必要は発明の母
様々な問題が起きている。経済摩擦まで発展している。冷静に考えたら、一国の影響下で国民生活に混乱が生じるようであれば、それは改める方向で物事を考え直すチャンスかもしれない。レアアースに稀少金属の輸入元が中国だけって。中国の輸出制限指令に引っかかり、日本国内でのレアアースを使う製品の製造ラインがストップするなんてこともあったようだ。
レアアースでは、中国での生産については、土壌汚染問題が解決できていないようだ。この生産と同時に起きる土壌汚染対策は、その鉱山跡には、人間の生存を脅かすレベルの土壌汚染があるとされている。中国ではレアアースの採掘から精錬する過程で発生する汚染物質の除去技術がないとされている。その除去技術は、日本のお得意芸のようだ。
日本も昭和30年代後半から40年、50年代、1955年から1990年代くらいまでの高度成長時期、経済発展が目覚しかったが、反面、水質汚濁や土壌汚染、空気汚染等の様々な人間生活を圧迫する規模での公害事件が大量に発生した。多くの犠牲者が出た。それら全てが解決できた訳ではないが、そこそこ汚染防除策を講じることができた。
公害防止技術や汚染制御技術等、他国に勝る技術がある。それらの技術が狙われている。東南アジアや中東、アフリカ等に技術輸出することもできる。そんな技術まで中国に提供する必要はない。技術をコピーする技術はピカイチのはず。
あれこれ考えると対抗する手段は、結構あることが判る。資源等についても一国に頼らないで、幅広く対応することも可能であったり、レアアースを必要としない製品開発までできるようになった。
必要は発明の母。と同じで真剣に代替手段を考えてみることも有効かもね。
政治家のアホな発言が目立つが、しっかりと聞き分けて判断すべき時期かもね。盲目的ではなく自分で判断する必要があるのでした。