連休最終日です。朝一番に那覇空港まで見送りに行って来ました。かなりの混雑でした。
この連休は海況的には、かなり辛い状況だったとの報告を受けました。北風が吹き、西寄りのウネリが西海岸に寄せていた。恩納村や読谷、嘉手納、宜野湾方面の海況は押して知るべしだった。チームによっては全員が船酔いと波酔いのために午前中1本だけで午後からのダイビングを全員がキャンセルとなったとのこと。経営者にとっては大打撃の揺れだったことになる。
天候は大きく崩れることはなかったが、風、ウネリの二点セットで苦しんだのでした。以前に比べると沖縄本島でも潜りダイバーが多くなった。ポイントの数は、それほど多くない。当然の如く、ダイバーが集中することになる。ダイバーが集中することで何が起きているか。当然の如くの事態に陥っているのでした。
水中景観が大きく変化するくらいのことが起きているのでした。典型的なのが砂辺海岸、それに砂地ポイントだ。岸からエントリーするポイントだが、護岸があるためにダイバーが出入り口に集中するのでした。干満の差があるために、満潮時はエントリーした途端に泳ぎだすことができる。しかし干潮時はフィンを手に持って、リーフエッジまでトコトコと歩いて行き、フィンを履いて、すぐに潜降することになるのでした。
同じように砂地でも生物が簡単に観察できる場所は、限られて場所になります。当然、そこいらに集中することになります。砂地ですから移動時に砂を巻き上げてしまうのでした。どちらも環境の許容範囲を、はるかに超える人数が潜っていること。そのために常に水底の砂や泥が舞い上がったり、岩の表面をこすったり、同じ場所を反復して踏み固めるのことになるのでした。
気づいたら、生物が激減しているのでした。この繰り返しになります。継続して通年潜っていると変化に気づくのでした。新しいポイントでも、すでに同じようなことが起きかけているのでした。こうなったら保全は無理と思っています。
皆様の知人のダイビング経験者の方に紹介をお願いします。締め切りまでに時間がありませんが、研究の手助けをお願いしたいのでした。4日間旅行前に自宅、4日間の沖縄旅行とダイビング3回、帰宅後4日間という12日間のお手伝いをお願いしたいのでした。
ダイビングモニター募集のホームページ
http://www.niac.or.jp/kenkou/index.htmlの紹介です。すでに首都圏で広報活動が始まったかと思います。沖縄ヘルスリゾートでの「滞在型スクーバダイビング」が健康に与える影響の調査を開始
~ 沖縄の特徴、比較優位性を活かした「健康・癒し商品モデル」の開発に着手 ~