明日から三月
オリンピックも然ることながら、今年は月世界探査競争が激化しそうだ。すでに日本は「かぐや」を月の周回軌道に載せて観測している。そうえいば最近は「かぐや」の話題も出ないのでした。あとは中国とロシアが参加すると宣言している。果たして月世界は、人間が限定された環境下ではありますが、長期間生存することが可能なのだろうか。中国は月に人間を送り込むと意気盛んだ。日本のJAXAは、どうするのだろか。
宇宙空間は気圧がゼロ、そのために宇宙船内部との圧力差は、1気圧かな。宇宙船から宇宙服を着て、船外活動つまり宇宙遊泳をするとなると減圧に手間取るのでした。映画では、減圧時間を写していないが実際には12時間くらいの減圧時間が必要だとされている。映画は作り物なので、様々なことが描けるが、実際の宇宙船内部では大変な苦労があるのでした。
長期間の無重量環境下では、重力に対抗する筋肉が無重量状態のために筋力を維持することができない。そのままでは骨を構成しているカルシュームが溶け出して体外に排出されるのでした。地球に帰還した際は重力の力で立てなくなる。ロシアの宇宙飛行士は、自力で歩けなかった映像の記憶があるのでした。今は、宇宙船の中で筋力トレーニングを行うので、筋力低下にはなりにくい状態になっている。
オリンピックで人間の能力の限界も見たいが、今回の北京オリンピックだけは見たいとは思わない。ナショナルリズムの嵐かもね。判定があれぇぇぇってなことになるかもしれないことが予想されるのでした。
さあ明日から3月だ。