台風5号の動きが・・・・・
沖縄全県で海水温が高めに推移している。各地域から水温が30℃を越える水域も報告されている。サンゴの白化やホワイトシンドロームの拡大が心配される。例年だと、この時期の台風の接近は、沖縄本島の南、つまり台湾と先島方面の北西に流れるのですが、今年は台風の誕生が少ないのが特徴で、台風が来て海水を深い水深から攪拌してくれないのでした。おまけに晴天が続き太陽からの熱を海洋が吸収して表面の水が温まりすぎるのでした。30℃以上ありますね。人間がパシャパシャするくらいでは攪拌できないのでした。
1997年や98年の海水温の上昇と同じ結果が出てきそうだ。西表島で海水温が高すぎる傾向になっていると現地から報告がありました。石西礁湖も危機的状況になっている。オニヒトデだけでなく、サンゴ自体が病気になって白くなるホワイトシンドロームも多数の水域で報告されているのでした。この場合の対策は、白くなった部分をトンカチで壊して陸上に上げるしかできないのでした。このままだと沖縄周辺のサンゴは全滅してしまう可能性が高くなっているのでした。温暖化の最たる影響を受けているだろう。
今日で7月が終わりました。