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2016年11月23日 (水)

レスキュートレーニングは

 11月最後の連休だ。朝から仕事だ。連続して仕事なのだ。リーダーシップレベルのトレーニング。ダイバーレスキューのトレーニングと検定だ。課題は、水没している溺者を水面まで引き上げて、その後人工呼吸をしながら曳航するのだ。レスキュートレーニングの中でも一番厳しい状況設定での救助手順だ。ダイバーレスキューコースからダイブマスタートレーニングの中でも実施されている内容だ。特別な条件設定でのトレーニングではないのでした。

 自分が所属している団体では、初心者講習の中でも水没溺者の水底からの引き揚げと救助が実施項目として課題となっているのでした。初心者講習からリーダーシップレベルまで、この水没溺者救助は課題となっているのでした。他団体のことは、あまり判らないのですが、自分はインストラクターになる前から、当たり前として教育を受けて来たので疑問にも思わない。

 以前、他団体の認定証を持っているダイバーさんのレベルアップのためのトレーニングのお手伝いをしたことがありますが、アドバンスレベルの検定内容を実施した際に、ダイバーレスキューの項目も組み込んでみたが、ご本人は初めてですとのことだった。NAUIでは初心者講習でもレスキュー対応を実施するよと伝えるとビックリしていました。水辺活動の中で、常に自分も含めて溺れることがあるかもしれない。そんな状況を想定してのレスキュートレーニングなので、ゴクゴク当たり前としてレスキュートレーニングを受けていた。

 自分が初心者講習を受けた頃は、まだBCは存在していなかった。タイヤチューブを持って溺者に近づいて、溺者をタイヤチューブの輪っかに取り込んで、ひっくり返して溺者の顔を仰向けにして人工呼吸をするなんて手順のトレーニングだった。アメリカでは、すでにBCが販売されていたが、日本には、まだまだ輸入されていなかった時代でした。

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