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2008年1月 5日 (土)

労働の分配って

昨晩は第三管区海上保安本部管内での事件が、全国ネットで放映された。また新聞記事でも報道された。巡視船乗組員が、日頃の不満を上司にぶつけた。挙句の果てに警救艇を拝借して脱走、そして逮捕という結末だった。これまでは自衛隊の不祥事が多かったが、とうとう海上保安庁でも、前代未聞の事件が発生した。

 警救艇ですが、巡視船にでも係留していたのだろうか。普段は船の上に上げられてしっかりと固定されていて一人で海に浮かべることができないサイズのはず。昼間でも海に浮かべていたのだろう。

 この事件で、海保の船の乗組員の人数が明確になった。本来の、このタイプの巡視船では50名近い定員となっているが、実際には3分の2程度だった。一人何役もこなさなければならない現実が垣間見ることになる。ここでも人手不足が解消されていないのだ。海保も今年から巡視船の乗員の効率を考えて複数のチーム編成に順次、導入することになっていた。若い年齢では、休日があってもなかなか休みが取りにくい労働環境だったのだろう。

 公務員の定数削減が叫ばれているが、現業部門を見ると相当のご苦労が伴っていると思える事案が多いのでした。巡視船では、10日くらいの連続して航海に出ることになります。基地に戻っても当直番があって下船しても、日替わりで勤務に就く事になる。一般社会では労働時間が週40時間から36時間くらいになっているが、当然、これらの規定に適合するはずがないのでした。同じことが海上自衛隊でも言えるのでした。

 最終的には、厳しい職場環境だから就職を敬遠することが考えれるのでした。海の安全確保、領海警備、捜索と救難と諸々の活動を停滞することが許されない役所です。早急な労務対策を講じなければならないのでした。巡視船や巡視艇、航空機等はお金さえ出せば新しくすることができるが、それらを管理する人間だけは、簡単に育成することができないのでした。5年後、10年後の先を見越した施策が必要となるのでした。

 ダイビング業界は、もっと厳しいよな。休日はなしが現実なのでした。

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