまでの私のパソコンとの相性は、ばっちり長持ちして、途中の故障経験はゼロなのでした。1回だけディスプレイで修理依頼をしたことがあるだけだ。ラッキーだった。

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2006年11月12日 (日)

県知事選挙は・・・

寒い週末だ。半袖では肌寒いくらい。沖縄では、あと一週間で新しい県知事を選ぶ投票がある。即日開票で結果が出る。選挙は投票日当日まで分からない。都市部と離島、米軍基地が隣接している地域とでは、相当な温度差が存在している。おまけに経済停滞、収入や生活格差の存在。混沌とした一週間が続きそうだ。沖縄にとっては難しい選択になりそうだ。

 選挙戦になると選挙広報活動としてポスターが一般的だ。選挙戦の前哨戦として公示日前から街角にて様々なポスターが貼られる。中には公示日前までに撤去しますとの期限付きもあった。でも、全てが撤去されていないのでした。これって公約違反にならないのだろうか。選挙期間中は、選挙管理委員会の認証を受けたポスターを指定された掲示板にだけ貼り出されているだけのはず。それ以外は違法となるはず。違法と言っても逮捕者が出るでもない。結局曖昧なままで終わってしまう。まぁいいんじゃないってことなのだろう。ダブルスタンダードがまかり通っている現実もあるのでした。

 いつも不思議に思うことがある。それは辺野古地区での日本政府が考え出したアイデア、V字型滑走路案、離陸と着陸をそれぞれの方向から行うために1本ではなく二本のV字にしちゃえばって発想。自分が使う立場であればV字滑走路ならば、それぞれどちら側からでも離陸や着陸に使えるようにしたい。それが効率よく飛行場を運営する場合の考え方と思うのだが、何故か日本政府は離陸専用、着陸専用の二本と考えて提案してしまうのでした。選挙前の段階で、辺野古地区で考えられている滑走路について問題提起が起きているのでした。それが沖縄県民の投票行動に、どのように影響するのだろうか。

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2006年11月11日 (土)

2006年11月11日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 22℃ 25℃ 8m
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北風が強くを増す午前のダイビングでした。予定していた体験ダイビングは崎本部に変更。ファンダイビングだけは続行した。港でダイビングの準備をしていると風が強く吹き始めて来た。岸壁から沖を見るとウサギが沢山飛び始めていた。アンカーリングしたが、じっと立っていることができないくらい荒れていた。
最後にエントリー、水面はウネリがあったが、10mくらいの深さで静かになりました。どこに移動しても濁りの程度は同じだった。オニハゼを探したが、ダテハゼしか確認できませんでした。透明度が宜しくなかったので、水中ベルの音が聞こえた。ガイドさんが被写体を探しまわってお客さんにベルを鳴らして知らせているようだ。海況は冬を迎えたが、水温は25℃。

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北風が強かった

昨日とうって変わった天気。全国的に寒気団の到来だ。内地では木枯らし一号が記録かな。沖縄本島でもちょっとだけブルってしまいそうだった。北風が吹くビューって音が寒さを感じさせてくれます。内地は雨模様。フィリピン近海には台風20号が存在している。台風は反時計回りの渦になっているのために沖縄方面では北風を誘い込みやすい気象状態になっているのかな。おまけに沖縄本島の下に前線もあるのでした。トリプルパンチ。

 海は凪からウサギがバンバン飛び交う荒れた海に変身。午前中だけ前兼久漁港から出航できたが、午後からは中止とした。11月も半ばとなったので冬の覚悟はしなければならない。潜水装備はオレンジのワンピース、5mmの厚さだが、6半くらいの厚さがあります。それにA-2ブーツの格好。まだ3mmのフードベストは着ていない。水温は25℃、外気温は22℃。海況の変化、瞬時に変わるので注意が必要な季節となりました。天気図と観天望気は、真剣に判断が必要になっているのでした。

 週末だが、暖かい沖縄のイメージで来沖している観光客の方々は、寒さでブルブルかも。冷房はばっちりの沖縄なので、寒いから暖房に切り替えってことは難しいかもしれないですよ。内地ほどブルブル状態にならないから一枚上に羽織れるものを準備して来てください。ダイビングの場合は、防寒コートが必要だ。自分も今日から潜る前に防寒コートを着てポイントに行きました。

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2006年11月10日 (金)

暑かった

恩納村は暑かった。11月中旬に突入だ。さすがに朝晩は寒さを感じるようになりました。ただ太陽が出ている日中では、”温かい・暖かい”という表現より”暑い”という漢字が似合う気温になっています。これも地球温暖化の影響なのだろうか。本州方面の気温分布でも20℃を越える気温だった。

 昨日、残波岬の有名な釣りポイントで釣り糸や錘、仕掛け、釣竿等を回収する作業を行いました。船の定員の関係で自分は乗れなかったが、引き上げ作業の結果はすごいものがあった。出るわ出るわ。釣竿・リール・仕掛けまで釣り道具フルセットが水中で多数回収される。これってサカナとのファイトに負けて水中に引き釣りこまれたのだろうか。あとは釣り人の習性なのだろうか。釣竿が折れると残りの竿を水中に投棄してしまうようだ。投げ捨てている。これは回収した釣竿をチェックすると先端が折れた釣竿や手元の部分だけが多数に見つかったのでした。

 テレビでは週末になるとニュースの最後に釣り場情報を放映することがあるが、水中の状態がどうなっているのかを放送したのは、一局だけだ。海洋環境の保全の一環であると思うが、情報提供として取材してくれた放送局に感謝します。今回の作業は、水中の深い部分での作業だったが、海況が安定していないと非常に危険な状態になるのでした。現場が深いためにアンカーリングできないのでした。次回は来年の春以降になりそうだ。

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2006年11月 9日 (木)

残波岬での海中清掃

安対協とRBC(琉球放送)が協同で残波岬の釣り糸撤去作業を行いました。10月に予定していたのですが、天候・海況不安定で中止。で今日の実施となりました。風は東風、海況も安定していたので実施となりました。私も潜る準備をしていたのですが、参加者多数で船の定員を超えるということだった。とりあえず減圧用の酸素資機材とロープを準備して港に行きました。9日のRBC(琉球放送)のライブアイにて放映される予定だ。あとは全国ネットのTBSで放送されるかもしれないです。あとはカメラマンの編集次第かな。

 水中に放置された釣り糸や錘、釣りの仕掛け、釣竿、リール等がゴッソリと回収しました。回収したと言っても、浅い水深ではなく40mを越える深度からの引き上げ作業だった。草刈鎌が以外に有効に使えた。それに剪定はさみも使った。水中ナイフは使い物にならなかった。那覇の大綱引きで使えるような綱くらいの太さに釣り糸が固まっていた。釣り糸は、水中で朽ち果てることもなく永遠に残っている。水辺で餌をついばむ鳥の足や身体に絡んで悲惨な結果になることも報告されている。鉛は水中で鉛成分が溶け出してしまい水中生物の体内に鉛成分が吸収され蓄積されるのでした。食物連鎖の一環として最終的にサカナから人間へと鉛が移動していく可能性があるのでした。
 水中で回収した釣り糸や鉛、釣竿等については読谷村が最終的に処理してくれることになっています。今回の大深度での回収作業ですが、水底での作業は5分から7分くらいで浮上してもらうという無減圧潜水での範疇での作業としてもらいました。船上では酸素減圧をしてもらいました。

 海況が安定している短時間での作業しかできない海域なのでした。

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2006年11月 8日 (水)

自然の驚異

自然の驚異、これまでの常識では考えられないような規模と場所で発生した。当初、気象庁も地形的には竜巻は発生するはずがないというこでした。現場検証した結果は、最大級の竜巻による災害だと訂正した。これも地球温暖化の影響なのだろう。地球シミュレーターでも再現されていないのだろうか。これまでの常識では考えれないことが起きるのだろう。

 自然の驚異の一つなのだろうか、最近沖縄周辺で頻回に地震が発生しているのでした。震度は1程度でマグニチュードは4程度だが、地表近くの10km程度が震源地となっているのでした。宮古島、久米島、沖縄本島近海と連続しているのでした。就寝前にテレビにて放映される地震情報。ドキッとします。沖縄の建物は耐震構造は、本土に比べると危ういことが問題になる。復帰直後の建設ラッシュで急造された建物、とくにコンクリートに混ぜる砂の問題がある。海砂を使っているために沁み込んでいた塩分が心棒に使っている鉄棒が反応して錆が発生。コンクリートの深部で鉄筋が錆びて膨張して爆裂という現象が起きて、コンクリートがボロボロになったいます。コンクリートの強度は低下しているのが事実でした。
 あとは建築工法の問題もありそうだ。土地効率を高めるために一階に相当する部分は駐車スペースにしている。また風の吹き抜け効果も狙っているのかな。柱が二点とか三点で二階が乗っている構造だ。柱の耐震構造というか強度計算は大丈夫なのだろうか。「沖縄では大きな地震はない」という誤った常識がまかり通っているのだ。地震が続くのは、小さな地震が続くことで大きな地震のエネルギーを分散してくれるのだろうか。地下に蓄積された断層の歪みは、どれくらいなのだろうか。沖縄地区は島なので、海底を掘って確認することができないのでした。

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2006年11月 7日 (火)

若さって

またもや陸上自衛隊所属の対戦車攻撃型ヘリコプター、通称コブラが墜落した。でも報道では不時着したとの表現だった。墜落と不時着の違いは、何だろう。目撃者の証言では、「二機編隊で飛んでいたヘリ、そのうちの一機が突然エンジンが停止して落ちた。」とのことだった。エンジンが停止したとのこと。事故原因は、これからの事故調査委員会の報告を待つことにしよう。
 しかし、この対戦車攻撃型のヘリコプター、言い方が悪いがよく墜落する。エンジンに欠陥でもあるのだろうだろうか。それともヘリコプターの性能に人間の能力が追いついていっていないのだろうか。対地攻撃型のヘリコプターなので、急激な動きに対しても反応も即応するのも当たり前かあ。そうなると操縦する側の問題も検討する必要があるのだろう。今回の操縦士は53歳のベテランだった。機体の構造は横に並ぶタイプではなく、縦に並ぶタイプ。基本的には操縦士が前、副操縦士が後ろという並びかな。

 訓練飛行中ということですが、上陸する敵の舟艇を攻撃する訓練を行うために訓練場に向かう途中だったのかな。そうなれば山岳地帯を越えて行く際に、エンジントラブル、それともヒューマンエラーだったのかな。53歳って自分より1歳若いだけだが、生理的に問題がなかったのだろうか。厳しい航空身体検査を受けて飛行可能というお墨付きをもらっているはず。

 実を言うと攻撃型のヘリコプターなので、もっと若い20代後半から30代の若い年齢が操縦していると思ったが、違った。自分も40代後半くらいから体力的、精神的にも能力は下降線をたどっていたことを認識したが、実際は体力的なトレーニングや精神力を高めるトレーニングを積むことでカバーすることができるのだろうか。ちょっと考えこんでしまった事故例でした。

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2006年11月 6日 (月)

2006年11月6日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 26℃ 26℃ 12m
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体験ダイビングの助っ人と偵察ダイビング。体験のお客様が二名あるということで電話がありました。風は北風でした。久しぶりにシーザー号の出番でした。舵の修理も完了。新人スタッフさんが二名も参加。まだ小さなボートでの動きがぎこちなかった。
体験ダイビング二回目とのこと。圧平衡はOK、スムーズに着底できた。お客様二名、スタッフはインストラクターを含めて三名でスタートした。自分は本隊から離れて深場に移動。ヤシャハゼ、ネジリンボウ、オニハゼも発見した。深場の水底、相当荒れた光景が目に入った。連日多数のダイバーさんが潜るためにポイントの荒廃が進んでいるように思うのでした。
体験ダイビングの助っ人が続いたので、深場まで潜ることがなかったが、本日は深場にたっぷりと時間をかけて定点観察もできました。

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潜る前の水分補給

 あなたは自分の血液性状がどうなっているかご存知ですか。テレビでも血液サラサラ、ドロドロかなって芸能人をサンプルにして健康チェック番組が盛んに放映されている。血液はドロドロよりはサラサラのほうが健康によいことは分かっている。詐欺商法になるのだろうかブレスレットをつけることで血液がサラサラになるって

さて人間は適度に水分補給を継続していないと血液中の水分も奪われていくことは分かっています。ダイビングの世界では、潜る前に1.5リットルくらいの水分を補給しておくことが理想と言われています。ペットボトル1本半を一気に飲み干しなさいということではないのでした。何回か小分けにして飲んで欲しいのでした。500ミリリットルの小ぶりのペットボトルだと3本となります。これだとイメージ的に飲みやすいかもしれない。
 吐息を腕に吹きかけてみると湿っぽくて暖かく感じます。これは吐息の中に体内の水分を含んでいます。呼吸の度に体内の水分が排出されています。あとは汗も体内の水分が放出されている証拠ですね。水分補給としては水。それも常温で大丈夫とのことです。冷やす必要はないとのことです。コンビニでは様々な飲み物が販売されています。コーヒーのカフェインは利尿作用があるので潜る前は駄目ですね。ジュース類もご法度ですね。健康を考えて黒酢の飲料でも飲んでみるかな。健康には1日大匙一杯のお酢を飲む習慣をつけましょうってCMもある。水にお酢を溶かして飲むかな。
 これからは寒い晩秋から冬の季節となります。潜る前の水分補給については、ついついトイレとの距離を考えてしまうのでした。冬場のダイビングも無事に乗り切るには適度な水分補給を忘れないことですね。おまじないのブレスレットに頼るよりも、確実に安価な水分補給を習慣にしましょう。

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2006年11月 5日 (日)

着陸後の潜りはのんびりと

11月の三連休が終わりました。夜は58号線を疾走するバイクの騒音で寝苦しかった。久振りにバイクの音がうるさいと感じた。夜間、58号線を疾走するバイク。ライダーは気分爽快にぶっ飛ばしているようだが、生活者としては騒音としか理解できないのでした。そのギャップは。

空港に降り立って1時間後にはドボンとエントリー。水深30m超えの深度に侵入だ。これは空港到着後大気圧に慣れるまでに、どれくらいの時間が必要になるのか。詳しいデータは報告されていないようだ。恩納村の例を考えて見るとこんなことがあり得るのでした。午前6時半の羽田空港を離陸。午前9時過ぎに那覇空港の滑走路に着陸。手荷物が出てくるのを待って、その後バスターミナルへ歩く。恩納村のリゾートホテル行きのリムジンバスに乗ること1時間ちょっと。ホテルに到着。午後二時からのチェックインまでに時間がある。あぁぁぁそろそろお腹がすいた。レストランだとちょっと高めで予算には合致しない。コンビニにて食料調達。パクパク食べて、食休みもそこそこに午後1時からのダイビングに間に合うように準備。
 ダイビングサービスにてガイドダイバー申し込み書、健康に自信あり。睡眠も飛行機とバスでバッチリ取ったから大丈夫。午後1時過ぎからエントリー。リーフエッジ沿いに潜降。恩納村は氷河期に形成されたドロップオフの絶壁を潜る。ちょっと深いかも。50分のダイビングが終わった。午後3時過ぎから2本目のダイビング。午後5時の夕食前にログギングだ。データ整理してログブックに記録。潜水プロフィールを再確認。あれ意識が薄れてドタンって倒れた。救急車騒動。救急指定に搬送される。減圧症かな。それとも深部静脈栓塞かな。

 空港が整備され、本土からの直行便が到着する島では、場所によっては着陸語1時間で海の底に入れる。ケラマ諸島でも那覇にて午前9時便で着陸して、午前10時の船にさえ飛び乗れれば、午後1時過ぎからのダイビングが可能となるのでした。
 何があってもおかしくない現状なのでした。これまでは帰路の航空機搭乗については18時間から24時間くらいの余裕を持って搭乗しなさいだった。果たして、該当する方はいらっしゃいますかぁ。三連休の終わり、明日は東京の病院に連絡かな。ちょっと心配な方は・・・・。

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2006年11月5日ログ記録

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 Wアーチ 晴れ 北東 26℃ 26℃ 20m
2本目 真栄田岬ブイ 晴れ 北東 27℃ 26℃ 25m
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お客様のガイドでした。1対1です。大型船は10月末でお休みで、菊丸(和船タイプ)での潜りでした。Wアーチ。自分を入れて4組のガイドチームがエントリーした。水温は26℃と暖かく感じた。水面から深場まで変わらなかった。深場の根の上に潜降した。水中ライトはお客様に渡し、自由に使ってもらった。ハダカハオコゼを探したが見つからなかった。クマノミの生活している近辺をくまなく探したが駄目でした。ドロップオフの壁ではヤイトヤッコのペアを二組確認した。水面近くにはダツの幼魚が沢山群れていました。
午後からは真栄田岬でした。エントリーしたらツバメウオの群れがワンサカと集まってくれた。クマノミ巡りでした。最初にカクレクマノミ二箇所を続けて探索、次はクマノミとハナビラクマノミ、クマノミとハナビラの共存、クマノミとセジロの共存、ハナビラクマノミ単体と、順を追って回りました。途中に30cmを超える大きなオニダルマオコゼを発見。突いてみた。大きく飛び上がるでもなくのっそりと動いた。背びれは立てることもなかった。ブイの周辺にオアリイカの群れを発見。季節が夏から秋、冬の海に衣替えかな。

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2006年11月 4日 (土)

学会二日目でした

本日も琉球大学にて開催された日本高気圧環境・潜水医学総会を聴講させてもらいました。学会での講演を聴くことができました。今日は、北欧の有名な大学病院での高気圧治療施設の運用、それにヨーロッパ各国での高気圧治療施設の数等も興味がありました。術後管理として手術終了直後から麻酔の影響下にある患者さんも高気圧酸素治療を受けていることが分かった。傷の早期回復を狙っての運用は日本でも積極的に取り入れて欲しいものだ。

学会が第41回ですが、当初は日本高気圧環境医学会という名称だったのですが、今年から”・潜水医学”も追加されたのでした。より専門性を持たせる意味合いもあるのだろう。学会では基礎研究から臨床での治療例まで様々だ。日常の仕事でダイビングしている立場としては基礎研究の幅が広がってくれるとありがたい。また臨床例では、どのような障害が発生しているのかが分かることがありがたい。ただ学会での論文発表なのでリアルタイムでの情報ではなく、一年とか二年とかタイムラグが生じていることがある。リアルタイムだと検証する時間が足りないのでした。
 今回、息こらえ潜水について海女(海士)さんの頻回に素潜りすることの危険性も指摘されていた。あとはスクーバダイビング時の二酸化炭素の1%とか2%とかの上昇することで心臓への負担が大きくなることも分かった。もう少し二酸化炭素について勉強します。不勉強を反省です。講演発表のパワーポイントの使い方もうまいですね。

 11月の連休中でもあるので、多くのダイビング関係者の参加を期待できる訳がないですね。皆さんお仕事が忙しいのでした。

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2006年11月 3日 (金)

学会

琉球大学にて日本高気圧環境・潜水医学会学術総会がありました。聴講するチャンスがありましたので、朝から講義を聴いてきました。日本の潜水医学の研究者や臨床関係者が集まっての講演会、それに続くディスカッション。久しぶりに刺戟を受けることができました。
 息こらえ潜水の医学・生理学、人間がどこまで息こらえ潜水できるのか。あくまでも将来に向けての研究ですが、300mまでは何とかできるのではないかとの推論もありました。血痰の問題もありました。息こらえ潜水のトレーニング過程において血痰が出たケースが報告されていた。それにアプネア関係では過酷な映像も見せてもらいました。かなりのリスクが高いことも判明しました。

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2006年11月 2日 (木)

県知事選挙の公示

沖縄県知事選挙が11月19日(日)の即日開票されることで公示されました。新人三名が立候補。ずばり普天間基地の県内移設容認か、県外移設かが争点になっている。米軍基地を県内に移設を推進させることと沖縄振興策を共にリンクすると明言されている中での県知事選挙。県民は、どっちを選ぶか。あくまでも振興策ありきを選ぶかな。公共土木の恩恵にあずかって発展して経緯があるために、今後も基地移設することで長期の公共土木工事が約束されることになる。長期の土木工事が実施されることで地元への経済的な還元があるということだ。たしか海の埋め立てをすることで基地を建設する予定になっている。どこの山を削るのだろうか。
 19日の投票、そして即日開票となる。地方選挙でも最重要な県知事選挙となるのでした。他の地域の知事選とは訳が違うのでした。北部振興策として計上された1000億円の行方も気になるところだ。すでに400億円は消化済みだったかな。残りの600億円は凍結されていることになるのだ。今後の辺野古地区の工事再開が鍵を握るのでした。民意は、基地排除か、基地容認か。

 福島では県知事の多選が贈収賄事件に発展している。和歌山でも知事が責任を取って辞職した。県知事の多選が問題になっている。宮城や岩手では県知事自ら多選の弊害を訴えて、県知事を任期満了で退任している。長期に渡り、一人の人物が同じ権力を握っていることで多くの悪事への発展している。1期だけでは成果が出ない。そのために二期か三期くらいが在任期間の目安となるのだろうか。

 ここ沖縄では二期8年かな、稲嶺県政だった。その功罪は、歴史が判断することになるのだろう。とりあえず11月19日が沖縄の将来のターニングポイントになる日でした。

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2006年11月 1日 (水)

修学旅行

恩納村は午前中は霧雨、午後から本格的な雨降りとなりました。実は、今日は修学旅行の体験ダイビングが予定されていました。大人数で恩納村と読谷村にて分宿、そして体験ダイビングを二箇所で同時進行の予定でした。読谷村側での体験ダイビングが海況不良で中止ということが昨晩遅くに決定。そのあおりを喰らって恩納村での体験ダイビングも中止ということになりました。校長さんの判断で中止ということになりました。

 教育問題の中で小中学生の自殺問題、いじめ等が深刻な事態だと連日報道されている。自分は朝の目覚まし代わりに使っているテレビでも学校関係者や教育委員会関係者が謝罪しているシーンが放映される。何とも目覚めの悪い内容ばかりだ。チャンネルを変えても取材内容は変わらない。原因追求の際に、言い訳が二点三点していることが大きな問題となっている。本当の原因追求についても言い訳に終始している。

 おまけに履修不足の問題も急浮上している。最初は公立高校だけの問題かと思われたが、実際には私立高校でも同じような現実が浮かび上がった。笑い話のようなことも報告された。それは海外への修学旅行に参加すると世界史の単位の一部として認定している学校まで現れた。地理だったら分からない訳でもなさそうだが。もしかして沖縄への修学旅行、体験ダイビングも体育の単位として認定されているかもしれないですね。

 自分もかつて私立高校でスクーバダイビングの講座を担当。学科とプールトレーニングを4月から7月の出発まで週2時間学科、2時間実技をこなし。海洋実習は海外で行っていた。もちろん補講もありました。最終的に夏休みを利用して参加できなかった学生や不合格になった学生を引率して伊豆半島で実習を継続したこともありました。なんてことを思い出しました。

本日の体験ダイビングが中止になった学生さん、この雨降りの中、代替案はなにを体験したのかな。ちょっとだけ心配になりました。

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