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2016年11月15日 (火)

捜索海域の海象悪化のために潜水捜索活動は1日で終わった

 少しづつ天候が悪くなってきました。曇り空が多くなって来た。昨日からの行方不明ダイバーの捜索活動にも支障を来すのではと心配になった。行方不明のダイバー捜索も海況不安定となり水中捜索の潜水班の二次災害の危険性も増大。潜水深度が60mとなると捜索隊の潜水深度の限界を超えることになる。特殊潜水対応となるのでした。リブリーザーでの潜水事故が発生した場合の、捜索対応を考える必要ありだ。これまでの空気潜水での潜水深度は40m前後が限界だったが、リブリーザー潜りとなると100m前後まで潜ることが現実になっているのでした。

 沖縄科学技術大学院大学の職員の潜水事故。事故が発生して時間的に間がないので、事故原因の特定は、これからだ。大深度、いや深々度潜水では、潜水計画とともに緊急時の対応策についてもトレーニングを受けているはずだし、トレーニングの内容についてもリアルな対応を迫られている。緊急対応が不可能だったのか、それとも単純に潜水器材の故障だったのか。

 潜水深度での対応を考えると二名だけの対応が、どうだったのだろうか。潜水作業する深度が60mとなると空気潜水は法律で厳禁となっている。リブリーザーで潜るか、トライミックスガス潜水の二つの選択肢が出てくるのでした。今回は、リブリーザーを使用しているとの情報だ。バックアップ対応する予備ダイバーが二名、全体管理の責任者として一名。その他で二名の対応となると全体的には7名くらいの部隊編成となる。

 行方不明のダイバーが一日も早く見つかって欲しい。今日の水中捜索に潜水した海上保安庁の潜水士も、一刻も早く、発見して自宅に戻してやりたいと熱望して捜索活動を実施している。が、今日の捜索では発見することができない状況だった。無念の撤退を余儀なくされた。一日も早く見つかりますように!!

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