ポテトチップス
久米島町の中で、観光客が気軽にレンタカーで、直接現場まで行ける場所があります。宇江城城跡です。海抜は313m。スクーバダイビングの世界では、基本的には300mを超える場所への移動は、体内での気泡発く生しやすくなる高度とされています。実際には、人間の体内で変化が起きるために視覚的に再現することは難しい。それで視覚的に気泡が膨らむだろうということでポテトチップスの袋を選びました。
ポテトチップスは湿気を嫌います。そのために包装材料は、湿気を防ぐため密閉包装がしっかりしているので、実験材料として使いました。かつてスキーを嗜んでいた時期に、お菓子として持参したポテトチップス。主に通ったスキー場は志賀高原でした。標高が高いのでポテトチップスやカップヌードルは密閉度合が高い食品だったので、スキー場で食べようと品物を出すと、パンパンに膨らんでいた。なんて経験があるかと思います。
逆に水中の場合は、全然変化の度合いが劇的になっています。10mで一気圧変化することはダイバーであれば誰でも理解している事柄であります。水中では空気が圧縮されるので、気体の体積が小さくなっていくのでした。風船を膨らませて空気が逃げないように吹き口を縛って、水中に沈めて行けば風船が萎んだようになるのでした。
観光地としての久米島の資源での問題点があるかなって考えてみた際に、風光明媚な観光地として300mを超える場所を選んでみました。潜水した当日に宇江城城跡を訪れ可能性があると考えてみました。帰路の航空機の中でも撮影しました。