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2008年2月11日 (月)

一酸化炭素中毒

長野の山岳地帯から大量に一酸化炭素中毒患者が出たとのニュースだった。山頂の山小屋での出来事だった。石油ストーブが原因らしい。まだ結論は出ていない。雪ですっぽり覆われた山小屋、一種の降り積もった雪で外気が遮断された状態だったのだろう。十分な換気が伴わなかったのだろう。頭痛と吐き気で気がついたようだった。

 一酸化炭素中毒の怖いのは、おかしいと思って体を動かそうとした途端に赤血球の中にあるヘモグロビンに一酸化炭素が沢山溶け込んでしまうのでした。大脳に蓄積されるのでした。空気中に酸素があるから大丈夫と思っているむきもあるかと思いますが、酸素よりも一酸化炭素との結び付き力が強いのでした。酸素があっても、一酸化炭素が250倍もの強さでヘモグロビンに取り込まれるのでした。

 今回は冬山でも天候に恵まれたヘリコプターで救助できた。3000mに近い山から徒歩で下山させることなく短時間に空輸することができた。でも、ちょっと疑問がみえた。ヘリから徒歩で降りて救急車に引き継いだのだかな。一酸化炭素中毒患者をストレッチャーに寝かせて酸素吸入しながらと思ったが、歩かせているのでした。

 一酸化炭素中毒には、酸素を吸入させることが応急処置として最良の方法だが、実際の現場では、どうだったのだろうか。酸素吸入していても中濃度用の酸素マスクだったようにも見えた。高濃度酸素を供給できるノンリブリーザーマスクを装備していなかったのだろうか。救急車に装備されている酸素吸入装置の一部では1分間に最大で10リットルを供給することが限界の酸素流量計だったりして。

あとは高気圧酸素治療ができる再圧チェンバーがあるのだろうか。

 ついつい救急現場からの映像を見入ってしまうのでした。

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