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2006年12月18日 (月)

孤島の不安

12月18日朝、今日の村内放送では、本日の高速船が海況が厳しいための欠航が決まったこと伝えた。フェリーは運航されるとのこと。文字通り高速船では1時間弱だが、運航中止となった。薄曇りで小雨がパラパラ、寒いのでした。昨晩は星空がきれいに見えた。座間味と阿嘉島の間の海は、海面状況も安定してきた。昨日までのウサギが飛び交う海とは違うのでした。明日はフェリーの航海もすんなり行きそうで、ホッとしている。

 座間味村では村営の船を運航している。高速船は双胴船になっている。今年の2月に乗船したことがあります。結構荒れた中での移動となりました。自分が往復ともぐっすりと熟睡していたので大きな揺れだったように記憶している。そのあと巡視船で同じ航程を移動したが、大きな揺れは感じなかった。巡視船は1000トンだったかな。もしかすると民営だったら運航しているかもと地元では囁かれているのでした。お笑い種になりそうだが、高速船が欠航しているのにも関わらず、那覇からのダイビング船(20トンクラス)が座間味まで潜りに来ている現実があるのでした。海況判断の基準、判断するのは難しいが事故がないことをお祈りするばかりだ。ただ生活の足である船の運航に関わる場合、旅行日程が狂うこともあったりで陸路で行き来する観光地ではない点の難しさがあるのでした。

 昨日もふっと思ったのは、外界と遮断された世界、なかなか現実では味わうことができない生活だ。病気になっても車で病院に行くことができる地域でもないために場合によっては手遅れになる可能性もあるのでした。緊急事態では航空機を使っての急患搬送の手段があるが、実際にはお役所仕事になるために手続きに時間がかかるのでした。非常に短時間に専門医の治療が必要となった場合に1時間とか2時間の遅れが致命傷になる場合もあるのでした。座間味諸島については急患搬送が陸上自衛隊の101飛行隊が、その任務に当たっているのでした。現在は、島の診療所のドクターが付き添って乗ることはないようだ。那覇にて医師を乗せて患者を引き取りに来ることはあるようだ。ただ、当番制のために医師を向かえに行くのは陸路、パトカー先導ではなく、自衛隊の基地まで自家用車かタクシーにて来て、それから搭乗ということになる。時間が勝負の場合の重症患者には対応することができないようだ。

 座間味だけではなく、石垣を中心にした先島諸島でも同じよう問題を抱えているのでした。行政の分けとしては、沖縄本島を中心にして宮古島までが、自衛隊が対応、石垣を中心にして宮古、伊良部までが海上保安庁の対応となるのでした。例えば石垣から那覇まで搬送しなければならない場合は、一旦宮古島に着陸させて患者を那覇から向かえに来た自衛隊に引き渡すことになっているのでした。患者の容体よりも行政の縦割りの範疇となるのでした。地獄の沙汰も金次第ではないが、人の命が関わった局面でも行政の仕切り分が分かれている現実もあるのでした。ジャーン。

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