「9・11」から14年が経過した。あれから14年。アメリカでは各地で慰霊祭が開かれている。まだ記憶は峻烈だ。
内地では、台風18号の被害が甚大になっている惨状が茶の間を席捲している。とくにヘリコプターを使っての救助活動が、様々な映像となって報道されていた。救助手法はレスキュースリングやエバックハーネスを使っての吊り上げシーンだ。海上保安庁も映像を提供していた。小型カメラをヘルメットに装着して救助活動を実施している。貴重な映像になる。
自衛隊、警察、消防、海上保安庁、防災ヘリ。今回、災害現場に投入された機体数は38機とのこと。2日間で延で1,145人を救助したとのこと。水害なので、一軒一軒確認しながらの捜索と救出活動となっている。地上からはゴムボートを活用しての救出活動。今回は民間からボートの上にエンジンとプロペラを装備したエアーボートも初めて救助活動に参加、50名の方の救出したとのことだった。
ただ気になるのは、救助活動中のヘリコプターの映像を報道機関のヘリが近くで撮影しているのだ。以前、報道ヘリ同士が空中衝突して二機が墜落した事故があった。カメラ、望遠レンズで撮影しているかと思うが、距離的には大丈夫なんだろうなって感じになる。救助している側のヘリの機長は、周囲を警戒しながらホバリングを実施中かと。オートパイロットでのホバリングになるかぁ。ベル212では人力でのホバリングとなる。海保のヘリでも、一番の最古参はベル212だ。オートパイロットシステムは積み込んでいない人力でのホバリングしているのでした。第二管区海上保安本部所属の巡視船搭載ヘリでした。最新型の完全デジタル化した機体からベトナム戦争当時から飛んでいた機体まで頑張っているのでした。