冷凍餃子の、その後
中国製の冷凍食品の餃子問題。生産国での人件費が安いことで製造コストを抑える。これは経済原則では当たり前なことだ。コストとして人件費以外に原材料も安くできないかという問題が出る。大量生産することでコストを押さえることができる。大量生産するための問題では、単一の野菜を大量に作ることになる。同じものを大量に作ることで地面の力も低下することになる。化学肥料を使うことになる。それに病害虫を駆除するためには農薬を使うことになる。それも大量に使う必要性が出てくるのでした。
今回のケースでは、有機リン系の農薬が原因とのこと。
あとの驚きは、最初の発生から1ヶ月もの時間が経過している点。ネット社会で情報が収集しているかと思ったが、断片的な情報として処理されていたのだろう。とくに食品関係の危険性については、情報収集を強化して欲しいのでした。厚生労働省のお役人さんの天下り先を作ることに専念することよりも国民の生き死についての情報を最優先に共有し、警告を発するシステムを作って欲しいのでした。
これと同じようなことがあった。医療機関にて治療された潜水障害関係のデータがあるが主義主張が違うということで公開されるチャンスがなくなった事例がある。非常に残念なことでした。
でも、今回の農薬中毒に関しての落としどころは、どうなるのだろうか。食の不安が続くのでした。