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2016年8月31日 (水)

八月が終わります。

 あっという間に八月も終わりだ。明日は9月1日、防災の日だ。大正時代に発生した大きな地震で首都東京が壊滅した関東大震災を忘れないようにと記念日にした。消防関係では防災訓練が実施される。週末にかけて各種防災訓練が実施される。頑張って欲しい。

 今回の台風10号は北海道や岩手で大きな被害を残して行った。なかでも老人養護施設を襲った土石流で多数の方が亡くなった。土石流が施設に流れ込んで一瞬にして北海道では、河川の氾濫が発生している。収穫を迎えた野菜類が土砂や濁流に流された。今年の秋から冬にかけての野菜類が品不足になりそうな気配だ。まだまだ農業関係の被害の実態は明らかになっていない。

 東北方面では秋の稲刈り前の田んぼが多いはずだが、台風10号がもたらした500㎜を超える雨量のために河川の氾濫が、これから起きる可能性が高いのでした。広い地域に降った雨が河川に集まるまでのタイムラグがあるので、明日以降も河川の警戒が必要と言われている。秋の稲刈り風景を見ることができないかもしれない。大量の土砂に埋もれた稲穂の映像を見るのは、農家の方々にとっては辛い。

 青森で懸念されたリンゴの被害が比較的少なかったと報告があった。実際に、農業関係の被害額を算定するのに数日かかるかもしれない。果実類は、風の影響で落下したり、実の表面がこすれたりすれば品質が低下し、商品価値が下がるのでした。生鮮な果実は、商品価値の優劣で卸価格が決まる。限りなくゼロに近づくか、逆に廃棄するのに費用がかかるとなると農家の負担が大きくなるのでした。二次被害、三次被害と連鎖するのでした。

明日は沖縄本島近海に熱低が発生し、それが急速に発達して台風になるとの予想があるのでした。防災の日、注意します。

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