体験ダイビングされど
よくあるのは、水中にいる際に何等か拍子に口で銜えているレギが外れてしまうことです。意識して水中でレギを外すことはないのでした、排気している最中に口元が緩んでしまってポロって口からセカンドステージがてしまうのでした。
誰だって、好き好んで口からレギをことないのです。体験に限らず、ファンダイビングでもレギを水中で外せば、どうなるか。人間は鰓呼吸できません。レギを外せば呼吸困難となります。初心者講習の段階でも、何等かの原因で、レギが口から外れた場合を想定して、自分でレギを確保してくわえ直すレギリカバリーとレギクリアを何度となく練習しますが、体験ダイビングの場合は、基本はレギを口から外すことはダメですよと説明しています。
レギが口から外れている場合は、息堪えすることなく連続排気するように指示されます。これはいきなり水中で実施しません。学科にてレギ呼吸の注意点を学習して、プールワークにても繰り返し練習するのでした。体験では、口頭で説明を受けるだけが多いですね。
くれぐれもレギ呼吸している最中に、水中でレギが外れて「ゴホン、ゴホン」と咳き込んだ経験があれば、無理せずに医療機関にて肺のレントゲン撮影をして診断を受けてください。無理して大丈夫、大丈夫とは言わないこと。またガイドさんもゲストの「大丈夫です。」には安心せずに、医療機関に行くことをお勧めください。気休めの言葉はかけないようにしてください。