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2007年2月28日 (水)

ITC海洋実習でした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 23℃ 21℃ 15m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 23℃ 21℃ 15m
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インストラクター講習での海洋実習が始まりました。講習生にとっては大番狂わせだった。北風の予報だったが、海域はベタ凪だった。急遽、ボートでの海洋実習となった。周辺のダイビングサービスでは、卒業旅行かな若い方々が満載で体験ダイビングを実施していた。

 透明度はよかった。水中ではボラの大群、普段よりも倍の数を確認できた。講習シミュレーションなので、8mまでの深度となった。久しぶりの生徒役だった。私の役は、ちょっとだけ技術が苦手系だった。明日は、問題解決も含むトレーニング評価でした。さあ頑張るゾウ!!

 

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鳥インフルエンザ

慌しい2月が終わろうとしている。もっと時間を有効に活用して、いろんなことをしたかったと考えるが、反省だけが残るのでした。あぁぁぁあれも、これも終わっていない。なのでした。日々反省なのでした。明日から3月だが、また同じことの繰り返しにならなければって思うのでした。

 東南アジアの国で、とうとう鳥インフルエンザが人間に感染したとの報告が飛び込んできた。軍事政権下での出来事だ。軍事政権なので積極的に欧米からの援助も期待できない現状。民主化が遅れているためだ。周辺国でも鶏がインフルエンザになったが、人間にまで感染が広がったとは、毒性が一段と強くなったことを意味するのだろうか。宮崎県での鳥インフルエンザも脅威が収束したようだ。東南アジアのように日常生活の中で鶏と人間が一緒に生活している環境だ。大都市部での呼吸器系の疾病が発生した場合、1名の患者が発生すると、同時に3000名の罹患者が出るとの計算が紹介されていたことを思い出すのでした。

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2007年2月27日 (火)

北部に行きました

2月も2日を残すだけとなりました。閏年でなければ28日と他の月に比べると短いのだ。仕事が詰まっていると、あと2日あればって思うのでした。

 久しぶりに北部に行って来ました。海岸線を移動した。名護球場には日本ハムファイターズがキャンプ中、選手が来る前にマスコミがカメラやマイクの放列で待機していた。一説によると新庄選手が現役として活動中だった昨年よりは一挙に観客動員数が激減したとのことだ。10分の1になったとのこと。有名な選手がいる、いないでの観客動員数の変化。さすがに新庄選手は、凄かったのだろう。

 北部振興策の残り予算なのだろうか。道路の拡幅工事が至るところで実施されていた。いつになったら全通するのだろうか。あとは採石場、石灰石の塊だが、もしかすると秋吉台のような立派なカルスト台地が沢山存在していたのではないかって。それらが無残にもコンクリートの原料や埋め立てのバラストになったのではないか。勿体なかったかもしれないのでした。交通の利便性が向上することで地域住民だけでなく観光にも貢献することになる。でも、道路の拡幅工事のお陰で土砂が流れ込み、海の生物にとっては大変なことになっているかもしれないです。

 陸上部分はきれいになっても、海の中は、誰でも見ることができない。我々ダイバーの特権なのだろう。しっかりと海の中が、どうなっているかを見極めて、多くの人々に知らしめる必要があるのでした。3月5日、語呂合わせで”サンゴの日”も近い。

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2007年2月26日 (月)

今年も頑張るぞ!!

ポカポカ陽気が続いています。2月も終わろうとしています。さて、ここまで好天が続くと3月も天気がよい状態が続いて欲しいと思う願望が強くなってくるのでした。

 いつも、この時期に思うことがある。それは今年のダイビングの動向は、どうなるのだろうかってことを。都市部のダイビングサービスに確認すると、年々ダイビング愛好家の数は減っている傾向にあるとのことだ。我々の仕事としては仕事が減る可能性があるかもしれないのだ。ダイビングサービスを展開しながら、環境調査や潜水作業等も業務に組み込んでいるところもある。複合的に仕事をこなしている。別な言い方をすれば様々な仕事をしながら食いつないでいる。ではないかな。で、今年は、どんな状態が展開するのだろうか。

 沖縄では体験ダイビングが盛んだったが、この2年くらいは重装備のスクーバから軽装のスノーケリングにシフトしている。マスクにフィン、スノーケル、ライフジャケットだけで楽しめる。タンクとレギレーター、BCジャケット、ウエイトベルト等の装備は金額的には高額になる。また年間稼動させるには維持管理費の捻出に各サービスは苦労している。一式のお値段が15万から20万くらいを覚悟しなければならない。沖縄では、業者数が多くなったので価格競争、それも安値の価格競争に陥ったのでした。薄利多売となったが、ダイバー数が減少傾向にあると当然の経営が苦しくなる算段になりそうだ。余り景気のよい話でもないかな。でも今年は踏ん張って何とか頑張りたい。

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2007年2月25日 (日)

サーファーさん助かる

神奈川の鵠沼海岸にて発生していたサーファーの行方不明事案は、今朝9時くらいに約16時間半ぶりに無事に発見救助されたとのこと。よかった。24日午後4時半くらいに行方不明となり海保の航空機と巡視艇で捜索が開始されたとのこと。現場から南西に25km離れた真鶴岬沖にて捜索していた巡視艇にて発見、救助されたとのこと。2月の水温は13℃くらいかな。サーファーさんの装備としては保温スーツを着用しているが、ダイビングのような重装備ではないと思う。水温が低い、この時期に16時半も漂流して助かったのは奇跡的なのだろう。

 漂流では、先日の救助されたマグロ漁船3名のことが記憶に新しい。水に使ったままでの長い時間の漂流、サーフボードにつかまったままだったとのこと。低体温症は大丈夫だったのかな。水に使ったままで体温低下、睡魔が襲ってこなかったのだろうか。眠ってしまうと基礎代謝が低下してしまうので、体力はますます消耗すると考えてしまうのでした。睡魔との闘い。サーフボードにはつかまれるような突起物はないはずでした。滑らなかった。

 気温を調べたが、24日午後4時過ぎで9℃、25日午前6時で1℃、発見された午前9時で3.4℃だった。ボードに載っているよりも水に浸かったままのほうが暖かかったのだろうか。保温スーツだけかな。ウィンドサーファーは防寒対策はバッチリするとは思うが、波乗りサーファーさんは軽装ではないかと想像してしまうのでした。ブーツは履くのかな。素足かなぁ。手袋なんてしてないだろう。奇跡の生還劇、どんなプラスの要因があったのだろうか。気になるところです。

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2007年2月24日 (土)

大きなヒメオニオコゼだった

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 19℃ 21℃ 15m
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北寄りの風だったが、2mと微風に近かった。ウネリは西寄りんのためにアンカーリングしたが横揺れが厳しかった。インストラクタートレーニング、レスキュー検定から実施。小刻みな波頭が立つ中での水没したスクーバダイバーのフルレスキューだった。小型ボートへの引き上げまで連続して自己完結型の実技検定でした。インストラクターは常に臨機応変な対応が要求されるので、ITC初日に実技検定を行いました。今日の自分の役目は、水中での評価者兼器材回収役を担当しました。

 続けてインストラクターとしての実技能力の検定を行いました。水底が砂なので砂に埋もれている危険な生物、そうですヒメオニオコゼです。比較的大きな個体だった。講習生の邪魔にならないように注視していた。あの棘に刺されたらひとたまりもないだろうなって思いつつ監視していました。正面に回り込むと目線が合うと背びれの棘を立てて戦闘態勢を整えるのでした。久しぶりのダイバー進入になったのかな、ヨスジフエダイが一直線となってワッと寄ってきました。今回は餌付けなしでした。

 通年ですと寒い時期のITCを覚悟していたのですが、とりあえず気象状態が暖かく推移しているのが幸いしています。

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平和な週末かな

週末の土曜日、気象状態は安定している。プロ野球の紅白戦や対抗戦の観戦は楽しいだろうな。午前中にF22Aラプター戦闘機、嘉手納基地をベースに訓練飛行に飛び立っている。ジェット機の騒音、以前よりも大きく聞こえるのでした。今日も前兼久漁港上空を2編隊が訓練空域へ向かって行った。対面して会話が聞こえなかった。かなりの高い音を残して上昇して行くのを感じました。基地周辺の騒音被害も深刻になりそうだ。短期間の嘉手納駐留とのことなので、嘉手納沖に船を浮かべて双眼鏡持参でF22の離着陸を観察してみるかな。動画で撮影してみようかな。

 青い空を最新鋭のステルス戦闘機が飛び交う沖縄。九州の佐世保港には、これも最新鋭の大型空母のレーガン号が休息するために寄港した。北朝鮮や中国を大きく軍事的プレゼンスで圧倒している。軍事的な抑止力として力には力の論理なのだろう。中国や北朝鮮も同じ論理で軍事的なプレゼンスを展開している。日本国も、防衛省として独立した役所に格上げした。軍事的に優位に立とうしているのだろうか。

 ありきたりの平和な週末であってほしいと思うのでした。

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2007年2月23日 (金)

明日からITCです

暖かい日々が続きます。風は北寄りだが、晴れ間が続いている。全天候型の観光施設がない沖縄では、ありがたいことだ。雨が降ると観光客の方々にとっては困ったことになるのでした。びしょ濡れ状態での観光は身体に良くないのです。

 週末だ。明日から3月3日までITC(インストラクター養成講習会)だ。最近は、大人数のITCは開催していない。受講希望者が少ないのでした。各潜水指導団体としては配下の認定インストラクター数を一人でも多く所属させたい。職業的には厳しい状況下では、これからインストラクターになって将来のダイビング業界で踏ん張るゾって意気込んで来る若い方は、少数人数になってしまいました。

 自分が経験したITCは受講生が16名にスタッフさんも14名、合計30名のITCを実施したことがあります。でも15年以上も昔の出来事でした。海洋実習ではインストラクターの水中での注意力を育成するための技術問題解決を実施していると水中時間が長くなってしまいエアー切れが続出した。その時代の技術問題解決を実施している水深が6~12mくらいまで、時間も1時間くらい、ついつい水中での動きも激しくなります。気づくとエアー切れサインがバンバン出るような状態も経験した。とりあえずタンクを交換して参戦してもらうのでした。なんてこともありました。明日からは二名の受講生を預かっています。

 明日から3月6日までは気象状態が安定していて欲しいのでした。神様お願いします。

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2007年2月22日 (木)

お天気は下り坂

ちょっと雨降り。朝からポツポツと降り続いています。お湿りって感じだ。気象レーダーでは雨雲がひっきりなしに観測されている。春先の変わりやすいお天気のようだ。東シナ海から雨雲が湧いて出てくるような感じだ。種子島から発射予定の情報収集衛星の4基目は、天候不良を理由に延期が続いている。今度の24日に発射予定だ。これから沖縄方面に旅行を予定している方々は天候不良での飛行機遅延や目的地が天候不良で着陸できなくて出発地に戻るなんてこともありますよ。旅行日程にはくれぐれも注意してください。

 昨日、和歌山県の新聞を見てびっくり。和歌山の海にリュウキュウキッカサンゴが生育していることが発見されたとのこと。これってもしかすると海の中の温暖化が直接影響しているのだろう。伊豆地方では、以前は死滅回遊魚としてクマノミが挙げられていたが、クマノミさんもしっかりと越冬していることが確認されています。海の中もしっかりと温暖化が進んでいることの証明になっているようだ。

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2007年2月21日 (水)

花粉症

今日も晴れ間が続いています。暑い感じだ。自分は冬モードなのだが、若いスタッフはTシャツ一枚にGパンのスタイルだ。内地では、早々と花粉症の症状が出始めているそうな。幸いにも沖縄方面では花粉症は見当たらない。まあ小さな島なので風が花粉を飛ばしてくれるのとアレルゲンになる杉がないからとも言われている。ブタクサはあるのかな。海洋生物関係は何とかなるが、植物となると門外漢なのでした。

 花粉症の場合、クシャミが出る際に目を閉じてしまうのでした。車の運転中であると際どい運転になるかもしれない。実際にクシャミ一発、ドスンと追突しの場合たなんて話しを聞いたことがある。これをダイビングに当てはめると、水中に潜っている最中にクシャンとなると息を排気しながらクシャンとすることはできない。反射作用で沢山空気を吸い込みます。そして強く吐き出そうとします。陸上では問題がないようにみえますが、水中、とくにスクーバ呼吸している場合は、肺の過膨張を引き起こす可能性が高くなるのでした。ってことは場合によっては水中での花粉症による咳き込みのあとに最悪は動脈ガス塞栓を起こすかもしれないのでした。

 あとは花粉症を緩和するための飲み薬については眠くなる成分が入っているかもしれない。深度下に潜った際に、その圧力の影響によって薬の効き方が過剰に反応しないものかなって心配になります。これから内地から潜りに来るお客様で花粉症ですとチェックが付いているときは注意が必要かもしれません。

 

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2007年2月20日 (火)

特別警備訓練風景

昨日、テレビニュースに第十一管区海上保安本部の民間のフェリー船を使っての特別警備訓練が実施され多くの報道機関にも公開された。テロ対策訓練が公開されるのは税金を投入しているから公開を原則とするのだろう。雑誌にも対テロ対策関係の記事も書かれていることもある。以前に比べると一般への露出が多くなりました。

 海上保安庁だけでなく自衛隊でも同じことがある。最近では海上自衛隊での特殊部隊の存在が公表されています。あとは陸上自衛隊にも東京を中心に特殊作戦群などが組織化されている。時代の趨勢なのだろう。ただ公開する際の問題がないのかなぁって。それは紹介される訓練風景で、隊員の素顔がバッチリと写っていることが多いのだ。欧米での特殊部隊では、素顔が露出することはほとんどない。あっても10年も20年も前の古い写真が公表されるかな。せめてサングラスをかけるとか、フルフェイスの装備品をつけているとかの配慮があってもよいのではないか。

 世の中、様々な悪事が行われるが、その取締る側の顔写真が出回ることはよくあると聞く。密漁が横行する地域では、海上保安庁の建物周辺に見張り役がいるのは当たり前。捜査官の動きを監視しているのだ。捜査官の動静を把握して取り締まりを逃れようしているようだ。とくに警備関係者の顔が露出するのは悪いことする側としてはありがたいはず。

 撮影された映像を警備当局が事前に点検するのは報道の自由を侵害することになる。撮影する側として顔を極力写さないカメラアングルにするとか。世情不安な世の中になっているので守る側の組織がしっかり訓練されていることが望ましい。犯罪の抑止力にもなるかもしれない。一般に広く知らしめる努力は必要だが、警備担当者の顔が克明に出るのは如何なものかと考えてしまった。

 

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2007年2月19日 (月)

スタッフが船酔い、お客さんは大丈夫だった

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 18℃ 21℃ 15m
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今日は朝から真北の風が吹いていた。ウネリもあった。そんな中で体験ダイビングを実施でした。朝一番にはファンダイビングのチームが出港した。二隻に分乗して移動した。アンカーリングしたが装備をつける際は転落しそうなくらい揺れた。

 エントリーして潜降。水中も流れがあった。移動範囲を普段の半分としてアンカー近くに限定した。二組に分かれて水中移動。砂地のど真ん中に枝サンゴの破片にイソギンチャクが付着していると思って接近して観察した。正体はカニの背中にイソギンチャクが乗っているのでした。イソギンチャクが大き過ぎてカニの正体まで見極めることができませんでした。3組のガイドに渡して観察してもらいました。

  流れは結構強く自分も移動に苦労しました。エキジットも一苦労だった。スタッフの一人は猛烈な船酔いで保温スーツまで脱いでいた。顔面蒼白になっていた。久しぶりの緊張感を伴った体験ダイビングでした。

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新たな問題になりそうな気配だ

きな臭いお話が沸いてきた。恩納村に建設が始まりそうな大学院大学、ある大臣さんが絡んでいるとのこと。せっせと政治献金を重ねていたようだ。献金していた側は沖縄の土建屋さんだ。まだ国会での質問としてでた。あとはマスコミの話題にのったばかりで真実は定かでない。

 久しぶりの大型公共工事となる沖縄大学院大学の建設用地、恩納村の丘陵地帯が候補地とされている。事務局は58号線に面した場所にできた。新しく作ったのではなく旧労働省の外郭団体の所管だった保養施設。それが廃業した施設の再利用をした。学長はノーベル賞授与者が担っている。授業は英語で行われるとのこと。

 公共工事、沖縄での景気回復の起爆剤となると期待されている工事。直近が大学院大学、それにもうじき始まろうとしている辺野古の米軍基地建設だ。この二つの大規模工事が多くの在沖の土建屋さんの救世主となるようだ。でも、実際は内地のゼネコンが仕切ることになるのだろう。まだ霧の中の出来事なのだろうか。現役の国務大臣が絡むことになるのだろうか。満身創痍の安部政権にとっては大問題に発展するのだろうか。

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2007年2月18日 (日)

バッチリ雨だぁ

終日、生暖かく時おり降雨と不安定なお天気でした。今朝方、沢山の雨が降った。船は雨降りだと困ることがある。船長責任と思うが、船に軍手とかペットボトルとかを散らかしたままにしていたようだ。ある船、港に係留していたが、夜半の雨水が岸壁に沿って船に流れ込んだ。大量に流れ込んだ水、通常であれば舷側に開けられている穴から排水されることになっている。しかし、船上にホッタラかしにされていた軍手類やペットボトルが何らか拍子に排水口を塞いでしまった。甲板に溜まった水のハケグチがなくなった。その溜まった水の重みで船が沈没していたそうだ。船首側は係留しているために沈んでいなかったようだが、船尾がバッチリ沈していたとのことでした。港の中はガソリン臭かったとのこと。思わぬ雨、この季節だと、とんでもない降水量を短時間に記録することがある。注意が必要だ。

 そろそれプロ野球の合宿の打ち上げ時期になった。熱狂的な追っかけファンは、週末になるとワンサカと襲来している。恩納村のホテルでは野球関係で宿泊施設として利用されているのは二箇所かな。ちょっとした明暗もあるようだ。でも、自分等が判断するのは客室に電気が灯っているかだ。合宿先のホテルは満杯状態が続いているとのホクホク顔だ。もう少しで客層がガラリと変わるのでした。そろそろ卒業旅行の若者がドッさと来る時期になるのでした。完全に旅は恥のかき捨て状態となることが多くなった。観光客にもマナー向上を呼びかけないとならない。

 携帯使いながら、カーナビ見ながら、「ながら運転」が多くなるのでした。結構怖い運転が多いのでした。先日も突然の進路変更して迫って来た「わ」ナンバーがあったが、注意しても平気のへいざでいた。間一髪でした。

  本日のトップニュースは、嘉手納基地にF22Aステルス戦闘機の第二陣が到着したことかな。アフターバーナーを点火しなくても平気な戦闘機とのことだが、騒音は如何なことになるのだろうか。音もステルスだといいが、そんな御伽噺みたいなことがあるわけないようね。

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2007年2月17日 (土)

2月なのに南風が吹いている

朝から南風、気温はとうとう24℃にもなりました。まだ2月の半ばですよ。暑かったぁ。前兼久漁港は南側に岸壁が開いている。南風だと接岸する際に船尾から押されるので係留作業を迅速にしないとぶつかることもあるのでした。ボートの大小問わず、一瞬の緊張が走ります。

 東北地方にある保育専門学校でのこと。卒業予定者全員が単位が取れないために保育士の資格が取れないことが判明したとのこと。少子化の時代、様々な専門学校が生き残りのため方策を実施しているとのこと。でも今回の在学生に問題があったのか、それとも学校自体が認識が甘かったのだろうか。三年間のお勉強が無駄になったということだ。沖縄でも専門学校が沢山ある。しっかりと指導している学校もあれば、そうでない学校もあると聞く。学費を返せって騒いだとも聞く。コンピュータ関係では、いまやコンピュータの時代だが、IT関連でのお仕事が厳しいために受講生が減っているということも聞いた。IT関連での正社員ではなく、派遣社員としての待遇も問題ありと聞く。

 ダイビング関係は、仕事内容の割には給与水準が厳しいために年々スタッフ候補生が激減している。仕事として成り立たなくなるのだろうか。沖縄県では、新しい知事に代わってから観光客を年間一千万人達成を目標にしている。現在で550万人くらいだった。それを一挙に倍の観光客を向かい入れるとのことだ。サービス対応できるのだろうか。観光客が増えることで雇用チャンスも増えるとの考えなのだろう。環境面を考えると入域人数を制限しなければならない地域も出始めているのも現実だ。人数よりも観光の質を高めることが重要ではないかと考えるのでした。

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2007年2月16日 (金)

風邪引いたかも

気づいたら2月も折り返していた。時間の経過は早く過ぎていくのでした。平成19年も始まったばかりと思っていたのですが、もう2月も半ばを迎えた。例年に比べると気温が高めに推移しているのがラッキーかもしれない。例年通りの寒さを覚悟していたのです。暖かくベタ凪の日が続いているので季節ボケしたりしてね。3月はどうなるのだろう。このまま春に突入かな。

 不覚にもちょっとだけ風邪気味だ。先日、朝から晩まで保温スーツ姿で潜り、そのまま休憩、食事、潜りの繰り返しだったことが仇になったようだ。鼻水ジュルジュル状態、咳き込み、熱は36.6度から35.7度くらい。水銀式の体温計で測定したから、あまり誤差はないだろう。久しぶりの風邪引きさんになってしまった。早く直さねばならないのでした。インフルエンザではないと思うが、とりあえず大人しくして早く寝ます。

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2007年2月15日 (木)

船の話題

船舶関係の事故情報が相次いでいる。東京湾からはホットな話題の「たかちほ」がテレビ中継されていた。東京湾に近づく辺りから航空機による取材が多くなった。それにしても、今回のマグロ漁船の沈没に関係しているのが確定すると、都合三件の衝突事故の当事者になる。一隻の船で衝突事故が続くのは原因があるはず。海難審判庁の審理の展開が、今後どうなるのだろうか。

 鯨で話題の南氷洋での調査捕鯨船での船舶火災の発生の報。先日はアメリカの環境保護団体からの抗議行動で話題になったが、今度は作業中の火災とのこと。行方不明者が出ているとのこと。こちらも心配な案件が続いている。遥か遠くの南氷洋での事故、その後の事故対応、一旦現場海域を離れることになるのだろうか。現在、南極は夏から秋のシーズン、大きく天候が崩れる時期でもあるので、今後の捕鯨調査活動は如何にするのだろうか。仕切り直しとなるのだろうか。

 三重県沿岸では韓国船籍の貨物船が一瞬にして沈没した。春一番の威力かな。マグロ船では奇跡の生還と言われたが、行方不明者の捜索が続いているのでした。自分も海で仕事をするものとして海況判断、見張り、アンカーリング等では細心の注意を払って仕事をしている。教訓を生かして事故の再発を防止すること。見張り、これは小さなダイビング船でも怠ることができない重要なことだ。

 沖縄本島では、自分でダイビング船を購入する事例が多くなったと聞いている。でも操船できるベテランさんは不足気味との現実がある。4月以降の那覇近海での操船未熟者がヨチヨチと操船を開始するとも聞いている。大丈夫かな。ポイントの山立てができるのかな。GPSで大丈夫ってことかもしれないが、本当に大丈夫かよぉって。

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2007年2月14日 (水)

観光資源としての鯨

ホェールウォッチングが盛んだ。自分もびっくりしたが恩納村でも協会が設立されているようだ。恩納村商工会周辺にノボリ旗があった。恩納漁港から出港しているのだろうか。かつては慶良間海域でのホェールウォッチングが有名だった。最近では本島北部でもホェールウォッチングが行われている。本部半島や伊江島、瀬底島周辺でも観察することが出来るようだ。あとは読谷沖でも確認することができるのでした。恩納村、万座毛の沖合いでも潮吹きが確認されることも多くなっている。久米島周辺でも確認されているのでした。

  貴重な生態系ですが、追い掛け回すことがないようにして欲しいのでした。ニュース映像を見る限りでは、船の真下まで潜っている映像が公開されているが、どんな状況での撮影だったのだろうか。とくに今年は気象状態が安定しているのでホェールウォッチングには一段と熱が入っているとも聞くのでした。

 南氷洋でも鯨の調査捕鯨を行っているが、日本の調査捕鯨船に対して環境保護団体が体当たり攻撃を繰り広げているニュースを聞いた。執拗に抗議行動をしている。一種の海賊行為になるのだろう。調査捕鯨船を護衛するために海上保安庁が介入することあるのだろうか。マラッカ海峡での海賊船対策で海保は巡視船を派遣しているが、まさか南氷洋まで護衛することになるのだろうか。もしそうなると第一管区のPLH01宗谷が派遣される候補となるのかな。

 食料としての鯨、かたや観光資源としての鯨。

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金武湾でした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 金武湾 レッドビーチ 小雨 南西・微風 18℃ 21℃ 5~10m
2本目 金武湾 レッドビーチ 小雨 南西・微風 18℃ 21℃ 3~10m
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大きく天候が崩れることが予想される中のビーチダイビングでした。皮肉というか、何かしようとすると大雨ザアァザアァなのでした。車の移動中とダイビングの器材準備とエントリー中、エキジット、解除、着替えも小康状態でした。それ以外はビショ濡れ状態でした。金武湾全体の表面は茶色になっていた。透明度が悪くなっているかなって覚悟したのですが、以外にも10mを確保していました。雨が降ったばかりだったのが幸いしたのでした。

 ルート確保のためにライン設定を行いました。スタートと終点にストロボライトを点灯、途中にも1本ストロボライトを設定。視界不良でも位置確認ができるように対応しました。昼間でもガンガゼが沢山出ている水域なのでした。トレーニングダイブを二本終了することができました。海況が激変しなかった。

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2007年2月13日 (火)

本日もトレーニングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ツバメの根 晴れ 南東 18℃ 21℃ 25m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 南東 21℃ 21℃ 15m
3本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 南東 21℃ 21℃ 15m
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今日も晴れ間が広がった一日だった。風も南東寄りだった。一本目は、真栄田岬のツバメの根だった。自分等はレスキュートレーニングを行いました。10mの深度に沈んでいる溺者を水面まで引き揚げるトレーニングを行いました。水面から急速潜降して水底に横たわっているダイバーの救助練習でした。二本目は砂地にて総合的なダイバーレスキューの管理までを実践形式にて行いました。溺者役は研修生と同体格のダイバーを当てました。曳航してボートまで引き上げを行いました。船長にも手伝ってもらいました。ご苦労様でした。

 午後からは水中技術の評価潜水を行いました。浮力コントロールで中層にピタリと止まることに苦労していました。でも数回練習したら、指示通りに技術を達成することができました。その他の技術もクリアーできました。終日水中でのトレーニングだったので寒くなった。でも例年に比べると水温が21℃、気温も20℃前後と安定していたので深刻な体温低下にはならなかった。ご苦労様でした。

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米軍オンパレード

沖縄本島では米軍の訓練が物議を醸している。本日は、キャンプシュワーブを望む大浦湾に多数の米兵がパラシュート降下訓練を実施した。そういえば恩納村上空をパスして行ったC-130が降下要員を載せていたようだ。夕方のニュース映像に移っていた航空機と同じ色彩だった。キャンプシュワーブ近くの上陸演習場では、水陸両用戦闘車両が故障、その故障車両を守るように米兵が布陣していた。QABの放送記者はラッキーだったのかな。スクープ映像を中継していた。米兵はマニュアル通りに自分の載っていた車両を守るために布陣しているのだろう。言い方を変えれば、銃口を外に向けたことになる。銃には空砲を発射する際に使用する赤いブランクアダプターが装着されていた。でも、実際には故障車両を守るように布陣した。

 上陸訓練場とはいえ干潟だった。様々な生物の生活の場、キャタピラ走行なので土砂を巻き上げて移動する。その土砂の中に生物がいる可能性がある。轢かれてはいないだろうか心配になった。肥沃な干潟の存在も忘れないようにしたい。

 リゾートホテルが林立している恩納村ですが、超低空飛行での軍用機が通過している。固定翼機もあればヘリコプターもある。夜間なのだが、超低空でのパスでは騒音がそれなりの大きさとなって聞こえるのでした。

 内地では沖縄の現実についての報道が少ないと言われる。プロ野球のキャンプの中継に多数のキー局のテレビ中継車が送り込まれているが、それを活用して中継をすればと考えるが、視聴率を考えると政治問題を含んでいると駄目なのだろうか。「あるあるの捏造事件」以来、テレビの力が弱くなっているにも思えるのでした。

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2007年2月12日 (月)

夜の海でも鯨の声が聞こえました

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 南東 20℃ 21℃ 15m
2本目 真栄田岬ブイ 晴れ 南東 17℃ 21℃ 25m
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晴れ間が広がった一日だった。風は南東よりだった。一本目は、砂地にてガイドさんとしてのトレーニングだった。ルートを事前に決めて、そのルートに沿ってガイドしてもらった。今回はおとなしく追従してくれるゲスト役に徹して、水中を案内してもらった。

 ナイトダイビングを実施。海況が安定していたので真栄田岬に潜った。ダイブマスターのトレーニングダイブでした。予め計画したダイビングルートに沿って移動。サメの穴に一個体発見した。ネムリブカだった。ライトで驚いたので穴の中をグルグル泳ぎまわった。穴の奥の上に隠れたが、すぐに出て来てくれた。イカに大接近、海綿を背負ったカニさんも発見した。酸素減圧中にオニヒトデ(10cm大)二個体を発見、駆除しました。鯨の声がずっと聞こえていた。声の質から子供の声かな。夜光虫が多かった。

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よかったぁ

久しぶりにホッとするようなニュースを聞いた。ずっと殺伐としたニュースばかりだった。行方不明だったマグロ船の乗組員等三名が無事に発見。病院に搬送された。奇跡だったのは、マグロ船の船長が自ら船に救命いかだを装備していたことのようだ。事故が発生して海に飛び込む際に自動的に展張するタイプだった。救命いかだのテントの上にレーダーリフレクター付きのバルーンが見えていた。今回発見したのは巡視船搭載のベル212だったかな。捜索用のレーダーは装備していないかな。巡視船おおすみのレーダーで感知したのかな。どうなんだろう。病院まで搬送したヘリは鹿児島航空基地のベル412だった。ともかく、助かって良かった。

 今回の全員救助されたのは、比較的気象状態が安定していたからかな。黒潮の上の救助劇だった。テレビカメラマンも一緒に遭難したが、テレビカメラやビデオテープでも確保していなかったのかな。でも突然の衝突だったのかな。衝突と同時に三名が海に投げ出されたとの報道もありました。三名の記者会見を期待したい。

 残念なことは首相が、殉職された警察官の弔問に訪れた際に、殉職された警察官の名を間違って発言されていたことだ。政治家の言葉の薄さが浮き彫りになったような気がします。殉職された警察官のご冥福をお祈りします。

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2007年2月11日 (日)

海難が続いている

連休の中日、日曜日。私は終日秘密基地にこもってDAN酸素プロバイダー講習の準備と講義、実技を行いました。秘密基地の前は58号線だ。北部への道は大渋滞となっている。名護での日本ハムのキャンプと紅白戦かな。名護市内は大渋滞路線だった。ダイブチームムラタの仕事を依頼したチームは、北部のプールでトレーニングでしたが、帰路は渋滞地獄にはまった。沖縄自動車の許田にたどり着くまでに2時間を費やしたのだ。途中から泣きの電話が何回も入電した。ご苦労様でした。

 宮崎県のマグロ漁船の行方不明になっているとのニュースが流れた。本日の早朝に仲間の漁船が船尾だけを浮かせて半分以上沈没している状態で発見した。海保の潜水士が船内捜索を行ったが、三名の方の行方は依然不明のままとのことだった。微かに無線の故障であればと願ったが残念な結果に終わっている。あとは救命ボートはなくなっているとのこと。その救命ボートに乗り移って生存して漂流していることを祈るのみだ。当て逃げ事件かな。マグロ漁の取材のためにカメラマンが同乗していたとのことだが、全員が生存していることを願うのみだ。

 嘉手納基地に移駐予定の最新鋭機の戦闘機部隊、天候が思わしくないので12日に延期されたようだ。待ちぼうけ。

 沖縄本島から100kmの洋上でタイまで移動中のタグボートと台船が遭難、乗組員10名を巡視船が救助したとのこと。タグボートは沈没、残った台船を巡視船が曳航して沖縄本島に向かっているとのこと。海保忙しいようだ。

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2007年2月10日 (土)

イソギンチャクの気まぐれぇぇぇぇかな?

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 北西 20℃ 21℃ 15m
2本目 ムーンビーチ砂地 曇り 18℃ 21℃ 15m
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曇り空、風は北寄り。午後から二本潜りました。リーダーシップトレーニングも兼ねていました。一本目は私は典型的なスクーバダイバーの水没溺者役でした。西寄りのウネリがある中でのレスキュートレーニングでした。大きなウネリのある中での溺者役は、それなりの覚悟が必要なのでありました。

 二本目は漁礁とトウアカクマノミまで潜降、トウアカクマノミの生活しているイボハタゴイソギンチャクが縮んでいた。ハナビラクマノミが生活しているセンジュイソギンチャクも丸まっていた。防御姿勢なのかなぁ。気まぐれで丸まっているのだろうか。イソギンチャクのお勉強をします。

 砂地の傾斜地にタツノイトコの幼魚が一個体確認できた。他のグループがカメラを持っていたので呼びに行き、たっぷりと撮影してもらいました。気温が一気に2℃も下がった。さすがに寒気を感じてしまった。

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防衛関連交付金が凍結されたぁ

午後からお天気が下り坂になった。土砂降りになったようでモズク関係者は、早々に刈り取り作業を中止して帰港していた。何故かって、雨がモズクに降り注ぐと浸透圧の関係で品質が劣化してしまうのが原因かな。雨は真水、海水は塩分が含まれている。そう言えばモズクは真水で洗ってはいけないのでした。食べる直前に塩分を取り除くために真水で洗うのはOKだが、貯蔵することを考えると真水は駄目なのでした。

 さあ困ったぞ。防衛省が沖縄の名護市に対して、防衛関連の交付金の支払いをしないことを伝えたとのニュースだ。いわゆる「出来高払い方式」に変更したことにある。これまでは防衛関連で地元自治体に対して米軍や自衛隊等の基地や訓練施設、射爆場等がある場合にバンバン各種交付金が支払われてきた。その支払い方法が、とりあえず支払いを優先していた。無尽蔵にばら撒いてはいないが、とりあえず自治体から請求があった場合に支払いを決めていた。その名目は何でもよかったのではないかと思えるくらいだった。

 沖縄でも米軍基地のある自治体では、様々な形で交付金が自治体のお金として支払いがあった。迷惑料的な性格がある。場合によっては個人の生活能力まで萎縮させてしまう可能性もあるお金の流れでもあるのでした。補償費用として支払われている。働いて賃金を稼ぐのが当たり前だが、補償金が毎年個人の懐に入るとなると、働くのが馬鹿らしくなるケースとなることが報告されている。

 名護市では、胸算用があったようだが、政府は岩国と名護には平成19年度4月からの支払いをストップしたところである。週明けから地元ではブーイングが起きるかな。早期着工を促進しろコールが起きるかな。どっちだろう。

 10日に予定していた最新鋭機の嘉手納到着が1日遅れになることが判明した。明日は嘉手納基地周辺ではカメラのレンズが上を向いているだろうな。

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2007年2月 9日 (金)

大学生の体験だった

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 21℃ 21℃ 15m
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事務所を出る前に気象レーダーを確認。びっしりと雨雲が沖縄本島に近づいているのを確認。港で西の空を見ながらダイビングの準備でした。本日も卒業旅行の学生さんのグループの体験ダイビングなのでした。参加者7名、あれ見慣れたTシャツを着ていた。頭文字、もしかして・・・・そうなのでした自分がかつて教えていた大学の学生さんたちなのでした。

 運動系の学生さんだけあって元気だ。インストラクター三名で着底、圧平衡に時間はかからなかった。ただ自分が最後に担当した学生さんの圧平衡のタイミングがちょっとだけ遅れ気味だった。軽く力んだ瞬間に排気してしまうのでした。一旦、浮上して軽く息こらえするタイミングを練習してから再度、潜降。OKサインの連発で着底することができました。

 餌付けではハマフエフキが猛ダッシュして喰らい付いていた。今日はホシテンスも参戦していた。興味津々な学生さんばかりだったので、ついついガイドさんが50分くらいも滞底していた。帰路のボート上では、・・・・・だった。接岸と同時にトイレに猛ダッシュしていった。天候の急変には至らなかった。

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モズク栽培

午後からお天気が下り坂になった。土砂降りになったようでモズク関係者は、早々に刈り取り作業を中止して帰港していた。何故かって、雨がモズクに降り注ぐと浸透圧の関係で品質が劣化してしまうのが原因かな。雨は真水、海水は塩分が含まれている。そう言えばモズクは真水で洗ってはいけないのでした。食べる直前に塩分を取り除くために真水で洗うのはOKだが、貯蔵することを考えると真水は駄目なのでした。

 まあ今年はモズク関係者は、大喜びだ。恩納村では12月は厳しい収穫状況だったが、1月以降からは持ち直した。2月になってから好天続きのために猛ダッシュで新芽の刈り取りで忙しく働いています。モズク栽培については沖縄以外の環太平洋の島々でも行っている。産業スパイもどきの情報戦にもなっているようだ。日本のモズク栽培の様々な調整や準備については、極秘扱いになっているはず。商品価値を低下させないで栽培する。ある程度の量を確保するのも大変な労力が費やされているのでした。今年の新芽のモズク、先日ちょっだけ食べさせてもらいました。美味しかった。

 週末はちょっとだけ天気が下り坂との予想。

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2007年2月 8日 (木)

お仕事でした

何日もポカポカ陽気が続いている。例年の2月は雨が降り続いていることが多い季節だ。このままの好天が続くとは思わないが、少雨傾向が続くと渇水対策が必要になるかなと心配になります。これまでの沖縄経験の中で、凄かったのは27日間雨が降り続き、1日だけ晴れたことがありました。なんてこともありました。

 この時期のダイビングサービスでは様々な動きがあります。2月末までを完全休業。内地での営業活動中。海外に遊びに出ている。メンテナンス(船、タンク、器材、身体)。交替で休みを取りながら営業を続けている。スタッフトレーニング。ホェールウォッチング等様々です。現在、卒業旅行シーズンなので体験ダイビングに参加、あるいは思い切って講習を受ける学生さん。気温が20℃を超えているので例年に比べるとブルブル冷蔵庫状態ではないので、ダイビングはちょっとだけ”いい気分”かな。

 社会情勢として就職は売り手市場ということだ。学生さんに聞くと、とりあえず就職が決まっているということだ。しばしのんびりと遊びモード、エネルギーの充填かな。この時期にダイビングを覚えて、できれば遊びの潜りに沖縄に戻って来てくれるとありがたいのでした。

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体験管理でした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 22℃ 20℃ 15m
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穏やかな海況が続いています。透明度は15mだった。本日は体験ダイビングの管理でした。ダイブマスターの体験ダイビング研修の引率、写真撮影でした。二名のお客様で水中用のデジカメを忘れたとのことで、ダイブマスターの活動記録と一緒に記念撮影も写しました。デジタルビデオを静止画撮影用に使っているのでしっかりしたステイがないためにシャッターが押しづらいのでした。

 餌付けでは、一目散にヨスジフエダイが我々に向かって突進してくるのでした。瞬時に先頭のガイド役にヨスジフエダイが群がったのでした。その外側をフエダイが虎視眈々と秋刀魚を狙っているのでした。秋刀魚の争奪戦は凄かった。少数のクロスズメダイも善戦していました。フエダイまで秋刀魚は回りませんでした。

 おまけの映像を撮影するのに傾斜地に戻ったら、1匹ですがマダラトビエイに出会った。シャッターを数回切ったが、シャッターチャンスは逃してしまったのでした。動画ばかり撮影していたので、デジカメのシャッターチャンスは難しいのでした。

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2007年2月 7日 (水)

大臣って

連日のポカポカ陽気。海はベタ凪が続いている。週末辺りは荒れるかな。余りにもお天気が良過ぎるのでした。

 大臣の発言を巡って、ドタバタ劇が続いている。投票権を持っている者としては歯痒いばかりだ。もっとやらなければならないことがあるだろうって思ってしまうのでした。国会がこんな体たらくだから、地方はもっと凄いことになっている。将来は、どうなるのだろうって考え込んでしまうのでした。

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2007年2月 6日 (火)

今日も酸素減圧でした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 東・微風 21℃ 20℃ 15m
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穏やかな海況が続いています。ただし透視度は濁り気味になっています。午後の体験枠に乗船空きがあったので潜りました。酸素減圧を行いました。

 背中に10リットルの空気タンク、左肩のDリングに3.4リットル酸素シリンダーをクリップオンしてエントリー。もちろんダイブコンピュータも空気潜水用と酸素減圧用にセッティングも完了。深場のトウアカクマノミから観察を開始した。ビデオを写真撮影モードにして潜った。ビデオのバッテリーを使っているので電池の消耗を気にしなくてよいのでした。トウアカクマノミを何分でも観察していたが、体験ダイビングのお客さんのこともあるので早々に切り上げた。浅場に戻る途中もダイブコンピュータの浮上警告表示がでないようなスピードで移動した。酸素減圧は4mで5分実施した。

 本日もダイブマスターさんはウエイトベルトを装着せずにエントリーしようとした。二日連続だった。

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大助さんが倒れた

今日もポカポカ陽気だ。朝からピーカン、抜けるような青い空。夜は放射冷却が心配だ。気温は21℃を超えている。海はベタ凪、風は南東寄り。車内ではクーラーが必要。日本列島各地からも暖冬の話題がわんさかと盛り込まれていた。このまま雪が降らないと春先から水不足にならないかと心配されるのでした。

中高年者にとってはドッキリすることがあった。夫婦漫才の宮川大助さん56歳が左手と左足のしびれを訴え入院した。病状は脳出血で約一ヶ月の入院と約二ヶ月の通院が通院が必要と診断された。現在、投薬治療を受けている。明日は我が身かと思う。脳出血については発症してから専門の医療機関にて投薬治療を受けることで社会復帰率が高まるとのことだ。短時間に、大阪で倒れたということも幸いしたかな。血栓を取り除く薬剤が進化しているから。あとは症状が安定したらリハビリが待っているのだろうか。

 沖縄では医療機関が那覇や浦添、宜野湾等に集中している。北部方面では手薄になっている。沖縄でも地域によって医療格差がある。今回の普天間基地を辺野古地区に移すことを前提に北部での医療水準を高めるための予算的な処置が考えられているようにも見受けられる。基地の移設に伴う予算処置かぁ。辛い選択かもしれない。

 

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2007年2月 5日 (月)

救急病院

今日もポカポカ陽気だった。水温がちょっとだけ下がって来た。恩納村のモズク、刈り入れが最盛期を迎えています。連日の晴天、水温が下がったことによりモズクの成長が凄い勢いになっています。新芽の柔らかいモズクかな。各漁師さんのグループは朝から夕方まで一生懸命に作業をして、船が沈没しそうなくらいにモズクを満載して港に戻ってくるのでした。先月まではモズクの育成状況が心配されたが、今は心配なくなった。

知人が緊急入院した。血尿と血便が出て苦しんでいた。夜中に救急車にて病院への搬送となった。自分が知ったのは、午前中だった。血尿ならば結石だぁ。相当の痛みを伴うことになります。でも血便も出ているということで食中毒かな。いやいやそれはなさそうな話もある。救急車にて搬送されたが、入院手続きも完了しているが、内科系の入院ベッドが空いていないとのこと。まだ処置室に置かれたままとのことだ。処置室って、救急外来のとなり、カーテンを隔てたお隣だ。実も、自分も、その病院に二回ほど患者搬送の手伝いで救急車と一緒に行ったこともある。そのときは処置室まで被救助者を救急隊員とともにストレッチャーで救急車から処置室まで搬送、ベッドに載せた記憶がある。もう一回は、他のサービスでの潜水障害の疑いがあるお客さんを搬送したときだ。

 ベッドの空きがない。処置室に寝かされている知人、眠ることができるかな。大きな救急病院なので、頻繁に事故者や傷病者が搬送されてくるだろう。落ち着いて眠ることができない可能性があるのでした。入院ベッドが空いたってことは、何を意味するのだろうか。無事に病気が回復して退院したことを意味するのかな。一日も早い現場復帰してくださいね。

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体験ダイビングだった、ダイブマスターの忘れ物

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 東・微風 20℃ 20℃ 20m
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卒業旅行かな。短大生10名の体験ダイビングの助っ人でした。晴天、ベタ凪、東寄りの風微風。体験日和だった。流れもなかった。インストラクター5名、ダイブマスター1名で対応した。年齢的に集中力の持続がどうかなって心配したが、潜降を開始すると圧平衡も問題なく着底した。水底でのバランスも安定していました。

 この時期、水温が20℃くらいになるの潜水時間は30分くらいかなと話合っていたが、結局1時間近くも潜っていたのでした。お客様はニコニコ顔で水中を楽しんでいた。餌付けは久しぶりなので餌付けポイントのサカナ達は猛ダッシュでバクバクと凄い勢いで食べていました。フエダイも参戦して来た。ウツボは遠巻きながらウロウロしていたが、距離があったために餌付けの真ん中まで来なかった。

 浅瀬ではモズクの収穫が盛んなために海藻の破片が流れて来た。ところで最後にエントリーした新人ダイブマスターさんは何か忘れ物していたのでした。なかなか潜降してこないのでした。ヘッドファーストでバタバタとフィンキックをするが、2mくらいまで潜降してくるが、フゥゥって浮き上がるのでした。そうで慌てて飛び込んで来たので、ウエイトベルトを忘れたのでした。水底にあった予備のウエイト玉を拾ってBCのポケットに入れたが、足りなかった。私が船に戻ってウエイトベルトを確保して、水中で渡した。一件落着。

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2007年2月 4日 (日)

窒素排出を促進させる

お天気に恵まれた週末だった。こんな天気の週末も久しぶりだった。プロ野球のキャンプ地は大賑わいだったようだ。追っかけさんも、このポカポカ陽気の中をのんびりと楽しめたかな。

昨年末から水中で酸素を呼吸して残留窒素の排出を促進させる実験を開始しています。酸素シリンダーと酸素専用のレギレーターを二組揃えた。それに水中で高濃度酸素での減圧計算ができるダイブコンピュータも用意した。水中での酸素の危険性もお勉強した。ダイコンでのデータをパソコンにて確認するシステムも稼動を開始した。あとは連続して使用する際のトラブルシューティングを集めることにした。米海軍マニュアルにも7.5m相当の深度での100%酸素を呼吸することの危険性が指摘されている。十分に深度をモニターしながら確実に窒素を少なくする方向を実践してみます。

 酸素充填については嘉手納基地近くの沖縄酸素に持参して充填してもらう。朝出せば夕方には受け取ることができる利便性、これはありがたいのでした。小ぶりのシリンダーに酸素を充填して各ダイバーに持ってもらい、予め決めた水深にて窒素の排出を促進させるようにと考えているのでした。酸素を水中で呼吸するために専用のダイブコンピュータも用意することも検討しなければと考えています。様々なダイブコンピュータが市販されているから、選択肢があるから大丈夫かな。

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酸素減圧実験開始した

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北・微風 16℃ 19℃ 25m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 東・微風 18℃ 20℃ 25m
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インストラクタートレーニング。ビデオでの動画撮影と酸素を呼吸しての水中減圧を実践してもらった。海況は昨日とうって変わってベタ凪だった。透明度は抜群だった。水温は19℃を記録、研修生はブルブル震えていた。自分はオレンジワンピースに3mmフードベスト、インストラクターはドライスーツ、研修生はワンピースのみだった。フードベストを着ていなかったのでした。

 抜けるような青さの中でのダイビング。酸素シリンダーを右胸に装着、手にはビデオカメラ、研修生の水中実技とサカナの撮影してもらった。他のサービスのガイドさんとすれ違ったが、我々の装備を見てびっくりしたかな。

 午後からは真栄田岬ブイに移動。深場でのサカナの撮影班と実技トレーニング班に分かれて活動した。移動の途中にオドリハゼを発見した。ラッキー。久しぶりのトレーニングでした。一点に止まってデモンストレーションが厳しい状況でした。追加のトレーニングをするしかないのでした。深場から戻った班が先に酸素減圧を開始し、終わってから水中でシリンダーを受け取って減圧モードに切り替えた。鯨の声は聞こえなかった。港に戻る途中に空を眺めたら上空を飛行機雲が一直線に伸びるのが見えた。青い空に一筋の飛行機雲だった。1万2千メートル上空を飛んでいるのかな。

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2007年2月 3日 (土)

海況は厳しかった

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 16℃ 21℃ 25m
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本日はインストラクタートレーニングと一緒にスタッフトレーニングも行いました。ウネリは西寄り、流れは浅場から深場に流れていた。流れは強烈だった。海況的にはかなり厳しかった。透明度は抜群だった。25mは抜けて見え、太陽が真上から雲ひとつない青空のもとでのトレーニング。トレーニングポイントはリーフの内側だが、リーフの切れ口が開いている地形でした。波高は1mを超えていた。幸い他の船も来なかったので、水底から水面に浮上する緊急手順のトレーニングができた。水面状況が芳しくないために水面とボート上から監視して他の船の接近に備えた。

 トレーニング内容は、エアー切れ対処法、パニックダイバー対応、レスキュー曳航、流れがある中での溺者接近法等を行いました。

 

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放射冷却で寒くなりそうだ

昨日までの寒さが、どこへやら。ピーカンの晴天。風は微風の週末のスタートだった。海は少しづつ安定しつつあります。名護では日本ハムファイターズの祝勝パレードが行われたとのこと。今年は新庄が引退してキャンプには参加していない。昨年まで新庄フィーバーはないとのことだった。見物人の数も激減したとのことです。野球の人気って、一人の選手がキーポイントになるのだろうか。阪神は金本選手かな。オリックスは番町かな。ヤクルトは古田さんかな。

沖縄のホテル、軒並み海外の資本に切り替わっている。大手の航空会社系列が本業の航空事業の再編成するためにホテル関係を売却した。昨年は全日空が、今年は日本航空が、ホテル部門を手放した。これらのホテルには知人がいるが、その立場には変化がないとのことだった。恩納村にはリゾートホテルが林立している。薄利多売、宿泊料金については、かつては一泊素泊まりで2万とか3万円のお値段だった。繁忙期の直前の旅客の少ない時期では特別価格として1万円くらいと安くなった時期もあります。現在はコスト計算すると1泊素泊まり料金が5千円くらいとの話も漏れ伝わってくる。旅行社への手数料を除くとホテルに入るお金は、もっと少なくなるのでした。観光客の入域数を現在は500万人を超えるが、来年1000万人を計画しているとの県知事方針が出された。

 自分等としては宿泊料金が安ければ、長期滞在のお客様を当てにできるが、余りにも安過ぎることでホテルの経営が成り立たないこともある現実があるのも事実なのでした。航空運賃も値上げが予告されている。宿泊、航空運賃、レンタカーがついて3泊して3万とか5万とかのお値段のカラクリ。薄利多売の典型例なのでした。それに組み込まれるようにスノーケリングや体験ダイビングまでもが価格競争に巻き込まれているのでした。

 今夜は放射冷却現象でグッと冷え込むかな。

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2007年2月 2日 (金)

追っかけさん参上!!

外の空気が肌を刺しそうな冷たさだ。ブルブル、寒気団の南下。湿度が40%前後で空気が乾燥している。久しぶりの痛さだ。午前11時で那覇で12℃、恩納村だと、少しだけ低いようだ。ってことは10℃くらいかな。北西の風なのでした。

2月1日から沖縄ではプロ野球のキャンプが始まった。自分の近くでは阪神タイガースが宿泊している。おっかけさんが凄い。周辺のペンションや民宿にも報道関係者も分宿している。週末は満員御礼だ。あるペンションでは、今年から全室にADSL回線を引いたとのこと。恩納村では大型のリゾートホテルが林立しているが、インターネット通信回線については貧弱なのでした。昨年、久米島で宿泊したホテルでは、フロントにADSL回線が一本だけ、無料だったが、空き待ちという状況が続いたのを経験した。昨日は、巡視船にて事故対策訓練を実施したが、取材の記者はパソコンを持参して記録していた。まさに電脳時代到来だ。内地では無線LANが使えるのは当たり前になりつつあるようだ。自分が更新したパソコンでも無線LANが組み込まれている。そのために電源をONにするたびに「周辺に無線LANがありません」と聞いてくるのでした。当然、無線LANなんて構築してありません。面倒だけど有線ケーブルで接続しているのでした。

  脱線しました。野球の追っかけさんですが、凄いのでした。朝、選手が練習場に移動しますが、そのバスを追いかけするのですが、信号無視で突っ込んで行く方もいるのでした。あとは信号で遅れをとった方、信号が変わるとダッシュ、猛スピードでアクセル全開で追いかけるのでした。まさに一瞬も離れないぞって執念なんだろうな。信号無視は危ないのでした。あとはトラ吉グッズで身を固めた熱狂的なファンの姿もコンビニ辺りでお目にかかることができるのでした。

 沖縄の二月、季節を感じるのは野球グッズになりそうだ。

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2007年2月 1日 (木)

海のトレーニング終わりました。

この時期の天気、長続きしない。現場海域に行った大荒れ状態。1000トンクラスでも風の影響で揺れるのでした。那覇港の一文字防波堤を抜けた途端、船の揺れが違った。あれ、荒れ方が違う。案の定、訓練海域に到達したが、海面は大きく荒れている。訓練続行は厳しいと判断して那覇港に戻ることになった。防波堤の内側に投錨、北風が強さを増している。港内でも海面状況は厳しかった。おまけに流れもあった。そんな中でも訓練が始まった。今回はダイビングを含むマリンレジャー関係者全般対象の訓練だったのでした。参加者は55名でした。

訓練開始では1000トンの飛行甲板付きの巡視船とCL級の小さな巡視艇も訓練過程に組み込まれていた。これはニュースで知ったのだが那覇港にて海中転落事故があり、船員の方が一名行方不明になったが、その捜索のためにCL級は荒れた海を現場海域に行った。潜水士も移譲させる予定だったが、移譲が困難なくらいの荒れ方だった。このために訓練内容が変更された。巡視艇が到着する前に転落した船員の遺体が引き揚げられたとのことでした。

 118番での事故通報、携帯電話では第十一管区海上保安本部に通じるが、船舶電話の場合は、東京の本庁に掛かるとのことでした。事故の海域が判れば、所轄の海上保安部に連絡が行くとのことでした。沖縄ではダイビングも、その他のマリンレジャーでも海上保安庁の救難勢力と活動をともにすることになるが、一緒にトレーニングすることのメリットは沢山あると思うが、参加者が少ないのは残念なのでした。

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