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2007年4月30日 (月)

器材は大丈夫!!

4月末、明日から5月。ほとんどのダイビングサービスが大忙しの状態のはずだ。本日も晴れ間が広がった、でも明日の予報では雨だ。やはり梅雨入りしているのだろうか。寒冷前線がバッチリ存在しているのでした。衛星写真でも雲が切れることなく大陸から繋がっているのでした。沖縄本島よりも内地のほうが暑かったようだ。沖縄本島は24℃、内地では28℃の夏日を迎えているようだ。風が南寄りだった。

 全天候型の施設が限られている沖縄では、梅雨時の観光客の方々は、どこにいくのだろうか。やはり北部の水族館に集中することになるのだろう。あとはショッピングモールかな。副都心の免税店かな。それ以外にはないだろう。今年の沖縄の梅雨は、どうなんだろ。真剣に土砂降りとなるのだろうか。夏の渇水対策を考えると、しっかりと降って欲しいのでした。恩納村では5月末までモズクの収穫となるが、収穫時に雨降りとなると真水が当たり浸透圧が変になり品質が保てなくなるのでした。

 たまの休日だから、ホテルでのんびり過ごすこともありかな。あくせく観光地巡りをするよりも、腕時計を外して、のんびりと生活。たまには読書でもいいのではないかなぁ。以前に比べると集中力が出てきたので、自分だったら読書したい。

 前半の連休、ダイバーさんの出足は、ゆっくりしているのだろうか。5月3日からの連休は、山場になっているようだ。今回、自分はダイブコンピュータのバッテリー交換を2月に行うタイミングを失ってしまった。そのためにシーズン突入とともにバッテリーダウンを起こしてしまった。現在、パネルには4つあるので、まあまあ大丈夫か。この連休中にバッテリーアウトなんてことはありませんでしたか。連休明けとともにメーカーにバッテリー交換に出します。ちょっとだけ反省。

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泳ぐウミウシに遭遇

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 南東 24℃ 22℃ 25m
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晴れ間が広がっている。午後から1本潜りでした。真栄田岬ブイに潜りました。ゴールデンウィーク中休みって感じ。お客さんも少な目だった。ヒオドシユビウミウシがヒラヒラクネクネと泳ぎ。ムラサキウミコチョウがパタパタと泳ぎ回っていた。両方とも偶然の産物だが、連続してみることができた。ラッキーだった。こんなときに限ってビデオカメラを持っていないのでした。シャッターチャンスは絶好のタイミングだったのですが、これも運命なのだろう。

 クマノミ類は、産卵を確認していたが、二箇所で孵化したことを確認した。残念でした。

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2007年4月29日 (日)

青の洞窟あれこれ

久しぶりの太陽って感じだった。お客様にも笑顔が蘇った。太陽はありがたい。道路には「わ」ナンバーが、数珠繋ぎ。高速道路を猛スピードでかっ飛ばして行くのでした。内地の高速道路みたいに。凄いスピードだ。交通事故には注意して欲しいのでした。ナビだけ見ているが、周囲を見ていないので、突然の飛び出しや、右左折、怖いのでした。

 左親指の爪、完全に剥離して久しい。少しづつ新しい爪が再生しているが、半分だけ。まだ硬い爪にはなっていない。指先の感覚も駄目。痛みを強く感じるのだ。爪は偉大だ。指先の、研ぎ澄まされた感覚器を守るために硬い爪が存在しているのだろう。3月13日に負傷してから、もうじきで2ヶ月目を向かえることになるのでした。全治二~三週間って思っていたが、長く掛かるのでした。以外にも親指の力って凄いなぁって。

 連休ともなると様々なダイバーさんに遭遇します。水中ですれ違いざま、大丈夫かなって思ってしまうこともあるのでした。あとは、この先頭を泳いでいるのはガイドさんかな。それともレジャーダイバーが仲間で潜っているのかなぁって。でも、装備品を比較すると、どうもガイドさんかなって。おいおいもっとしっかりグループコントロールして欲しいなぁって。後方確認、自分のお客さんの状態を確認して欲しいって思ってしまうこともあるのでした。体験ダイビングに見えるが、手を引いて後ろからタンクバルブを持って泳いでいる。体験ダイバーをコントロールしているように見えるが、タンクを支えているダイバーさん呼吸が逼迫しているように見えるのでした。自分の浮力コントロールすら危ないガイドさん、およびアシスタントさん、アブネェ。

 それにしても体験ダイビングを申し込んだお客さん、大丈夫かな。たまには透明人間になったつもりで修羅場の真栄田岬洞窟付近で潜るかな。何か異常事態が起きているようにしか見えないのでした。おっさんガイドダイバーには見えるのでした。

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やっとの晴れ間だった

    
  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 Wアーチ 晴れ 24℃ 22℃ 25m
2本目 真栄田岬洞窟前 晴れ 24℃ 22℃ 25m
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ゴールデンウィーク2日目。シーザー号貸し切りでした。天候が安定していたので北上した。他の船も居たが、Wアーチにアンカーリング。ポイントの範囲が狭いのでお互いが邪魔にならないように注意して移動した。ドロップオフから18mの根に潜降、ハダカハオコゼを探したが、見つけることができませんでした。中層を移動中にヤイトヤッコのペアに遭遇だろうと思った。した。近くまで寄ったが逃げなかった。アマミスズメダイの群れ、青い光が差し込んでいたのできれいだった。

 二本目は、噂の青の洞窟に侵入した。お客様のリクエストがありました。沢山のボートが並び、陸路も数珠繋ぎ、水面も大混雑でした。スーツ、ジャケットを装着しているがフィンが外れたことにガイドさんは気がついていなかった。水底のスクーバダイバーが、外れたフィンを持って水面に出て手渡していた。あの状態では、スカシテンジュクダイの群れの出現は無理。まあブツブツ言ってもしかたがない。環境に与える影響を考えると人数制限も必要かもしれない。

 3年くらい洞窟方面には行っていないが、サナカがゆっくりと泳ぐなんてことはできそうにない環境と考える。カマス、コブシメ、コロダイ、ワカヨウジを確認できた。

 晴れてホッとしています。

 

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2007年4月28日 (土)

GW幕開け

日本民族の大移動の頃、黄金週間が始まった。ニュースでは、凄い人出のようだ。恩納村のリゾートホテルについては満員御礼。ただ前半よりも後半の5月3日から6日までがピークのようだ。今年の傾向では、安・近・短のようだ。長い企業では9連休かな。羨ましい限りだ。自らサラリーマン職を辞めたのだから。

 ゴールデンウィークに突入した。お天気があいにく悪い状態だ。寒冷前線が北東に長く伸びているのでした。雨の量も半端でない。もしかして梅雨入りしているのではないかと思うのでした。前線が長いのでした。本日の恩納村の最高気温は18℃でした。半袖シャツでは寒さを感じている。空は灰色の雲が低く垂れ込めています。ボートダイビングでもウネリの影響を受けているので船酔いが心配だ。おまけに寒いためにスタッフさんのテンションは上がらないようだ。土曜日の週末ですが、ダイバーさんの入り具合は、例年に比べると少ないように見えるのでした。

 ボート上にお湯を持参してもらった。冷えた身体に温かいお湯がしみ込んで行く温いさが気持ちよいでした。保温スーツを夏用に切り替えたスタッフさんがいるが、潜りながら失敗したって。6半が懐かしいのでした。

 明日のお天気は、如何に。

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寒いGW幕開けだ

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 小雨 18℃ 22℃ 20m
2本目 ムーンビーチ砂地 小雨 北東 18℃ 22℃ 10m
3本目 真栄田岬ブイ 曇り 北東 18℃ 22℃ 20m
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ゴールデンウィーク幕開けだ。本日より複合プログラムとなるためにガイドさんを一名お願いj、2名のお客様に対応してもらった。朝の気象レーダーを確認したら真っ赤な雲が久米島沖にあることを確認した。遠くに出ないようした。真栄田岬にもウネリが当たっていた。雨の中の準備と出航となりました。

 ウネリが寄せる中を最後にエントリーした。クマノミの定点観測、産卵状況と卵の生育状態も観察した。クマノミが2箇所、カクレクマノミが1箇所産卵を確認。しっかりと親業していました。ツバメウオの数、個体数が少なかった。

 二本目から講習の続きでした。講習生の都合がよくなったので再開することになりました。マスタースクーバの仕上げです。水底での砂を巻き上げないで着底すること。浮き上がることでした。呼吸のトリミング、BCのコントロール、フィンワークでした。それにフラッターキックでのリズミカルな泳ぎです。24日の強烈な土砂降りの影響で透明度ではなく暗かった。ポイントが集中しているので写真派ダイバーさんにとっては苦渋の選択的なシャッターチャンスだったようだ。トウアカクマノミは産卵していなかったが、産卵する素焼きの破片を触るとアマ噛みしてきた。そろそろ産卵するのだろうか。トレーニングダイブだったので、ついつい泳いでしまった。

 講習の続きで、真栄田岬に潜った。サーチ&リカバリーを兼ねて潜りました。捜索物は、すぐに見つけることができた。このポイントでの大回りになるルートでクマノミシリーズを観察した。ついついフラッターキックにて泳いでしまった。20年振りだと思うが夜光貝を見つけた。といっても誰かが加工用に肉厚の部分を削り取ったあとだった。

 連休の初日ですが、お天気は最悪の雨降りだ。明日からは回復するかな。気温が18℃、常夏のオキナワを返上だぁ。ひょっとして梅雨入りしていたなんてことになるかな。今日は寒かったぁ。

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2007年4月27日 (金)

漂流グッズあれこれ

終日、嘉手納漁港および沿海で乗合船の使い方、アンカーリング、ドリフトダイビングの手順等を主に新人ガイドさん対象に講習会を実施しました。参加者は15名を超えました。上空にはF22ラプターやF15が離着陸を繰り返していた。嘉手納基地の直近の漁港だったので騒音は想像以上のものがありました。空では日米共同訓練が実施されている。

 オレンジ色のブイを浮かべて、徐々に離れながら、どれくらいの距離まで確認することができるかも測定した。使用している船にGPSがついているのでスタート地点から距離を確認した。約1500mくらいまで確認できた。午後3時曇り空の下だった。あとはホイッスル(アメリカ製)については風に対して並行に離れて600mくらいまで聞こえました。思った以上にホィッスルが遠くまで聞こえたことに参加者一同びっくりしていた。

 NPO沖縄県ダイビング安全対策協議会では、ガイドダイバーが携帯すべき装備品についてHPで公開している。ブイ、ミラー、RS-4、着色剤、フラッシュライト等を持って仕事をすべきと主張しています。一番難しいのは耐圧を如何にするか。また、携帯しやすいケースをどうするか。真っ黒なスーツは止めにして、私のようにオレンジ色のスーツに着替えて、潜ることをお勧めします。遠くから見れること請け合いです。今度、実際に実験します。実測で、どの距離まで見れるのだろうか。ひょっとして衛星写真でも判読できるかもね。宇宙からも監視できると面白いかもね。私が漂流者となって流れてみます。乞うご期待!!

 嘉手納基地の着陸誘導灯近くで実験していたのですが、航空機の爆音にもかき消されることなくホィッスルの音が確認できた。これは漂流者になった若いスタッフさんが必死だったのかな。

 明日から5月6日まで長期休暇となります。お天気がはっきりしないのですが、安全潜水に注意して潜ります。

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2007年4月26日 (木)

秘密基地に戻ったよ

久しぶりに恩納村の秘密基地に戻りました。4月末なのに肌寒い北風が吹いているのでした。この2日間ほど、ブログの更新ができていませんでした。

 4月25日は、午前中にダイバーレスキュートレーニングを実施した。ガイドダイバーを対象とした実技トレーニング。午後からは海上保安庁とのダイビング事故対策訓練だった。予定では、石垣航空基地のヘリコプターの参加が微妙だった。ギリギリまで航空基地では参加させる段取りでスタンバイしてくれたようだった。最終的には、航空基地の判断で、訓練に参加というになった。上原港沖にて巡視艇なつづきと会合、指揮要員を民間船に移乗、訓練開始。13:25耳慣れた爆音が聞こえるのでした。ベル412を確認することができた。

 訓練開始。ヘリコプターは急患搬送の任務も兼務しているために訓練中に急患搬送の依頼があった場合は、現場に急行するということで訓練を開始した。RS-4の実射訓練、漂流ダイバーがブイを携行して、RS-4も用意して発射。4発とも全弾発射することができた。次にダウンウォッシュ体感訓練だ。北風が強いためにダイバーにかかるダウンウォッシュの当たりは弱かった。次にレスキュースリングを使ってのダイバー吊上げ、今回は脚が水面から出る程度までと決めた。16名全員を吊上げてくれた。感謝。

 最後に民間船からの吊上げ訓練の開始となった。潜水士(海猿)が一名、412からホイスト降下、北風を受けながら低速で進むが揺れが実戦さながらのギリギリの中で実施となった。横揺れが厳しい中にピンポイントで後部甲板に降りた。あれ、ガイドロープを切り離した。一緒にガイドロープも揚収している。あれあれって。412はドアの閉めて石垣島の方向に速力を上げて消えていった。

 そうなんです。急患搬送の依頼が入ったのでした。宮古島で脳内出血を起こしたので、早急に脳神経外科に搬送しなければとの緊急指令だった。宮古島で患者さんを揚収して石垣島の民間の脳神経外科に入院したとのことだった。一命は取り留めたとのことだ。

 急患搬送の問題、緊急性を要するために24時間体制を維持している石垣航空基地。全国の海上保安庁の航空基地でも唯一の24時間営業となるのでした。エバックハーネスを使用しての吊上げ訓練はできなかった。あとは海面捜索訓練と巡視艇にセッティングしたセービングネットを使っての移乗訓練まで実施した。

 連休前にレスキュートレーニングを(座間味、阿嘉島、西表島)実施してきた。明日は嘉手納漁港近海にてボートダイビングでの危機管理講習だ。連休前のヒト踏ん張りだ。  

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2007年4月25日 (水)

レスキュートレーニング西表

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 西表島 浦内湾内 小雨、曇り 22℃ 24℃ 15m
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午前中は、浦内湾にてダイバーレスキュートレーニングを実施しました。ガイドダイバー対象です。今回は2種類です。水没溺者の引き揚げ救助、曳航、引き上げまで実施した。若手のガイドさんが参加してくれました。ダイバーレスキューについては、潜水指導団体によって若干の考え方に相違があります。現場が混乱しないような手順をデモンストレーションを行いました。2回のデモを実施。大多数の参加者が毎年参加してくれているために手順としては誤動作はなかった。

 尚、最後の曳航から船上への引き上げについては人工呼吸の中断を15秒以内に設定した。皆苦労しながら頑張っていた。今回だけは村田が溺者役にはならずに監督者に徹しました。午後から海保との真剣勝負の事故対策訓練です。

 

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2007年4月23日 (月)

複雑な天候が続いている

西表島に来てから、お天気が不安定なままなのでした。やはり嵐を呼ぶ男だったのかなって。連日、講義と実技ですが、疲労感がない。教えていて楽しいのでした。適度な緊張があるのでした。緊急医療の体制を考えると、その格差は広がるばかりだ。先島の現状は非常に危惧されるのだ。事故を起こしにくい体質を作らなければと考えるが、各サービスに温度差を感じてしまうのでした。何も起きないに越したことはないが、万一のことを考えておく必要があると思うのでした。もうすぐ長期休みに突入しますが大丈夫かな?自分の足元を再確認します。

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2007年4月22日 (日)

サンゴが復活、凄いゾ!!

本日は、テストダイビングでした。久しぶりのアルミタンクだった。ワンピースでのトレーニングダイブだが、ウエイト量を決定するために潜った。6キロを腰に巻いたが、心配なために両手に1キロづつ持って潜降した。水底で安定していることを確認した。BCのポケットに入れた。最大深度15メートルまで行った。途中にイソマグロが1個体、アカエイにも出会った。ポイントは外離南だった。サンゴがびっしり復活しており、着底する場所を探すのに苦労した。まさか、ここまで復活するなんで。サカナも豊富だった。オドリハゼも4ヶ所見た。

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2007年4月21日 (土)

西表上陸したよ

那覇は晴天。石垣では、雨雲に突入、着陸の衝撃で目が覚めた。船で西表を目指すが、島全体が雲に覆われていた。航路は安定していた。観光客の乗降が、凄い人数。観光のイメージが強い。常宿が新装開店の二日目だった。23年親しんだ民宿からホテルに変わった。浦内湾を一望できる高台だ。旧館から新館、そして新規開店と歴史を垣間見ているのでした。イルマーレウナリザキにチェックインした。215号室は泊まれないのでした。お天気が悪い。小高い岬なので目線の高さに雲の見えるのでした。やはり嵐を呼ぶ男だったようだ。西表1日目。

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2007年4月20日 (金)

地震と津波

午前中の地震の連発、それに続く津波注意報の発令、びっくりしたぁ。思わず先島の知人や仕事仲間に連絡した。ラジオで地震の第一報を聞いた。震度3かぁ、震源地と地震の規模を現すマグネチュードは6.7だった。あぁぁこれは津波警報が発令されるなぁって思った。その後の津波注意報については、すでに到着したあとだった。50cmくらいだった。事実はマグネチュード6クラスが3回起きていた。津波が50cm程度と幸いだった。

 先日の地震関係の資料で沖縄方面での震度6クラスの地震の起きる確率が高くなったとのことだが、まさかすぐに地震が発生するなんて。博多、能登半島、三重県と立て続けに、まさか地震が起きるとは思われなかった地域での大きな地震の発生。東シナ海での地震発生。場合によっては大きな津波が発生する可能性が高いのでした。

 石垣島では風光明媚な場所、つまり海が見える場所に建てられた住宅やホテル群、港湾に面した地区に歓楽街と宿泊が集中しているのでした。当然、観光客も多数いることになるのでした。地震情報と津波情報を入手できたのだろうか。情報の伝達方法にも工夫が必要だ。明和の大津波を想像してしまった。実際の明和の大津波の震源地は、通説とは違い、宮古と石垣の間だったのかな。

 各地で地震が続いている。やはり沖縄も例外でないことを証明した一日でもありました。

 明日から西表島にてトレーニングが始まります。おそらく通信回線の問題がクリアーできないために携帯端末からのブログ更新となります。予めご了承ください。

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2007年4月19日 (木)

 ヘリ搬送あれこれ

昨日の荒天、本日の好天。読みは「こうてん」だが、全然内容が違うのでした。多少はウネリは残っていた。昨日の海浜での事故が嘘のような天候。沢山の浜降りの人々がいた。今日が、旧暦の浜降りの祝い事なのだ。恩納でも、読谷でも、各島々でもお昼以降は怒涛の人数が参加したとのことだった。海保も警察もヘリコプターが、「浜降りでの水難事故防止」を呼びかけていた。上空からの呼びかけについては、どれだけの効果があるのだろうか。疑問なのでした。タコ、イカ、貝類、エビ類、天然モズク等をドサリと水揚げしたようだ。禁猟や保護区を漁協が設定しているが効果の程は?

 午後からご婦人方は、どっと海に出ていた。

 渡嘉敷と阿嘉島に行って来ました。それぞれのヘリポートは、風光明媚な山頂に作られている。好天だったので、すっきりと見渡すことができた。案の定、急勾配の道を車で移動しなければならないのでした。水平位をキープしたまま患者をヘリポートまで搬送しなければならない容態の患者さんだったら、診療所からヘリポートまでの移動は地獄の苦しみを味わうことになるのだろう。患者輸送車が用意されているが、別に救急車仕様になっていることはないのに。それを考えると患者さんの負担ってのが、相当なものと考えてしまうのでした。

 いくら搬送手段がヘリコプターであっても快適なことはないと思う。1時間もストレッチャーに固定されて水平位で飛んでいれば気分も悪くなる可能性もあるのでした。以前に救急搬送で救急車に乗ってERまで運んだことがあるが、それでも30分くらいかかったかな。ヘリコプターでの独特の揺れというか低周波の振動、気流が不安定のところでの飛行でも揺れが厳しい場合もあります。できるだけ短い時間の飛行での患者搬送が理想だが、実際の片道40分くらいが限界かなって考えます。

 8時50分にホットラインの電話がなった。脳神経外科系の疾患患者への出動依頼だった。10分ほど前から午前9時10分から延べ3時間のフライトブリーフィングの最中だった。自分らのフライトプランは延期、先に急患搬送となった。予定よりも2時間遅れでのフライトとなりました。

 嘉手納では頻繁に米軍機の離発着が続く中の嘉手納空路の通過、那覇空港近くでのホールド。30分くらい長い滞空時間だった。貴重な体験を快く引き受けてくれたU-PITSの方々に感謝しています。ありがとうございます。

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2007年4月18日 (水)

秘密基地に戻りました。

島からの脱出劇だった。低気圧に伴う寒冷前線が通過した。昨晩から北風になっていた。朝方、猛烈な時化、突風と風廻り、土砂降りだ。午前便は全便欠航となった。航空機についても午前中に那覇を中心に離発着する便は、欠航便が相次いだ。那覇を中心に隣接する市町村では交通渋滞だった。寒かった。午後からフェリーケラマが出ることになったので、飛び乗って那覇まで戻りました。北風だったので、横からウネリの影響を受けるためにフェリーは右に左にと傾いた。泊港に入るまで横揺れが続いた。波高は5m近くまでありました。

 浜降りのシーズンだ。とうとう大きな事故が発生した。読谷村では13名、瀬良垣では1名が流れされたとのことだった。フェリーに載っている最中に救助活動が始まっていたとの情報だった。結果は13名中3名が亡くなったとのこと。なんで大荒れの天候の中に浜降りなんてするのだろう。自然を甘くみてはいけないのでした。いくら浅場であっても外洋が大荒れの状態では、何が起きるか判らない。昨日はベタ凪だったが、本日は大荒れだ。非常に残念な事故が起きた。

 バージニア工科大学での銃乱射事件、長崎市長への銃撃事件、和歌山での銃撃事件と銃にまつわる殺傷事件が相次いだ。ニュースを見るのも嫌になってしまうのでした。

二つの島でのレスキュートレーニングを実施しました。医療環境も併せて考えさせられることが多かった。久しぶりに生き生きできた時間を過ごすことができた。 

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2007年4月17日 (火)

何処も医師不足だぁ

座間味島での仕事も終わり、隣の阿嘉島に移動しました。阿嘉島でダイビングサービスを開業している知人が向かえに来てくれました。昼食を食べながら新聞をパラパラ、えぇぇぇえって悲鳴を上げそうになりました。座間味村の診療所の医師が5月末にて退職することが決まったとの報道。県立病院の座間味診療所という位置づけだ。補充がつかなければ無医村になるということだ。県立病院であっても医師の欠員を補充するのは至難のこと。石垣島にある八重山病院でも診療科目のうち、脳神経外科や産科等での医師が欠員のままになっているはず。同じ県立でも沖縄本島の名護市でも産科医が不在のままになっている。自衛隊の医官が派遣されていたが、4月末に引き揚げることになっている。産科では医師一人が居ても出産の対応ができない状態だと言われている。

 沖縄本島では北部のヤンバル方面では安田と古宇利島の診療所が4月1日付けで休止となったばかりだ。ヤンバルの場合は、交通の利便性が良くなったことが廃止の理由に挙がられている。内地でも医師の確保が難しくなっている現実があるとのこと。沖縄では海に隔てられているが、内地では山間地でも人口の減少による過疎化が急激に進んでいるのでした。あとは医師の育成システムが変更になったこと。それに医療保険制度の変更も医師や看護師の都市部への過度の集中になったようだ。

 5月末まで1ヶ月となったが、県立南部医療センターがカバーすることになりそうだ。如何な結論になるだろうか。

 明日、浦添総合病院が運営している医療支援のヘリコプターを阿嘉や座間味に呼んでデモフライトする予定でいる。でも天候上に大きな低気圧が接近する予報だ。無理な運航はしない方針なので、フライト計画を変更する可能性がある。あとは自分が沖縄本島に戻る定期航路でも北風ビュービュー、高波が5mが予想されている。島から戻ることができない可能性があるので、明日の予定が微妙なのでした。

 阿嘉島では、これからガイドダイバー対象にCPR・AEDのトレーニングを実施します。さあどれくらいの人数が集まってくれるかなぁ。

 実は4月17日に更新することができなかったので、恩納村に戻ってから更新しています。

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2007年4月16日 (月)

危機管理って

座間味村、新聞は当日の新聞を午前中に見ることができる。ペンションに配達された新聞をパラパラと読んだ。昨日は安部総理が参列しての陸上自衛隊の101飛行隊の部隊葬が挙行されたとの記事。その脇に急患搬送については、現在は航空自衛隊の航空救難隊が代行しているとの記事があった。内閣総理大臣が沖縄に来県したのは、珍しい。でも、同時に自民党総裁として参院沖縄選挙区補欠選挙への自民党推薦候補の応援演説や普天間基地視察も併せて行った。

 ここで問題があったようで、それは解決できたのだろうかって。

 内閣総理大臣は、国に安全保障の総元締めになっている。今回の来沖も含めて、航空機を使って移動する際の通信手段の確保の問題があったようだ。通常は政府専用機を使って動くべきなのだが、B747型機を使っているために経費が膨大になるとのこと。現在は航空自衛隊が運航を管理している。この政府専用機には、政府専用の通信回線を確保しているようだ。でも国内での運航は考えていなかったのか。それとも大型のために国内で離着陸できる空港が限られるのかな。それで首相の移動は民間機を使うことになったようだ。

 でも、ご存知ように飛行機に搭乗する際には携帯電話の電源は、全てOFFにするように指示される。目的地の空港について飛行機を降りてボーディングブリッジに出るまでは、電源をONにしないでとのお達しだ。そんな状況下、総理一大事ですとの緊急コールをかけても、電話口からは「ただいまおかけの電話は電波が届かないところにいるか、電源が入っておりません。」とのメッセージが流れることになる。これでは日本国の一大事の時には役に立たないことになる。かと言って、機長に無線を借りることもできない。一国の重要な情報を航空会社と共有することはできない。

 さて、今回の首相の移動は、何を使ったのだろうか。東京から那覇まで自衛隊機で一気に無着陸で飛べる機体は、ごく僅かだ。大型輸送機は軍用機仕様になっているために快適な空の旅は駄目。途中に、九州の基地に着陸して燃料補給してなんてことはしていないはず。やはり民間機で沖縄入りしたのかな。

 その際の首相への連絡手段は、どうなったのだろうか。気になるところだ。日本の安全保障の盲点だったりして。B747ではなく、B777にでも切り替えては如何か。政府専用機は4発のエンジンがないと駄目なのかな。先日、B777で2発エンジンしかない機体でも1発停止しても満員の乗客を乗せて、福岡空港に着陸したではないですか。航空機の話題になると、ついつい沢山書いてしまうのでした。

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今日はレスキュートレーニングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 座間味島 ハタケジィー(座間味港口) 晴れ 北西 25℃ 22℃ 25m
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昨日の荒れた天候から一転、晴れ間が広がっている。でも遠くは春霞かな。高速船が那覇から来る中ブリーフィングしていた。今日はダイバーレスキューの仕上げ、自己完結型にダイバーを救助、自船に引き揚げるでした。ポイントは12月にも使った座間味港入り口。水底はなだらかな傾斜地で、枯れ場が広がっている。ウエイトベルトを水底に落とすために砂地を選んだ。できるだけ環境に負担をかけないようにした。

 水面にて自分の潜水器材を脱装する練習。左手で溺者を抱えているという想定で、右手だけで自分のBCを脱装してもらった。完全に右手だけでは外せないので、右側を脱装、その後右手で溺者の首を支えるようにして左側のBCを抜くようにした。技術的には右でも左でも抜けるようにした。二名ともショルダーが外れないタイプだったが、脱装には手間取らないで外せるようになった。

 水没溺者の引き上げ、浮力確保、意識の確認、人工呼吸、曳航、器材脱装、引き上げ練習内容を高度化して、最後に自己完結型に対応できるようにした。沖縄で標準的な溺者役として私を船上に引き揚げる練習だったが、最後がきつかったと思います。

 このポイント、浅い場所ですがジョーフィッシュ、それもサイズは大き目を発見した。昨夜はAHA2005ガイドライン準拠のCPR、AEDトレーニングを実施した。受講者にとっては、より鮮烈な印象になったかな。継続的なトレーニングの必要性は理解してもらえたと思います。関係者の皆さんに感謝です。

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2007年4月15日 (日)

島のヘリポート一考

昨日から座間味島に来ました。爆睡状態で到着。夕方は阿嘉経由の座間味、沖縄本島だった。ベタ凪状態だった。今朝は小雨が降っていた。港で潜る準備をしていると本格的に雨が降り始めた。風も南寄りだったが、おじぃの予言では風廻をするぞとのことだった。大きく変化はしないだろうとのことだった。水中ブイで係留してポジィションを決めて潜った。南から西風に変わったが、トレーニング項目は完了できた。港に戻ると積み上げられていた土砂から流れ出た変色した水が港を土色に変えていた。座間味島は現在、渇水対策として12時間断水中、流れ出た水を見ると勿体無いと考えてしまうのでした。

 昨日、宿に行く途中に座間味ヘリポートを見に行った。山の上にあるヘリポートだが、ふと考え込んでしまった。ヘリポートまでは急勾配の道を登らなければならないのでした。心肺蘇生法を実施しながらのヘリポート搬送は、相当の厳しさがあると感じた。島には診療所があり、医師が常駐しています。ただ診療所なので、対応できる医療行為にも言外があります。そのために重篤な患者が出た場合は、陸上自衛隊の101飛行隊にヘリ搬送を依頼することになります。

 ヘリポートは風光明媚な山頂の上にあります。ヘリポートからの眺めは良くても、実際にヘリのパイロットにとってはどうかな。かなり神経をすり減らしながらの着陸、および離陸が要求されそうと思った。それにヘリポートまでの急勾配での患者搬送となると患者さんにも相当な忍耐が要求されるように思えるのでした。患者を水平、枕なし、の状態で搬送させたいと思うが、実際の急勾配では相当な負担になると思った。診療所近くの平地を探したのでした。港湾施設内で確保できるエリアがないかと確認した。

 17日まで座間味に滞在してガイドダイバー対象にCPR、レスキュー、DAN酸素プロバイダートレーニングです。ブログの更新ができるのですが、HTMLでの日付変更だけのFTPの接続が巧く繋がらないのでした。

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座間味トレーニングダイブ

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 座間味島 阿真中瀬(阿真ビーチ前) 南 → 西 23℃ 22℃ 25m
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朝から小雨がパラついていた。風廻りしそうな天気。水中ブイに係留した。トレーニング内容はダイバーレスキュー。さすがに座間味だ、透明度は抜群だった。ユビエダハマサンゴの群生の脇でトレーニングでした。2名の参加者だった。ユビエダハマサンゴの広く群生しているのでサカナの種類が豊富だ。うらやましい限りだ。

 自分が普段フィールドにしていない地域でのトレーニング。とくにレスキュー関係がウエイトベルトを脱装するために水底に影響が少ないように配慮しなければならない。まして生物層が豊富な水域なので最新の注意が必要になるのでした。

 水中でトレーニングしていたが、海況が風廻りし始めた。水面でのトレーニング内容をなしにして、水底でのトレーニングだけに変更した。連続排気、ウエイトベルトの脱装着、ポジィティブボイヤントアセント、水没溺者の引き上げ、ウエイトベルト脱装等を繰り返し練習しました。

 水底でずっとトレーニングしてたいが、左指の親指の爪が剥離始めた。根元から外れた。先端が2mmくらいだけ張り付いているのがわかった。濡れたままだったの皮膚が柔らかくなっていたので、ゆっくりと全体を外すことができた。痛みはなかった。受傷してから一ヶ月と2日かかりました。

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2007年4月14日 (土)

大丈夫でしたか

昨日は13日の金曜日でしたが、皆様は如何でしたか。何か、とんでもないことを経験したとか不吉なことが起きたとかありませんでしたか。目の前を黒猫が横切ったとか。まあキリスト教の世界ではないのないが、ハリウッド映画産業が作り出した虚像なのだろうって。最近のメイド・イン・ハリウッド映画は、邦画のネタのリメイクで息をつないでいる。

 ちょっと古い話になりますが、1930年代から1950年代まで作られたアメリカ映画、それにイギリス映画。著作権がすでに消滅したのか、1枚500円くらいでDVDが販売されている。書店や量販店でも販売されているのでした。1枚500円となるとついつい本を買うついでに触手が伸びてしまう。「十二マイルの暗礁の下に」を買ってしまった。ヘルメット潜水器を使って海綿獲りのダイバーの話だ。これは1953年に製作された作品だ。水中シーンが総天然色作品となっている。

 あとは1942年度のアカデミー賞特殊効果受賞作品の「絶海の嵐」海洋冒険活劇。製作されたのが第二次世界大戦中であることを考えるとアメリカの技術力は、凄いのでした。あとは安いDVDなので日本語の吹き替えがない。英語の字幕だけですね。英語の発音もきれいだ。現代英語は、略語や表現としては宜しくない単語の連発だが、古い時代の英語は判りやすい。丁寧だ。まだジョン・ウェインが主演ではない時期の映画も興味があるのでした。第二次世界大戦の戦闘真っ最中なのに、すでに南太平洋での島々への上陸作戦を、その一年後に映画の題材にして作っているのでした。アメリカの底力は、凄かった。でも、最近はネタ切れ状態のようだ。

 あとは戦争が終わった直後のイギリス映画も、丁寧に作っているのでした。キングスイングリッシュ、アメリカンイングリッシュでの発音の違いを聞き取ることができるのでした。1946年の「天国への階段」。あとは潜水ダイバーの戦いを描いた「潜水戦隊帰投せず:1955年」は興味深く見てしまった。等々、映画の話を始めると止まらなくなってしまうので、ここいらあたりで・・・

 本日から座間味・阿嘉島に渡ります。通信回線が確保できればHPの更新ができますが、なかなか厳しいときは更新は秘密基地に戻ってから更新する予定です。

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2007年4月13日 (金)

 咀嚼筋の動き

最近のテレビCMで気になることがある。それは食品関係でモデルさんが食べるシーンがあるが、食べ物を口に入れて食べるシーンがあります。当然、食品関係は美味しそうに食べてもらわないと困る。当然なのですが、ちょっとだけ気になるのは食べる際の口の動かし方、咀嚼、口と顎の動きに違和感を感じてしまうのでした。もしかして食べているフリをしているのだろうか。咀嚼筋の動きを見るのだが、あまり硬い物を食べたことがないかなって思ってしまうことがあるのでした。

 咀嚼することの大切さ、自分も極力硬めのものを食べるようにはしているのでした。巷ではファーストフードが当たり前になっている。便利で簡単に食すことができるが、思わぬ落とし穴がありそうだ。大半の食品が、大規模な食材工場にて調理されて冷凍した状態でお店に送られてくる。あとはお店で電子レンジでチンするか。お湯で温めて食器に盛り付けることでサービス提供が完了する。味は超一流だから、サービス提供も問題ないのでした。まったくゼロの食材から本格的調理となると時間が掛かりすぎるのかもしれない。テーブルについて食べたいものが決まり、注文、それが完成してテーブルに運ばれるまでに待っていられる時間って。

 10分くらいが限界かな。それ以上になると待っていられないかな。うなぎだけは20分から30分くらいは待っていることができるかな。でも、何年も食べていないかぁ。サトウキビをムシャムシャと齧ったことがある。口に残った食物繊維の残渣、ペッッて吐き捨てるのでした。あとは出汁昆布も美味しい。クチャクチャペチャペチャ。

 定期的に歯科医院に歯と歯茎を点検してもらっています。そろそろ歯周病に注意しなければならない年齢になっているのでした。適度にガムも噛んでいます。キシリトールガムです。ただ最近の話題で犬がキシリトールガムを食べることの危険性を指摘しています。でもガムは人間用を想定して製造販売されているので”犬に食べさせないように”という注意書きは書かないとのことだ。

 米動物虐待防止協会(ASPCA)では、犬はキシリトールが入った物を少しでも食べると30分以内に血糖値が急激に下がったり、嘔吐を始め、フラフラ状態になり歩行も難しい状態になる。発作、大量の内出血、肝不全等を引き起こした例もあるとのこと。体重約9Kgの犬の場合、2、3枚のキシリトールガムでも中毒になるとのことです。

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2007年4月12日 (木)

規則は破るために存在するのかなぁ

春とともに始まる野球、ニュースも大リーグ情報が幅を利かせている。ラジオも午後6時半からはプロ野球中継だ。中波だけFMは通常の番組を放送している。そんなに野球で熱狂できるのかなぁって。ちまたではプロ野球の新人さんの契約について皆で決めたルールを破って高額の契約金を払ったとか。栄養費という名目で契約前から多額の現金が飛び交っていたとか。高校の監督も関係していたとか。どこの業界も同じなのかな。皆で作った規則、守るために作った規則だが、実際には破るために作ったとしか言いようがない規則。野球界だけではない。自分等の属しているダイビング関係でも、ポイント利用ルールだが、作っても破るのが当たり前になっているのでした。

 ダイビングシーズン幕開け、さて今年はどんなことが起きるだろうか。昨年は天候の急変の中での孤立事案が発生。新聞の一面にもデカデカと出た。当人さんたちは、懲りていないようだ。翌週の風が変わったときも同じ場所にいた。ある方が聞いたそうだ。「何で風が変わっているのにエントリーするのか」って。

 

 答えは唖然とするような言葉が返ってきたそうな。それは「環境に負けたくなかった」とのお答えだった。大自然の中での人間の力なんてチッポケな存在なのだが、懲りてないのでした。潜り場所でのルール作りを考えないと。

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2007年4月11日 (水)

雨降り

朝から雨が降り続いている。小雨になったり、沢山降ったりと気温は18℃、3月初旬くらいの気象状態になっている。寒いです。冬物を仕舞ったばかりなのに。フリースを二枚くらい引っ張り出すかなと真剣に考えています。魔女の一撃だけはご勘弁願いたいものです。靴下、長ズボン、長袖、フリースと厚着になってしまうのでした。

 インターネット情報、非常に有効に使わせてもらっている。最近では携帯型のハードディスク装置が流行中だ。自分は、まだこの手の機器は持っていません。ちょっと、ひと昔だったらテープ型の再生装置が当たり前だった。俗に言うウォークマンだが、自分は出始めの頃に一台購入しただけだった。結局音楽テープを4、5本ダイビングしてもらったことがあるが、結局長続きしなかった。車では、もっぱらラジオ放送で十分だった。インターネット時代ではインターネットにも放送が流されている。世界中の放送を聴くことがきるかな。でも語学がまったくちんぷんかんぷんなので音楽放送だけ聴いている。今はクラシック放送に聞き入っている。パソコン仕事をしながらパソコンで聞くことができる。音質は拘らない。

 TBSがクラシック専門チャンネルが開局した。アドレスはhttp://ottava.jp/index1.htmlで中にクリックする放送が始まるのでした。これまでは海外のインターネットチャンネルのクラッシク(ドイツ語放送)を聞いていた。楽曲だけで声楽が入ると意味が判らないのでした。このチャンネルも無料なのでした。無料でありがたいのでした。

 一昨日の北アルプスの水晶岳に墜落したヘリコプター事故、様々な情報が出てきている国の事故調査委員会の見解では、調査報告書が完成するまでに一年くらい時間がかかるとのこと。本当かな。もっと早くできるのではないかと思うのでした。気象判断、3000m級の山岳地帯への反復飛行、積雪地帯への着陸に備えた装備をつけていなかった。もしかして「まだ大丈夫かもしれない。だから飛んだ」のだろうか。ベテランパイロットとのことだが、人為的な面での要因が沢山重なっているように感じた。

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2007年4月10日 (火)

騒音

お天気がはっきりしない一日だった。雲は低く垂れ込めているのでした。土砂降りになるかなって覚悟したが、とりあえずパラパラって降っただけでした。午後から読谷にいたが、米軍機の爆音がひっきりなしに聞こえた。普段、恩納村で生活しているとヘリコプターの爆音や輸送機の単機の音くらいだったが、今日のように連続した爆音が続くのは驚いた。

 沖縄では米軍基地から騒音被害は地域によって違う。自分が生活している恩納村では、上空を通過する航空機の音が時たま聞こえる程度。あとは夜間に低空飛行する航空機の音、昼よりも夜のほうが音が大きいのでした。航空基地に隣接する地域の嘉手納や沖縄市、宜野湾、浦添、西原等は米軍機の離着陸コースに当たるので騒音は深刻さを増す。航空機は離陸するまでの間、いきなりエンジンを回して離陸することはない。いわゆるウォームアップのために離陸する前からエンジンを回すことになる。生活時間帯であっても騒音となるが、まして早朝に離陸するとなると午前2時とか3時にエンジンスタートとなる。空気を振動させるために耳に聞こえない程度の振動が身体全体を襲うことになる。低周波振動に当たるかな。結構、人間にとってはダメージが深刻な振動なのでした。

 自分が生活している恩納村では58を疾走するバイクの騒音が五月蝿いのでした。

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2007年4月 9日 (月)

フルレスキュー

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 22℃ 21℃ 15m
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朝から晴天だった。風は北東寄り、透明度は抜群だった。水温は21℃なのだが、気分的には寒く感じた。透明度が良過ぎたからかな。水がきれいだった。本日のトレーニング内容は初心者講習の海洋実習2回目、1対1の設定だった。それにダイバーレスキューの検定でした。

 久しぶりに透き通った水に潜った。気温が水温を1℃だけ上回っていたが、透き通っているために寒気を感じた。私の役目はコース設定と評価。問題解決は含んでいなかった。ルートの途中は体験ダイビングと重複するために、少しだけ周り込んで通過するようにした。ヨスジフエダイの数は、少しだけ減ったが、我々の周りに集まって来た。もうじき本格的な体験ダイビングが始まるので、数はグッと増えるはずです。クロスズメダイ、ロクセンスズメダイも健在だった。青い水中をキラキラと胴体を輝かせて群れるボラの大群も確認できた。

 最後はお決まりのレスキュー検定。またもや自分が水没溺者役でした。大柄なので溺者役として最適なのでした。受講生が自己完結型に全て一人で対応し、船上の救助補助者に指令を与えながら水没溺者役の村田を船上まで引き揚げ救助するのでした。全てクリアーできた。引き揚げる際は、重そうな声が聞こえました。ご苦労様でした。

 

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事故情報の伝承、蓄積

沖縄の空は太陽が似合うのだ。って勝手に決めている。終日、ピーカンの青空だった。もしかして夜は放射冷却現象で、ちょっぴり寒くなるかもしれない。4月は気温の乱高下が厳しいかもしれないです。でも午前中の海でのトレーニングは、お天気に恵まれたのでした。

 夕方になって民間機の墜落のニュースが飛び込んで来た。山岳地帯での仕事中の事故のようだ。ベル型206タイプの中型機、多数のケガ人が出ている模様だ。春先とは言え山岳地帯には大量の雪が積もっている。映像では横転しているように見える。厳冬期と同じ装備でヘリコプターに搭乗していると思う。瞬時に墜落して機外に出たら、氷点下かな。山岳地帯なので救援のヘリコプターが、すぐに出発することもできなかもしれない。墜落現場近くには幸いというか山小屋があるようだ。まだ、この時期は山小屋は開業していないかもしれない。っとなると幸いという言葉が適当でなくなるかもしれない。

 意識不明、骨折等の複数の負傷者がいるということだ。山岳地帯では麓から陸路で救助隊が徒歩で上がっていくしかないのでした。しかし、二重遭難のことも考えると夜の移動はなしで、夜明けから救助活動が開始されるのだろう。また、長野や富山の救助ヘリコプターが早朝から出発することになるのだろう。それにしても事故の連鎖は続くのだろうか。ずっと固定翼での事故や故障でニュースになっていた。連続して続いた。回転翼については数年前に民間機の事故が続いた。事故原因を追究して二度と同じような事故が起きないようにしたい。

 ダイビングやマリンレジャーでは、事故原因の公表については曖昧な状態が続いている。一旦事故が起きると事故を経験したダイビングサービスでは、事故報告を隠そうとする傾向がある。事故を防止するには、事故情報の蓄積、蓄積した情報を後輩たちに伝える必要がある。この蓄積と伝承ができないのだ。それにダイビングスタッフの仕事に従事している年数も短い傾向にある。事故情報が風化してしまう。類似の事故が減ることがないのでした。

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2007年4月 8日 (日)

緊急スイミングアセントトレーニング

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 北東 18℃ 21℃ 12m
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ちょっとだけ寒さを感じながらのダイビングでした。エントリーした途端、思わず「寒い」の悲鳴を上げてしまった。今日もトレーニングダイブなのでした。今日の想定は、深い水深のプールでの初心者講習でした。テーマは緊急スイミングアセントでした。潜降浮上ラインを設置、早速トレーニングの開始。

 緊急スイミングアセントについては、水中でエアーがなくなった場合、バディが近くにいなく水面に単独で浮上して行く緊急浮上法です。ただし緊急浮上法といえども、浮上スピードについては通常の速度で浮上します。レギレーターからは空気が供給されませんので連続排気しながら浮上します。排気については連続排気、水底から水面に浮上するまで呼吸を止めることなく連続して排気します。水面に出てからはオーラル給気にてBCに空気を送り込んで浮力を確保するのでした。

 最後はレスキュートレーニング。またもや自分が水没溺者役でした。大柄なので溺者役として最適なのでした。

 

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新聞記事にびっくり

一段と寒さを感じる一日でした。おまけに雨にも降られた。寒かったぁ。久しぶりに潜り終わった後に温水を用意してもらいました。

 昨晩の新聞のインターネット版に掲載された記事に驚いた。内容は「修学旅行中に中学生が1時間漂流した」とのことだった。最初は産経新聞、朝日新聞、地元の神戸新聞、トドメは琉球新報と沖縄タイムスの朝刊にも紹介された。漂流事故は、昨年の4月に参加したマリンスポーツのバナナボート、最後尾に載っていた女子中学生がライフジャケットを装着したままで投げ出されたとのこと。事故の当事者ではないので何とも言えないが、その後の対応に問題が山積したようだ。

 結果的には、公的救助機関への届け出もしなかった。現場で探したら見つかった。だから大丈夫と思ったようだ。でも女子中学生は、PTSDを患っているような記述があった。これは深刻な事態になっている。心的ストレス症候群の典型的な例。とくに若年者の心的ストレスは深刻だ。一般成人に比べると治療は時間を要するのだ。

 観光シーズン、とくにマリンスポーツ全開のシーズン幕開けの矢先の新聞掲載。現場では深刻に受け止めているかなって。実際は、深刻な事態に陥っているとは思っていないかもしれないのでした。マリンスポーツのメッカ、沖縄ですが、それに従事する人のプロフェッショナルさは感じないのだ。

 沖縄には水上安全条例なる県条例がある。修学旅行に対応できる業者は限られている。この所管は警察が仕切っている。実際のところどうなっているのでしょうか。完全に事故隠し、見つかったから、それで大丈夫だったのだろうか。ダイビング関係では、若年者のスタッフ見習いが不足している現実、どこまで安全な体制が維持できるのだろうか。

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2007年4月 7日 (土)

トレーニングモードでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 曇り 21℃ 21℃ 25m
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午後からスタッフは自分を含んで2名、受講者は1名でのトレーニングダイブでした。私は好くーバーダイバーの水没溺者役で潜りました。NAUIインストラクターとして要求される技術項目の検定を行いました。

 最近はスノーケリングのお客さんも多いのでツバメウオの大群が集まってきた。私の指を餌とばかりにパクパクと近寄ってきたのでした。水底で技術確認をしながら周囲のおサカナさんを観察した。オドリハゼとエビは巣穴から5cmくらいも飛び出していたが、私の排気音を聞いた途端に穴に戻られてしまった。クマノミの産卵を確認できた。周囲はファンダイビングだが、我がチームは検定とトレーニングモード潜りなのでした。

 

 

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寒いですぅ

今日も寒い日だった。でも気温は20℃から21℃だった。風は東だが、寒さを感じていた。歳かなぁって考え込んでしまった。先月の最高気温が27℃だったことを忘れそうだ。気温の乱高下で、体調を崩して寝込んでいる方もいるのでした。自分は大丈夫ですよ。自分は冬物は洗濯を完了し、夏物と交換しました。

 お宝ブームの問題が、あるそうな。能登半島地震の被災地に出没する怪しい人たちが問題になっている。それは地震の被害で被った古い箪笥等の家具調度品、漆器で有名な輪島塗等が、捨てられるのを物色しているのだという。中には火事場泥棒もどきに現行犯逮捕された人もいるとのこと。一攫千金を夢見て、被災地に乗り込んだのだろう。中越地震後にも同じような人々が地震の被災地に出没したとのことだ。被災地の救援に参加したボランティアと区別がつきにくい問題があるとのこと。文化財級の物が捨てられている可能性があるとこと。嫌な世の中になったなぁ。拝金主義の最たるものだろう。

 自分が生まれた地域の近くに原子力発電所がある。こんな情報があった。それは自然界に存在しない放射性物質が検出されたとのことだ。ただし人体には影響を与えないくらいの微量だよとのことだ。でも、これまで安全対策をバッチリ対処しているから原子力発電所外での放射能の異常レベルが観測されることはないと豪語してきた政府や電力会社ですが、火力・水力・原子炉等での10,000項目ものデータの捏造があったとのことだ。「データ捏造」は2007年流行語大賞をとりそうだ。

 4月早々、海難が北で、南で、東で、瀬戸内海等で起きている。4月早々と書いたのは、海上保安庁の職員の全国規模での大移動となるが、転勤早々の事故対応での救難配置となるのでした。ご苦労様です。ここ沖縄を所轄する第十一管区海上保安本部でも、グァム島近くでの行方不明漁船捜索でファルコンを飛ばしたようだ。結果、無線機の故障で全員無事なのが確認された。ホッとした。

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2007年4月 6日 (金)

学生時代が蘇るのでしたぁ

肌寒い一日、おまけに曇り空なのだ。風は東寄りだ。レーダー画面で確認した限りでは雨雲は海の上で生まれて消えているのが確認できた。ってことは雨降りはなしのようだ。

 春休み最後の週末を迎えた。まだ学生さんは沖縄で遊んでいるのかな。新入学では、入学式のニュースが報じられているから、すでに学校関係はスタートしているのかな。入学式後のオリエンテーションが開講しているかな。年間に取らなければならない授業数と単位数、講座や教科書の説明等を受けているのだろう。自分等が学生だった頃は4年間に130単位くらいは取らねば卒業できなかったように記憶している。また卒業論文、いわゆる卒論も単位に含まれていたようにも記憶している。必須科目と選択科目を織り交ぜて受講する講座を決めた。大学を卒業して30年以上が経過、当時のフレッシュな気持ちは忘れていないつもりだが。

 文系ではなかったので4年次まで、しっかりと授業があった。文系だと3年次までに必要単位を取得すれば、4年次はほとんど学校に行かなくても大丈夫だということを聞いて、うらやましい限りと思った。へぇぇぇぇ、4年生の一年間は思いきり研究に時間が割けるとばかり考えていた。技術系だったので3年生も4年生も大学に入り浸りで、余り下宿に帰ることが少なかった。冬から春先だとパラフィンで固定した組織片をミクロン単位で削って顕微鏡で観察できる薄さに切っていた。見た目薄く切片を作った、できたぁって思っても実際に染色して顕微鏡で観察すると組織がバラバラだったなんてことをも経験した。当時の大学ではクーラーなんて貴重品の時代で、大部屋の実験室ではクーラーは付いていなかった。クーラーが貴重品だった時代。当然下宿は天然クーラーしかなかった。団扇、部屋には網戸があれば恩の字だった時代でもありました。

 顕微鏡用の切片切り出しは気温が下がる時期と時間となった。当然夜から夜半での切り出しとなり、寝不足の連続だった。その癖が抜けないのでした。

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2007年4月 5日 (木)

郵パックの配達事情

先の小泉政権で打ち出した郵政民営化。この3月半ばから自分の周辺でも、少しだけ変化が出てきた。とりあえずの変化は、郵パックの配達だ。これまでは荷物が配達された際に受け取れなかった場合は不在通知がドアに挟まれていたり、郵便受けに入れられている。ここまでは変わっていない。自分の住所は恩納村。預かっている郵便局は恩納村役場近くの恩納郵便局で預かっていた。再配達をお願いすることもあったし、自分で恩納郵便局まで受け取りに行ったこともあった。

 それが、郵政民営化の影響で不在通知の問い合わせについては具志川郵便局が対応することになった。えぇぇぇぇ遠い郵便局だって思う。具志川郵便局の場所については地図でしか判らない。で、郵パックの受け取りについては石川郵便局が対応することとなった。地元の恩納郵便局では扱わないことになったようだ。実は恩納郵便局よりも石川郵便局のほうが、はるかに近いのだ。車で5分で到着するのでした。恩納郵便局までは片道15分くらいかな。渋滞にはまるととんでない時間がかかってしまうのでした。

 石川郵便局では、時間外の郵便の取り扱いが中止となったこと。沖縄本島では、那覇市にある那覇中央郵便局まで行かねばならないのかな。あとは代替手段としては、クロネコヤマトのメール便がある。以前はクロネコヤマトの営業所が歩いて3分の距離にあったが、今は車で10分程度かな。でも、午後9時までに持ち込めば、翌日には配達される。あとはお値段かな。メール便でも受け取り番号があるためにパソコンでの追跡ができるのが、ありがたい。郵便では切手を貼ってポストに投函、あとは追跡ができないのでした。

 民営化の余波、とくに沖縄方面での事情は深刻だ。島によっては郵パックの配達と不在通知の取り扱いでクレームが多くなったとのことだ。30年前の郵便での小包を送るのは、結構大変だった。重量制限があったこと。荷物を送ってやっているんだ的な発想が支配的だった。それに比べるとサービス提供という使命感があるかな。

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2007年4月 4日 (水)

風邪に注意だぁ

花冷えなのだろう。朝から冬物のフリースを洗濯だった。北風で空気が乾燥しているために洗濯のチャンスとばかり1枚だけ残して洗濯した。東京はミゾレ模様だった。6日くらいから温かくなるかな。

 今年も、風邪を引くことなく冬を乗り越えそうだ。インフルエンザに罹患することなく終わりそうだ。インフルエンザの特効薬として国家備蓄までしているインフルエンザ治療薬”タミフル”です。服用した人が異常行動を起こすということで多数の犠牲者が出た結果10代への処方は中止という事態となった。これまでは死者よりも、はるかに助かった人数が何百万人もいるということでタミフルがインフルエンザ治療薬としてバンバン処方され、国家レベルでの治療薬備蓄指令まで出ていた医薬品。

 最近、インフルエンザへの特効薬としてタミフル、そのタミフルが効き難いタイプのインフルエンザが発見されたとのこと。どこでぇって、我々のお膝元の日本国内であります。医薬品では、特効薬として開発された薬が、それを使い続けていると、いつの間にか、特効薬が効かなくなることは有名な事実だ。先の世界大戦で有名になった抗生物質ペニシリンが有名だ。それ以後、様々な抗生物質が研究され、より効果の高い医薬品が開発されてきた。より強い病原菌に変化してきた。

 インフルエンザウィルスも進化しているのだ。厄介なのは、タミフルを服用していない人から耐性ウィルスが見つかったということだ。これはタミフルをせっせと処方してばかりいたお陰かな。ある知事さんがタミフルを沢山服用していたから異常行動があるよと発言して、その後修正していた。

 タミフル製造会社から、この薬を審査する立場のお医者さんに研究費という名目で多額のお金が支払われたいた。無条件でタミフルが効くとばかりに宣伝し過ぎたのだろうか。これも関係あるのだろうか。

 自分は風邪を引かないために日焼けをしていたが、最近はオゾンホールの問題で日焼けも駄目ということになった。さて、風邪を引きにくい体力を養成するしかないかぁ。

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2007年4月 3日 (火)

ソロモン諸島での津波に思う

ドン冷えの朝を迎えました。おまけにうっすらと雨模様。昨日までのお天気とのギャップ。北寄りの風が10m前後の強さで吹いている。気温は14℃だ。ブルブルゥゥ・・・・

 昨日のソロモン諸島近海で起きた地震。その直後に発生した津波。高さが10mにも達したとのことだ。オーストラリアプレートと太平洋プレートの重なっている境界面で起きた地震だったことが判った。断層のズレは2分20秒もかかったとのこと。つまり地震による揺れは2分以上も続いたということになるのだろう。先週発生した能登半島での地震も記録映像を見る限り揺れている時間が長く感じた。でも今回の揺れは、能登半島の揺れている時間が倍以上になっている。地震の規模はマグネチュード8.1を記録した。地震の規模としては大きな部類に属している。自分が怖いと思っているのは、津波の被害だ。2階建てのビルをも飲み込む高さの津波が襲来している。

 沖縄方面で同様な規模の地震が発生した場合、津波の高さが10mだとすると竹富島が標高21m、黒島が15m、新城島が13-20m、鳩間島が34m等、津波に強い地域でもないことが判る。沖縄本島周辺の島々でも人口が集中している地域は海に面しているために津波には弱い地域だ。おまけにサンゴ礁でできているリーフではサンゴが天然の防波堤となっているはずが、実施にはサンゴが死滅しているケースが多いために本来の自然の防波堤機能を望むことはできないのでした。

 これも先日だが、沖縄県としては地震災害に対する評価を怠っていたことが判明した。大規模災害が、いつ起きてもおかしくない状況にありながら防災対策が無策なのは地域住民としては困ってしまうのでした。最近、一つのことからあれこれと様々な不備や綻びがボロボロと露呈することが多くなっている。困ったことだぁ。とりあえず災害情報を聞き逃さない対策を講じるしかないのでした。

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2007年4月 2日 (月)

こんなHPがあるって是非とも

3月28日から沖縄方面ではお天気が安定していた。おまけに気温もグングン上昇、最高気温が27℃にもなった。長袖の厚手のワークシャツを着ていると汗ダラダラになってしまうのでした。早速、半袖のポロシャツを引っ張り出した。春から一挙に夏になったと思う。でも、今晩から明日にかけては寒気団の接近により北風ビュービューの最高気温18℃くらいとなりそうだ。ちょっぴり寒さが戻ってくるとの予想だ。風邪を引かないようせねば。でも、暦の上では春なのに5日間も気象状態が安定していたのはラッキーだった。

 南太平洋に台風1号が発生した。少しは日本に接近するだろうが、偏西風の影響で東海上に曲がって行くことだろう。内地では花冷えでもないが、桜が開花しても気温が下がることで開花した状態が安定して、散ることが先になりそうだ。夜桜見物かねてお花見ですね。新入社員は、お花見の場所取りで忙しく動き回っているのだろう。

 4月になってダイビング界でも新入スタッフさんの登場となるが、今年は異変が起きている。少ないのでした。スタッフ希望者が激減しているのでした。ダイビングサービスの場合は、それなりのダイビングについての資格の有無が重要になります。ただ単に潜れることが条件で雇用される。早い話が無資格者でも雇用して、反復させて潜りの練習をしてスタッフとして使う可能性があるのでした。沖縄県には水上安全条例なる県条例が存在。我々ダイビング関係は、沖縄県公安委員会に登録されることになります。ただし届け出方法が、所轄の警察署に所定の書類を提出するだけ。警察の受領印はない。自分等がお店の書類と所属ガイドダイバーの書類とカードのコピーを提出するだけ。警察は提出された書類を公安委員会に送るとなっている。実際のところ、その書類が整理されていることを望むだけだ。

 ところで新聞記事に出ていた。厚生労働省がユニークなHPを作ってくれた。それはズバリ”モグリの医者見抜けます。検索方法がいたって簡単だ。その名は医師・。歯科医師の資格確認サイト”だ。このHPは (http://licenseif.mhlw.go.jp/search/)を開いてみれば一目瞭然だ。傑作なのは、トラブルを起こして医道審議会で審査され、場合によっては懲戒処分を受けたことがある場合は、それらの処分の種類や期間、再教育研修の状況も提示されているのだ。自分も知り合いの医師名を入力した。医籍に登録された年しか提示がなかった。っていうことは問題を起こしたことがないという証明になるのでした。文末に書かれていた言葉、医療安全の向上につながると期待されている。とのこと。大賛成!!

 ダイビングのガイド情報については個人情報保護条例があるから公的機関は情報開示を拒絶したが、医師と同じように検索できるシステムを構築すべきだと思うのでした。是非とも、このHPをクリックしてみてください。ご自分の担当医の資格を調べてみることをお勧めします。

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2007年4月 1日 (日)

4月1日

徳之島での自衛隊機墜落事故から2日が経過した。沖縄の新聞での取り扱いというか取材に差が出ている。詳細に様々な角度から調べている記事を紹介している。積極的に取材した内容だ。全国レベルで新聞記事をチェックしてみると以外にも鹿児島県の新聞取材が機長の人柄を押さえている。沖縄では1日遅れの記事。とくに機長の定年前のフライトだった。改めて事故現場を見る限りでは、回避せずに激突している様子がありありだ。フライトレコーダーが回収されたとのこと。事故原因の究明を待とう。

 名護の県立北部病院に派遣されていた自衛隊の医官(一般の医師と同じ)が引き揚げた。本来は5月まで勤務予定だったが、防衛医科大の産婦人科の医師が足りないということで引き上げとなった。北部振興策の一環で、前任者の小池大臣の発案で県立病院に派遣されていた。産婦人科医が不足している北部では妊産婦への対応が遅れることもある。救急車で県立中部病院まで緊急搬送されることもあるとのこと。

 ダイビングサービスでは、春休みで学生さんの講習や体験ダイビングが多い。やはり価格については、完全に薄利多売の傾向が強い。初心者講習の短縮化傾向となり、ついでにオプション講習項目を一つ提示して講習。潜水指導団体としては一回の講習で二枚のCカードが発行される。もちろん講習元でも、追加講習についてはサービスの利益となる。商売だから当たり前のこと。ただ、これからは団塊の世代がリタイアして趣味の一環としてダイビング講習を受けることが多くなると思う。短時間の講習ではなく、じっくりと講習を受けることを考えてくださいね。

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