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2016年6月16日 (木)

医療用酸素使用の説明会

 午前11時に沖縄気象台は、「沖縄地方が梅雨明けしたと思われる宣言」が出された。午前中は北谷町営プールでした。プールサイドでは強烈な南風の洗礼を受けた。巨体がよろけそうになるくらいの風速だった。空には雲が多かったが、暑かった。

 平年よりも一週間早い梅雨明けだった。

 午後7時から琉球大学にて医療用酸素使用についての説明会を開催しました。衆議院議員の方と勉強会をしながら厚生労働省に医療用酸素使用の様々な問題についてQ&Aという形式にて医政局に書類を提出。そして受領印を押印した書類を頂きました。その内容について衆議院の比嘉なつみ先生と大見正先生を中心に説明をしてもらいました。

 合志先生と私は、補足と現場での医療用酸素の使用例と実践内容を説明した。実際の治療でも高気圧酸素治療よりも常圧での酸素対応でも十分に対応する能力があることを説明した。あとは酸素の補給や酸素濃縮器のことも言及した。

 自分が担当した三重城の沈埋トンネル工事の際の再圧装置を使用しないで酸素講習を実施し、その後に緊急対応として医療機関との連携で工事を実施したこと。潜函工事現場での法律で設置が義務化されている再圧装置の問題。本来は、平成27年4月1日改正高圧則の内容で再圧装置は要らないという改正を行うべきだったのでした。

イギリスでは、1990年くらいから潜函作業では、酸素減圧が当たり前になっているが、日本では2010年くらいから、少しづつ酸素減圧が話題になっていたが、なかなか現実にならなかったのでした。中東のオイルリグでの減圧症のダイバーを酸素供給しながらヘリ搬送している。その以前は、ワンマンチャンバーをヘリから吊り下げた状態で現場から搬送している時代があったのでした。

 大勢の方に集合して頂き感謝しています。

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