海保とn合同訓練でした。
久しぶりに60名近いダイビング関係者が集まって訓練に参加してくれました。この時期は、お休みのダイビングサービスもあるし、長期休暇に突入しているガイドさんも多数います。ホェールウォッチングのサービス提供しているダイビング屋さんもいる中で。本来は、年に一回だけでもダイビングサービス提供をお休みして潜水事故対策訓練を実施すべきと思う。
実施日が1月31日でしたが、風は皮肉にも巡視船くだかの訓練を実施する水面に当たるのでした。冬なので北風を想定していたが、逆の南東の風でした。訓練水域は、ダイバーレスキューには相当厳しい海面状態でした。でも、レスキューはいかなる場合でも起こり得るので、救助者および溺者役のガイドさんには申し訳ないが、それぞれの役割に専念してもらいました。ご苦労様でした。
高所からの飛び込み、垂直潜水、水中ボルト交換、セービングネットを使っての自己揚収、模擬吊り上げ(レスキュースリング対応)、AW139型機でのダウンウォッシュ体験。溺者救助と船上でのCPR等の実習でした。参加人数が多いために、個人的な反復 練習はなしでぶっつけ本番一発勝負でした。
今回は、浦添埠頭に停泊した状態での訓練。これまではケラマ方面に移動しての実習でしたが、片舷しか訓練箇所が確保できない欠点があるのでした。そのために今回のように実技参加者40名が限界かなと感じた。水面および水中監視者として海猿が管理しています。官民合同の訓練は、可能であれば3か月に一回の割で実施したいのでした。
厳しい巡視船の運用状況の中で、訓練の機会を提供して頂いた海上保安庁に感謝です。