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2009年2月28日 (土)

トレーニングコーチでした

約一年ぶりに港にいました。ダイビングサービスの中堅スタッフに対するフィンキックでのトレーニングのバリエーション指導です。昨日までの晴天とは違い、ちょっぴり北風が吹き、空は曇り空、今にも雨が落ちそうでしたが、トレーニング中は大丈夫だった。

 と言っても私が泳ぐのでもなく、岸壁の上からタイム計測です。1時間で2000mを泳いでもらいました。200mスノーケリングでウォーミングアップ。50mスノーケリング10本、1分30秒サークル。2分休憩。次に50mスノーケリングクロール10本。50mスノーケリング+スノーケリングクロール10本でそれぞれ1分30秒サークルで泳ぎます。セット間の休憩は前半は2分間、後半は3分間としました。、1分30秒サークルって、例えば50秒で泳ぎ終われば、残り40秒が休憩となります。当然、最初は楽に泳げるはずなのですが、徐々に疲れてくると60秒かかり、残りが30秒しかなくなります。

 休憩については水底に立つのではなく肩まで水に浸かり、スノーケル呼吸を続けるのでした。苦しくなってスノーケルを口から外して呼吸を行えば楽なのですが、スノーケルの制限された呼吸に慣れることもトレーニングの一つです。

 最後にちょっぴり冒険ですが、50mスノーケリング+スノーケリングクロールを4本で1分15秒サークルで泳いでもらいました。最後は100mのダウンで終わりました。2,000mで1時間くらいでした。

 水中ではラインを張ってもらいました。タツノオトシゴかな、近くに居たそうです。水深1mよりも浅かった。

中堅どころのスタッフにトレーニング内容を説明して、運動強度についても経験してもらいました。ただ単に距離を泳がせるのではなく、具体的な目標タイムを決めるための手法を経験してもらいました。

数値の処理、グラフ化する際の問題についてもトレーニングが終わってから描いてもらいました。無理な練習ではなく、理論的な構築も含めて説明をしました。

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マクロ生物に出会った

     
  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度 透明度
1本目 ムーンビーチ砂地 曇り 20℃ 21℃ 15m 15m
2本目 ムーンビーチ砂地 曇り 20℃ 21℃ 20m 20m
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   今日のダイブはライセンス取りたてのお客様でした。初めてのファンダイブで前々からこの時を楽しみにしていたようで、今日はできるでけ潜らせて欲しいとのリクエストでした。しかし、海況状態が北の風でいまいち良くなく、ポイントに到着したら船の揺れ揺れ状態に気分が悪くなる方も出て最悪状態・・・。それでも、船に残るよりは水中に潜っていたほうがましと頑張って器材背負ってエントリー!!

 水面はパシャパシャ波がありましたが、水中は比較的穏やか、若干砂地の砂が水中に舞っていて透明度はいまいちでしたが、ヨスジフエダイ・ロクセンスズメダイのたくさんの魚達を目の前に大興奮していて、最初の状態が嘘だったかのように楽しく潜ってくれました。

 午後になると波も少しは落ち着き水中の透明度もグーンと良くなり、午前とはまったく別のポイントじゃないのかと思いたくなるほどに短時間で変化していました。 1mmほどのハナオコゼ・タツノハトコ幼魚のマクロ生物に何日か姿を消していたオオモンカエルアンコウが帰って来てじっくり生物観察でたのしみました!!

 できるだけ潜りたいとのリクエストでしたが、海況がいまいち良くないので2ダイブで終了しました。 

 

 

 

by お代理様のイシッシーでした。
  

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2009年2月27日 (金)

さすがに2時間で25,000円では無理です

久しぶりのお湿りでした。午後3時過ぎから西の空が真っ黒な雲に覆われました。雨粒が降ってきました。

 ちょっとびっくりしたことがあります。これまで長らく使用して来た室内ブールですが、料金大幅アップを宣告されました。2時間の水泳のコース貸しで25,000円也との連絡だった。お客さん一人で25,000円では、キャンセルしました。潜水プールは冬場は温水で利用できるようにとプール水を温めるために暖房費が余分にかかるとのことだった。1,575円でした。最近は利用者がプールに入ってからの暖房となるので、当然、瞬間ガス湯沸かし器とは違うので利用時間内は、ブルブル震えたままで利用となるのです。

 前日から予約しているために事前に利用時間も判っているので、事前に暖めて欲しいと思うのですが、なかなか現実は、お客さんが寒さで震えるのでした。民間運営のプールとなったが、もう少し気を利かせても思うが難しそうだ。まあ燃料費の高騰が経営を圧迫するのだろう。

 プール施設の運営には、多額の経費が掛かります。その負担は利用者負担が原則。採算を合わせるのは至難の業なのは十分に承知しているが、それにしてもいきなりのコース貸しですねと判断、はい利用料は25,000円ですは、参ってしまった。開業当初から使って来たのですが、マイリストから削除しました。

 スタッフトレーニングとして2時間、25,000円は捻出することは無理であります。結局は、明日のトレーニングについては日銀の浜でラインを張って泳ぎ込みにします。フィンキックコレクションとトレーニング内容、ダイバー自身の疲れ具合を体感してもらう予定です。

マスク、フィン、スノーケルを使って泳げる室内プールのマイリストから一箇所減ったのです。リストの残るのは、あと一箇所のみとなってしまったのです。

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2009年2月26日 (木)

潜水障害の医療の空白

ちょっとお湿りの雨がぱらつきました。ほんのお湿り程度です。恩納村も2月なのですが、4日連続の真夏日です。まだ2月なのに、今年の夏場、どこまで気温が上昇するのだろうか心配になります。いよいよ温帯から熱帯に気候帯が変わりますかね。

 渇水対策が急務になってきました。例年になく少雨傾向に拍車がかかっています。さっぱり雨が降らないのでした。沖縄ではサトウキビの収穫時期です。刈り取る際に晴天が続いていれば、サトウキビを粗糖に作る工場としては燃費効率が良くなっているかと思います。今日も大量にサトウキビを満載したトラックが58号線を疾走しています。至るところに道路にサトウキビが落ちているのです。この時期の風物詩になっています。

 年度末の予算消化時期でもあります。道路工事が多いです。前兼久の近くでは石川方面から58号線に接続する交差点での工事が始まっています。大学院大学キャンパスに接続する交差点でも道路の拡幅工事が盛んです。路面を掘り返しています。

 北部では、海岸線沿いと本部町の瀬底大橋のたもとでも拡幅工事です。仕事の関係では渋滞する時間帯は、避けているので比較的スムーズに走ることができます。たまに工事関係の車両が出入りするために緊急的に停められることがある程度かな。

 沖縄で高気圧酸素治療を実施している医療施設が3箇所あります。そこでの治療内容については、アメリカ海軍の減圧症治療のガイドラインとしてテーブル6があります。第二種の大型の再圧施設ですが、通常の2時間程度の高気圧酸素治療しか実施していないのが実情です。一箇所だけ潜水障害での高気圧酸素治療としてテーブル6での治療を実施しています。でも、4月1日以降の治療スケジュールが未定なのです。担当医が退職することが決まっているのです。後任については未定なのです。

自分等が、ダイビングの安全安心の部分でカバーすることができない医療関係の実務です。九州まで患者を搬送することを考えないとなりません。多くのダイビング関係者は、何を言っているのだろうかってチンぷんかんぷんだと思います。

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2009年2月25日 (水)

パソコントラブル大変です

今日も暑かった。連日の真夏日だ。温暖化ではなく、やはり高温化の言葉が似合いそうだ。モズクの生育は、急速な発育となっているかもしれない。直射日光の強さは、半端じゃないと思います。

 パソコンが不具合になっています。原因が不明なのでした。そのために条件を一つ一つ突き止めながらの作業となっています。困った。電源をONにする際は、ハードやプリンターケーブルは接続していません。また、通信ケーブルも外した状態でONにします。この状態では、正常にデスクトップ画面が点灯するのでした。内蔵のウィルスソフトを作動します。異常なしを確認してから通信ケーブルを接続です。それからインターネット回線でのセキュリティを作動させるという二段階で確認しています。

 二段階チェックを終えてから仕事となります。USBメモリーを扱い際も、面倒がらずにシステムから取り外しの確認をしてから外すようにしているのですが、これが原因だったのだろうか。アンチウィルスソフトを作動させてから仕事をするようにしています。電脳社会なのでパソコンが使えない事態は、深刻です。とりあえず古いタイプのノートパソコンを通信で使えるように点検して使用に耐えるようにしました。デスクトップパソコンにも、同じようにメール関係や打ち合わせ用にメーリングリストの項目を呼び出して、何とか仕事に支障がないようにまでにできました。

 次は、バックアップ用のハードディスクにストレージしている中身も点検使用と考えています。これはまだまだハードディスクのお勉強をしないと大変なことになるので、ちょっと苦労しています。記憶媒体の整理は、しっかりと覚えたいと思います。MS-DOS自体に作成した資料のCDを十年ぶりくらいに点検したら、ちゃんと使えることが判った。ワードが全盛だが、あまりワープロ機能に頼らずにテキストファイル形式で対応が十分であることが再認識できました。

 まだまだパソコンとの格闘が続くのです。

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2009年2月24日 (火)

ドリフトダイビング事故がありました

2月の下旬ですが、暑いのです。今日も沖縄本島では25℃を越えているのです。真夏日です。動植物の体内時計に狂いがでなければと思うのです。

 夕食直後にダイバー漂流事案の連絡が知人からありました。すぐに詳細確認をしたら、すでに漂流したダイバーが自力で陸に泳ぎ着いたとのこと。無事だったことで一件落着です。午後のダイビングでの出来事。少しづつ夕暮れが遅くなってきていますが、発見時は、薄暗くなったと思います。自力で泳ぎついたとのこと。一件落着だが、同じようなドリフトダイビング中の漂流事故が、以前にもあったことを思い出しました。

 類似事故が発生しているのです。ヒューマンエラーの典型なのだろうか。ちょうどシーズン前なので、じっくりと原因を分析してみるのが最適なのですが、ボートでのワッチを増やせば済む話なのだろうか。それとも海況の判断ミスだったのだろうか。水中のガイド側の問題かな。それともボートがダイバーの泡を確認しつつ追いかけるようなスタイルであれば防げたのか。

 水中のガイドが水面にブイを浮かべて細引きのラインを曳いて潜るスタイルを提唱しているが、邪魔だの一言で誰も耳を傾けてくれない。スペシャルリールを使うのです。水中のガイドダイバーがスペシャルリールをコントロールするのです。潜り終わりの際は、巻き上げて徐々に浮上することになります。自分としてはお手軽な方法と思うのですが、提案を聞いたガイドは、面倒と思っているようです。

 近年になく暖かい日が続いています。気象的にも安定していた中でのダイバードリフト中に発生した漂流事故でした。原因究明を早く実施して頂きたいのでした。もう、三度目は起こしたくないのです。

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2009年2月23日 (月)

転勤時期です

南風の襲来。暑いのです。2月の下旬だが、暑いという表現が正しい。10分くらいうたた寝したが、寒くないのですよ。でも、油断は禁物ですね。明日も南寄りの風との予報です。

 官庁の移動が発令される時期です。公務員関係だと、大体3年に一度の転勤が発動されます。海上保安庁の場合は、全国で動く場合もあれば、沖縄県内での移動だけもあります。管区本部、名護、中城、宮古、石垣の5箇所。陸上になるか、巡視船艇に配置されるか判らないのです。巡視船艇の新造船が多数配備されることになります。石垣でお馴染みの「なつづき」も新造船に変わるとのこと。あとは中城保安署に新造船が配備されることになっています。「くにがみ」も新造船になるのかな。

 4月以降、様々な行政サイドに挨拶廻りとなりそうです。自分関係の担当者は、大幅に動く時期に重なるのです。海保、沖縄県、環境省、沖縄総合事務局等での挨拶廻りが待っているのです。

 ダイビングサービスの移転や新規開店等も多くなります。30代で独立です。それぞれが船を新調しての新規開店となります。この業界ですが、飽和状態、いや過飽和状態になっていると指摘されています。沖縄では水上安全条例という県条例があり、ダイビングサービスを提供するものは所轄の警察署に届ける必要があるのです。でも、大きな問題点があるのです。それは届け出制度があるにも関わらず、届け出を受けましたよとの受領印がないのです。自分等は正副の書類を作成して所轄の地域課に提出します。あくまでも提出するだけなのです。届け出書類は、所轄の警察署でもらうことができるのですが、署員が判らない場合も多々あるのです。

 この制度ができた当初からの問題なのですが、警察の受領印が欲しいのです。

明日は中城保安署での取材です。

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2009年2月22日 (日)

考え事

宮崎でのWBCキャンプ、すごい人気です。陸続きだからなのだろうか。練習試合を見るだけも整理券が必要。30,001人目で定員オーバーとして球場に入れなかった。逆に30,000人目で最後の入場整理券を手渡されて方の喜び具合。

 来年かな、那覇市で読売巨人がキャンプを張ることになっています。宮崎での人気ぶりを見る限り、相当な経済波及効果が期待されます。高気圧酸素での疲労回復が、以前に話題になりました。今は、どうなったかな。高気圧酸素療法についてはドーピング違反にはならないとの結論だったような記憶があります。

 ちょっと前に有名なピッチャーが高気圧酸素療法を受けたことがあった。たまたま潜水士の健康診断を受診していた時に高気圧酸素治療室にてばったり顔を合わしたことがありました。もう時効だから大丈夫かな。

 高気圧酸素治療については沖縄本島に第二種という複数の人間を収容して治療ができる施設が3箇所あります。でも、潜水障害専門の治療となると、どの施設でも対応できるというものでもないのです。最低でも、治療が始まると終わるまでに5時間かかります。医師、看護師、臨床工学士等がチームで対応しなければなりません。加圧治療中、減圧まで含めると5時間、全員が対応していなければなりません。

 第二種のある施設でも、二時間の通常の高気圧酸素治療しかしない場合も多いのです。保険点数の問題もあるために、それらの専門チームを貼り付けたままにはできないのが現状のようだ。アメリカ海軍の減圧治療のためのテーブル6での治療を実施しているかを確認すべきです。その施設で、テーブル6で対応しているとの答えが返って来たら治療をお願いすることです。

治療については、場合にもよりもますが、複数回数の治療が必要になることを覚悟してくださいね。一発で再圧治療を受けると翌日はダイビングできると錯覚している事例が多いのですが、現実はNOです。場合によっては1ヶ月とか半年の潜水禁止が宣告されることもあるのです。

現場では甘く考えている事例を多く聞きますが、そんなに甘くないのです。

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2009年2月21日 (土)

パソコン不調だぁ

突然ですが、ノートパソコンのご機嫌がよろしくなくなりました。メールは別なパソコンで対応できるのですが、仕事用が使えないのでした。原因を調べています。ご心配かけております。

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崎本部で体験でした

  
  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度 透明度
1本目 崎本部 ゴリラチョップ 晴れ 北東 20℃ 21.5℃ 10m 8m
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   昨日からの風の影響で本島では潜れるところが限られるせいか、他ショップもこのポイントに集まってきていてにぎわってました。体験ダイビングでのダイブでしたが、水中はやや流れがありお客様の安定に対し気が緩めませんでした。リーフアウトしてしまえば穏やかで、水中も浅瀬に比べ透視度も上がりキレイでした。

 ロクセンスズメダイに混ざってすごい大きなオヤビッチャが1匹だけ混ざっていたのが印象的でしたね。あんなに大きなオヤビッチャを観たのは初めてでした。

 

 byガイド弟子のMKでした。

 
  

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2009年2月20日 (金)

原稿の締め切りに追いかけられています

原稿の締め切りが3つも重なっています。自分の段取りがまずかったのです。下調べで時間がかかりすぎたのです。取材の依頼、許可申請、面談、インタビュー、写真の素材等々あれこれ段取り。すべて一人でこなしているので、時間のやりくりに限界が出てくるのでした。

 同じ組織であっても、部署が違うと取材許可申請が、ゼロに解して最初からやり直しとなるのでした。大元の責任者が了解して、大丈夫ですよと許可が出ているのですが、別の部門では、通じない。結局、また同じ大元の責任者の方に取材の主旨を伝えて、了解を得てから、改めて取材の段取りをしましょうとなった。あれ、今日は取材了解ということで現場に行ったのですが、ご挨拶だけで片道1時間、往復二時間がパァになってしまったのでした。来週に仕切り直しとなったのでした。

 運転手を若いスタッフと言っても、30歳近いガイドさんだ。ローン・レンジャーの話をした。ローン・レンジャーって昭和30年代のアメリカのTV映画だ。何で、そんな話になったかというと。ずばり、お金が所持金が乏しいよなぁってお互いの懐具合を話した。自分も、お金が入る仕事が回ってこなくて、いわゆる無料奉仕活動になっている。当然、交通費も出ないし、取材に使用する機材、機器類も、すべて自分用意することになる。そのために出費が重なるのです。当たり前のこと。

 そこでクレジットカードの話になった。自分は2枚だけ持っている。30前のスタッフに、クレジットカード持っているのって聞いた。返って来た答えは。・・・・・・・・・・  



 クレジットカードは、持っていないですとのこと。へぇぇってびっくりして再確認した。「持ってません」とのこと。  

 次に返って来た言葉は、クレジットカードを申請しても、その審査に通らないでしょうとのこと。 所得水準の問題らしい。こればかりは、ねぇぇぇ

 クレジットでのローン、ローンレンジャー。ローンの支払いに苦労している人だが、彼はローンレンジャーにもなれないとのこと。自分はロイ・ロジャースを思い出したのです。助手のインディアンのトント。トントのフレーズ。「白人嘘つき、インディアン嘘つかない」

 比喩で使わせてもらっているのが、「インディアン嘘つかない、インストラクター嘘つき」って使わせてもらったことがあるのです。

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2009年2月19日 (木)

潜水傷害の専門医不足

2月も半ばを過ぎた。もう少しで3月に突入だ。内地での救急医療での急患の受け入れ拒否やたらい回し等の問題が社会問題としてクローズアップされている。沖縄では、北部方面での妊産婦さんの問題があった。緊急時の場合は、中部にある県立中部病院まで搬送されるケースが多いとのこと。北部地区では産婦人科医が不足しているためだ。

  自分は潜水を職業としている。潜水が原因での傷害が起きた場合。どこで適正な治療を受けることができるか。考え込んでしまうのです。自分は恩納村で仕事をしている。恩納村から救急搬送される地域には再圧治療ができる高気圧酸素治療対応施設がないのでした。那覇市を含めて周辺地域には一人用が二箇所。複数名を一度に治療できるの本格的な高気圧酸素治療施設が3箇所あります。中部地区はゼロ。北部では一人用が一箇所のみ。宮古島では県立病院に一人用がありましたが、すでに治療を中止している。石垣の県立八重山病院に一人用があるのみでした。

  個人的は、この施設では治療を受けたくないと思う施設もあります。



  潜水傷害を専門に治療できる医師の数は、正式には1名いるのみです。年間に50万人以上もダイバーが潜りに来ている沖縄地区。そんなダイビングで有名な地域に潜水傷害を治療できる医師が一名しかいない事実。潜水専門医の看板を上げていないが、あと一名がいるのみです。  

  潜水傷害が発生した場合に、治療には複数回の治療とガイドラインがあります。治療の主な柱はアメリカ海軍が確立した治療法がある。このアメリカ海軍の標準空気減圧治療を実施している施設は二箇所だけ。 

  ダイビング現場に酸素を標準装備しようと自分らは活動しているが、まだ一部でしかないのでした。全体の20%以下しか装備していない調査もあるのでした。とくに減圧症を代表するような潜水傷害。専門医療機関に搬送されるまでの間、酸素の供給を受けることが、応急処置では望ましいのが医学的な検証結果から明らかになっています。それでも酸素供給装置は、現場では20%以下が現実なのでした。

  3月は会計年度の切り替わりだ。医療機関でも人材の移動が激しくなる時期だ。4月以降も、現状維持なのか、ゼロになるか。昼間であれば極めて短時間に救急搬送できるドクターヘリが活動している。でも、救急搬送する先が「ない」ってことになる可能性もあることを考えないとならない。

専門の医療機関の選択肢が減ることの怖さ。再建は難しい・・・・・・・・。 

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2009年2月18日 (水)

ドクターヘリ取材

久しぶりにヘリポートに行って来ました。本日の目的は、雑誌の取材を兼ねた撮影です。午前10時前に管理事務所に行こうとしたら、ヘリポート上にてEC-135がメインローターを廻していた。あれぇ、もしかして急患搬送の依頼があったかな。ビンゴ! 国頭方面にて急患搬送の依頼だった。離陸して行った。

 しばしの静寂、波の寄せる音、野鳥のさえずり、梢の葉音が聞こえた。

 国頭のグランドにてピックアップ、名護漁港までヘリ搬送、県立北部病院に収容。読谷へリポートに帰還してきました。

 昨年、平成20年12月1日に、公的資金枠のドクターヘリとなった。ドクターへリを運用する際には、国が決めた基準で運営されている救命センターを併設している医療機関が責任主体となることが定められています。

 機体に書かれているマークも「DOCTOR HELI」と青い文字が描かれています。その下に漢字で「浦添総合病院」も描かれ、機体正面にはスターオブライフが描かれています。このマークは1977年に米国にて意匠登録されました。1997年に有効期限が切れたが、世界中の救急救命関係の統一的なシンボルとして定着しています。

救急搬送関係では、打ち合わせや撮影、訓練等については、実際の救急搬送依頼が飛び込んでくる可能性がありますので、いつも、直前まで判りません。延期になることも多々あります。一昨年に阿嘉・座間味島・渡嘉敷島にてU-PITS時代にヘリコプターを、それぞれの島にて展示公開した際に、直前に他の離島から出動要請があり、展示訓練を1時間半くらい遅らせて実施したこともあります。

 比較的、安定した気象状態のなかでの急患搬送でした。ご苦労様です。

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2009年2月17日 (火)

ごっくんした

寒くなりました。15℃くらいです。この気温は過ごし易いのだろうが、新陳代謝機能が低下している自分にとっては寒く感じるのでした。新陳代謝って言えば、とうとう自民党も自壊現象が起きたようだ。自分で新陳代謝がはかれないようなので世界のマスコミからお笑いのネタになっていた。ブラックユーモアの社会、イギリスでもニュース解説者が物まねを披露した。挙句の果てに、かつてのロシアの酔っ払い元大統領と比較されたようだ。「アルコール」ではなく「サケ」との表記まであった。結局、ご本人は迷走した挙句に辞職した。最後まで真剣な顔は見られなかった。最後は麻生さんの任命責任を追及するしかないか。

 やはり一発解散して、選挙で真を問うたほうがよさそうだ。

 自分で解散、総選挙も選択できない首相、どうするんだろうか。補正予算についても審議しないのだろうか。

明日の外電は、どう報道するかな。

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2009年2月16日 (月)

酔っ払いでも勤まるんじゃ

久しぶりの北寄りの風です。雨も降り始めています。空は鈍よりとした曇り空。雲行きが怪しいのでした。昨日までのお天気は、どこへやらです。北風、小雨、曇り空、寒さ。が2月の沖縄の季語になりますね。

 世界の笑いものになっているのかな。はい、日本国の財務相の酔っ払い会見疑惑。あれは、どうみても酔っ払いる状態でしょ。下戸の自分には判らないのでした。

 風邪薬を服用して、おまけにアルコールも飲んだとのことだが、薬の効能書を読んでいないようですね。ファーストエイドの講習でも受けたらと進言したいです。それにしても官房長官まで、風邪薬を大量に服用して、アルコールを飲んだと説明している。時差ぼけ、風邪。言い訳がうまいねぇって。

 世界経済が大変な時期の会議なのに、あれでは職務を遂行しているとは言えないね。一瞬、体調、脳梗塞の初期症状かなって疑ったが、お酒の飲み過ぎのようだ。

外国のプレスからは、エスプレッソを飲んでいればってジョークが飛び出していた。

 何故に記者会見場に、ワインかな。テーブルの上にあったのは。どういう場所で記者会見をしたんだろう。

 国費出張だから、我々の税金での飲み喰いになるのですね。税金返せって言いたい。税金の申告時期。還付金の返還請求をしなければ。

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2009年2月15日 (日)

キャンプイン

週末だ。それも暖かい日だった。沖縄の各地ではプロ野球のキャンプの紅白戦が賑やかだったようだ。名護、宜野座、北谷、浦添方面では、部分的な渋滞が続いています。うかつに球場近くに車で行ったら、渋滞のど真ん中で身動き取れなくなるかもね。ムーンビーチには阪神の選手が泊まっているが、全然興味がないのでした。コンビニには1月末からサイン用の色紙が山積みになっているのです。

 巨人・大鵬・卵焼きの時代は終ったのですね。

 そういえばWBCのトレーニング地は、宮崎とのこと。当分、宮崎からの中継が多くなりますね。東国原知事の戦略勝ちかもね。話題性は抜群です。

 北京の屈辱を、WBCで果たして欲しいのです、

プロ野球のキャンプでの経済波及効果。沖縄にとってはありがたいこと。来年から巨人も那覇でキャンプインすることが決まっている。那覇にある県立球場が完成するのだ。那覇市の宿泊施設は足りるのだろうか。恩納村では宿泊施設は使用しているが、トレーニング場は、周辺の町村に利用しているのでした。那覇、浦添、宜野湾、北谷と中央部に集中するかもね。そうなると恩納村の知名度は低下するかもね。

 まあ、今年は異常なくらいにお天気に恵まれています。本州でも暖冬で、とうとう真夏日も記録した。

 自分は、参加していないですが、小田原にてダイビング関係のセミナーが開催されました。木村政昭先生に特別講演をお願い。最新の地質学での知見、地震の問題それに沖縄での海底遺跡と言われる発見等の講演内容でした。ご苦労様でした。200名近い聴講者だったとの報告がありました。ホッと一息いれることができました。

沖縄でも開催したいのですが、講演会には、どれくらいの人数が集まるのだろうか。非常に心配です。

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2009年2月14日 (土)

2月なのに南よりの風だ

  
  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度 透明度
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 南西 24℃ 21℃ 15m 15m
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   今日は南の風で真栄田岬は穏やか!!ビーチからダイバーや青の洞窟へ向かうスノーケラー、ダイビングボートもたくさんきていて、夏の真栄田岬を思わせるようでした。海の中はタイワンカマスが群れでいたり泳ぐウミウシ・ヒヨドシユビウミウシがいたりでワイドもマクロも両方楽しめてゲストの方は大変喜んでいました!! イシミネ 今日は快晴でとても暖かい沖縄。気温は23℃!! 暖かいというより暑いです!!こんな日はゲストがいなくても潜らないともったいない!! 

 

 

 

 

by お代理様のイシッシーでした。    
  

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着氷

朝から鈍より曇り空の恩納村です。気象レーダーで確認したら、台湾から千葉沖まで長く伸びた前線が横たわっているのでした。幅は広くないのでした。久しぶりの雨模様です。風は南西です。6半カブリだけベランダで吊るしていたのですが、しっとりと濡れていました。

 墜落したボンバルディア機の事故原因として着氷防止装置の故障との見方だ。目的地のバファロー空港の近くでの墜落。機長からの緊急通信もなく、突然の墜落だったようです。管制塔との無線交信記録が音声と共に公開された。アメリカって、マスコミの情報収集力って凄いの一言。これも情報公開が大原則の民主国家のためかな。

 日本では業務上過失致死の嫌疑ありとして証拠類は一切、公開されないのとは違う。何事につけても、事故が発生するとダンマリになってしまうのでした。そして取材するマスコミも事故原因の追究とは違う方向に走りがちになるのでした。

 事故ですが、悪天候の中のフライトだった。風雪に晒された機体には氷が付くのです。その氷を溶かす装置が故障となると機体が重くなって墜落する。フライトレコーダーの解析の詳細な結果報告が待たれます。

着氷防止装置は物理的に作動する装置もあるようだ。それとも着陸装置の故障。総じて電気系統の故障となると怖いなぁ。整備不良の部類の事故なのか。それとも運航停止して全機停止の、点検整備が必要な事案なのか。日本では、着陸装置の車輪の故障だったが、あのときは前輪を収めるドアのボルトの問題だったかな。ボンバルディア関係では、典型的に電気系統が弱いのだろうか。となると航空機としての信頼性が著しく乏しくなるのだろうか。

 アメリカの運輸省の下部組織としえ連邦航空局(FAA)からの是正勧告が出されるのだろうか。世界の航空行政の要。

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2009年2月13日 (金)

ボンバルディア

今日も、猛烈な南風が吹いています。2日連続です。どうしたんだろう。九州方面では「春一番」が記録されています。海や山は大荒れです。

 痛ましい航空機事故が発生。ニューヨーク州でのこと。原因は不明だが、民家の上に墜落したとの第一報だった。この前の「ハドソンの奇跡」の記憶が鮮明な時期にだ。プロペラ推進で機体はボンバルディア機とのこと。

 墜落事故の話の次に不謹慎かもしれないが、海保がボンバルディア機をYS-11型機の後継機種に配属を決めた。えぇぇぇボンバルディアですかって。どうしても記憶に残るのは高知空港での胴体着陸を演じた機体だ。様々な機体のトラブルに泣いている機体だ。カナダ本国では、今回のボンバルディア機は、すでに製造中止になってしまっているのです。スウェーデン製のサーブ機も、ホープと言われていた機体だが、これも製造中止になっていっるのでした。製造中止ってことは企業にとっては、今後製造しても販売が期待できないか、それとも機体性能を維持するのが厳しいというので中止にしたのかな。海保が直接、航空機製造会社に出向いて購入するのではない。間に商社が入っている。その商社が、この機体なら大丈夫ですって、資料を揃えて来ます。

 自衛隊でも同じような手順で航空機を選択している。海上保安庁の場合は、海上を長い時間飛ぶことになりますので、機体が頑丈であることが大切。塩害で機体の外板が腐食しないように手入れば大変のはず。自衛隊に比べると装備機数が少ないために、頻回に飛ぶ必要があります。整備の問題も大丈夫なんだろうか。

同じ様な仕事をするのであればP3C対潜哨戒機か、C130輸送機のように実績のある機体でも大丈夫なのではと思うのでした。機体の部品も共用できるのであればコスト的にも安くなるはず。すでに製造中止になった機体を、揃えるのは如何なものだろうか。整備用の部品確保が大変になりそうだ。

 ニューヨーク州での墜落した事故原因の調査結果が待たれるのでした。

 税金の無駄遣いにならなければと思うのです。

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2009年2月12日 (木)

不発弾

今日は南風が吹いています。まだ2月中旬なのにです。本来なら沖縄でも厳冬期と言う言葉が似合う季節。ずっと北風が吹き、外気温も10℃くらいになることがあるのですが、今年は暖冬なのです。

 不発弾の問題が深刻です。今日も一般人が道路の路肩にて空き缶に入った旧日本軍の手りゅう弾が見つかった。路肩で見つけた方が、軽トラックの荷台に載せて交番まで持参したとのこと。信管がついたままだったので、非常に危険な状態であったとのこと。陸上自衛隊の不発弾処理隊が出動して回収した。

 糸満にて不発弾が爆発してから、相当量の不発弾情報が寄せられ短期間に500発くらいが回収された。たった一発の爆弾がドカンと爆発、その影響が多大なのだろう。自分等の身近な場所での機雷の水中処分のための爆破、凄かったとの報告を受けました。近くにサンゴの生育している場所があったが、機雷を爆破する際に指向性を持たせて爆破したとのこと。爆破直後に海域調査で潜った仲間が報告してくれました。

 今回の手りゅう弾ですが、その実物の映像は放映されずに、言葉だけで説明されていました。これが不発弾と、実物の写真を見せて欲しいのでした。中途半端な知識かもしれないのですが、手りゅう弾は安全ピンを外して激発状態すると5~5秒で爆発すると記憶している。爆発までの時間が長いと投げ返されることあるので、安全ピンを抜くと短い時間で爆発するように調整されているのです。

まだまだ戦争の傷跡があるのでした。

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2009年2月11日 (水)

知的好奇心

久しぶりに長距離ドライブだった。恩納村から那覇空港へ。那覇空港から名護、名護から崎本部経由、本部町まで行っていました。潜水医学の専門医のお供でした。2年くらいの学会発表の資料を見せて頂けましたが、内容では圧倒されるものがありました。

 行きは、名護市内で本部行きを海岸線に急遽変更した。山の中を通る道路は大渋滞だったので、途中でUターンして海岸線に戻った。帰路は、海岸線を崎本部海岸を通過して名護市内に突入した。球場から58号線に合流したが、許田までも大渋滞だった。20mくらい進んで停まる、また進んで停まるの繰り返しだった。辺野古方面に出ることができたので、そのまま宜野座までノンストップで進行。宜野座から沖縄自動車道に乗った。休日、夕方、晴天、プロ野球のキャンプ、桜見物、水族館等々の諸条件が揃った。でも、道路の選択が早かったので、意外にもスムーズに走れた。

 潜水医学、潜水医学でも研究者集団と臨床医集団。研究者は、治療ができない。研究に没頭しても、今の日本では飯が食えるが、系統だった治療となると難しい。単に潜水医学だけでは解決できないことが多いのでした。男子、女子の性差による病気や障害の発生機序の違いも考慮しないと駄目な局面が出ている。単純に医師だから何でも対応できるかと言えば、それは無理なことが判る。

 専門医、医師の度量も問題になるかもしれない。ダイビングインストラクターの潜水医学の知識不足、甚だしいことも拍車をかけているかもしれない。現在、自分等が勉強している潜水医学のマニュアルだが、基本的には1950年代から60年代にかけてまとめられた知見を、言葉に置き換えているだけだ。

最新の潜水障害には、新しい知見が必要な部分が多々あることが判った。自分を含めてお勉強をしっかりとしなければならないのでした。

 知的好奇心を多いに刺戟されて、ますます面白くなった。

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2009年2月10日 (火)

水不足です

北風が吹いているのですが、暖かった一日。とうとう座間味島では、夜間断水がはじまりました。少雨傾向が続いています。このまま沖縄本島も雨がふらないと断水が始まるかな。3月と4月は春の長雨状態になるかな。どこかで帳尻を合わせないと生活環境は、危うくなるのです。

 雨が降る、降らないで生活の基盤が不安定になる地域。昔は天水、雨水を貯める工夫があった。地面はコンクリートやアスファルト舗装で覆われているために雨水が地下に浸透することが少なくなっています。道路には側溝が整備されているために雨水が、すぐに川や海に直接流れ込んでしまうのです。雨水を貯める習慣、水の再利用を真剣に考えるときかもね。

 かつて沖縄では各家庭の軒先に大きな瓶があった。そこに雨水が屋根から雨どいを伝って瓶に、水を集めていた。今は、水道施設が完備されたので、その貯めた雨水を利用することはなくなったのです。地下に浸み込んだ水は井戸を掘って利用していた。 雨水の利用は沖縄だけではないか。

 海水を陸上で淡水化する施設が北谷海岸にあります。あとは波照間島にも淡水化施設があるのでした。海水を淡水化するためには膨大なお金がかかります。海水をろ過して塩分を取り除き淡水を作るのでした。フィルターの機能が向上したので、以前よりはコストも安くなったとのことですが、それでも24時間稼動している施設なので、維持する費用が莫大になるのです。

水道を利用している利用料だけでは賄える金額ではないとも聞いたことがあります。政府の助成金がなければ運用は無理とのことです。大きな船の内部に淡水化施設を作って、島々を巡回して淡水を作って貯蔵してもらうシステムは如何なのだろうか。でも燃料代が膨大になるかな。

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2009年2月 9日 (月)

好天が続くのでした

今年の2月の沖縄のお天気、変だぁ。雨が降らないのでした。それに気温が高く推移しているのでした。以前は、晴れた日が1日しかなかったこともあるのでした。少雨傾向だ。プロ野球の仕上がり具合も順調のようだ。

 保温スーツを天日干しにしています。直射日光ではありません。両面ともに乾燥させることができました。ただ6半カブリの両面スキン地にできた皺は、そのままになっているのでした。熱いお風呂にスーツを入れて温めてから皺伸ばしをするかな。

 スーツについては、両面スキン地が1着だけ、あとは両面ジャージになっているために、そう簡単には切れることはないのでした。潜り終ると、すぐに水洗いして潮抜きしているから長持ちするのかな。水洗いしてから、すぐにハンガーに吊るして、ベランダに乾しています。二着あるものは交互に着ているのでした。とりあえず、昨年の3月15日以来、スーツは着ていないのでした。スーツに身体を通していないので、ペッタンコになっているのでした。

 でも、ハンガーに吊るして天日干ししていたら、少し立体体型が蘇った。ズンドウなのでした。腰にくびれがないのでした。ドラえもん体型です。

好天が続くのでモズク収穫が大変に忙しいのでした。光合成して成長するために太陽サンサン状態なので、その成長速度は、速いのでした。水中では水中ポンプの先端を持ってモズクを吸い取るように収穫していきます。ホースで海水ごと吸い上げられたモズクは、ボート上にセットした網でモズクだけ回収します。海水はそのまま流しているのでした。ときどきサカナも一緒に吸い上げられることもあるのでした。回収したモズクをプラスチック製の箱に入れるのでした。一個の総重量が40kgくらいになるのでした。持っただけ腰が痛くなる重さなのでした。

 腰痛持ちの若いスタッフには厳しい船上作業が待っているのでした。

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2009年2月 8日 (日)

ミスマッチ

嬉しい電話がかかってきた。昨年末にダイビング合宿していた水産高校の学生さんの就職が正式に決まったとの連絡がありました。先島方面のダイビングサービスに就職が決まりました。経営者の方から連絡がありました。

 業界の人手不足が深刻化している。構造不況で、日本中いや世界中で失業の話題だ。何万と言う単位だ。100名や200名と言うレベルではない。専門職であっても、あっさりと職場がなくなっている現状だ。ダイビング業界も深刻な人手不足となっているのでした。

 就職のミスマッチも報告されている職域もあるようだ。行政レベルで募集したが、応募者殺到かと思ったら、全然少なかったなんて話があるようだ。製造業での失業が多い。農水産業への就職希望者は、多いとのことだ。沖縄でも漁師見習いの志願者が多いと聞いている。あとは継続できるかが問題だ。

 今年は人材不足が深刻になる気配だ。この時期は、退職したスタッフの穴埋めで忙しいはずなのだが、全然リクルートの話がないのでした。当然、自分等のようなガイド見習いのダイブマスターの育成の依頼が皆無なのでした。また、見習い希望者があってもトレーニングするための費用の捻出ができないという。

社会の歯車が狂い始めたかな。

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2009年2月 7日 (土)

コスト削減

午前中には那覇にて打ち合わせでした。朝一番での打ち合わせだったので、朝食を食べながらの打ち合わせでした。俗にいうファミリーレストランでした。内地の全国系列です。午前10時までは朝食を和食と洋食のパターン化してありました。広い店内ですが、対応しているスタッフは一名。ドリンクは、スープ以外がフリーとなっていました。徹底した効率化を図っていることが判ります。しかも提供される食材を考えると相当原価ギリギリに絞り込んでいるかなって低価格で商品を提供しているのでした。600円前後で満足できる内容でした。

 人件費については、絞り込むことができるとしても店内が満員となるとあと一名、二名で対応するかな。厨房での状況は判らないがレトルトパックを活用しているのだろうか。洋食のパンは、さすがに一枚一枚焼いて温めて出すのかな。冷凍食材で電子レンジでチンではないと思います。お客さんの案内から注文対応、配膳、片付け、会計、テービル準備と忙しく働いていた。マニュアルでは「スマイル」なのだろう。BREAKFASTでした。辞書で調べてしまいました。メニューに書かれていた英単語、正しかった。

 コストの低減の最先端の企業の努力を垣間見ることができたように思う。

 ダイビングの場合は、人的な削減ができない業種になっている。インストラクター一人当たりの引率できる人数には、限界があります。体験ダイビングでは大人数を一人で対応するのは不可能。スクーバダイビングでのファンダイビングでも同じことが言える。スクールではインストラクター一人に対して8名まで対応できる。これは初心者講習でのこと。でも実際には、この人数比率では満足な指導が不可能と考えている。自然環境の中での指導となるので、場合によっては厳しい状況が想定される。

現場では低価格競争になっている。初心者講習が二万円弱、アドバンス講習でも二万から三万円くらいになっている。安売り競争、過当競争の果ての結果。低価格が当たり前になっているが、現場ではインストラクターが2年くらいで退職していく現実があるのでした。将来に希望がないということになるのでした。

 産業としては、未成熟なまま時間だけが経過した。

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クジラの声は聞こえなかった

          
  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度 透明度
1本目 Wアーチ 晴れ 23℃ 21℃ 20m20m
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   今日は快晴でとても暖かい沖縄。気温は23℃!! 暖かいというより暑いです!!こんな日はゲストがいなくても潜らないともったいない!! 

 昨日、スタッフが万座港から出航してホエルウォッチングを行い沖合いでクジラを間近で観察できたと報告があったので、クジラを期待しつつと生物チェックも兼ねてWアーチにいきました。波も無く穏やかで水中の透明度も抜群!!

 深場までいき、ゆっくりゆっくり上へと移動しながら生物を探していました。カメラにマクロレンズを付けていたので小物生物中心でしたが思った場所に探していたピグミーシーホースがちゃんといたので、ゆっくり観察することができました。最後は浅場で長めに減圧停止を行いダイブ終了。

 船に帰って思い出したのですが、クジラの鳴き声もダイブ中は聞こえなかったのでした・・・。 クジラも穏やかな海なので沖合いをあちらこちらと泳ぎまわっているのでしょうかね・・・。

 

by お代理様のイッシーでした。    
  

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2009年2月 6日 (金)

安・近・短

午前中に名護までひとっ走りして来た。行き帰りともに沖縄自動車道を使った。石川インターチェンジから乗った。本線に合流して驚いた。車が二車線とも混んでいた。名護方面に向かっているのだ。地元のナンバーもあれば「わ」も、商用車も走っていれば、乗用車もだ。結構な速さで走っている。ちょいと驚いた。

 週末の金曜日だが車の多さに驚いた。観光客もいれば地元の人もいるだろう。途中の宜野座では阪神、名護では日本ハムがキャンプをしている。好天に恵まれているので見学客が絶えないのでした。58号線は大型ダンプが多かった。土砂を運んでいるのだろう。あとはサトウキビの運搬車だ。

 お天気が好天。ベタ凪だが、ダイビング関係者は渋い顔付きだ。お客様がいないのでした。若い方も多数来沖しているが、体験ダイビングには結びつかないのでした。皆さん集客に苦労しているのでした。昨年の11月くらいから集客が伸びていないとのこと。沖縄への旅行が短いのだろうか。物見遊山の短時間での頻繁な移動を伴うためと思う。「安・近・短」的な旅行ニーズに陥っているからだ。

 皆様から頂いた年賀状ですが、記念切手8セットが当たっていました。ありがとうございました。郵便局にて交換してきました。

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2009年2月 5日 (木)

天日干し

今日も20℃を越えている。さすがに本日は薄着になった。でも、風は心持ち北よりに感じた。週末はお天気が崩れるような予報だ。先島方面では、雨の情報だ。

 スーツ類を乾している。ドライスーツ、6半カブリ、オレンジのワンピース、真っ黒なワンピース、フードベスト、BC類を引き出した。裏返しにして天日干しにしている。乾燥している、この時期に天日干し。ドライスーツはジッパーの手入れをしなければならない。

 少しづつ体力を育成するために潜水器材のメンテナンスもしなければならない。さしあたってフィンとブーツ、マスクにスノーケル等をメンテナンスしなければ。フィンはマンゴイエローのオリジナルフィンだ。耐久試験も兼ねているので、新品には交換しないで、そのまま使うことにした。A-2ブーツについては、そのまま使うことにした。

 ダイブコンピュータについては、バッテリー交換の指示が出ているのは、1個だけだ。シチズン製の水中時計だ。これは15年くらい経過したかな。メーカーではバッテリー交換してくれるので、そのまま使っている。

珍しくお天気に恵まれているのでスーツ類を乾すことにした。

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2009年2月 4日 (水)

モズク

朝からポカポカ陽気だ。昼過ぎには20℃を越えた。車の中はクーラーを使った。本来ならブルブルの季節なのですが、暖かいのでした。身体的には楽だが、新陳代謝が追いつかないと大変だ。服装で体温調整をコントロールしなければ。例年の如く、寒い日が多いと思ったので厚手の服装に切り替えているので着る服が限られているのでした。

 モズク栽培は、日照が多いために順調に生産されているとのこと。すでに「糸モズク」と言われる細くて美味しい、喉越しスッキリ、チュルリと食べれる繊細なモズクです。今年はモズク漁の漁師さんたちはニコニコ顔のはずです。

 モズク栽培は、沖縄の漁師さんにも定着したようだ。種苗の段階から海の栽培場を作る段階まで時間がかかる。地道な作業が要求されます。また若い芽のときはサカナの餌になってしまう。サカナが侵入しないように保護網を設置したり、栽培用の網にゴミがひっかかっていないかの点検も必要。網が破れていれば水中で補修作業が必要になります。午前中だけでも3時間くらい、1日7時間くらい水中に潜っての作業となるのでした。

 長時間の潜水になります。タンクを背負ってでは大変なのでフーカー潜水です。船上で空気を作るコンプレッサーから長いホースで空気を送ります。フルフェイスマスクで呼吸している人もいれば、マスクにレギレーターの方もいます。長いホースをウエイトベルトに固定しています。フィンは履く場合もあるし、ブーツのまま水底を歩く場合もあります。恩納村だと水深は5m以内が多いです。リーフの内側で比較的浅い場所にモズク網を設置しています。

長時間潜水になるので、身体的には厳しいです。様々な事故も起きているのでした。慎重に作業が実行されること。安全対策は未熟な部分もあるのでした。

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2009年2月 3日 (火)

悠久の太古の昔

火山情報、近くでは鹿児島の桜島からも発信された。浅間山と同じレベル3とのこと。地殻変動の時代に突入かな。沖縄県内でも活火山があるが、それらの状況は私は判っていないのでした。

 沖縄本島北部の今帰仁村にて160万年前に動物群の化石が発見されたとの情報。氷河期くらいの時代と思っていたが、一挙に中国大陸の外縁部だった時代に遡ることになりそうだ。現在は、沖縄は琉球列島という島に分かれています。陸続きだった時代の名残りとしては生息している生物のDNAが一緒だったことが判明していることがあります。それは久米島だ。はるか昔に久米島まで中国大陸の大河の揚子江。その揚子江の河口の先端だったことが証明されています。久米島だけに生息しているヘビ、そのヘビのDNAが決め手となっている。

 太古の時代の地殻変動については、自分は門外漢だ。最近、琉球大学を退官された木村先生とお話をする機会がありました。今、注目の海底遺跡の権威だ。先生は地質学の権威として研究活動をなれて来た業績があります。

 氷河期も含めて琉球列島の成り立ちや、その後の変動等のお話を興味深く聞かせてもらいました。自分もかつて潜っている最中、とくに恩納村の外側のリーフの深度30~40m前後の深さにできた亀裂や穴、棚などに実際に潜って見たときの感想。

リーフエッジの穴や棚に腹ばいになりながらゴロリとなって東側を眺めて、古代の琉球列島で生活していた人も、こんな感じで夕日が東シナ海に沈むのを眺めていたのかなぁって考えるのでした。腹ばいになっている深度が、深度だけに1分くらいのんびりできないのですが、とりあえずゴロリとなるのでした。

 氷河期では、今の海水面よりも30mとか40mも海面が下がっていた。その時代に雨水が流れて侵食された地形だ。そんな地形の中でダイビングしているのでした。悠久の太古の時代を思いながらのダイビングを思い出したのでした。

 

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2009年2月 2日 (月)

火山噴火情報

火山活動。浅間山が噴火している。首都圏に近い活火山だ。それにしてもちょっと前は伊豆大島が大噴火した。世界各国の中で首都近くに活火山があるのは日本だけかな。

 すでに東京都内でも火山灰が降ったことが確認された。今は冬、風も北寄りが吹くことが多い。そのために浅間山からの火山灰は、東京にも降ることになる。火山灰の粒子は細かいのでした。大気中に放出されると高層圏まで舞い上がることが知られています。大量に噴煙を上げることで大量光線の照射が遮られることがあるのでした。日光の照射量が不足すれば農業関係に深刻なダメージを与えることになる。

 空中に漂っている微粒子の火山灰、ジェットエンジンに吸い込まれてるとエンジンが当然ストップすることがあります。かつてアラスカ上空で4発エンジンを装備したジャンボジェット機に緊急事態に陥ったことがあった。同時に4発のエンジンが停止した。この時は急降下させてエンジンを再スタートすることができて難を逃れたことが報告されている。

 羽田や成田空港を離発着する航空機、この火山灰の影響で飛行制限が出ないことを祈るのみです。火山灰だけでなく、火山から噴出される火山弾の被害も要注意だ。群馬県側の麓は嬬恋村だ。野菜の重要な産地でもあります。噴煙で野菜が全滅なんてこともあるかもしれないのでした。

航空機のみだけでなく人間も大きな影響が出る。大気汚染の問題だ。微粒子が漂い、肺に吸い込まれることによって喘息の発作を起こしやすくなったり、喘息の症状が深刻な状況になる可能性もあるのでした。また、COPD患者やその予備軍の人たちにも多大な影響を与えることになる。

 自然現象なので対処するのは、避難するしか対処法がない。防塵マスク、めがね等が必要になってくる季節。すでに花粉も飛び始めている。花粉、火山灰とダブルパンチだ。

 当分、浅間山の火山情報から目が離せないのでした。火山活動で連鎖としては富士山だ。富士山は活火山となっているはずです。

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2009年2月 1日 (日)

2月だ

ほとんど野球のキャンプが沖縄で開催されていることが判った。日本だけでなく韓国のプロ野球も沖縄で合宿している。国頭村では、スポーツ合宿が村興しの起爆剤にならんとしている。立派な競技施設が完成した。陸上競技、グランドゴルフ場等まで完備している。ただ問題点としては、地元に宿泊施設が少ないことだ。リゾート施設が一箇所あるが、その宿泊人数にも限界がある。また長期の施設利用での問題点、宿泊経費の価格帯にもある。豪華リゾート施設だと長期間の宿泊を慣行することは難しい。当然、宿泊費が高くなっているためだ。

 せっかくトレーニング施設が完成したと思ったが、肝心の宿泊施設が近隣にない。施設使用料については、地元の管理側に落ちる。宿泊費については名護市内に宿を借りることになるために地元には還元することができないのでした。お昼ごはんについては、地元でもお弁当を作れるだけの対応策があるが、宿泊施設だけは無理という。

 これまでは空港から近いということで恩納村のリゾートホテル地帯だった。沖縄自動車道だと那覇空港から1時間前後で到着する。スポーツ施設は貧弱だった。そのために周辺の北谷町、宜野湾、浦添、うるま、宜野座、名護等に分散することになる。周辺の自治体も誘致に必死だ。ホテルでは夏場のマリンスポーツ関係者が、そのままプロ野球選手のお世話係となるのでした。夏は海、冬は野球と通年を通しての仕事が成立する。雇用する側としても遊休時間がないための効率よく仕事がこなせることになる。

有名な野球選手が地元貢献ということで野球の技術を、子供たちに指導してくれる。これはテレビだけの憧れの選手だったのが、身近な存在として指導してくれるのでした。子供たちが大きくなったら、高校野球も楽しみになる。

 月末には紅白戦が行われる。球場周辺は、大混雑となるのでした。この2月は一年でも沢山の沖縄からのテレビ中継が行われます。コンビニではサイン色紙の販売が始まりました。

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