自己防衛本能はしっかりと
それにしても自分の船のガイドとゲストを確認せずに帰港するって、船長の心理は何を考えていたのだろうか。早く帰らなければならない事情でもあったのだろうか。シーマンシップとしても失格と思う。これまでは海況が、ちょっとだけ荒れていたので見失って漂流している事案が大多数だった。でも明らかに初歩的なミス。実名での名簿管理をしていないのだろうか。ただ頭数を数えた。でも二人を残してってたことは指を使ってでも数えて指折りの回数を間違ったのだろうか。
これまでは考えられないダイバー置き去り事件だ。
あとは二件U-PITSにて現場から医療機関にダイバーが搬送されています。非常に短時間に立ち上がって医療支援を実施しながら、適切な処置のできる医療機関へと搬送されている。二件のダイバーの事案については原因は明らかにされていない。事故が発生するが、なかなか当事者が公表することがない。まして公的捜査機関では、新聞発表でもしない限り事故の概要すら判らない。ただダイバーが海で溺れたり減圧症になって搬送されたってよ。
事故防止策を練るためには何ら対処が取れない状況にあると言えるのでした。訴訟騒動が待ち構えているかもしれないので、当事者は寡黙になってしまうのだろうか。現場では、よほど様々な情報を仕入れるためにアンテナを張っていてもなかなか真相が掴めないのでした。
自己防衛、お店選び、ガイド選び、お値段だけでは危ないかもよ。自分の安全は、自分で守るようにしてください。自然界での掟です。