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2007年12月17日 (月)

今年最後の修学旅行の体験ダイビングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 22℃ 23℃ 15m
1本目 ムーンビーチ砂地 晴れ 22℃ 23℃ 15m
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午前中だけの修学旅行の体験ダイビングでした。この学校は、前兼久漁港から出航できない場合は崎本部海岸で実施することもいとわないという学校でした。でも、幸いにもベタ凪状態だった。自分等実施する側もホッとしました。男女共学の高校でした。

 ベタ凪でアンカーリング。自分は加速減圧用の酸素シリンダーをセットしてエントリーした。透明度は15mもあることを確認した。流れもなかった。この流れがないことが、ちょっとした災いとなったのでした。それは餌付けポイントまでのルートが限られているために25名が6グループに分かれて一斉に移動することになった。今回の体験ダイバーさんは、フィンキックもしながら水底移動となった。そのために水底の砂と泥を巻き上げたので水底から2mまではニゴニゴだった。餌付けも目の前にかざしたサンマにサカナが群がるのは確認できた。バックサポートダイバーは水底から3mくらいに位置しているので全体が確認することができた。フエダイの猛ダッシュは凄かった。

 二本目は、最後まで残った不安を抱える体験ダイバーを潜らせました。体格は小学生くらいだった。水面に顔をつけてレギレーター呼吸を行うのですが、1分もしなううちに口元を動かしてしまうのでした。そのためにレギレーターが外れそうになります。またくわえ直そうと唇を動かすので頬と唇の間に皺が寄ってしまうのでした。そのために少し水がマスク内に入るのでした。2回、3回と唇を動かさないようにと説明したが、同じ動作の繰り返しとなりました。最後に一つだけ質問した。「大人とこどもの違いは何だぁ」って。彼女は「我慢できることです。」って模範解答が返ってきた。

 再度、水中での呼吸の話をして、潜降のサインを出した。OKサインが戻って来た。徐々に潜降開始。他に圧平衡に時間がかかった体験ダイバーさんがいたので、本隊より遅れること10分でしたが、2名で水底移動が、それぞれの力でできるようになっていました。しっかりと餌付けも楽しんでもらいました。濁りは、ルートを変えたので問題なくクリアーな水中視界を楽しんでいました。マスク越しの目は、ニコニコしていました。約45分間の水中を楽しんでいました。下船時は、二名とも笑顔で会釈して降りて行きました。今年最後の体験ダイビングでした。

 港に戻ったが、西の空は黒い雲に覆われていた。でも、雨には降られることはありませんでした。

 

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