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2007年12月31日 (月)

2007年も無事故で終わりました。

年末、10時間程度で新しい年を迎えるのです。外気温は14℃で北寄りの風が10m前後吹き付けています。現在の秘密基地ですが、一階が駐車場スペースになっています。吹き抜けになっているために、事務所では素足だと冷たいのでした。これまでに経験したことがない寒さかもしれない。金城荘では海から吹きつける風が本家の母屋があるために北寄りの風を直接受けることはなかった。外気温が8℃くらいのときでも足元から冷えるという感触はなかった。今度は違うのでした。靴下に室内用のスリッパの必要性を痛感しているのでした。足の冷えは、足首、膝、腰、背中、肩と全身に影響を与えるのでした。靴下の中に唐辛子でも入れるかな。って真剣に考えているオッサンなのでした。

 若者はTシャツに短パン、素足に草履だ。流石に寒い、寒いと連発している。若いって羨ましくなります。でも、油断は禁物。鼻水ヂュルってのはご勘弁願いたいです。この時期に風邪でもひくと長引くのでした。インフルエンザにだけは罹患したくないのでした。エネルギッシュな若者たち。首を左右に振ってみるとゴキゴキと音がするのでした。相当、首が凝っているのでありました。連日の寒さで筋肉が固まり気味なのでした。

 2007年も無事に終わろうとしています。自分としては潜りでは、今年も無事故で終わろうとしています。ダイビングの神様がいるとすれば感謝しなければならないと思っています。

 新しい年を迎えようしていますが、更なる無事故記録を更新していきたいと覚悟も新たにしています。ご支援、ありがとうございました。

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2007年12月30日 (日)

寒いのでした

恩納村も寒いです。午後7時過ぎで14℃、北西の風が10mくらいの強さで吹いているのでした。海の荒れ方も、凄いです。北西の風になっているので、当分前兼久漁港からの出航は望めません。今年はリーダーシップトレーニングだけなのでなんとかレッドビーチだけでも対応できるのでした。この年末年始にファンダイビングを計画されて沖縄方面に潜りに来ているダイバーさんには辛い気象状態になっています。

 12月28日までの比較的穏やかなポカポカ陽気とは雲泥の差、冬の沖縄になっているのでした。内地では日本海側が雪が降っている。北海道では氷点下になっているのでした。気温差20℃くらいかな。自分も風邪を引かないように注意しなければ。

 日本海側が雪になっているために飛行機が着陸できない空港も出て来ている。そのために機体繰りに支障が出ている。航空会社では、一機を有効に使うために着陸したら、次のフライト準備になります。場合によっては、他の地域へのフライトもあるのでした。那覇空港でも那覇から東京に向かう便で、他の空港からの経由便かな、到着遅れが頻発しているようだった。20分から30分遅れで飛んでいた。民族大移動の年末年始なので、交通機関の関係者も大変と思います。また飛行機を降りてから、次の離島に船で行く場合は、もっと厳しいかもしれないです。海は大荒れになっているからでした。

 この時期の荒れ方だと、3日から4日くらいは荒れるとなると正月明けで船でしか移動できない離島の場合は、滞在予定をキャンセルなんてことになりそうだ。今年は7月から10月まで週末と連休は、全て海路の交通手段がアウトだったことを思い出します。

 来年度は、気象海象については、どうなんだろう。もっと荒れ方が厳しくなるのだろうか。それとも安定した状態なのだろうか。

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2007年12月29日 (土)

値上がりばかり

週末の土曜日、2007年も残すところ3日となりました。今年は物価上昇の嵐だ。一番の頭痛の種は、燃料費の高騰だ。ガソリン代の高騰は痛い。ガソリンタンクを満タンにすると8,000円近くになります。50リットルでレギュラーガソリンだ。ハイオクガソリンなら更に高くなる。自分はレギュラーのみしか入れていないのでした。これまでは40から50リットルくらいでも5000円から6000円くらいだった。確実に私のお財布を直撃しているのでした。

 諸物価の値上げについては、10年ぶりとか15年ぶりの値上げという商品まで現れています。結果的には政治が不安定な状態になっていることも一因って言われています。今回のあらゆる生活用品までの値上げを阻止できないのは、政治が無策であった証拠。浪費を見過ごして来た選挙民である、我々国民もそのツケを払わされているのでした。

 こんなことがありました。私の知人のインストラクター、本日一緒に潜りの仕事だったのですが、白い粉、つまりベビーパウダーを忘れて来たとの連絡がありました。出航時間まで20分たらずしかない。集落にある共同売店に急行したが、ベビーパウダーは販売していないとのこと。万事休す。粉であればなんでもいいかなってので、台所にある片栗粉でも使ってみるかって。はい、自分の知人は6半かぶりを着るのに粉が必要だったのでした。片栗粉をスーツにまぶして着ることができたのでした。

 いざって時に慌てないで対応してみるものですね。初めから駄目だって諦めないことですね。6半かぶりの両面スキンスーツを着る際に片栗粉でも大丈夫でした。

 当分安売りのガソリンは出現しそうにないのでした。

 

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ピグミーシードラゴン発見

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 19℃ 22℃ 15m
2本目 ムーンビーチ砂地 曇り 19℃ 22℃ 15m
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昨日までのベタ凪が嘘のような大荒れ。北風の猛威の中のダイビングとなりました。大深度潜水でした。ただポイントが砂地に限定されているのでした。風は北寄りだが、ウネリは西寄り、船は木の葉のように翻弄だった。水中では北から南方向に流れがあった。ルネッサンス寄りの根に侵入を開始。普段は澱んでいるが、今日は流れがあるために透明度は15mくらい先まで見えた。10年くらい前に透明度が悪くて迷った記憶が蘇ってきた。根を3つ確認した。講習生に予備のエアータンクを追加装備、そのタンクにてバルブの開閉を行い残圧の少ない状態を再現して呼吸してもらった。浮力に大きく影響したが、ウエイト量を減らして対応した。

 二本目は漁礁まで一気に潜降した。水底にへばりつくように生物観察。何ヶ月ぶりだろうか。ピグミーシードラゴンを二個体発見。大喜び。丹念に潜っていた甲斐がありました。夏よりも少しだけ大きく成長していました。動きは活発だった。ダイブコンピュータを確認しながら潜っていた。浅場に戻った8mでの滞底時間の余裕があと1分表示になったので次の6mまで浮上したら、7mラインにて一挙に75分から115分くらいの余裕が出てきた。ボートの下まで戻りながら安全停止時間とした。本日のトレーニングは終了しました。

 砂地も、改めてじっくり潜り込んでみると面白いポイントなのでした。

 

 

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2007年12月28日 (金)

回顧:事故隠しかもね

2007年のダイビング関係で気になったこと。えぇぇって、もしかして事故隠しを図っているのではないと思うようなことが続々露見している。お恥ずかしい限りです。ダイビング中に様々のトラブルが発生することは、これまでの例として明らかです。

 単純な話、事故が起きた場合は速やかに海保や警察、消防等に現場から通報することになっています。自分等が作っている潜水事故対策マニュアルでも、早期に事故通報を行うように指示してあります。

 自社の車で事故者を病院に搬送した。来院時に余りにも容態が重篤であったために医療機関から公的機関に通報があり、事故が表面化した。これは相当重篤な紙一重状態だったようだ。酸素飽和度が極端に低かったようだ。救急車が配備されている地域であった。

 交通事故と同じように事故当初に海上保安庁や警察による現場検証が必要になります。公的機関の発行する事故の内容証明がないと各種保険関係の支払いが行われません。保険会社に医療機関での治療内容や領収書が提示されても保険金の支払いが行われません。会社の経費で現金で処理すればと考えるのだろう。

 事故が表面化するのは、入院したお客様自身や親族が、「何で海上保安庁や警察に連絡していないのか」と問い合わせて来た。それで抗弁できない状態なので、海保や警察に届けを出した。あるいは直接、ケガをされたダイバーさんが保険を請求する際、保険会社から事故証明を発行してもらうように指示する場合もあります。そして、そのまま海保や警察に行くのですが、すでに時間が経ち過ぎているための事故の検証が出来ない場合もあるのでした。

 今年、前兼久でも他の地域から来ているダイビング業者が関連する事故が多発した。実際に捜索活動が行われたこと例もあります。捜索隊を組織するにあたり、事故通報を当局にしているか確認してから捜索隊を編成することにするかな。真剣に考えているのでした。自分等も事故隠しの片棒を担いでいると思われるのは心外と考えています。

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大深度からのリフティングトレーニング

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2007年12月27日 (木)

人出不足が深刻だ

2007年も終わろうとしています。明日が仕事納めかな。年末年始はリーダーシップダイバーのトレーニングです。今回の1名だけなのですが、1月10日まで継続しています。リーダーシップ予備軍の枯渇。枯渇という言い方が正しいかな。

 ダイビングサービスからは、若くて、人前に出ても話ができ、潜れる人材はいないかとの問い合わせが殺到します。この何年間、同じ言葉を聴きます。聞かされます。現在、多くの専門学校がダイビング関係の講習を行っています。その専門学校の職員については、卒業生が職員となります。あまり社会経験がなく、ましてダイビングの現場で仕事をしたことがない人が多い。教える側でも、長い期間、教えるというステイタスを維持していないのでした。理由は判りません。潜水指導団体の教材が完成型になってしまい、大半が在宅学習システムが導入されています。そのために学生も在宅学習システムで、お勉強させられる。判らないことは教員が教えるのではなく、自分でお勉強することになりそうだ。

 専門学校を卒業してインストラクター資格を有していてもダイビング講習を単独で実施することができないと公言するのでした。「さあ、現役のインストラクターだから初心者講習ができるだろう。」って指示されるが、それ以上は動けないのでした。ガイドダイバーとしても自信がない。初心者講習なんてもってのほかなんて現役インストラクターが存在しているのでした。

 自分で講習ができないと公言するのは、どうかと思うが、実際に不安なままで講習を行うことは非常に危険と思う。改めて現場で再教育が必要とは思うのだが、実際に再教育を受けに来るインストラクターは皆無だ。

 ネガティブなことばかりだが、これも現実だ。

 ますます現場での人手不足が助長されるのでした。これからどうなるのだろうか。心配になるのでした。

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ひさびさのリフトバックトレーニングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬洞窟前 晴れ 22℃ 22℃ 25m
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 23℃ 22℃ 25m
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朝からベタ凪。講習生は寝坊して到着。30分遅れでスタート。大深度から重量物を引き揚げるトレーニングだ。重量物は14kgに増やした。25mから5mまで重量物を曳航係りとリフトバッグ係りと連携してもらった。重量物にリフトバッグや曳航用のロープを取り付けていたら中層を体長1m超えのスギの群れが横切っていた。壮観な眺めだった。大深度なので減圧のモニター、残圧空気量の管理等の複数の管理しなければならない要因がありました。ロープワークが何となく怪しかったがとりあえず船上までの引き上げが経験してもらいました。

 二本目はブイにて完全な自己完結方式にて重量物を引き上げを行った。深度25mまで重量物を沈めた。一人づつ水底から安全停止、そして船上までの一連の引き上げ活動を経験してもらった。私からの指示はなしです。無事に完了しました。

 深場に猛ダッシュで潜降した。が、が、が、2名のトレーニング生は、ゆっくりとついて来るのでした。トレーニングの意味が無いじゃんと思った。ナポレオンの根にてコショウダイの幼魚、成魚、それぞれ確認することができました。アカククリについては成魚が1個体、別の根に幼魚を見ることができました。

 浅場ではウミウサギを見つけた。夏から生息しているが、一時行方不明だったり、かなり弱っているように思えた。安全停止、自分は酸素での加速減圧を実施した。ツバメウオの大群(成魚、幼魚)に取り囲まれた。

 12月の海とは思えないベタ凪だった。朝からクジラの声を確認した。トレーニング生にも伝えたが、ポカーンとしているだけだった。耳が慣れていないのだろうか。他のガイドもクジラの声を確認できていた。明日はどうなるかな。
  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り・小雨 22℃ 23℃ 15m
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久しぶりに前兼久漁港から出航した。リーダーシップダイバーのトレーニング潜りでした。重量物の運搬と回収を行いました。これまでは水中に沈んでいるコンクリート製の土管を回収物として使ってきました。しかし、最近サカナが住み着いたので講習に使うことができなくなった。2kg玉を5個合計10kgを沈めて重量物の運搬と回収を行いました。今週は、ナイトダイビングばかり、それも透明度が悪い中で潜っていました。エントリーした瞬間、あぁぁきれいだぁって。

 リフトバックに重量物を取り付けて深場に浮力コントロールしながら移動した。18mまで潜降、12mから深場、深場から浅場へとリフトバック内の空気を微調整しながら運搬。水底が砂と泥だが、講習生には砂を巻き上げないで運ぶように指示をした。最初は苦労していましたが、二回目くらいでマスターできた。重量物の運搬で難しいのは傾斜地を深場から浅場に運ぶ際だ。リフトバック内の空気量を調整して急浮上させないようにできた。

 船の下まで水底から1m以内で運ぶことができました。最後は水面に向けて浮き上がらせて18mのロープの先端を持って船に引き寄せて終わった。リフトバックの管理は、うまくなりました。

 

 

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2007年12月26日 (水)

厳しい経済状況であります

2007年も、あと僅かだ。政権交代と意気込んでいた野党の民主党。でも、政府自民党自らの敵失であったも、それらのチャンスを利用して政権交替を試みることを放棄したのだろうか。政治の世界が混沌としてきた。喜んでいるのは霞ヶ関の高級官僚だけかな。

 値上げ、値上げの連続。自分等で一番手痛いことはガソリンや重油代が、どんどん値上がりしていること。車は営業活動の中では必需品。ボートも同じだ。最近では、さすがにダイビング費用の値上げをしなければ営業活動が難しくなっている。一般社会でも衣食住の全てにわたっての値上げだ。当然、ダイビングは遊興費に当たりますので、一般家庭では、削減の対象になるジャンルではあります。これまでに月に二回ほどのダイビングだったのが、月に一回に切り替えるなんてこと。

 ダイビング界にとってはネガティブな話ばかりが聞こえてくるのでした。それらの聞こえて来る声に、真剣に答えを出さないと沖縄のダイビングが壊滅してしまう可能性があると思うのでした。

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ナイトでは厳しい海況でした。

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 金武湾 レッドビーチ 晴れ 北東 21℃ 23℃ 3m
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講習生の都合で一日お休みだった。本日実施した。北東の風が吹いている中でのナイトダイビング。この何日か、同じ方向からの風が吹いている。このために金武湾全体が揺れているような感じだ。当然、水底の泥を巻き上げるようになっているたのでした。透明度が5m以下だった。ラインをエキジット地点から設置。透明度が悪い中を水底を前進してもらった。左に寄るハプニングが起きた。水底でウネリの影響をずっと受けていた。久しぶりに底揺れを経験した。ときどき大きなうねりの影響を受けた。自分の身体が翻弄されるくらいだった。桟橋寄りに移動したら、ウネリの影響から抜けることができました。

 水底の細かい泥が巻き上がり、透明度を一段と悪くしていた。静振のなせる技だ。細かい粒子が舞い上がったままでした。夜光虫も、ごく僅かでした。

 連日吹き続けている北東の風、思わぬ影響を経験した。

 

 

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2007年12月25日 (火)

滅びの美学

終日、ポカポカ陽気の沖縄本島、気温は22℃を越えそうだ。日向で直射日光を浴びていると汗が出てくるのでした。本来なら北風ビュービューの寒い季節のはず。温暖化の影響だろうか。きっと北極の寒気団の勢力が弱いのだろうか。それとも蛇行している寒気団の縁が、日本から遠く離れた地域で蛇行しているのかな。でも、油断は禁物。

 温度順応に関しては、5日から一週間くらいの期間が必要とされます。内地では外気温が、零度前後とします。その状態で、飛行機に乗って2時間半くらいで気温20℃くらいの那覇空港に到着。機内ではヒーターはないので、厚着をしているかもしれない。内地での服装のままでは、暑く感じてしまう。

 温度に慣れるまでの間、暑ければTシャツに短パンかな。でも夜は、それなりに寒さを感じますので、アウターとしては厚手のものを用意しておくべきですね。昼間が好天でピーカンだと、夜は放射冷却現象を起すのでした。太陽が隠れると同時に気温は一気に14・5℃くらいになりますね。あとはお天気が晴れているのが、ラッキーです。昨日ように雨降りの日は、寒いです。長袖の厚いフリース、MA-1ジャンパー、靴下で防寒対策バッチリです。

 フランダースの犬の話題が、へぇぇぇぇ。そうだったのかぁって。「フランダースの犬」はヨーロッパでは「負け犬のお話」とのこと。地元では話題にもならないとのこと。あの物語に共感しているのは、世界中で日本人のみとのこと。地元の方が3年かけて謎解きを行った。その結果以外にも、日本人の心に潜む「滅びの美学」だったとのことでした。

 新聞記事から引用すると「日本人は、信義や友情のために敗北や挫折を受け入れることに、ある種の崇高さを見いだす。ネロの死に方は、まさに日本人の価値観を体現するもの」と結論づけた。

 なるほどって感心する次第だ。敗北や挫折って言葉が多用されますね。青春の挫折なんてね。

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2007年12月24日 (月)

お代わり3杯食べてしまった

連休最終日、クリスマスイブです。内地ではホワイトクリスマスを楽しめる地域もあるのかな。沖縄は曇り空です。外気温は21℃(午後4時)くらいです。赤い鼻のトナカイさんは世界中を駆けづり廻っているのだろうか。一匹だけ赤い鼻で目立つとの童話だけどね。沖縄本島もクリスマス商戦一色だ。ケーキ屋さんは忙しいよね。食の賞味期限の問題が社会現象にまでになっている。一般庶民も敏感になっているかも。ホテルやレストランではクリスマスディナーで予約がワンサカ、にぎわっているのだろう。

 先日、珍しくダイビングの問い合わせがあった。でも、話を聞いているとちょっと変、それは12月は予約はないはず。どっこで聞き間違ったかな。一瞬、アルツハイマーになったかなと疑心暗鬼になった。でも、でも、よくよく話を聞いていると間違い電話。はい、それはお隣の大きな宿泊施設も運営している○○倶楽部さんですよって。「お客様、どちらにおかけですか?」ってあくまでも冷静に、丁寧に。「お客様、失礼ですが、それは○○倶楽部さんではありませんか?」「私のお店はダイブチームムラタと申しますよ」って、お客様ともども笑いがこぼれた会話でした。

 初めて昆布でダシを取りました。日高昆布です。水の段階から昆布を入れて、煮出しました。そして沸騰する前に昆布を取り出した。大量に昆布辺がでるので、捨てるなんてことは考えずに、10枚くらいを刻んで炊き込みご飯の具にしちゃいました。舞茸と昆布、メインのダシ汁は、当然昆布ダシにしました。炊き上がりは、乞うご期待です。ザルに取った昆布本体、残りも包丁で幅5mmくらいに切りそろえて、漬物ケースに入れました。ちょっとだけ醤油ベースのめんつゆ系を垂らし、蓋をして中の空気をポンプで強制的に排気して内部は真空に近い状態とした。夕食時のおかずに一品と考えたのでした。

 ナイトダイビングが終わってから夕食。バッチリと美味しかったです。定番のおかずの一品に加えたいと思います。

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ナイトダイビングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 金武湾 レッドビーチ 北東 21℃ 23℃ 5m
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リーダーシップのトレーニングでナイトでした。満潮で、北東の風が強く吹いていた。海岸線から周囲の明かりで濁りの程度が判った。初めてのナイトダイビングの想定、透明度が宜しくない、水底が砂よりも泥が圧倒的という地質の特筆を考慮して約80mのラインを張った。基点と終点に強力なストロボライトをつけて位置確認とした。

 大きな寄せ波があった。一瞬足元をバックウォッシュが激しく引いた。このポイントはガンガゼの多い海岸だった。ケガ人なしで潜れた。ラインを引きながら目的位置まで水底を移動した。コンパスなしで寄せ波に対して真っ直ぐ前進した。結果的には10m岸壁よりになった。本日のヘッド役さん、ある程度の視界が悪いにも係わらず、大体真っ直ぐ泳げた。

 暗闇に眼を慣らすために3分間の消灯した。夜光虫についてはさかんに手を振ったが疎らにしか夜光虫が光らなかった。本日のヘッド役、落ち着いて対応できていた

 エキジットしたが、大きな寄せ波の影響で、バランスを崩しそうになった。伊豆海洋公園のエントリー場での俊敏さが蘇った。

 明日もナイトダイビングのトレーニングでした。

 

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2007年12月23日 (日)

2007 WD5って

皆さんは”2007 WD5”という呼称が判りますか。もしかしたら地球にぶつかっていたかもしれない小惑星のことなのでした。

 UFO話題も束の間、今度は火星に50m級の隕石が衝突するかもしれないとのことだ。現在、アメリカが火星に地表探査機が二台活動中のはず。衝突する位置が推測できるのであれば探査機を衝突予想地域に移動させてみないのだろうか。実際に火星に衝突する可能性は75分の1とのこと。宇宙空間での確率では、かなりの高い確率となります。年末ジャンボ宝くじに当たるよりも高いのだ。

 火星に衝突すれば直径1kmくらいの巨大なクレーターが出現するかもしれないとのこと。TNT火薬に換算すると3メガトン。またもやメガなる言葉が出てきましたね。火星自体が揺れるのかな。スマトラ沖地震が発生した後に地球全体が揺れたとの記録があるが、ぶつかった際の衝撃は、如何ほどなのだろうか。興味津々だ。実況中継でもしてくれないかな。

 恐竜の化石に隕石が多数衝突した痕跡が見つかったとの報告も出ています。

 地べたを這いずり回っているために天体を眺めるってことがなくなった。たまには夜空を眺めて観るかな。

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2007年12月22日 (土)

メタボガイドさんでしたぁ

上野公園の鴨が一躍有名になっています。名付けて「メタボ鴨」なる名称だ。野生の鴨に人間さんが餌を与えることでブクブクまん丸に肥ってしまったようだ。鴨の身体全体が肥ったのだろうか、それとも肝臓も大きくなったのだろうか。フォアグラ状態なのかな。フォアグラはアヒルに強制的に給餌して肥満肝臓にして料理の食材になってしまう。

 今回の騒動、これまでにも幾多の例があったのだろう。古くは白鳥への給餌、これは新潟の瓢湖でのことだ。自然保護の機運が高まる中の「メタボ鴨」、沖縄ではクチバシに釣り糸が絡まったサギが話題になっている。東京でも首にゴム輪が絡まった鴨の映像が流される。ヤンバルからはヤンバルクイナ、西表島からはイリオモテヤマネコの交通事故情報が流される。それにしても上野公園の通称メタボ鴨、飛べるのだろうか。飛んでシベリアに帰ることができるのだろうか。MRI画像でも撮ってみたいのだ。

 メタボ鴨、ならぬ「メタボガイド」さんもいるね。身長から勘案すると65kgくらいが標準体重ですと言われているが、B級グルメは卒業したつもり。でも、メガタマゴマックやメガマックが身近にあると大脳では、しっかりと反応しているのでした。

 午後にタマゴメカマックなるものを食してしまった。誘惑に負けてしまった。慎重に箱を開けて、さあどう食するかなって。お皿にナイフにフォークかな。でも両手でバンズを挟んでバラバラにならないようにパクついた。最初は、しっかりと壊れずに食べたが、たまたまベーコンの部位になった途端に心地が硬く、ついつい引きちぎろうとしたらマヨネーズでハンバーグが滑ってしまい、バラバラになりそうになった。

 メタボ鴨は話題になりますが、メタボガイドさんは話題にはならないね。

 周りの若いスタッフからは、餌をやらないでくださいとの声が飛ぶのでした。メタボ鴨は、実際に飛ぶことができるのだろうか。強制的に飛ばせてみるしかないのだろう。

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マスク水中遊泳のトレーニングだぁ

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 北西 24℃ 23℃ 15m
2本目 真栄田岬ブイ 晴れ 北西 24℃ 23℃ 25m
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朝一番に潜りに出た。体験ダイバーさん2名と一緒だった。昨日から調子が悪かったダイブコンピュータですが、本日は酸素濃度を変更する機能まで表示しなくなった。修理に出すしかないのでした。これで2回目のトラブルだ。製品の完成度が宜しくないのかな。明後日から始まるスタッフトレーニングの器材の確認でした。スペシャルリールを使ってのトレーニングをシミュレーションしました。

 深場では誰も居なかった。出向かいはトウアカクマノミでした。自分の棲家のイソギンチャクよりも10m以上も離れた距離まで寄って来てくれた。ひとしきりトウアカクマノミと遊んで、奥まで移動。ネジリンボウに最接近したが、タイミングが合わずに5分くらいで穴に潜り込まれた。漁礁にはへコアユ、ムレハタタテが確認できた。リールを最大限に伸ばしたので巻き取りに苦労しました。

 午後からはスタッフトレーニングを実施しました。6半スーツを新調したスタッフがいたので、とりあえず浮力調節として2kgのオーバーウエイトで潜降させた。10mの水底で2kgを外しても大丈夫でした。一気に深場にダッシュした。でもスタッフはのんびりのフィンキックしている。あぁぁぁダッシュして潜降している意味が判っていないのでした。28mの水底に到着した。それなりのスピードで着底したが窒素酔いの兆候は見えなかった。次は、マスクなしでの水中移動だ。ガレ場からカクレクマノミとクマノミの三点で30mを経験してもらった。最初は辛そうだった。お手本で自分がマスクなしで移動。

 今日は自分がエントリーする直前に海保のベル212が北部から戻ってくる途中かな。自分等の上を那覇方面にパスしていった。いつもなら真栄田岬の岸寄りに迂回するのだが、那覇方面に直行して行きました。西寄りのウネリが強くなってきました。

 

 

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2007年12月21日 (金)

UFO話題

ついに日本政府高官の口からUFOの話題が出た。UFOの存在については、否定も肯定もしないようだ。ちょっと前に国際的には、もしUFOに遭遇した場合の連絡先をどうするかが話題になりました。今回は国会の答弁として出されたものでした。閣議決定された内容では、UFOついては「存在を確認していない」とのことだった。

 アメリカではテキサス州のロズウェル近郊に墜落したとされたUFOおよびET回収事件が有名だ。その後の1960年代にアメリカ空軍はブルーブックなるUFO関連の調査プロジェクトを立ち上げた。最終的にはUFOは存在せずとの結論だった。UFO関連では戦後ではなく、第二次世界大戦中のヨーロッパ戦線にてアメリカの爆撃機集団が、ドイツの秘密兵器と疑われた飛行物体に遭遇しているとの証言があった。ドイツが降伏した直後からヒットラーの秘密兵器ではないかと徹底的に調査された経緯がある。当時の航空兵の間には「フー・ファイター」という言葉まで生まれた。

 現在、日本は月の探査のために「かぐや」という月探査機を月の周回軌道に乗せている。ときおり「かぐや」からハイビジョン映像が公開されている。

 まさか、その「かぐや」が撮影している映像にバッチリUFOでも写っていたのだろうか。かつてのアメリカのアポロ計画の際にも、チラチラとフィルムの傷かなって感じで漆黒の宇宙空間やアポロ宇宙船の周りを飛行している物体があった。でもNASAは、そのたびにアポロ宇宙船から排出された水分が凍って、それらが太陽光線を反射しているとか説明していた。

 アポロ宇宙船とヒューストン観測センターとの無線連絡が、公開されていたが、時には音声が中断させられたり、中継が中止になったこともあるのように記憶しています。最新の撮影機器のハイビジョンが、もしかしてUFOを撮影していたなんてことがあるかもね。

 それで慌てて国会質疑となったのかなぁ。それとも年金問題、防衛省の不祥事等を覆い隠そうとして、とりあえずUFO話題でも出せばとの政治屋コンサルタントのアドバイスがあったのだろうか。

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器材の点検潜りでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 曇り→雨 21℃ 23℃ 20m
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午後から乗船枠がありました。潜水器材、レギレーターの完全オーバーホールが終わったのでお試し潜りでした。午前中は好天、風は南東寄りだったが、潜る時間帯くらいから雲行きが怪しくなりました。潜り終わりエキジットの際は雨模様となりました。

 リアロールにてエントリー、25mくらいまで一気に潜降した。レギレーターの調子はOKでした。メインおよびオクトパスともに良好だった。ただオクトパス用のホースを新品に交換した。BCのインフレーターボタンも好調でした。ただダイブコンピュータのエイペックス社製が調子が変だった。画面の表示機能が水深と時間のみしか表示しなかった。他のデータ表示機能が停止していた。案の定、浅場に戻ってから酸素減圧するための機能に変更しようとしたが、全然反応しなかった。

 水中の様子は、鈍よりとして透明度が悪かった。曇り空で太陽が出ていないこともあった。中層ではグルクンが乱舞しているが、ダイバーさんに見せるにはまあまあだが、漁獲となると全然少ないのでした。これが沖縄の海の現実かもね。23mにジョーフィッシュを発見した。しっかりと見ようと接近したら、排気の破裂音かな奥に引っ込んでしまった。2~3分穴から離れたら、顔をちょこっと出していました。こちらをチラチラと見ているような仕草でした。

 港に戻って器材を片付けている最中に東海岸目指してU-PITSの白い機体のヘリコプターが飛んで行きました。急患搬送に向かったのかな。本格的な雨降りになりました。

 明日から三連休だ。

 

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2007年12月20日 (木)

あぶれちゃった

今日はポカポカ陽気だった。昨日は雨降りと北風のセットで寒かった。年の瀬にまっしぐらなのだが、緊迫感が乏しいのでした。単独で動き回っているために年末年始の行事とは縁遠いのでした。沖縄では、年末年始よりも旧正月が盛大かな。旧暦のお正月なのでした。

 ダイビング関係では、潜水指導団体の年会費、保険、各種ステイタス維持のための費用負担がどっと来るのでした。一万円札に羽根が生えたようにパタパタと飛び去って行くのでした。金は天下の回り物って言われますね。ときとして、回転のシステムに狂いが生じるとドタバタになるのでした。自分の仕事の場合は、常時現金が入るという仕事でもないために長期の予測が難しいのでした。だが支払いについては、事務所や車、潜水器材、情報入手等のために経費が発生するのでした。とりあえず保険や資格関係は、年内に更新手続きを完了しておかねばならないのでした。すべて完了しました。

 これまでに何回となく、職種を変えないと駄目かなぁって考えたことがあります。でも、自分の仕事もありかなって。考えてしまうのでした。誰かが、こんなことをしていないと。自分の場合は、トレーニングという比較的、たくさんのお客様が殺到するというダイビングサービスとは違うのでした。最近は、じっくりとトレーニングを受けたいという方は、激減しているのも事実です。

 最終的には、ある種の認定カードを発行することになります。その発行という過程、つまりプロセスには様々なルートがあります。手っ取り早く講習を終えて、手っ取り早く認定としてカードの発行となるのでした。あれこれじっくりトレーニングなんて、このスピード時代には向かないのかもしれないですね。

 かつての牛丼のキャッチフレーズではないが、「安い、美味い、早い」の三拍子揃った言葉がありました。ダイビングの場合は、「安い、短い、早い」かな。ただ記憶の持続および技術の定着と持続については、それほど長くないことが立証されているようだ。反復することで記憶を確実し、技術を定着させることができるのでした。

 さあ明日からトレーニングを再開だぁ。長期の予約があったのですが、お客様の都合でキャセンルとなってしまったのでした。あぶれました。

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2007年12月19日 (水)

介護保険と年金

今年の年末年始、沖縄方面ではダイビング関係は閑古鳥が鳴きそうな気配だ。長期の休日が続くと海外にお客様がシフトする傾向にあります。今年は延べで9日間くらいのお休みとなるのかな。内外での価格差は、一段と開いているのでした。航空運賃しかり、宿泊代しかり、食事代しかりだ。3泊4日程度から7泊8日とか、9泊10日ともなれば5~6万円くらいの差が出るかな。まして赤道近くでのダイビングとなれば気温は30℃くらい、水温も28℃くらいかな。気温20℃以下、北風がビュービュー、水温が22℃くらいとなれば温かい地域でのダイビングツアーとなりますね。

 先日、父の介護保険の認定の面接を受けました。驚いたのは、介護保険を支給される等級が決って介護保険が支給されても、介護保険を支払うことになるのでした。自分はてっきり介護保険を支給される状態であれば支払いは免除になるとばかり思っていたのですが、とんでもないのでした。介護保険の支給を受けるためには介護保険をきちんと納めておかねばならないのでした。現在、総理大臣もお惚け問答を繰り返した年金問題。ますます若年層は、支払うことはしなくなるだろうなって。年金確認の手紙が年内中に送られてこないことを願うのみです。年金パニックになりそうだ。

 政府の年金に対する取組については、自分等は確保されているから安泰。議員特権があるからだろう。ガラガラポンと議員特権は廃止して、一般国民と同じ状態にしたら、その対応は真剣になるのだろうか。90億円の無駄遣い状態のままで、私は辞めますと側近に言って辞めた方が、またぞろ復活して何年か後には総理の座を狙うかもと考えているようだが、困ったものだ。何の反省もないのでした。泡と消えた国会空転に際して浪費した90億円の行方って。

 警察官の拳銃自殺も困ったものだ。こめかみに銃身を当てたのだろうか。頭を貫通して窓ガラスを破ったとあるが、流れ弾での二次災害が起きなくて良かった。警察官も人間、職場での管理をしっかりして欲しいのでした。佐世保での猟銃乱射事件の余韻が在る中の東京のど真ん中で交番での警察官の拳銃自殺。銃に翻弄される日本国でした。

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2007年12月18日 (火)

胃腸は大丈夫ですかぁ

朝から鈍よりと曇り。ときおりパラパラって雨が落ちてくる。やはり季節の上では冬なのだ。連日のように飲み会や送別会やらが開催されている模様だ。自分は、この時期にはお酒の席へ縁遠いのでした。幸いしているというか、縁遠くなりました。かつての在京の時代は、何回かの機会があったことはありますが、それでも年に数回程度。現在は、年に1回だけの忘年会か新年会に出ることがあるのでした。

 連日の暴飲暴食、ご苦労様です。食べ疲れないかなぁ。飲み疲れないかなぁって考えてしまうのでした。皆さん、相当に強靭な胃と腸、それに肝臓を持っているのだろうね。自分はもともと下戸の部類に入っている思っています。缶ビール350ミリを一本飲み干すことができないのでした。宴席に出る際は、もっぱらお茶に手が伸びてしまうのでした。清涼飲料水やジュース類は飲むこともなくなりました。宴席での最も苦手はタバコの煙なのでした。でも以前に比べると禁煙席や禁煙スペースも多くなったので助かります。

 それでも食堂では、多くが喫煙ができるお店が多いのでした。自分はタバコを吸わなくなって5年が経過したが、傍で吸われると滅茶苦茶煙いのでした。タバコの煙に含まれる成分の毒性を考えるとゾッとしてしまうのでした。

 沖縄では、まだ喫煙の傾向が高い地域だ。酒とタバコには寛容な社会にも思える。将来的には、世界一流の観光地を目指すのであれば喫煙については相当の規制が必要になると思うのでした。路上喫煙は全面禁止とか、ポイ捨て禁止とかを、明確にしておく必要があるのでした。

 忘年会シーズンたけなわ、飲酒運転の検問が頻繁に行われる時期でもあるのでした。

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2007年12月17日 (月)

今年最後の修学旅行の体験ダイビングが終了しました。

今年、平成19年最後の修学旅行の体験ダイビングでした。約50名でした。半分づつ2回に分けて潜りました。12月は最悪は北風ビュービューの中で崎本部海岸での砂まみれの体験ダイビングとなるのですが、今回は幸いにも天候に恵まれて前兼久漁港からの出航となりました。

 流石に12月ともなれば防寒対策となります。ガイドさんは6半カブリかワンピースでも6半に3mmのフードベスト、ブーツを履きます。お客様は5mmのワンピース一枚、ブーツ、手袋です。高校生だと体脂肪が少なく、とくに男子学生さんは体脂肪が15%以下くらいの体格だ。自分等が体脂肪が25%くらいかな。あとは連日のダイビングで水温に順応しているが、体験ダイバーさんは始めての経験となります。いくら無我夢中であっても最初は、寒さを感じることがないかもしれないが、時間が経ってくるとブルブルと自然と震えが起きて来ます。

 男子の場合は、震えることで体温の産生を促すことができるので、一見ブルブルしていてもある程度までは発熱しているのでした。体格の小さな女性だと寒さに対する抵抗力は、弱くなるのでした。水中時間については全員が揃うまでのタイムラグがあります。圧平衡が厳しい場合は、10分くらいの時間がかかります。最初に着底できたダイバーさんには震えが来てしまうこともあるのでした。

 合計で50名の体験ダイビングが無事に終了することができました。

 修学旅行での体験ダイビング、その後のスクーバダイビングへの継続率って、どんなモンだろう。あとは体験ダイビングでも様々な形態や水中時間も疎らであります。10分程度の水中時間で終わり、タンク1本で3名くらいが次から次へと潜る場合もあるのでした。挙句の果てにエアー切れになってしまったなんて笑えない話も伝わってきます。

 体験ダイビングですが、来年からは旅行代金も値上げとなりますので、修学旅行の旅費、宿泊費以外は切り詰め政策となるためにスクーバでの体験ダイビングは激減するだろうとのことです。どうなるのだろうか。更なる安全対策を講じるようにしたいです。

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今年最後の修学旅行の体験ダイビングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 22℃ 23℃ 15m
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 22℃ 23℃ 15m
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午前中だけの修学旅行の体験ダイビングでした。この学校は、前兼久漁港から出航できない場合は崎本部海岸で実施することもいとわないという学校でした。でも、幸いにもベタ凪状態だった。自分等実施する側もホッとしました。男女共学の高校でした。

 ベタ凪でアンカーリング。自分は加速減圧用の酸素シリンダーをセットしてエントリーした。透明度は15mもあることを確認した。流れもなかった。この流れがないことが、ちょっとした災いとなったのでした。それは餌付けポイントまでのルートが限られているために25名が6グループに分かれて一斉に移動することになった。今回の体験ダイバーさんは、フィンキックもしながら水底移動となった。そのために水底の砂と泥を巻き上げたので水底から2mまではニゴニゴだった。餌付けも目の前にかざしたサンマにサカナが群がるのは確認できた。バックサポートダイバーは水底から3mくらいに位置しているので全体が確認することができた。フエダイの猛ダッシュは凄かった。

 二本目は、最後まで残った不安を抱える体験ダイバーを潜らせました。体格は小学生くらいだった。水面に顔をつけてレギレーター呼吸を行うのですが、1分もしなううちに口元を動かしてしまうのでした。そのためにレギレーターが外れそうになります。またくわえ直そうと唇を動かすので頬と唇の間に皺が寄ってしまうのでした。そのために少し水がマスク内に入るのでした。2回、3回と唇を動かさないようにと説明したが、同じ動作の繰り返しとなりました。最後に一つだけ質問した。「大人とこどもの違いは何だぁ」って。彼女は「我慢できることです。」って模範解答が返ってきた。

 再度、水中での呼吸の話をして、潜降のサインを出した。OKサインが戻って来た。徐々に潜降開始。他に圧平衡に時間がかかった体験ダイバーさんがいたので、本隊より遅れること10分でしたが、2名で水底移動が、それぞれの力でできるようになっていました。しっかりと餌付けも楽しんでもらいました。濁りは、ルートを変えたので問題なくクリアーな水中視界を楽しんでいました。マスク越しの目は、ニコニコしていました。約45分間の水中を楽しんでいました。下船時は、二名とも笑顔で会釈して降りて行きました。今年最後の体験ダイビングでした。

 港に戻ったが、西の空は黒い雲に覆われていた。でも、雨には降られることはありませんでした。

 

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2007年12月16日 (日)

心電計の普及

天気が穏やかな週末でした。海もベタ凪なのですが、私は本島北部を回っていました。心電計の導入に関するお願い行脚でした。都合4施設を廻ってきました。昨今の沖縄方面でも中高年者の心臓疾患が原因と思われるダイビング関連の事故ありました。心電計は潜る前に測定、測定したデータをホストコンピュータに流して自動解析してもらうのでした。解析結果は予め登録したお店のファックスに送り返してもらうのでした。自動解析の結果については、6段階の解析結果を伝えてきます。解析結果については、ご本人に判断してもらうことになります。場合によってはダイビングは中止してもらうこともあるのでした。

 予防医学の見地にたっての製品です。通常の心電計だと心臓の周りにセンサーを取り付けて測定しますが、今回の商品については大きさはクレジットカードサイズに近いです。両手で軽く挟んで測定しても、心臓の下に軽く押し当てて録音します。それを電話にてホストコンピュータに送るスタイルです。優れものです。

 ダイビングを楽しまれる年齢層、経済状況を反映して高齢者の方が多くなっています。かつての若者も年を取ります。永遠の若さを保つことは理論上、不可能となります。定期的に健康診断を受診していても身体的に無理がかかることもあります。その負担が心臓に現れることが多いのでした。自分等の年齢になれば不整脈もあるかもしれません。年齢的には何が起きるても不思議ではないのでした。

 リモートセンシングの技術を応用するのでした。

 遠くは火星の地表に探査装置を送り込んで、地球からリモートコントロールしながら観測を続けることができる技術。近くでは月の周回軌道上に観測機器を送り込んで鮮明な月表面を撮影して、その画像を送ってくれます。様々な技術の応用の恩恵によくすることができるのでした。

 この装置があれば離島でも携帯電話にて心電計のデータをホストコンピュータに送り、その結果を手元にてファックス画像で見ることが出来る優れものなのでした。

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2007年12月15日 (土)

佐世保と横須賀

凄い事件が発生した。昨晩の夕食中に臨時ニュースを伝える音と字幕がテレビに映った。佐世保にて銃撃事件が発生。銃撃犯は現場から逃走したとのことだった。九州で頻発している暴力団同士の抗争事件かなって思っていた。ニュースの時間に現場から中継で驚いた。スポーツクラブの受付とプールでの乱射事件。犯行に使われたのは散弾銃だった。犯人の情報も錯綜していたが、今朝のニュースで思いがけない結末を迎えていた。猟銃の正式な所持許可を持っている人間の犯行だった。

 同じ時間帯に横須賀では海上自衛隊の護衛艦が火災を起していた。最初の通報者は、横須賀市民のおばさんが消防に通報したとのことだ。護衛艦という特殊な構造になっているために完全鎮火まで8時間を要したとのこと。首都圏内での艦船の火災事故。本来なら大々的に報道されるところだが、佐世保での銃撃事件が先発したので話題が小さかったんぼかな。贈収賄事件やイージス艦の機密漏えい事件で大もめの防衛省。また一つの汚点が発生した。

 火災現場が艦橋の戦闘指揮所と呼ばれる護衛艦の中枢部で発生したようだ。一旦火災が発生してもなかなか消火活動が捗らないってことを知った。複雑な構造になっているために陸上の消防組織では消火活動に限界があるのだろう。それにしても護衛艦としてのダメージコントロールするための組織があるはずだが、当日は乗組員が80名程度しか残っていなかったことも消火活動に手間取ったのだろうか。

 護衛艦の戦闘指揮所という防衛機密のいっぱい詰まった部署になるために消火活動が遅くなったのだろうか。火災の原因は何だろうか。スパイ映画もどきのトラブルでもあったのだろうか。まあ一般市民に知らされるは電気系統のトラブルでしたで一件落着かな。二度と火災を起さないように厳重に注意します。という海上幕僚長か艦隊司令の謝罪会見で終わりかな。

 ドタバタの週末の入りとなりました。

 お天気は穏やかな沖縄本島でした。

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ガイドダイバートレーニングです

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 20℃ 23℃ 15m
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荒れたらレッドビーチでの泳ぎ込みとフィンキックコレクションだったが、午前7時半に前兼久漁港から出航して砂地ポイントでのトレーニングに決定した。

 ガイドダイバーとしての地形の把握と距離感を養うためのトレーニングを実施した。潜る前に手順と範囲の確認を行った。透明度は抜群に抜けていた。距離測定のギリギリだったがメジャーの先端を持ったダイバーが視認することができた。若干の流れがありましたが、測定するには問題はありませんでした。

 最初に浅場、次いで深場も測定した。測定地点の生物も確認するためにデジカメで撮影してもらいました。データ確認が楽しみです。チョウチョウコショウダイの幼魚も確認することができました。週末でしたが、他のダイバーさんと水中で出会うことはありませんでした。

 あるスタッフがファブリックタイプのドライスーツでお試し潜りでした。インナーが薄いように感じた。自分等よりも先に上がっていたが、ブルブル震えていました。寒いのとスーツスクィーズの洗礼を受けたとのことでした。フリースの上下トレーナーは着ていなかったのでした。水温23℃はありましたが、バッチリ冷え切ったようです。

 ファブリックタイプのドライでは沖縄であっても厚手のモコモコしたフリース類か、専用のジャンプスーツを着ることをお勧めします。水没していなかった。

 私はおなかに腹巻ならぬ水中懐炉を忍び込ませていました。1時間を越えるダイビングだったのでした。ワンピース、3mmフードベスト、A2ブーツという格好でした。

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2007年12月14日 (金)

EC-135型機の一斉点検指令が出たのでした

EC-135型のヘリコプターが先日、静岡県にて墜落した。降着地が遊水地だったので1名の生存者があったのだろう。コンクリート製のヘリポートだったら墜落炎上、乗員の生命も危なかったと思うのでした。

 今回の墜落事故の直接的な事故原因ではないかとされるテールローターの羽根の角度を変える金属製の棒が破損。破損したことで機体の制御が不可能となり、墜落した。ヨーロッパ製の機体のために「欧州航空安全庁」が世界中のEC-135系列に対して早急な点検、確認を促す耐空性改善通報を発令した。内容的には5日以内または5飛行時間の点検を勧告している。

 日本ではEC-135型機は、ドクターヘリとして飛んでいる事例が多いために現場では慌しく点検が行われている。沖縄でも同様に点検が進んでいる。回転翼の航空機では、動力伝達の部品点数が多いためにきめ細かな点検が必要になるのでした。

 動力伝達系統の部品が振動で折れたり、ネジが緩むなんてことがあるのだろう。潜水器材のレギレーターでも、船の振動が影響してネジが緩んだり、部品の接触点が異常に擦れてしまうなんてこともあるのでした。そのためにポイントに到着しました。さあ潜りましょうって、潜水器材を装着してエントリーした。あれ空気の出具合がおかしいぞってなこともあるかもしれないのでした。

 EC-135の製造国はドイツだ。かつての名機のメッサーシュミット戦闘機を作った国。世界で最初に実用対応できるヘリコプターを飛ばし、実戦でも使ったことが国。空飛ぶ機械は、トラブルが発生すれば墜落という宿命がある乗り物です。徹底した事故原因の追究をお願いしたいのでした。急患対応している最中の事故でも起きたら大変のことになるのでした。

 

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2007年12月13日 (木)

おしも自分が星一徹だったら

久しぶりの北風、昨日までは夏日を記録するくらいの温かさだったが、冬の季節風の世界に戻った。でも気温は23℃くらいだ。昨日は洗濯物が一気に乾いたのでした。

 やはり北風が吹き始めると、それなりの寒さを感じるようにはなるのでした。気圧配置によっては南寄りの暖かい風が吹くこともあり、突然クーラーをつけないと汗だらだらとなることもあるのでした。今年も残すところあと三週間ほどだ。新年度に向けての計画を立てないとならないのですが、まだ2007年度の反省をしていないのでありました。

 若い人と食事をすることが多いのですが、食事の際のマナーについては、もっと食材について感謝の気持ちをもった食し方があるように思うことが多々あるのでした。さしあたり、ご飯と味噌汁の置き方、それに箸の添え方。箸については握り方が様々だ。明らかに握り箸で食事する場合は、思わず注意してしまうのでした。何人かでテーブルを囲んでいるのですが、携帯電話を操作しながら食事をすることもある。あるいは食事中に電話があれば、箸を握ったまま受話器を耳にあてがい会話が始まるのでした。場合によっては席を立つ場合もあるのでした。「食事中だからあとで電話するから」と切るってことを考えないようだ。漏れでてくる会話内容は、仕事の話でもないようなのでした。これは聞き耳をたてている場合ではないのですよ。本人の声がでかいのでした。

 次に気になるのはガツガツ口に食材を放り込みクチャクチャ、ムシャムシャと食べてしまう。もっと丁寧に噛んで食べないのだろうかって。あとは大食い選手権ではないのだが、短時間に口に放り込んでいる場合もあるのでした。もっと食材に感謝しながら食べたらって考えてしまうこともあるのでした。椅子に座って食事をしているのですが、片膝を立てた状態で食べている人。テレビをつけた状態で食事をしているのですが、ニュースや天気予報では反応しないが芸能人が出てきたり、歌謡番組だとテレビの向かってしまうこともあるのでした。

 星一徹さんだった、ちゃぶ台をひっくり返してしまうだろうなって思ってしまうのでした。

 食事のマナーは、常識人としては必要なマナーのひとつと思うのでした。

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2007年12月12日 (水)

無事に出航を見送りました

朝から那覇新港に送迎でした。高校生の海洋実習が無事に終わったのでした。昨晩に潜水器材を先に船に持って船倉に片付けました。学生さんにも手分けして手伝ってもらいました。今回は、18名と大所帯でしたが、初日が東側のレッドビーチでのダイビングとなりましたが、以後は前兼久漁港からボートダイビングとなりました。今回は大きく天候が崩れることもなく無事に海洋実習も終了しました。そして予備日として水族館見学も実施することができました。12月8日から今日までが高校の正式な授業が完了しました。帰路は2日かかりますが、午前10時半に那覇の岸壁を離岸して行きました。今回の帰路は、概ね良好な天候かな。

 船の見送りは、何故かジーンと来るものがありますね。飛行場だと、あっけらかんとして見送るのですが、船では顔がずっと見えるからかなぁ。

 水産高校の実習船、遠くはハワイ沖まで漁猟実習に出る船だ。次回の新造船では、3つの県が共同して作るとのことでした。これまでは一都道府県で一隻だったようだが、学生の数も減っているために周辺の水産高校が集まって共同運航することになった。効率を考えると、それが正しいのだろう。

 今回、海洋実習の初日がレッドビーチだったが、桟橋の作り方や浚渫の跡地を興味深く観察することができたとのことでした。自分らは水中作業は経験がないが、そう言われて桟橋の基礎部分をじっくり眺めると、あれ手抜き工事だったかなって。水中の海底付近のコンクリート部分に黄色のヘルメットが混在しているのが判るのでした。へぇぇぇこれがコンクリート基礎工事の際に、コンクリート量をごまかす手段として建設資材の一部を放り込んでいるなんて話を聞くことがありますが、現実に見ることができるのでした。後付ではないと思うのでした。

 あとは海岸部にあるコンクリートの陸揚げ場ですが、コンクリートと地面の間に大きな空間になっているのでした。コンクリートに鉄筋を交差させてあるから大丈夫とは思うのですが、揚陸艇で装甲車両や戦車などの重量物が載った場合は陥没すること明らかとは思うのですが、実際に継続的な検査をしているのだろうか。ちょっとだけ疑問なのでした。

 奄美大島くらいまで移動したかな。海は穏やかかな。

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2007年12月11日 (火)

ジェット機騒音

沖縄本島では連日ジェット機戦闘機の騒音が響いています。F15は機体に亀裂が続々見つかっているのでした。亀裂の入った部品だけを交換すれば大丈夫というものでもなさそうだ。機体の中心部で骨組みの一部だったりして。亀裂箇所については具体的に発表はされていないのだろうか。新聞報道では機体に亀裂が見つかったとだけ書かれているのでした。日本のマスコミの持っている情報量が、圧倒的に少なすぎるのも問題なのだろう。

 アメリカ海兵隊所属のFA-18ホーネットの撒き散らす騒音、これは相当な大きさだ。基地近くの病院にいても診療行為がストップするくらいの大きさだ。健常者でも五月蝿いと感じる大きさだが、寝たきりの病人にとってはもっと辛いことになりそうだ。とくにFA-18が岩国基地から飛来した先週からの騒音が、相当の悪影響を与えているように思うのでした。FAだから戦闘攻撃機に分類されるので戦闘機対戦闘機の空中戦となると、その実力はどうなんだろう。海兵隊所属なので、地上で戦闘している海兵隊員を上空から支援したり、地上軍が侵攻する際の露払い的な存在なのだろうか。Fだけだと戦闘機の意味なので、迎撃戦闘に長けていることを意味するようだ。

 自分が生活しているのは恩納村ですが、リゾートホテル上空でもFA-18は大きな爆音を響かせているのでした。自分でもびっくりするくらいの音でした。

嘉手納基地周辺の市町村議会では、いつものお決まりの騒音抗議決議を全会一致で可決、米軍に抗議をしている。判をついたような抗議活動、もっと積極的な抗議活動ってしないのだろうか。議会での基地への抗議声明を出すことで基地周辺迷惑料が加算されるのだろうか。

 日本国政府は、補助金をチラつかせて黙っていなさいとのスタンスを崩していないのでした。名護市への北部振興策の100億円、これまでに凍結していたが、政府与党は、振興策として100億円を支払う準備ができたと再交付との決定を下したようだ。沖縄からの実況中継として嘉手納基地周辺の離着陸のライブ放送を全国区いやインターネットで配信するれば世界中に騒音を聞かせることができるのではないかって考えるのでした。

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2007年12月10日 (月)

医療格差

先日のことだが、石垣島でも人工関節の手術ができる完全無菌室が完成したとのことだ。手術室としては様々な形式がありますが、とくに人体の深部まで開放して手術するとなると術後の菌感染防止策が難しいとされていた。実際に大腿骨の置換手術を受けたが、手術そのものは成功したが、最終的に菌感染が確認されたなんて話も聞くこともありました。先島方面でも関節部の手術が可能となると、多くの患者が、その恩恵に預かることになるのでした。

 沖縄では離島県です。医療については地域格差が著しい限りです。でも最近では西表島でも歯科医の方が開業している地域もあります。反面、沖縄本島でも、自分が生活している恩納村よりも北寄りの地域では医療機関の選択肢がグッと減少してしまうのでした。医療についての選択肢が限られるのは患者側としては辛いものがあります。

 昨年に稲嶺前沖縄県知事から引き続き経済界からの熱望で沖縄県知事になった仲井真さん就任一年で、業績を追求している記事を読んだ。各種施策にて医療水準を向上させる。地域格差を是正する旨の発言がありましたが、結局は何ら抜本的なことができなかった。あと地域医療の強力な助っ人になるはずのドクターヘリコプターの沖縄県としての方針は出されないままになっているのでした。非常に残念なのことなのですが、言い換えると無視しているのだろう。

ドクターヘリでは運行維持費の一部負担が余儀なくされるが、医療保険の中での遣り繰り算段することによって十分に運用することができる試算があるのですが、沖縄は赤字財政のために、自衛隊も海上保安庁のヘリコプターが24時間飛んでくれるから、わざわざ沖縄県がやる必要がないとのことなのだろう。知事公約として期待していたが、所詮絵に描いた餅状態だったのですね。残念です。

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高校生の海洋実習が無事に終わったぁ

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 23℃ 23℃ 30m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 24℃ 23℃ 15m
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真栄田岬ブイと砂地ポイントで潜れました。高校生の海洋実習最終日、合計8ダイブの最終2本潜りでした。この季節では北風を覚悟していたのですが、昨日くらいから風が変わってくれた。今朝は、一段と海面も落ち着きを見せた。おまけに東風となった。真栄田岬ブイに直行した。三班に分かれて潜りを開始した。私は耳抜きの調子の悪い学生さんがいたら担当する係りだったのですが、本日はゼロでした。それぞれのグループの見回りと定点観察でした。コブシメ、カメ、ジョーフィッシュ等を確認できた。ただ動画撮影の被写体になってくれたオドリハゼの穴が崩落していたのでした。残念でした。餌付け用に車麩を持ち泳いでいたので、終始ツバメウオに取り囲まれて泳いだ。何回もフィンキックする際にツバメウオにぶつかってしまったのでした。海ウサギが白い貝殻本体を露出させていた。黒い外套膜が貝殻の中に収納していた。朝一番で潜っているので人為的にでも膜を引っ込ましたことはないと思うのでした。弱っているのだろうか、心配です。3班は、それぞれの目的のダイビング活動に専念できた。

 ラストダイブでした。各班に分かれてバディ潜水を実施した。昨日作成した水中地形図をラミネート加工して水中に持ち込んで、見ながらルートを学生さんが交替しながらヘッドを務めた。予め決めた水中時間、残圧、深度等守りながらインストラクターが後ろから監視するような潜りでした。

 3日間で8ダイブでしたが、スケジュールをこなすことができました。ホッとしました。天気が落ち着いてくれたことはラッキーでした。ご苦労様です。

 参加者の中に、本日が誕生日の人がいるので、お誕生日おめでとうのネーム入りのケーキを買いにいきます。

 

 

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2007年12月 9日 (日)

事件、事故の連鎖

事件と事故の連鎖。先日もアメリカから銃乱射事件の報道があったばかり、秀吉の刀狩り以来、日本人は武器としての銃器については無縁に近い感じだった。でも、午後零時20分頃に東京都の目黒にて銃の暴発事故があった。その5分後の日午後零時25分頃には高知県で銃での殺傷事件があった。単なる偶然なのだろうか。5分の差で銃の話題だった。

 次にはヘリコプターの墜落事故、EC-135型機の墜落事故だ。機長さんが亡くなり、整備士さんが重体とのこと。ニュースでは墜落過程が撮影されていた。テールローターが故障したのだろうか。クルクル回転しながらの事故だった。二三日前に春先に起きた山岳でのヘリコプター墜落事故調査報告があったばかりだった。着陸直前にテールローターに不具合が発生した旨の連絡があったばかりだった。飛行時間5000時間以上のベテラン機長さんだった。この種の事故想定についての対処法については訓練済みとのことでしたが、ニュートンの法則の通りに墜落したのでした。

 EC-135型機については、ドクターヘリコプターで使用されている機体だ。沖縄本島にも医療支援ヘリコプターとしてEC-135が存在するのでした。この機体の特徴であるテールローターが露出していないのでした。テールローターに不具合でも発生したのだろうか。オートローテーションで着陸できるはずだが、高度が低い中での事故だったのだろうか。これも事故原因の調査次第になります。

構造的な問題でもなさそうなので、とりあえず事故原因の追求をして頂きたいのでした。

 大食い競争の元祖になるのだろうか。岩手で開催された「わんこそば」の選手権大会にて女性が優勝したとのことだ。これまでの記録をはるかに超える大記録がでたようだ。340杯とのことだ。総量にするとどれくらいの多さになるのだろうか。自分も「わんこそば」を食べてみたいのでした。でも、参加のチャンスはなさそうだ。明日でも500gの蕎麦を茹でて食べてみようかな。500gは三食分に相当するのでした。

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ボートダイビングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 22℃ 23℃ 15m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 23℃ 23℃ 15m
3本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 北東 23℃ 23℃ 15m
コメント
ラッキーにも朝から風が弱まってくれた。前兼久漁港からの出航となりました。助かりました。午前二本、午後から一本でボートダイビングを実施できました。やはり大人数を潜らせるにはホームグランドだと安心できます。また段取りも手短に済むのでした。お湯のサポートも有難かった。

 砂地ポイントに向かいました。ウネリの影響は残っていたが、流れもなかったので3グループにて潜降を開始した。私は耳抜けの調子の悪い学生さんを預かる係りだった。2名を預かって移動を開始した。鼻からは空気を排気することはできた。強くバルサルバ法で耳抜きをしないようにしてもらった。何とか12mくらいまで移動してみた。OKサインと駄目マークが交互にでるような感じだとのことでした。とりあえず10mを越すことができたので良しとして浅場に戻りました。

 二本目は、最大深度20mまでの潜りで一名を引率して潜りました。朝一番で大深度潜水を消化できなかった学生さんです。他はナビゲーションと水中地形図作成のためのデータ集めでした。トウアカクマノミまで引率した。途中に課題だったBCでの浮力コントロール、ホバリング、水底の砂を巻き上げないような着底と浮き上がり法も練習してもらいました。小柄の体だったので、ウエイトベルトを外してもらった。ちょっとだけオーバーウエイト気味だったのでした。浅場に戻って本隊に合流してもらいました。

 三本目は、トレーニングダイブで深場まで全力で泳ぎ、水底に着底しながら呼吸を整えることができるか確認した。目の前にネジリンボウがいるので、どこまで接近することができるかなって。50cmくらいまで近づこうとした途端に穴に潜られました。すかさず、もっと呼吸を静かにするように」とメモに書いてしまった。OKサインが来た。ワカヨウジを発見、よく見ると近くにヒメオニオコゼが砂に隠れているのが判った。ダイブコンピュータをつけたアルミ板で怒らせて砂から飛び出てきました。

 ダイブコンピュータも 残留窒素量が多いぞとのディスプレイ表示だったので、ゆっくりと浅場に戻りました。ただ戻ったのではなくカミソリウオを探しながらでしたが、見つけることができませんでした。

 海況が安定してきました。明日は真栄田岬まで遠征できるとありがたいのですが、あと一日海況が安定したままでいて欲しいのでした。

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2007年12月 8日 (土)

米軍基地の一こま

今日は、こんなことがありました。海況が不安定だったので金武湾のレッドビーチにて潜りました。実習の休憩中のこと。一台のパトカーが接近してきました。レッドビーチはアメリカ軍の軍桟橋があります。とりあえず金網に取り囲まれているのでした。看板にもアメリカ合衆国軍隊の施設です。桟橋内は立ち入りを禁止すると変な日本語が書かれているのでした。実は看板を書いた人は「桟橋」と書いたつもりですが、実際には「桟」木へんとなるのですが「浅」という字にしか読めないのでした。

 金網の上には有刺鉄線が張り巡らされているのでした。海岸に沿って海まで金網は伸びているのでした。波打ち際が人が通れる穴が開いているのでした。釣り人は桟橋内に立ち入って釣り糸を垂れているのでした。日本のパトカーから警察官が来て、桟橋方面を見て、「あそこで釣りしている人は、日本人かねぇ」って聞いてくるのでした。あれ、何で聞くのだろうか。最終的には、パトカーに常備されているスピーカーにて「釣りをしている人は、直ちにパトカーまで来てください」との警告だった。

 結局、一名が歩いてパトカーの警察官のところまでやってきた。その後の経緯は潜ったので判りません。知人に電話したら、以前はMP(ミリタリー・ポリス:軍警察)がやってきて、同じようなことをしているようだ。週末だったのでMPが乗った米軍のパトカーが3回くらい来たが、通過しただけだった。以前はMPが取り締まりをやっていたようだ。最近は日本の警察が実施することになったようだ。

MPが日本の民間人をコントロールすることはできないはず。基地以外の日本国領土では。でも、沖縄ではMPが全面に出てくることがあるようだ。

 桟橋内で釣りをする人は多いのも事実だ。海岸線の破れた金網を潜っていくのでした。今日だって数組が釣りをしているのを目撃している。でも、隠れたのかな。一人だけだった。海から潜っているのは問題ないようだ。

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今日から高校の授業ダイビング

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 金武湾 レッドビーチ 晴れ 23℃ 23℃ 10m
2本目 金武湾 レッドビーチ 晴れ 23℃ 23℃ 10m
3本目 金武湾 レッドビーチ 晴れ 21℃ 23℃ 8m
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早朝から那覇新港に学生さんをピックアップに行きました。接岸時刻は午前8時過ぎだった。念のために恩納村を6時半に出発した。薄暗かった。水産高校の実習船でやってきました。これまでにない時化だったようで船底を叩いたとのことでした。ベテラン教員の方が、ペンションに到着しても船酔い気分が抜けないとのことでした。毎年恒例の海洋実習、授業の一環の海洋実習なのでした。卒業前の締めくくりダイビングなのでした。

 ボートダイビングを予定していたが、あいにくの海況なので金武湾に移動、レッドビーチからのダイビングでした。水中技術の再確認を実施した。とくにエアー切れの手順としての緊急スイミングアセント、オクトパスブリージング、バディブリージング、ポジティブ・ボイヤント・アセントを行いました。3グループに編成分けをした。水底が砂泥よりも泥に近い状態なのでフィンキックにて巻き上げると視界がなくなるので、バックサポートにスペシャルリールを持ってもらいました。

 これまでに学校の授業の一環なので最低でも60本は潜っているのでした。男子学生は、来春の卒業と同時に潜水工事会社に就職が決まっている人もいるのでした。

 カマスの群れに出会った。大きな群れだった。シラナミイロウミウシ2個体、ヘラヤガラ、へコアユ、ハゼ類、チョウチョウウオ、ミノカサゴ、コブシメ、スズメダイ等を見つけることができました。

 

 

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2007年12月 7日 (金)

スーパーピューマを見たよ

珍しい機体を見た。一瞬あれって思ったが、スーパーピューマの飛行姿を見たのでした。薄曇りの前兼久漁港の上空を海上保安庁のスーパーピューマが飛んでいたのでした。昼食後のまどろみの中、普段聞きなれないエンジン音だった。思わず起きて空を凝視、機体がでかい。新型のヘリかなって一瞬思ったが、来年度に配備なるなぁって思い直した。世界最大の大きなの一般公開されない巡視船の搭載機だった。へぇぇぇ

 本日、こんなことがありました。体験ダイビング中にエントリーしたインストラクター、ブッシューって激しくタンクの空気が漏れる音。水中で破裂した模様で、パーンっていう破裂音は聞いていなかった。ホース類に使われるゴム素材の耐久性(海水、オゾン、紫外線、湿気、圧力等)が向上しているのは事実だ。破裂しにくくなっているのは事実だ。今回は高圧ホースの根元だったが、残圧計やセカンドステージの付け根だったら、水中でムチの如く動き回り、非常に危険なこともあるのでした。

 潜水器材の耐久性の問題では、こんなことがあった。BCのインフレーターホースの付け根の部分、たまたま海から船に引き揚げる際に船上のスタッフが、その付け根の部分を持って引き揚げたそうな。結果、当然の如く、空気の袋とインフレーターを固定している部分が外れたそうな。外れたってことは、元に戻すことができるのですが・・・・・。その製品は、インフレーターホースの付け根と空気袋を圧着して固定しているとのこと。ってことは一巻の終わりとなったのでした。修理不可能ということです。以前はインフレーターホースと空気袋を固定するのは専用の部品があって、それで空気袋を挟んでネジって固定していたのでした。

修理店に電話して状態を確認、メーカーを伝えると即答で、修理不可能ですとの答えだった。本人は、そのBCとレギレーター、オクトと残圧計等を働いて貯めたお金で買って一年も経っていないのですが、BCは部品取りに使い、残骸は捨てるのみとなったのでした。

 超薄給の彼氏でしたが、なくなく廃棄処分を納得したのでした。メーカーさん安い器材を作るのは宜しいのですが、修理が簡単にできるような構造だけは保って頂きたいのでした。

 あなたの器材は、大丈夫ですか。耐久性を考えたことがありますか。

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修学旅行の体験ダイビングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 22℃ 23℃ 15m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 22℃ 23℃ 12m
3本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 21℃ 23℃ 12m
4本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 21℃ 23℃ 12m
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朝から修学旅行でした。午前2回、午後2回の計4本潜りでした。北風が強ければ中止ということで準備を行った。午前7時に体験ダイビングを実施することが決定した。北風だったが凪に近かった。一本潜っている間に北寄りの風が強さを増した。ウネリも起きた。とりあえず担当責任者と水中で、とりあえず午前中だけは実施しようと確認した。男女共学の高校だった。現在二年生とのことでした。延べて140名を4回に分けて実施。好奇心旺盛な高校生でした。耳抜きは比較的スムーズにOKサインが出た。餌付けポイントまで水底を行進した。久しぶりに大人数だったので、移動ルートが決まっているので濁りが湧き上がり、水中視界は良好だったが、移動中は砂塵モウモウだった。

 午後からも実施が決まった。結構ハードな海況ではありましたが、実施した。午後からの耳抜きでの困ったのは自分が、先導役のインストラクターから引き継いだ男子高校生が圧平衡に苦労した。最初の潜降の際の耳抜きに調子が合わなかったようだ。自分に変わってから一旦、浮上して耳抜きの具合を再確認してからラインを使って少しづつ潜降した。今度はOKサインの連発だった。水底に着底することができました。

 サンマを餌付けに使っているのですが、サカナの集まり具合が宜しくなかった。ハマクマノミが近くに居たが、餌付け用のサンマをホグシしていたら、ダッシュ一発、サンマの切り身をくわえて自分が生活しているイソギンチャクまで持って行き、イソギンチャクに餌を引き渡した。すぐにダッシュしてサンマの切り身を取りに来ました。沢山のサカナがサンマを狙っているのですが、猛ダッシュして何回もくわえてイソギンチャクに戻るのでした。凄い働きを見せたハマクマノミでした。

 最終組がエキジットしたのは5時近かった。すっかり太陽は隠れて曇り空になり、エキジットしたらブルブル震えていた。そうだよなぁ皮下脂肪がない、体育会系の体格のスラリとした高校生だった。オジサン体型の高校生は数えるくらいでした。皮下脂肪がないと辛い季節になりました。約140名の体験ダイビングが無事に終了しました。ホッとひと息ついた。

 何とか12月の晴れ間、前兼久漁港から船で出ることができたのでした。ラッキーでした。明日からは厳しい海況となるためにレッドビーチに移動してのダイビングになりそうだ。

 

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2007年12月 6日 (木)

代替燃料で飛ぶのかな

嘉手納基地所属のアメリカ空軍のF15戦闘機が、再び飛行停止となった。今回は所属の機体のうちの二機に部品の一部に亀裂が発生しているのが発見されたとのことだ。アメリカ国内で墜落した原因にもなったのかな。事故原因そのものは発表されていないはず。しっかりと点検して大丈夫だということで飛行を再開したが、再開した途端に不具合が見つかったのだろう。F15はかつての自由主義社会での第一線の戦闘機として君臨している。航空自衛隊でもアメリカが飛行停止にしているので右へ倣えかな。

 日本の空を守る迎撃戦闘機としては、残りのF4ファントムかな。でもF4ファントムを装備しているのは沖縄の302飛行隊だけかな。内地ではF15が主力になっていると思った。領空侵犯があった際、どうしているのだろうか。沖縄方面ではファントム戦闘機がいるから、何とか体裁は整うのだが、内地では

 ガソリンを給油してきた。セルフサービスのスタンドだったが1リットル147円でありました。まだまだガソリン代は高くなる気配だ。どこまで値上がりするのだろうか。もしかして1リットル180円とか200円に突入するのではないかと心配になります。かつて沖縄本島でのガソリンの安売りの時代には1リットル70円くらいだった時代を経験しているので、現在の140円となると二倍に跳ね上がったことになるのでした。どこまで上がるのだろうか。

石油がバンバン値上がりしているが、頭の上ではジェット戦闘機やヘリコプターが化石燃料を消費しながら飛び交っているのでした。最悪の事態としては石油の利権を守るために戦争が始まるのだろうか。まさか代替燃料では戦闘機は飛べないだろう。天ぷら油の廃油で車が走るが、戦車やトラックは大丈夫として戦闘機が飛んで行ったあとに天ぷらの匂いがするなんてことになるのだろうか。

 燃料代の高騰は、軍事でも関係ねぇってことはないだろう。

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2007年12月 5日 (水)

修学旅行の体験ダイビング

今日も午前中にレッドビーチにてフィントレーニングでした。予定では砂地ポイントでスクーバ装備でのフィントレーニングでしたが、北寄りの風が強いのでレッドに変更した。

 レッドビーチでは修学旅行の高校生の講習ダイビングが行われていました。この時期でも修学旅行が実施されているのでした。他のサービスでは崎本部海岸にて午後3時過ぎから体験ダイビングを実施していました。来年から修学旅行の時期が12月から2月にかけて多くなるとの話だ。航空運賃が値上がりしたので、10月や11月では一番高い運賃が適用されるので、少しでも安い時期にスライドしているようだ。

 それで困っているのがダイビング関係者だ。当然、北風が強く吹くシーズンなので体験ダイビングの実施場所の選定に困難を極めるのでした。スクーバでもスノーケリングでも実施する場所。北風が当たらない水域を選ばなければならないのでした。沖縄本島では、3箇所くらいか。南部の大度海岸、北部の崎本部海岸、金武湾のレッドビーチかな。あとは読谷沖かな。これらのポイントでの問題点は、駐車スペースが狭いこと。限られたエリアなので近所迷惑になりそうだ。

あとは給湯施設が隣接していると助かるのですが、せいぜい現場にポリタンクにお湯を詰めて使ってもらう方法しかないのでした。流石の沖縄でも寒さは厳しいです。とくにウインドチルで寒くなるのでした。常夏の島、沖縄ではないのでした。

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2007年12月 4日 (火)

丁寧なダウンキックができるようになりました

スタッフトレーニングを楽しんでいます。海況を考えて金武のレッドビーチを使っています。波打ち際から25mを計測、両端にブイを浮かべ、その間を泳いでもらっています。今日は干潮だったので、コンクリートのエントリー場の直近に設営しました。ダイバーの方々のご迷惑にならないようとは思ったのですが、占拠してすいませんでした。

 波打ち際から最初の橋脚まで5往復のウォーミングアップ。次にお決まりのスノーケリングクロール50mを10本、1分15秒サークルで泳ぎます。基本的にインターバルトレーニングになっていますので、50mを40秒から50秒くらいで泳ぎ、残りの35秒から25秒が休息となるのでした。ただ休息は肩まで沈め、スノーケルをくわえたままで呼吸を実行するのでした。顔を上げて口での呼吸は禁止してあります。最初は、すぐにスノーケルを外して口から呼吸していましたが、ようやく全員がスノーケルをくわえたままで呼吸を継続することができるようになりました。

 ウェットスーツを着ていますので、まるだ保温スーツが泳者にとっては大リーグ養成ギブス並みの働きになってしまうのでした。最初の頃は暑いの連発でしたが、最近は素直に着て泳いでいます。

何年かぶりにネックレス泳ぎにチャレンジしてもらいました。各自2kgのウエイトを用意してもらいました。そのウエイトを背中の肩口に乗せて泳ぐのでした。50mを10本スノーケリングのままウエイトネックレスで泳がせました。これは水平姿勢でフィンキックをしているのですが、どうしてもダウンキックを丁寧にけり降ろすことを経験してもらうために実施。いきなりなので、どれくらいまでできるか未知数だったのですが、とりあえず泳いでもらいました。すると先頭の2名はきれいにダウンキックができているのでした。残りの三名さんはダウンキックをけり降ろすことができていないのでした。最終的には周回遅れとなりました。肩口のウエイトを乗せていますので、顔が沈み気味になります。当然スノーケルも沈むこともあるのでした。事実、一名は自分の姿勢を維持するのが難しかった。何回もウエイトを落としていた。

 何もしないでスノーケリングのフィンキックをさせていたら、差がなかなか判りにくいのですが、このネックレス泳ぎで一発でフィンキックに差が出たのでした。最後の仕上げで25mづつバディ交替で2+2、つまり4kgを背中の肩口に乗せて泳ぐのでした。注意事項としては駄目だったら、捨てるようにと指示した。が、一人も落とすことなく25mの4kgネックレスを泳げた。

 何回のフィンキックトレーニングを実施したが、徐々にではありますが、正統派のフィンキックができるようになりました。まだ気を抜けないのでした。

 金武湾上空をFA-18ホーネットが爆音を響かせて飛んで行きました。嘉手納基地での空軍と海兵隊の合同訓練の真っ最中なのでした。

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2007年12月 3日 (月)

回顧

あぁぁ、もう12月になってしまいました。2007年も残すところ28日となりました。ドタバタの一年だったように記憶しています。何か毎年、毎年がドタバタの一年との反省は聞き飽きましたね。自分にとって2007年は、ちょっとした試練が続きました。真夏に父親が脳梗塞で倒れ救急搬送し、ようやくリハビリ専門病院に転院、日々日常生活に戻るためのリハビリに励んでいます。年齢的にも80歳を超えているので、それなりの覚悟はしていましたが、劇的でありました。

 救急病院に搬送され、様々な検査と画像撮影、診断等、最終的にベッドが決まるまでに長い時間がかかったと記憶しています。異常に待ち時間が長いように感じました。テレビドラマのERのように何時間も待っているのに、「まだなのかぁ」って行き場のない怒りにも似た感情が湧いて来た。あせっても仕方がないと諦めた。

 改めて救急病院の問題点を垣間見ることができたような気がします。待合室にて待機することが多かった。でも、医師や看護師からは付き添いの自分には具体的な、指示はなく父が寝ているベッドの傍らに立って見守っているだけだった。できるだけ障害物にならないようにと注意したつもりだ。CTやレントゲンを撮影する際は治療室からベッドを押して、それぞれの部屋に連れて行った。

病院も混んでいるので、2時間待ちは当たり前。そして医師の診察が5分とか3分で終わり。あとは会計と薬の処方となる。医療機関も慈善事業ではないために会計でばっちりとお金を払うことになる。軒並み沖縄の公立病院は医療費の滞納が続いているために巨額の赤字を抱えているのでした。億単位の滞納というか未納額があるのでした。

 救急での処置室および入院部屋が決まるまでは救急の範疇となるが、個室ではないために感染症対策は、どうなっているのだろうか。重篤な感染症が搬送された場合は、それなりの防疫体制が取られるとは思うが、搬送された急病人、それに付き添う人の問題まで対応できるのだろうか疑問に思いました。

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2007年12月 2日 (日)

運動しなくては

久しぶりの好天に恵まれた。爽やかな一日を過ごせた。海も午前中ですが、ガイドさんをしておりました。本当に前日くらいから風も弱まってきました。北から東に変わりました。

 那覇マラソンが実施されました。自分の知人も何人か参加しています。3日前から沖縄本島にチェックインして、土曜日の午後まで潜って夕方からマラソンの受付に行きました。偉いよなぁ。沖縄でもメタボリック症候群の撲滅だぁのスローガンの下、沢山の方が走っています。あるいは早や歩きの運動をしています。二万人以上の方が参加したとのこと。具体的な数は不明ですが、那覇市内の大半のホテルは那覇マラソン参加者が宿泊予約しているようだ。大きく売り上げに貢献しているのは事実。当然、2泊3日とか、3泊4日と長めに宿泊することになりそうだ。那覇市内だけでなく周辺の市町村にも宿泊ホテルが新規に建設されています。

 マラソンの経済波及効果は、絶大になっているのは事実のようだ。マラソン参加者の出身地別のデータもあるとは思う。地元からの参加者との比率は如何になっているのかな。秋口になると那覇方面では、ジョギング姿のランナーさんを多数見かけるようになります。ただ走っている姿は、相当身体に無理しているかなって思うこともあるのでした。ただ自分はメタボ正規軍ですが、走るよりも泳ぐほうがはるかにラクなのでした。楽したら駄目なのですね。

はい、しばらく真面目に泳ぎます。

 

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1時間越えて潜っていました

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 22℃ 23℃ 25m
2本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 24℃ 23℃ 15m
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久しぶりのピーカン、凪状態。風は東に変わり、柔らかい感じだった。ずっと前兼久漁港から出航することが無かったが、今朝は午前二本潜りだった。20年ぶりかなかつてのITCの卒業生、伊豆半島でダイビングサービスを展開しているお店が潜りに来てくれました。懐かしかった。当時は二人とも若かったが、もう中年のオジサン族になっていた。那覇マラソンの渋滞を避けるために早朝、那覇をスタート午前7時半に港に到着していた。

 お客様四名、インソツラクターさんが1名の5名をガイドしました。研修生2名もお勉強のためにバックサポートとして潜った。真栄田岬ブイでしたが、透明度は良かった。ブイの係留するとツバメウオがスゥっと集まって来た。各自、其々エントリーして水底に集合。ツバメウオが近くに大集合、遠慮がちに近寄ってきました。20年以上のベテランダイバーさんから、この8月からダイビングを始めたダイバーさんまで力量がバラエティに富んでいるのでした。ブイの根に沿って潜降、移動、クマノミシリーズを見てもらいながら移動です。

 サメ穴にてチラリと確認したら1mのネムリブカを発見した。入れ替わり覗いてもらいました。奥の穴に逃げ込むかなって思ったが大丈夫でした。深場のジョーフィッシュまで移動した。一ヶ月半ぶりくらいなので警戒心が強かった。大勢で近づいたので引っ込んでしまった。残念でした。ハナビラ、クマノミ、ハマクマノミ、カクレクマノミ等を見てもらいました。浅場にて安全停止しながらツバメウオの餌付けだった。ピラニアモドキでバクバクと、凄い食欲だった。あっという間に車麩を平らげた。お客様の手もかじり出した。みなさんびっくりしていた。エキジット後、お湯を浴びて生き返りました。

 砂地にエントリーした。透明度はすこぶる良好だった。水底に集合、圧平衡の状態を確認して、深場に移動。トウアカクマノミまで移動、漁礁にへコアユが沢山泳いでいた。トウアカとへコアユと分散して見てもらいました。トウアカは遠出していた。アカホシカニダマシ、エビさんも被写体には困らなかった。ピカチュとシードラゴンを探したのですが、全然駄目でした。浅場に戻り、クマノミ6番目のセジロクマノミを確認してもらいました。一瞬、「日本で見れる6種類のクマノミ全種を制は」で「は」の字が浮かばなかった。冷静に考えてみたら那覇の覇でよいかなって水中ノートに書いてみた。正解ですね。

 砂地に張り付いてガーデンイールを観察した。2mの距離に2匹目を発見したのでした。ダイブコンピュータの残留窒素量も限界ギリギリを示していたので、浅場でガス抜きをしてもらいました。って気がつくと1時間以上も潜っていたのでした。2本とも愉快にガイドさせてもらいました。

 

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2007年12月 1日 (土)

オクトパスは大丈夫

インターネットの恩恵に預かっています。開設するまでに紆余曲折がありましたが、何とか光回線に切り替えました。かなりの高速度でインターネット画面を確認することができます。大容量のメールの交信も楽になった。

 新聞記事を見ているのですが、最近は地元の琉球新報と沖縄タイムスへの接続ができにくくなっているのでした。この3日間は接続できずにいます。”お気に入り”に登録してクリックすれば接続できるはずなのですが、できないのでした。知人に確認するつもりだ。インターネットだけ見ないで新聞を購入しなさいという意味なのだろうか。大手の新聞記事には簡単に接続することができるのでした。産経新聞が接続しにくいかな。石垣の新聞は簡単に接続することができるのでした。

 現在、レギレーターをオーバーホールしています。レギレーターの性能には不安はありません。オクトパスレギレーターのホースを新品に交換してもらっています。約5年かな。自分のオクトパスについては2mの白いホースを特別注文して作ってもらっています。オクトパスについては、ただぶら下げているだけでは意味がない。それに実際に吸うことができるのだろうか。以前は2mもあるためにクルクル丸めてオクトパスホルダーに固定していました。オクトパスホルダーといっても専用のものではなく200円のスノーケルホルダーを使っています。シリコン系の柔らかい素材でできています。

右出しで、胸の前に判るようにしてあります。最近では首にクルリと巻きつけてオクトパスをメイン代わりに呼吸していました。メインをオクトパスとしてぶら下げています。首から肩にかけて廻しているためにスクーバユニットを脱装する際に注意が必要になるのでした。異様な格好だと想像します。

 お客様やダイビングスタッフに、たまにはオクトパスでも呼吸してくれとお願いをしています。本当にメインと同じように呼吸抵抗がスムーズなのかな。あなたのは大丈夫ですか。

 現在は、自社のレンタルレギレーターですがピンク色のセカンドステージを呼吸しています。スーツはオレンジ色、フィンはマンゴイエロー、レギレーターはピンクなのでした。

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今日もレッドビーチでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 レッドビーチ 晴れ 23℃ 23℃ 8m
2本目 レッドビーチ 晴れ 23℃ 23℃ 8m
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朝からレッドビーチでした。ポイントに移動するために車で北上、途中大きなタグボートが三隻見えた。それに小型の警備艇も一隻確認できた。一瞬海兵隊の輸送船でも接岸しているかなって。近寄ったら沖縄電力の金武火力発電所に燃料を運搬しているタンカーと判ってホッとした。海兵隊の輸送船だとレッドビーチが使用禁止になる場合もあるのでした。

 週末なので自分等が一番乗りでしたが、他に那覇のダイビングサービスも潜りに来ていました。一般ダイバーの方もいました。桟橋内にて釣りを楽しむ地元の方々も多かった。自分等はトレーニングダイブでした。初心者講習の設定でした。ブイを準備し、水底にラインも設置しました。昨日の透明度の悪さを勘案しての処置でした。結果大成功でした。他のグループの邪魔にならないような位置に設置したつもりでした。トラブルなしでした。

 インストラクター役と講習生、それにトラブルを起こす問題児もいる設定でした。水底に張ったラインが有効に活用できた。垂れ下がった残圧計やオクトパスレギレーターがラインに引っかかっていることが数回あった。BCにくくりつけることをお勧めします。とくにラインを使う際はですね。ラインの長さが15mくらいの小型のリールを使いました。水底には釣りの鉛がアッチこっちで見つけることができました。桟橋の先端まで釣り人が立ち入っているのが判るのでした。

 天候悪化の際の代替ポイントとしてしか使っていないが、これからはじっくりと水底を這いずり回って生物観察をしてみます。

 

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