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2012年12月19日 (水)

オスプレイの夜間飛行 見たよ

 県庁で開催されたドクターヘリ事例検証会の帰路、嘉手納基地ゲート前でガソリンを給油した。耳慣れない爆音が聴こえて来た。あれ、通常の固定翼でも回転翼でもないエンジン音、嘉手納ゲート上空を通過していった。空は真っ暗。航空標識灯を点灯した機体と、標識灯を点灯していない機体が、次々と海の方向に飛んでいくのした。

 暗い空に目を凝らしてみたらオスプレイではありませんか。独特のエンジン音だった。シコルスキー社やベル社、ボーイング社等のエンジン音とは異なる音なのでした。実戦訓練を迎えているのだろうか。すでに普天間基地のCH46型機は、キャンプキンザーに着陸して、モスボール状態にされているようだ。アメリカにお持ち帰りになる準備が終わったとも言われています。

 昨年の3・11に起きた大地震と、その直後に発生した津波による大きな被害の救援のために多数のヘリコプターが救援資機材や食料等を運んで来た。CH46や47型機、シコルスキー、ベル社、アグスタ社、ユーロコプター等も救援に飛んで来た。回転翼の機体が効率よく飛んでいた。そこにオスプレイに救援資機材や食料等満載して現場に着陸したら、どうなるのだろうか。救援物資を積んで飛来したのはオスプレイでしたなんて。

 オスプレイの夜間訓練としては、暗視野装置を使っての操縦訓練も、その教程に組み込まれているのだろう。欧米の軍隊では、暗視野装置を使っての夜間の離着陸や飛行訓練は当たり前になっているようだ。当然、アメリカ軍でも暗視野装置を使うことは当たり前だ。航空標識灯をつけないで飛行しているのは、当然、訓練も組込れているはずだ。

 近い将来、オスプレイでの救助飛行が当たり前になっていることだろう。救援物資をオフプレイが満載して着陸したら、どんな顔をして救援物資を受け取るのだろう。

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