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2016年8月18日 (木)

尖閣危うし

 日本女子レスリングで3名が金メダルの快挙だった。あとは男子卓球団体でも絶対王者の中国に破れたが、銀メダルを獲得した。試合展開としては、絶対王者の中国選手から一勝をもぎ取ったことにある。

 フィリピンでは日本の海上保安庁の巡視船が貸与された。南シナ海での領海警備のためとのこと。対中国の南シナ海進出に対抗するための手段としてフィリピンやベトナムの船舶不足を補完するための処置とのこと。定義が難しいが海上保安庁が装備している巡視船や巡視艇には機関砲や機関銃が装備されている。また船橋にも防弾処置が施されているので武器となるそうだ。銃器類は外して貸与して、貸与された国で銃器類を再搭載して現場に配備されることになる。日本の武器輸出三原則の変更もあって外国に貸与することができるようになった。

 日本では、巡視船の不足を補うために海上自衛隊の退役した護衛艦を巡視船に転用する話が出ている。日本の海上保安庁が装備している巡視船では、いわゆる大砲は積んでいない。機関砲となっている。大砲やミサイル発射機能等は転居するが、対潜探知機能は、どうするのだろうか。大きな問題としては、海保と海自のエンジンの種類が違うというのだ。海保の機関担当者が、そのまま護衛艦を運用して、整備して修理が可能かという問題があるとのこと。

 尖閣諸島での大挙押し寄せた中国の船舶。とりわけ漁船と称される200隻とか300隻とかは、純粋の漁船ではなく海上民兵と呼ばれる準軍人の扱いとなることが判っている。戦時対応ではないが、漁民としての扱いになるのか、それとも軍人としての身分になるのだろうか。ジュネーブ協定の定義もあやふやになる。

明確に対処する法律を作ることから始まる。のだ。

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