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2007年6月30日 (土)

ガイドさんでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 32℃ 28℃ 10m
2本目 真栄田岬ブイ 晴れ 32℃ 28℃ 20m
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ガイド業に専念しました。ブランクダイバーさんと自分の講習生の2名でした。体験ダイビングも希望される方も一緒だったので、午前の体験枠からスタートしました。私ともう一人2名で対応しました。大潮のド干潮に重なっていたので、18mの深場も透明度が悪かった。ブランクダイバーさん、圧力平衡も問題なくラインを伝いながらの潜降。本日は珍しくアルミタンクしか手配できなかった。水中にて1kg追加させてもらった。BCでの浮力コントロールの指示。ブローアップもせずにうまくコントロールできた。砂地にてオイランヨウジの遺骸を発見。20cmサイズだった。ブランクダイバーさんがオープンウォーターダイバーだったので18mギリギリまで案内して浅場に戻りました。透明度が悪いために浅場のユビエダハマサンゴが目印になっているのだろう。複数のグループが交差した。

 午後からは真栄田岬ブイで潜りました。深度は15mくらいを移動した。いつものクマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミの順に案内しました。フィンワークも、それほど問題にもならなかったので、真面目にフィンキックをしながら移動した。ちょっとだけ大回りをしてしまった。青さがない真栄田でした。ステップアップをお勧めした次第です。是非ともアドバンスを目指してと。

 

 

 

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2007年6月29日 (金)

炎天下での訓練でした

終日、座間味島沿岸にてダイビング事故対策訓練を実施した。今回は、那覇軍港からの出航となりました。一週間前に参加者を決定しなければならなかったのでした。参加者の特定と基地内に乗り入れる車両の特定までしなければならないのでした。一般の港湾施設を使用する際は、直前まで募集活動ができるのですが、今回は米軍管轄なので、米軍の基地施設内への入域のためのルールがあるのでした。

ゲート前にて車両ナンバーの確認。それに参加者の個人識別のための身分証明書の提示が要求されます。ガードは日本人ですが、軍雇用の方です。防弾チョッキを装着し、肩からはショットガンをぶら下げているのでした。ゲートを潜るとフェンスの内側は米国領となるのでした。別紙の管理棟に出頭し、入域のための書類にサインと身分証明書、つまり運転免許証を預け、代わりに入域許可パスの交付を受けるのでした。これは帰る際にパスを渡し、運転免許証を受け取るのでした。パスを忘れてしまうと外に出ることもできないのかな。それに運転免許証をもらうこともできないのでした。ゲイト脇の自動販売機、アメリカ使用というかアメリカ製の飲料が買えるのでした。スターバックスの飲み物三種が目に入った。1本150円、珍しさもあってついつい450円で買ってしまった。あとモンスターとプリントされた缶飲料もお試しで買ってみた。タウリンって書いてあった。リポビタンDと同じかな。炎天下で終日活動していたので、水分がとめどなく体内に吸収されていきました。

 

 座間味の安護の浦にてヘリコプター甲板付き巡視船をベースに訓練を実施していました。非常に訓練内容の濃いものでした。

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2007年6月28日 (木)

修学旅行の体験ダイビングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 31℃ 28℃ 12m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 31℃ 28℃ 12m
3本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 31℃ 28℃ 12m
4本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 31℃ 28℃ 12m
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修学旅行の体験ダイビングでした。約140名を午前2回、午後2回の合計4回に分けて実施しました。朝から好天の中を出航した。自分はシーザー号に乗船してポイントに移動した。他の地域でも大規模な修学旅行の体験ダイビングが実施されているのでした。インストラクター確保が大変だったとのことでした。

 4ダイブしたが、天候も幸いしたのだろうが圧平衡で苦労した学生さんが2名くらいしかいなく、他はすんなりと着底したのでした。水中で10グループが同時に体験ダイビングの餌付けを実施したのでした。餌は冷凍サンマ、はい居酒屋さんのメニューにあるのと同じサイズだ。2名に1匹で餌付けを実施した。狭い水域にて餌付けを実施しているので大きなフエダイやカスミアジがペアにて参上していた。半身をパックって一口で食いついていた。凄い迫力で飲み込んだ。

 体験ダイビングなので水底を這いずり回ることになる。水底の泥や砂を巻き上げてくれるのでした。本日の発見は、ヨウジウオを8個体も確認できたこと。お腹が大きいものが4個体だった。動きが敏捷だったのに驚きました。

 沖合いに目を向けると巡視船が漂泊しているのでした。もしかして、あれは明日に乗船する”くだか”ではありませんか。このまま私をピックアップしてくれないかなぁって思った。

 久しぶりの4本潜りだった。水温も28℃と温かくなってきた。無事に140余名潜り終えてホッとしています。

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消防が大変なことになっているぞ

久しぶりに体験ダイビングのお手伝いで潜りました。午前2本、午後からも2本の合計4ダイブでした。水深はマックス5mでした。昨年末から始めた酸素を水中で呼吸する加速減圧を行っています。とりあえずダイブコンピュータに酸素濃度を切り替えて潜降。安全停止する深度にて99%の酸素濃度に切り替えて3分間呼吸するのでした。酸素を呼吸しているので、ついつい呼吸をするのを忘れてしまいそうになるのでした。

連日、消防さんの装備品についての”へぇぇぇ”ってなニュースが出ているのでした。以前から消防の現場から言われていたこと。予算と人員削減の波が、凄いって。消防自動車の更新が全然できていないのでした。非常に古い時代のままになっているとのこと。消防署員の生命を守る消火服も古い時代のままで、消火現場では隊員を高温から守ることができないとのこと。特殊な消化液も備蓄されていないので、自動車火災に対応することができないとのこと。極め付きは、水難事故に対応すべく装備されているゴムボートを現場まで運ぶための免許を持っていないとのこと。無免許でゴムボートを牽引することなるのだろうか。まさかぁぁですね。

 以前にも書いたが、アウトドアスポーツが大人気になっている。カヤック業者が多数路上を複数のカヤックを牽引して現場を往復している。もしかして、これらも牽引免許が必要ではないのかなぁって。あとは小さなボートを牽引していることにも出会う。車のリアバンパーには牽引する装置を付けているものを多数見かけます。

 ゴムボートを車両で牽引すると問題があるのであればトラックの荷台に載せて現場まで運べば牽引免許の問題はクリアーすることができるかな。あとは人力でエッサエッサと担いで行くしかないのでしょう。ファイアーマンも力持ちだから。

 予算的な処置をしないと出動しても対処できないってことがあるかもしれないのでした。

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2007年6月27日 (水)

前兼久漁港にもヘリポートが許可されました

ホッとしました。本日は幸いにも午前中の急患搬送の依頼の連絡がなかったのでした。はい、無事にU-PITSの医療支援ヘリコプターの説明会を実施することができました。晴天の中、40名を越える関係者が前兼久漁港の臨時へリポートに集合。マスコミは2社が興味を示して参加してくれました。夕方と夜のニュースにて放映してくれました。

恩納村には独自の消防組織がない。金武地区消防として(金武、宜野座、恩納の3地域をカバー)恩納分遣隊としての機能となっているのでした。必要最低限の人数を残して、大半の消防関係者が参加してくれた。役場関係それにダイビング関係者でした。読谷の基地を離陸して、5分で到着。新しい港の一角、舗装された部分に着陸した。正副パイロット2名、医師1名、看護師1名、整備士1名、宜野湾消防の救急救命士も一名同乗していました。金武消防の方々は、宜野湾消防の救急救命士が降りてきたのにびっくりしていたようだ。闘志に火がついたのでした。

 着陸してからの連携訓練、実際には救急車まで来てくれていると良かったのだが、緊急出動もあり得るので、消防署に残っていた。まあ仕方がないですね。恩納村には一台しか配備されていないのでした。官庁の機体と違って、着陸と同時にエンジンをカットして医師と看護師によるトリアージを開始、医療処置も静かな環境下で対応することができるのでした。これは現場では、非常に重要になります。救急救命士が現場にいても実際には、医師の指示で動くことになるので医師がいることの重要性は、当然優位になるのでした。

 関係者を乗せてのデモフライト、3ホップくらいの予定だったが、ほとんど全員を乗せてフライトしてくれた。一フライトが3分程度でも、貴重な経験ができたと思う。私はデモフライトには参加しませんでした。午前10時から11時半過ぎまでの説明会とデモフライトでした。実施できてホッとしました。

 29日の座間味島での海保との合同訓練があるが、お天気は大丈夫そうだ。今度の出航が那覇の軍港からなので、ゲートを通過が手間取ると思う。

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2007年6月26日 (火)

恩納村に戻りました

お昼過ぎに座間味での講習が終わり、秘密基地に戻りました。ずっと外回りでの仕事が続いていました。DAN酸素プロバイダー、CPRおよびAEDの取り扱い、ダイバーレスキューとスキンダイビングレスキュー、ファーストエイド等のアクシデントマネージメントを含む仕事でした。座間味島、石垣島、西表島の地域で実施してきました。それぞれの島の医療体制の違いも考慮しての講義とトレーニングでした。

ご承知の通り、座間味島では診療所のお医者さんが辞職されました。まだ後任の方が見つかっていないとのことでした。でも、沖縄本島に戻ってインターネット版の新聞記事を読んだら、後任が決まったとの記事がありました。でも現時点では無医村です。お隣りの島、阿嘉島の診療所の医師が村営船にて往診に来ている状態。座間味にて往診している最中に阿嘉島から急患が2名発生したとのこと。電話連絡しながら患者さんを診察していたとのこと。西表は西部と東部の二箇所にお医者さんが常駐しているのでした。救急車はなく、僻地患者輸送車があるのでした。診療時間外はワンクッションコールで、患者さんからの電話を町が受け付けて、最終的に医師に相談するというシステムとなっているのでした。石垣では民間病院ですが、脳神経外科が開業しているのでした。

 那覇と浦添市内を循環器系の病院を探してグルグル回ってみた。この地域では、医療機関が集中しているエリアだった。総合病院から個人病院まで、いろいろだった。羨ましい限りだ。沖縄県知事が軽度な脳梗塞で緊急入院したとのこと。容態が心配される。激務が続いている中での緊急入院。67歳という年齢。二週間くらいの入院が必要とのことだが、今後の経過如何によっては余談を許さないのではと思うが、副知事が対応するとのことだ。県知事の職務執行権は、絶大な権力を持っていると言われる。国会議員になるよりも知事になりたいって思うようだ。危機管理としては甘いのではないかと思うが・・・・

 明日の午前中に前兼久漁港の岸壁にU-PITSの医療支援ヘリコプターがデモフライトで降りることになっているのでした。

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2007年6月25日 (月)

座間味です

那覇を2往復、午前10時から海保で訓練の打ち合せ。一旦、秘密基地に戻って事務処理。酸素充填所に酸素シリンダーを預け、そのまま座間味行きの船に飛び乗り一時間の熟睡。午後七時より酸素プロバイダー講習、十一時半に終了。とりあえずブログを投稿。明日は秘密基地に帰還予定です。楽しかった。

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2007年6月24日 (日)

秘密基地に戻りましたです

恩納村の秘密基地に戻りました。17日から一週間の不在。パソコン環境としては21日までがADSLが使える環境。21日から21日夕方までがネット通信が使えない状態が続きました。ネットワークホリックなのでした。ムーバの携帯を使っての通信環境には限界があるのでした。早い時期に切り替えることを真剣に考えています。

石垣の離島桟橋で1時間くらいボケっとしていました。観光客の多いことに驚きました。まあ離島桟橋なので、西表、波照間島、竹富、小浜、黒島等への観光客が集まる場所です。小学生の子どもをつれた家族連れ、あれまだ夏休みじゃないけど、子どもがいるってことは学校を休んでいるが、大丈夫なのだろうかって。離島桟橋から見える埋立地では、連凧が多数上空に上がっていた。遠くはニュージランドからも参加しているとのことでした。

 外はピーカンで、焼け付くような痛さの日差し。高齢者の観光客が多いが日焼け対策と水分補給、宿泊先では泡盛乾杯って身体はアルコール代謝で水分が、どんどん抜けていく。しっかりとした水分補給が必要だが、どうなんだろう。あとは”ウコン”が問題になるかな。沖縄で”ウコン”については盲目的に健康に著しい効果があると絶賛されている。あと泡盛をウコン茶で割って飲むのも身体に優しい飲み方だって言われている。”ウコン”については万能ではないらしい。かえって肝臓に悪い影響を与えることもあるとの研究報告もあるのでした。過剰摂取は要注意だ。

 さてさて、明日は座間味島にDAN酸素講習に出かけます。またインターネット通信から遠ざかります。26日から恩納村に引きこもりことになります。ちょっと真剣にトレーニングします。

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2007年6月23日 (土)

講習完了でーす。

朝からカンカン照りの中扇風機だけの教室で講習を開始。周囲に大量に打水して気化熱で気温を二度くらい下げてCPRを開始した。二台の扇風機を全開にした。CPR実施すると汗が出るのでした。ジワリと汗だく。フィールドでの救命技術対応は基本に忠実が当たり前。感染防護対策を完全に習慣付けるために手袋と一方弁付きポケットマスクでの人工呼吸と心マッサージ、AEDまでを連携した。冷静に対応できるようになりました。診療所しかない地域では、119番に連絡しても救急車が来ることもないのでした。自己完結型で仕切れるようになりました。

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2007年6月22日 (金)

泳ぎ込み、マネージメント

南風が吹く中でスノーケリング対応のウォーターレスキューと総合的なアクシデントマネージメントの講習会を実施しました。実践的な内容になるようにステップを小刻みに指導項目を設定できた。講習生のモチベーションが高かったので、最終的な一人のガイドが自己完結型でレスキュー対応できるまでトレーニングできました。足元が不安定な海岸でしたが人工呼吸の中断も必要最低限の15秒以内に引き上げることも確認できました。救急車が配備されていない地区では、より現実に合わせた救助シナリオを考えて訓練を計画し、実行する必要でした。

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2007年6月21日 (木)

西表スキンダイビングレスキュー

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 西表 浦内湾 晴れ 31℃ 27℃ 10m
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午後から2時間のスキンダイビングレスキューのトレーニングを行いました。講習は2日間なので時間を有効に使うのでボートを使用しなかった。上原港の多目的集会所から各自で車で移動してもらった。

 今回の講習の対象者は、カヌー関係者で経営者の方もいればスタッフさんもいます。スノーケリングは浮力帯を装備した状態で水面からマスクを介して水中を覗いて楽しむこと。スキンダイビングは、浮力帯ではなくライフベスト(二酸化炭素カートリッジ付き)やBCを付けて水面を移動しながら、自由に潜降して水中のサカナや動植物を観察します。場合によっては少しだけ深く潜ったり、ちょっとだけ長く潜ったりします。今回は、スノーケリング関係のレスキュー技術の講習でした。

 浮力帯を装備した状態でフィンキック、バディ単位にて泳いだ。自分も一緒に泳いだ。単独でのフィンキック、浮力帯を3つ束ねたまま手に持って泳いでもらった。抵抗があると途端にフィンキックが疲れることも経験してもらいました。

 

 

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西表到着

今日から西表に渡りました。朝九時発、海はベタ凪だった。観光客も少なかった。数名だった。竹富、小浜行きは、家族や高齢者が多かった。ちゅうらさん景気かな。テレビドラマが放映されると話題がワァって盛り上がるのでした。観光ブームも限界に達しているのかな。商店街も地元消費向けでなく観光客向けになっている。パッケージに石垣と印刷されているが沖縄本島でも類似の商品が販売されているのでした。お土産品の製造元は同じ会社が多いかも。パインやチョコ、バナナ、紅芋、さとうきび。最近、パッションフルーツも出て来た。

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2007年6月20日 (水)

石垣はにぎわっている

昼食を食べながら新聞を読んだ。沖縄本島で発行されている新聞は、昼前に石垣に飛行機で運ばれる。それjから配達される。まあ昼ご飯時には食堂で、その日の新聞を見ることができます。昨晩の沖縄本島北部の国頭地区では120mmも雨が降ったとのこと。120mmですよ。水浸しになったようだ。ここ石垣では梅雨明けのようだ。

石垣滞在3日目、これだけ長く石垣に滞在したのは1976年以来だ。現在の宿泊先はウィークリーマンション形式のホテルだ。ワンルームで、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、クーラー、テレビ等が標準装備だ。びっくりしたのは洗濯機だ。自分の部屋にある洗濯機だが、洗う、脱水。脱水だけでなく乾燥機までついているのでした。凄いです。デジタルテレビに至っては、ハイビジョン番組ではアナウンサーの顔の色艶まではっきり映し出しているのはびっくりした。

 石垣島は観光ブーム。それ以外に移住ブームも拍車が掛かっている。一説によると役所に住民登録していない数が5000名とも、それ以上いるのではとも言われています。夏前なのですが、これからの夏のハイシーズンまでに20代を中心にした若者が大挙として寄って来ます。役所に登録されていない潜在人口がいるってことは犯罪の温床にもなり兼ねない。これは沖縄本島でも同じようなことが言える。自分は恩納村なので、それほどではないが、時たま会議で那覇市内に出るとびっくりするのは観光客でもない、地元の人間でもない若い人がブラブラしているのは驚きだ。どのように生活しているのだろうか。きちんとした働き口がある訳でもないのに。モバイルドットコムみたいに仕事をしたくなったら携帯で求人を求めて、働き、お金が手に入ると遊びに出るというサイクルを繰り返しているようだ。

 明日から西表島です。パソコンからの更新はできそうにないでした。観光客でごった返す石垣なのでした。

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レスキュートレーニングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 石垣 竹富沖 晴れ 31℃ 27℃ 10m
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石垣にてダイバーレスキュートレーニングを行いました。CPR・AED、DAN酸素プロバイダーで、本日のレスキュートレーニングとなりました。竹富航路の隣り、南側では小浜や西表の大原方面への航路の間にアンカーリング。石垣港の埋め立て地の上空ではベル412が低空ホバリングしながら吊上げ訓練中。何回かの吊上げ、離脱、侵入、ホバリング、吊上げ訓練を行っていました。近くでは体験ダイビング船とスノーケリングのサービスを提供していた。大雨の影響で海は濁っていた。エントリーしたが、水面から水底が薄っすらとしか見えなかった。受講生は2名でした。一名は古参のインストラクター、一名は安対協事務局の手伝いで研修中の見習いダイバーさんでした。

 水没溺者想定で水面への引き上げ。マスク内に水が入っている場合の溺者引き上げまで練習しました。使用したタンクはアルミシリンダー。ウエイト玉は約9kgで潜りました。水底は白い砂。沖縄本島とは違う底質。砂の下にいるかもしれない危険な生物を探してトレーニングを開始しました。反復して訓練、人数が少ないので肺に負担がかかるので頻回に引き上げ訓練はできないのでした。

 エキジット寸前に逆さクラゲを発見した。指の爪の大きさくらいだった。水中は水の濁りがなければもっときれいなポイントだろうなって思った。人数が少なかったが、トレーニング内容としては充実していたと思います。

 

 

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2007年6月19日 (火)

酸素講習でした

梅雨明けが近いのだろう。雲が目まぐるしく流れていくのでした。暑い。沖縄本島方面では大雨洪水警報が発令されるくらいの雨量を記録しているようだ。

今日はDAN酸素プロバイダー講習会でした。石垣には酸素を充填する施設がない。そのために島にある酸素シリンダーをあてにすることができない。沖縄本島から送らなければならないのでした。この島で酸素充填に出す場合は、地元の業者に出して沖縄本島の充填施設まで船便で送って、再充填、また船にて石垣まで送ることのになります。期間的には最低でも一週間から10日くらいかかる。主に酸素、ビールサーバー用の炭酸ガス、溶接用のアセチレンガス等のガスと言われるものだ。生活に密着しているプロパンガスについては石垣島にて再充填している。

 今回、沖縄本島から船で送ったが、正味4日で到着していることが判った。自己完結型に対応することができないので、それなりの期間を考慮しなければならないのでした。酸素講習では実際に酸素をバンバン吸ってもらうことが重要になります。あと酸素供給器材の取り扱いに慣れて欲しいのだが、自分が講習用に準備できる器材に限界あるのでした。これは受講生に対しては申し訳ないと思っています。

 理想的には受講生1名に対して1台なのだが、最低でも3名か4名に1台が望ましいのです。参加者もお客さんをやりくりして講習スケジュールに合わせてくれた。参加者の方には感謝しています。

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2007年6月18日 (月)

無事に石垣に到着、トレーニング開始できました

朝一便の7時20分発の601便にて石垣空港に到着した。私が始めて石垣に来たのは1976年6月、南西航空のプロペラ機(YS-11)にて石垣島に来た。31年間の間に2回だけ、那覇空港に引き返した。数年前の3月だった。春先の悪天候に阻まれて引き返した。昨日は梅雨前線の影響だ。今朝着陸してみて、あらためて思ったのは滑走路が短いだった。最終的にUターンしたエリアは滑走路端に極めて近かったのだ。滑走路は濡れていなかった。ここまできてオーバーランだけはご勘弁願いたい。

座席は満席だった。滑走路が短いために機体の重量が問題になる。機体重量が重ければ離着陸するには長い滑走路が必要だ。そのために搭乗人員に制限があったり、積載荷物にも制限が出るのだ。昨日ように残燃料が乏しいという理由であれば、お隣の宮古島空港にて給油し、再度石垣に向かえばって素人考えが頭をもたげてくるのでした。社内事情があるのだろうか。機体繰りの関係があるのだろう。自分等の前の着陸をやり直した機体は石垣に到着。自分の次の機体は、宮古島に降りて最終的に石垣に戻った。最終便も1時間以上出発が遅れたが、何とか石垣に到着したようだ。

 那覇引き換えしは自分の搭乗便だけだったようだ。しゃないかぁ。これも経験ですかね。飛行機の再手配、宿泊場所の確保等、ちょっと緊張感を持った。那覇市内の宿泊状況も大幅に変わった。ビジネスホテルの部屋数が多くなった。電話も一回で宿が確保することができた。空港にある無料インターネットパソコンを通じて宿の確保もチャレンジしてみればよかったかな。

 石垣でのCPR・AED講習は、感染防止策としてのポケットマスクを使用しての一人CPRトレーニング。2対1での対応、AEDを用いてのトレーニングまで実施することができました。AHA2005ガイドラインでは、陸上での心停止者を想定している。今回は溺水状態での対応策としてCPR技術、それにAEDとの関連についても説明した。明日はDAN酸素プロバイダーの講習が続くのでした。

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2007年6月17日 (日)

着陸地視界不良にて引き返す

朝から雨、梅雨末期の土砂降りだ。海でも視界不良、陸地も同じだ。道路は至る所で冠水している。傾斜地では滝のような濁流が流れ落ちる。沖縄本島が水没するのではと思う雨量だった。午後便にて石垣に向った。離陸時間が40分遅れで出発だ。石垣に接近するも雲に覆われている。石垣に着陸待機で二機が周回飛行している。先発機が着陸やり直しとなった。619便も着陸態勢だったがアプローチを中止。上昇態勢で那覇に向うことになった。燃料が足りないとのこと。自分後ろは修学旅行。うるさかった二時間喋り通しだ。携帯の作動音が聞こえた。

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2007年6月16日 (土)

何処も大変そうだ

梅雨末期のドカンと降る雨、そして雷。気休めにも濡れてもいいかなって雨の降り方ではないのでした。スポーツシューズのソールによってはツルリンと滑ってしまう可能性があるのでした。確実に濡れた路面をグリップするタイプをお勧めします。内地では30℃を越える暑い日が続いているとのこと。

駅前留学のキャッチコピーで一躍有名になった英会話スクール、大変なことになっている。ニュースを聞いてびっくりです。アレコレ様々な手口を使ってお客さんへの返金をしなかったとか。お約束が違っていることが多いとのこと。色んな案件を考えてみると、このダイビング業界でも類似した話が当てはまりそうだ。語学教育は非常に多くの社会人を巻き込んでいるために社会問題化しつつあります。ダイビング業界でも消費者センターに苦情が持ち込まれて例もありました。とくに都市部のダイビングサービスでの集客方法で問題になっていました。人数が多くなかったからかなぁ。

 ここにきて介護サービスでのグッドウィルの件、語学教育最大手のNOVAの件、教育産業の一環として持てはやされ多くのビジネスモデルにも紹介され、公的な資金が受講生への補助の対象にまでなっていた。経団連クラスでも優秀な経営者としても広報がなされていた。でも、記者会見を見る限り、なんでこの人がって感じもする。

 改めて介護でも表面化したスタッフの待遇の悪さ、介護で公的資金が投入されているが、利益配分に問題があった。経営者だけに利益が回るように現場では、逆の現象だったようだ。日々の介護で丁寧なサービスを提供していたヘルパーさん。生活が厳しいとのコメントが続出していた。利益還元を間違っていたのだ。ヘルパーさんも人材不足が著しくなってきた。あと医療関係でも看護師さんが大幅に減少しているとの話もいたるところで聞くようにもなった。

 ダイビング界も人材不足が著しい。めぼしいサービスではスタッフの確保に苦しんでいる。先日、あるサービスの関係者が集まった際に、半分のスタッフが1年未満だったなんてことがありました。ダイビングのガイドさんですよ。

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2007年6月15日 (金)

トレーニングを楽しもうよ

暑かったぁ。梅雨明け間近だ。南風が強く吹き付けています。気温は30℃を越えています。暑いのでした。終日、恩納村から嘉手納、嘉手納から恩納村、恩納村の南部から北部へ、北部からもどった。秘密基地にて事務処理仕事だ。また連絡があり、嘉手納町経由で北谷町砂辺、砂辺から戻りつつ、秘密基地に寄って荷造りして宅急便屋さんにて酸素の発送と、酸素供給器材の発送。また恩納村南部の山田地区へ納品、東シナ海には真っ黒い雨雲が本部半島を被いつつ、びっしりと前線が急速に恩納村に接近しているのでした。間一髪、土砂降りになる直前に秘密基地への帰還することができました。

来週は他の島にてCPR・AED、ダイバーレスキュートレーニング、DAN酸素プロバイダー講習です。後半はカヤック関係者対象のスキンダイバーレスキューとファーストエイドの講習です。夏のトップシーズンに突入する直前のレスキュー関係のトレーニングです。他の島でもレスキュー関係のトレーニングを計画しているのだが、なかなか反応が宜しくないのでした。団体の主義主張が合わないという理由らしい。地域によっては頑なに否定している地域もあるのでした。様々な反応を経験した。

 皆で一緒にトレーニングすれば、様々な情報を得ることができるので共通の認識を得ることができると確信するのですが、頑なに拒否している人たちにとってはお構いなしということだ。とりあえず主義主張が違うから、お前等の情報は要らないということになるのだろう。一人の経験だけでは限界があるのだが、そんなことはお構いなしということ。あぁぁ勿体無い。この機会を利用してくれればって。

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2007年6月14日 (木)

ステンレスなくなったぁ

朝から強く南寄りの風が吹いています。温度計も31℃を記録している。そろそろ梅雨明けかな。南風が強くなるのは7月中旬の内地の梅雨明けまで続くのでした。これでやっと海水温も上がるかな。

連日の年金問題。つくづく日本人って大人しい民族と思った。反乱とか暴動に発展しないのは不思議だ。欧米だったら、すでに大規模な暴動にまで発展している可能性があるような案件だと思うが、そのイライラをワイドショーのコメンテーターの言葉を聴いて昇華しているのだろうか。後手後手に回っている年金問題、またまた税金を無駄に使って再検証、そのまた調べたデータのための再々検証。それでもミスは連発している現実。民間会社ならとっくに終わっている。社会的に抹消されているかもしれないお仕事ぶり。経団連のお歴々からは民間から政府の年金問題の検証のために民間レベルで協力しますとのコメントまで出てきた。官民合同の年金対策プロジェクトチームを結成するとのこと。民間からお手伝いに出る人たちはボランティア、まさか。結局は税金の一部を頂戴して仕事にしてしまえとのスタンス。結局は税金が使われることになるのでした。

 最近の最高にアングリってことがあった。日本でも最高レベルに警備が厳しいとされれている原子力発電所の備品倉庫からステンレス製の配管が無くなったとのこと。最近話題の金属窃盗団の仕業かな。原子力発電所の警備って陸上については県警レベルが対応しているはず。所轄の警察官が警備しているのとは訳が違うはず。海では海上保安庁が警備活動を行っているはず。無くなったのはステンレス製配管4本で合計重量が1.4トン。1本当たり350kgあるとのことだ。人間が運び出せる代物ではなさそう。スパイ映画みたいな組織だった犯行なのか。それとも在庫管理のコンピュータミスなのか。費用が1200万円とのことだ。誰がカッパラッテ、金属需要が逼迫しているお国に送られたのだろうか。この謎解きは?

 日本でも、より世界的に最高レベルの警備システムが敷かれている原子力発電所で起きた盗難事件。盗難事件と決まっていない段階。でもやはり厳重に管理されている施設から無くなったのは、魔法使いが物質転送の技を使って瞬間的移動するイリュージョンだったのかな。

 摩訶不思議なことが起きた。

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2007年6月13日 (水)

保険を考える

今日も雨・雨・雨でした。これで、今年の夏は沖縄本島は渇水対策は大丈夫かな。5月の梅雨入りした頃は、雨が全然降らず、今年は空梅雨かなぁって言っていた。6月になってからたっぷりと降ってくれているのでした。

先の大戦中の沖縄戦、当時の記録フィルムでは、泥濘(ぬかるみ)の中での戦闘シーンを多く見る機会があった。4月1日に上陸して組織的な戦闘が終結した6月23日。ちょうど今くらいの時期、激しい戦闘が行われていたのだ。そろそろ沖縄では梅雨明け時期になっている。梅雨末期の激しい雨、風、落雷が、もうしばらく続くのだ。

 びっくりするような話が出てきている。我々ダイビングインストラクターが加入を義務付けられている保険。賠償責任保険があります。潜水指導団体によって、それぞれの賠償責任保険の加入金額と保障金額に違いがあります。最近ですが、この賠償責任保険について保険会社から引き受けしない旨のお達しがあったとの噂が出ている。また、賠償責任保険の加入金額が二倍に跳ね上がったなんて話もあった。自分が所属する団体では、今は大丈夫だ。でも将来は判らない。

 賠償責任保険は、インストラクター側に過失があると認定されてから支払われる保険だ。事故があったから、すぐに支払いが行われる傷害保険とは性格が違います。潜水指導団体と名乗っているが、実は保険には一切加入していない団体もあったなんてこともありました。ダイビング関係者でも、賠償責任保険と傷害保険の違いを理解していない場合も散見される現実があります。また、どんな場合に保険が適応になるか、ならないかについても理解していないこともあるのでした。

 あとは体験ダイビング、初心者講習、中級者講習、ダイブマスターやインストラクター講習、ファンダイビング等々の保険適応の定義すら判っていない場合もあるのでした。最近は、一般ダイバー向けの保険も設定されるています。例えば、DANジャパンのメンバー登録することで保険が付帯しているものもあります。一般ダイバーさんも自己防衛策として、DANジャパンが提供しているシステムを利用すべきと思う。国内外で非常に有効に使えるダイバー向けの保険と理解しています。一般ダイバー向けの年会費5000円です。

賠償責任保険の問題で、ダイビング業界も組織の統廃合が活発になるかもしれないです。

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2007年6月12日 (火)

今日も雨降りだ

たっぷりと昨晩から雨が降り続いています。海には赤土が流れ込んでいる。青い海のイメージはゼロ、茶褐色の海になっているのでした。とくに川が注ぎ込んでいる地域では凄かった。那覇で見たのは国場川と饒波(のは)川が合流する付近は橋の橋脚ギリギリまで赤土をたっぷり含んだ濁流が流れていた。周辺に繁茂しているマングローブの影響で異常に土砂が堆積しているという話もあるのでした。那覇港の沖合いは変色した川の水がたっぷりと沖合いに向かって流れ出ているのでした。サンゴの卵が生まれて潮の流れに乗って着床地点を探しているが、たっぷりと降った雨水、細かい微粒子の赤土の堆積等で生存率というか着床率は最悪のパターンになっているのではないか。

 この雨降りで喜んでいるのは座間味島の人たちだと思う。給水制限が続いていたが、連日の雨降りで水がめのダムは満水になったようだ。給水制限が解除される。島にいるともう少し山を利用してあと一個のダムを作ってはと思う。でも、大規模開発になるから駄目なのだろうか。沖縄本島では近年、水不足の警告は発せられるが、本格的な給水制限まで発令されたことは聞いていない。でも、水不足で観光面でも支障が出るのは十分に考えられることだ。

 ただ降った雨が、そのまま濁流となって海に流れ込んでいる現実。どこかでストックすることができないのだろうかって考え込んでしまうのでした。勿体無いって。

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2007年6月11日 (月)

日本人って大人しい

つくづく日本人って大人しいと思う。年金問題で混乱している状態であっても冷静に対応している。ニュースでコメントを求められても、以外に冷静に受け答えしているのでした。カメラ目線というか、反応が大人しいのでした。欧米だったら、強烈な抗議活動が伴うと思うのだが。

 政府および与党では、選挙を控えているので必死に「あれこれ」と迎合し易い内容で答弁を繰り返している。いとも簡単に解決できるような答弁だが、現実はとんでもない状態になっている。最終的には政府がせっせとお札を増刷すれば済むとでも思っているのだろうか。あとは、この混乱の原因の社保庁の長官を悪者として引っ張り出すのだろう。それに歴代の厚生大臣も一緒に引っ張り出して謝罪させて一件落着にさせるのだろうか。謝罪するために頭を下げているように見えるが、本音はどうなんだろうって。ドラえもんのポケットから謝罪の尺度を測る道具でも出してもらえるとありがたいのでした。

 ちょっとお天気と同じでモヤモヤしているのでした。

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2007年6月10日 (日)

オープンウォータースイム大会

年金問題、とうとう末期状態のようなになってきた。国会中継や予算委員会等のニュースからは虚しい詭弁だけが聞こえてくるように感じる。社会保険庁のお仕事は杜撰そのものに尽きてしまうのだろう。あれこれ対処しようとすれば、するほど、墓穴というかシステムの不具合まで飛び出してくる始末。首相が言明するほど、早々簡単には処理できそうにもないことが判ってくるだけだ。年金問題に決着がつくのだろうか。

 さて沖縄各地で海をロケーションにしたイベントが多くなっています。石垣島や宮古島でのトライアスロン大会、海を横断するオープンウォータースイム大会等が続くのでした。昨日は座間味島でのオープンウォータースイム、本日の読谷村でのトライアスロン、来週は今帰仁村を舞台にしたオープンウォータースイムが実施されるのでした。ところで、いつも思うのは海を舞台にしている大会なのですが、レスキュー体制は如何なスタイルとなっているのだろう。

 ぶっちゃけ話ですが、石垣での水泳部門でのレスキューダイバーについては、今年は支援ダイバーの集まりが悪かったとのこと。宮古では以前に水泳にて死亡者が出ている。レスキュー体制に問題はなかったのだろうか。多くの大会が地域貢献の一環として開催される。当然、レスキューダイバーにもボランティア参加が要求されるのだろう。でもレスキューダイバーが参加するのは当たり前になっている。

 大勢の人間が一斉に泳ぎだす競技。水泳競技のようにコースロープで仕切られているので、何かがあっても即対応が可能です。海で一斉に400名とか500名が飛び込んだら監視することは不可能になる。またレスキュー対応で動力船で近づこうものなら最悪はスクリューに巻き込み可能性があるのでした。ってことはダイバーが泳いで近づいて人力で救助しなければならないのでした。

ダイバーでもレスキュー対応能力は万能ではない。それなりの経験を積まないと二重事故の危険性が増大するのでした。非常に難しいことになるのでした。最初からレスキュー体制でダイバーが関与していないケースが多くなっている。冠大会が多くなっている。当然ビジネス展開となっている。レスキュー部門はボランティアが当たり前。これでいいのだろうか。プロフェッショナルなレスキューダイバーを養成しなければと思うのでした。

 

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2007年6月 9日 (土)

真剣潜りでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 26℃ 24~25℃ 10m
2本目 真栄田岬ブイ 晴れ 27℃ 25℃ 20m
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雨降りが続いていたので水中では濁り気味だった。浅場の砂地でも太陽が出ているが、うっすらとした感じだった。ハゼ大ファンの方のガイドでした。ガイドさんとしては緊張してしまいます。何故ならば私はハゼハンターではないのでした。お客さんにお詫びしました。最初の潜りを砂地に決めました。

 一応、砂地では透明度が宜しくないので、点々と続くサンゴの塊やユビエダハマサンゴを目印に深場まで移動した。まず、トウアカクマノミまで案内、ネジリンボウさんを撮影してもらった。2箇所で確認できた。ヤシャハゼは見つけることができませんでした。またワカヨウジにツマジロオコゼ等も見つけることができませんでした。オドリハゼ、ハダカハオコゼ、ニシキフウライウオ、セジロクマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ等を観察してもらった。砂地ポイントは、自分としてはかなり興味津々の大好きポイントなのですが、お客様には気に入ってもらえたかな。

 二本目は、真栄田岬ブイになりました。講習潜りとファンダイビングの混成でした。自分のお得意のクマノミシリーズでルートを取りますとお願いしました。このエリアではクマノミとハナビラクマノミが共生(?)するイソギンチャクがアチコチに見ることができるのでした。何で、クマノミ類が共生(?)するのが多いのだろうか。不思議です。もしかすると他のエリアから逸れたハナビラクマノミがクマノミのイソギンチャクに居候しているのだろうか。ガイドの勉強不足かもしれないですね。

 クマノミ類では前回に確認した卵はすでにハッチアウトしたようです。そして新たに産卵を二箇所で確認することができました。最後に安全停止しながら酸素を呼吸してもらった。加速減圧を体験してもらいました。私も加速減圧を実施、最後に潜降ラインを外して浮上したが、船が東風の影響を受けて動いた。加速減圧しながら必死で船を追いかけました。

 楽しんで頂けたかと思います。のんびりと器材を干しながらログキングしました。

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三万七千年前の・・・・

週末を迎えました。幸いにもお天気が良かった。本州では太平洋側の愛知、静岡、神奈川等では土砂降り状態。国土交通省の気象レーダーで見る限り、かなり強烈な雨、風、雷の状態が確認される。アメリカではスペースシャトルの打ち上げが行われ成功した。やはり青い空に白煙を濛々とたなびかせてグングン上昇していくロケット。ロケット打ち上げはお天気にも左右されるのでした。ともかく打ち上げ成功よかった。

 お天気の週末、困ったことがあるのでした。それはバイク族の騒音なのでした。雨が降っていればバイクは走りづらいのだが、晴れると長距離ツーリングの休憩場所として事務所前のバス停付近が溜まり場になってしまうのでした。

 沖縄本島の歴史に新しい事実が発見された。これまでは港川人が最古の新人(ホモサピエンス)と言われていたが、このたび3万7千年前と一挙に二万年も古い時代の新人であることが判った。すでに中国大陸から切り離されてた孤島になっていた沖縄本島、ここまで船に来たのだろう。縄文時代に相当するのだろうか。今回の人骨が見つかったのが、那覇市の山下町の洞穴だ。最初に沖縄本島にて村田が事務所を開設した場所の近くの小高い丘だ。戦時中は猛烈な砲爆撃で灰燼に帰したが、石灰岩の洞窟の奥深くで見つかった。沖縄本島で地上戦がなかったら、もっと歴史的に興味深い事実が多数発見されていたことだろう。

 沖縄本島北部のカルスト台地、セメントの材料として山を切り崩していた。あのエリアで、自然のままであればと思うが、実際には大規模に切り崩されているのでした。歴史は繰り返すのだろうか。氷河期を生き抜いた人々だったのだろうか。

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2007年6月 8日 (金)

座間味に行ってきました

久しぶりの船旅を楽しみました。那覇の泊港のフェリーに乗りました。出航前15分に間に合いました。座間味村運営のフェリーです。阿嘉島経由で到着。約2時間の船旅でした。絨毯の広間でディバッグを枕に熟睡しました。目が覚めたのは阿嘉島入港直前でした。小雨混じりの天気、座間味港到着時も小雨でした。水不足の座間味島ですが、ダムには雨水が着実に貯まっているのでした。夏を迎える前に水源地がいっぱいになることはありがたいことだ。島の山々も雲に隠れているのでした。

 さて座間味島、6月1日より無医村になっています。現在は、看護士さんが2名いるだけだ。急患が発生した場合は、お隣の阿嘉島の診療所の医師が対応することになっている。でも、原則は阿嘉島の診療所に行かなければならないのでした。座間味から阿嘉島へは村営の船が運航されている。とくに昼間は問題ないが、夜間の場合でも船で移動となるのでした。私の知人が運航を担当していると聞いた。辛いのは何かぁって聞いたら、晩酌ができないとのこと。そうです、夜間の操船となるのでお酒が飲めないということでした。夜間の急患搬送では医師が最終的な決定権を持っている。つまり座間味村役場を経由して沖縄県庁に連絡することになるようだが、その医師が座間味には不在なのでした。これから観光客も増える時期を迎えますが、心配です。

 地域医療を考えると夏場だけの医師の代打を頼んでしまえばって考えるようだが、地域住民との信頼関係も重要になる。簡単に代理の医師は見つけることができないのでした。全国レベルで医師の不足が深刻になっています。また看護士も不足気味になっている現状があるのでした。ここ沖縄だけに限っていない医師不足の問題。

 現職の沖縄県知事は、重要な問題として位置づけているようですが、現実は非常に厳しいのでした。県知事が声高に叫んでも、事務方の県庁の役人さんの動きは鈍いようだ。ことさら医療に関係する諸問題についてはの対応の腰は重いのでした。

座間味島にて実際に自分自身が、医療支援ヘリコプターによって沖縄本島に搬送された方を会った。座間味の場合は、高月山の山頂にヘリポートがある。夜間でも離着陸ができるように照明装置も配備されている。ただ高月山へリポートへの行き方は、当然山に登ることになります。急勾配でボコボコ道を車でガタガタと揺れて送られるのでした。ご本人様は、デコボコ道では搬送されたくないとことでした。診療所の近くか、港湾施設にヘリコプターを降ろすことができれば患者自身の負担も軽減されるのでした。

 前回は座間味島からADSL回線に接続して通信ができたのですが、今回はうまく接続することができなかった。

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2007年6月 6日 (水)

赤土流入

本格的な梅雨の洗礼を受けている。とにかく降りました。地域によっては水浸しになりました。やはり侮れない自然の力。陸および海にもタップリと雨が降りました。海水が薄まるのではないかというくらいの雨量だった。おまけに陸に降った雨は陸地の赤土を含んで変色した水が海に大量に流れ込んでいるのでした、ちょうどサンゴの産卵の時期に重なっているのでした。サンゴの生き残りも大変だ。生物の世界での適者生存の競争があるのでした。

 沖縄本島周辺では、サンゴの数が少ないために産卵できるまでに成熟したサイズのサンゴは希少価値となっています。今年は水温が約1ヶ月くらいのタイムラグとなっているために成熟度合いが遅いとの意見が多い。今回の赤土の流出、水底に堆積した赤土のためにサンゴの卵が着床することができないのではと考えます。

 先日、石垣島では島の周囲を総天然色の色が占領した映像が放映されていました。石垣航空基地のヘリコプタークルーが撮影していた。珍しい映像だ。生物が絶滅する寸前なのだろうか。大量に産卵することで少しでも着床して生き残るサンゴを増やしたという生物のDNAが働くのだろうか。

 生物の種の保全。絶滅する可能性がある生物が氾濫を起こし始めているように感ぜられるのでした。

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2007年6月 5日 (火)

楽しかった2日間でした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 Wアーチ 曇り 26℃ 24~25℃ 25m
2本目 ムーンビーチ砂地 曇り 26℃ 24~25℃ 12m
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ファンダイブガイド二日目。お天気が思わしくないので午前中だけで潜りを完了することにした。途中は港に戻らずにWアーチから砂地へ移動した。

 アンカーリングしたが、流れがあったので横穴だけを探検することにした。当然、自分が先頭にならずにビデオカメラを持ったお客様を先頭に抜けてもらうことにして潜った。

 流れがあったのでリーフに摑まりながら亀裂に侵入した。深い横穴を抜けながら撮影を開始。思う存分、自由に撮影してもらいました。海シダは流れに触手を広げてくれていた。ウミウシは少なかった。浅場では大きなミノカサゴが居た。カメラを近づけて撮影すると胸鰭を広げて威嚇するが奥に逃げ出した。

 砂地ポイントに移動。5分の時間差で潜降を開始した。深場のトウアカクマノミを撮影するのに時間差を考慮した。トウアカクマノミ、ツマジロオコゼ、ワカヨウジ、ネジリンボウ、ヤシャハゼ等を確認することができた。浅場に移動してハダカハオコゼ(成魚でない)、セジロクマノミを確認することができました。時間は1時間をこえてしまった。非常に楽しい2日間のガイドでした。

 30年来の潜り仲間が遊びに来てくれたのでした。

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2007年6月 4日 (月)

ヘリコプター事故が続く

今日も落ちた。ヘリコプターが。それも一昨日かな墜落した航空会社だった。またもやベテランと言われるパイロットさんがケガをしている。重さ500kgの除雪車を吊上げて移動しようとしてホバリングしている最中に墜落したとのことだ。それもお隣の診療所の屋上にドスンと落下したとのこと。夏山シーズンを前に山岳地帯にある山小屋の開業準備が急ピッチに進んでいるなかでのヘリコプター事故でした。事故の連鎖。続いています。

 今回、墜落した機体は、アエロスパシアルSA315Bで機外吊下げ重量は1トンから1.4トンの性能がある。吊下げた重量は500kgの除雪車を移動させようとしたが、突風が吹いて機体のバランスを崩し、そのまま横倒しになったようだ。山岳地帯でもバランスよく飛べる機体なのだが、重量物の吊下げた状態でホバリングは瞬間的に難しかったのだろうか。稜線を越えて吹きつける複雑に変化する風の怖さだ。

 ちょっと梅雨らしくなった今日この頃なのですが、お客様がいらっしゃるのでした。誠に申し訳ないのですが、雨が降りそうなのでした。前日の雨で海の表面は濁りが発生しているのでした。せっかくの沖縄の海。きれいな海を想像されて来沖しているのですが、あいにくのお天気なのでした。

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ビデオ班参上

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 曇り 25℃ 24~25℃ 25m
2本目 真栄田岬ブイ 曇り 26℃ 24~25℃ 25m
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連日の雨降り、その影響のためだろうか海の表面が濁っているのでした。濁っていると言っても内地のように強烈な濁りではないのでした。外洋ではウネリが残っているのでした。アンカーリングするが揺れているのでした。

 本日はデジカメ持参のお客様が2名とビデオ持参のお客様が1名のガイドでした。デジカメ派と動画派では撮影するジャンルが違うために助っ人ガイドさんをお願いして二班にてガイドしました。私はビデオ班を担当しました。

 恩納村沿岸部では、海水温が低めに推移しているのでした。ビデオ派なので、撮影しやすいクマノミとイソギンチャク系統を撮影してもらった。ビデオハウジングは、私が水没させたのと同形式でした。最初の潜りはライトなしで撮影してもらった。午後からの潜りではライトを点灯して撮影した。クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミでした。卵も撮影してもらった。眼球が見えるくらいに成長しているのでした。ハッチアウト近しかな。それぞれのクマノミの性格も見れて面白かった。相変わらずハマクマノミは攻撃的というかちょっと近づいただけでも、猛アタックしてくるのでした。

 ウミウシを探すのですが、4種類くらいしか見つけることができませんでした。最新のビデオ機器、その映像はきれいだった。デジタルハイビジョンカメラ、その性能には目を見張った。

 お天気がすっきりしない空模様でした。

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2007年6月 3日 (日)

いろんなことがあったのでした

6月最初の週末だった。週末を利用して来沖された方々は、那覇空港に向かっている最中だろうな。このまま雨も上がって欲しいのでした。海では降った雨が大量に流れ込んでいるために表面は濁っているのでした。

 昨日は北朝鮮からの脱出者が青森県に上陸。夕方にはヘリコプターが行方不明になっているとの話もあった。東京六大学野球では慶応大学が早稲田をねじ伏せた。政治は土曜日でお休みだった。色んなことが次から次へと発生するのだ。北朝鮮からの脱出者は来るべくして来たのだろうか。よくぞ、小型の木造船で脱出してきたと思う。自由を求める欲求が勝ったのかな。正面装備を充実して来た海保ですが、まさかの小型、木造船だったので捕捉できなかったのだろう。警備担当者は、今後の対策に苦慮しているだろうな。これまでは鉄鋼船の小型の不審船を想定していた盲点だったのかな。先週の土日に東京湾にて全国から巡視船艇や航空機を集めて観閲式を花々しく実施。これで日本の国境の守りは大丈夫とデモンストレーションしたが、実際は日本本土に上陸してしまった。

 ヘリコプターの墜落事故、ベル412を一人で操縦していたようだ。超ベテランの機長、飛行時間が14000時間とのこと。ベル412を一人で操縦しているなんて。厳冬期の山岳地帯で墜落事故があったが、このときの機体はベル204型だったかな。本日、墜落現場で事故検証が始まったとのニュースがあった。このときも機長一名での運航だった。官庁関係では、機長と副操縦士、整備士、通信関係と最低でも4名くらいで運航するが民間だと単独ってこともあるのだろうか。

 静岡県が消防防災ヘリコプターでベル412EPを導入するとのことだった。

 六大学では早稲田が優勝した。大学まで提灯行列が始まるのだった。”はしか”問題は、沈静化していないが、大丈夫だったのだろうか。

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カスミアジの猛アタック

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 西 28℃ 24~25℃ 12m
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昨晩からの雷、それに雨。朝もピカピカゴロゴロ。レーダー画面では、長続きしないことを確認して潜った。西寄りのウネリがリーフを超えて来る。定点でアンカーリングするが揺れているのでした。

 砂地にてハゼを確認。深場に移動。深場では濁りが中層をカーテンのように覆っているのでした。お客さんが集中しているので砂埃モウモウ、しょうがないですね。ちょっとだけ遠回りして漁礁に接近した。丹念に魚網の下縁を探す。20cmを超えるワカヨウジを見つけた。オニハゼは、まだ見つけることができないのでした。ニシキフウライウオも観察することができました。

 浅場に戻ってきたら、カスミアジかな。ユビエダハマサンゴに逃げ込んだロクセンスズメダイを捕食すべく、猛烈にアタックしていた。何回も回り込んでアタックしていた。自分が接近しても逃げ出すことなかった。50cm以内に接近しても大丈夫でした。

 

 

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2007年6月 2日 (土)

無医村

雷ピカピカ、ゴロゴロ。30℃を超えた気温だが、ひと雨降ったお陰で涼しくなりました。でも、干していた潜水器材はびっしょり。停電なしだった。大気中の黄砂を洗い流してくれるかな。

 さあ大変だぁ。北朝鮮からの難民が上陸した。日本海は荒れていなかったのだろう。海上保安庁は非常呼集かな。日本海側の警察も沿岸パトロールを強化することになるのだろう。小さな木造船だったから哨戒中にも見つからなかったのだろうか。さあ日本の入国管理の法律で、どのように対処するのだろうか。前農水大臣の自殺、年金問題等の重大案件が続き、内閣支持率最低の安部内閣。次から次への難問が続出するのでした。大挙しての難民襲来でなくてよかった。

 座間味村の座間味島の診療所が6月1日から休診、これまで勤務していた医師が5月31日付けで退職したのでした。後任の医師が決まっていないとのこと。当分の間、無医村になるのでした。隣の阿嘉島の医師が、定期的に座間味島にて診療活動を実施するとのことでした。沖縄本島でも那覇を中心する地域と北部では医療機関でも差があるのでした。医療の格差は沖縄本島でもあるのでした。

 急患搬送では101飛行隊が対応することになっている。それにしてもたくさんの島々を抱えている沖縄ですが、県自体でのドクターヘリコプターを用意することは考えていないようだ。タダの自衛隊と海上保安庁の航空機があるから、沖縄県が持つ必要がないとの見解だ。昔から変わっていない。現職の知事は公約としてドクターヘリ構想をぶち上げていたようだが、実務を担当する県職員は動こうとしていない。

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オニダルマオコゼ見つけた

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ヤマトビシ 晴れ 30℃ 24~25℃ 25m
2本目 真栄田岬ブイ 晴れ 南西 31℃ 24℃ 25m
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昼食を挟んで午前と午後の二回潜った。朝から南風が強く吹いていた。気温も10時前に、すでに30℃を超えているのでした。前兼久漁港では南風が吹いているときの離岸と接岸は緊張が走るのでした。本日はとうとう事件が起きたのでした。岸壁側で係留用のロープを渡すスタッフが、足を踏み外して渡り板と共に海面に落下した。普段から声を聞いたことがないと言われるくらいの大人しいスタッフなのですが、悲鳴すら出すことなく転落したのでした。ド干潮で水深は2mくらいしかない海面に落下した。これまでに落下しそうになったスタッフや、落下しそうになって船に飛び移った人はいた。擦り傷だらけだったので消毒、止血等の手当てを施した。携帯電話は完全に水没していました。

 砂地に張り付いてベラギンポを観察した。周囲にパラパラと4個体くらい確認できた。本当はリュウキュウベラギンポを確認したかったのですが、ベラギンポでありました。

 午後からは乗り合いでした。私はカメラにライト、酸素シリンダーと装備して潜ったがエントリーするまで重かった。クマノミ観察するための、いつもの定点ルートを回った。巨大なクマノミはイソギンチャクから5m以上も遠くまで離れていた。イソギンチャクを手で揺らせてみたが、数秒イソギンチャクに戻るが、すぐに離れてしまうのでした。そんな繰り返しでした。移動中に久々に30cmを超えるオニダルマオコゼを見つけた。実にきれいに周囲に溶け込んでいた。餌になりそうなサカナが群れそうな位置の真下にじっとしていた。水深15mのクマノミは産卵していた。

 

 

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2007年6月 1日 (金)

リフレッシュ潜り

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ヤマトビシ 晴れ 南東 27℃ 24~25℃ 25m
2本目 Wアーチ 晴れ 27℃ 24℃ 20m
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本日よりムーンビーチⅡが就航した。体験ダイビングがなかったので昼食直前の潜りはヤマトビシでした。午後からWアーチにて潜りました。新品交換してもらったダイブコンピュータも用意と酸素濃度を99%に設定。崖沿いに深場に移動。枯れ場の間の砂場にヤマブキハゼを発見。徐々に近づいて観察した。50cmくらいまで接近して観察することができました。

 お昼ごはん、久しぶりにエン万弁当を船の上で食した。MPEGカメラのSDカードを交換、慎重にOリングをチェックしてパッキング固定した。エントリーは後ろのステップから静かに入水、カメラに余分な衝撃が加わらないに潜降した。他のグループの邪魔にならないように深場に潜降。着底してウミウシを撮影した。ストロボライトはLEDライトを点灯して被写体に当てて焦点を確認して撮影してみた。数カット撮影して移動、ハダカハオコゼを探したが見つけることができませんでした。根の上が荒れ方が気になった。8ヶ月ぶりのムーンビーチⅡでした。

 

 

 

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ちょっと注意して欲しいスノーケリング

6月1日だ。平成19年も折り返しの月だ。時間の流れは速いものだ。チラホラ聞こえて来たのは、スノーケラーの事故情報だ。なかなか防ぐことが難しいジャンルの事故なのだ。沖縄の海、内地と違って岸から眺めると沖合いまで浅瀬が続いているように見える。白い砂浜、青い水、太陽、青い空にぽかりと浮かんだ白い雲。ベタ凪の海を眺めていれば誰しも、泳ぎだしたくなる衝動を抑えるのは厳しい。

 先日は古宇利島にて観光客の方が亡くなっています。事故原因について個人情報保護の観点で公表されることはない。事故の分類としては溺水扱いになってしまうのだろう。事故後の処理としては解剖を実施するのだろうか。スノーケリング事故があると大体溺水でしたとなるのだ。事件性がないということでは溺水処理が手っ取り早いのだろうか。行政改革で、人件費の削減、人員削減が厳しく現場にのしかかっているのでした。アルコールでも飲んでいなかったのだろうか。

 CM、とくに夏場のアルコール類のCMでは海が出てくる。まさに青い海、ベタ凪、透明度のある海、プカプカ浮かんだ感触にてシュワシュワ泡立った琥珀色の飲み物。適度に冷え冷えのガラス容器。グビグビと飲み干してしまうのだろう。間違ってもほろ酔い気分でスノーケリングは辞めて欲しいのだ。

 誰も居ない海、まるでプライベートビーチに紛れ込んだ錯覚に陥るのではないだろうか。誰も居ない海って怖い存在だ。自分等長年海で仕事をしていると万が一のことがあった際、どこに連絡すればよいのか。今は携帯電話が通じるから大丈夫とは思うが、実際に全てのエリアが携帯電話が通じるとは限らない。ましてメーカーによってはまったく通じないエリアもあるし、PHSではまったく圏外になってしまうのだ。

 スノーケリングは保温スーツにライフジャケットを装着していれば大丈夫ではありません。胸郭を圧迫することもあるのでした。スノーケリングはお手軽ですが、それなりのルールがあることも忘れないようにしてください。

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