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2016年12月 6日 (火)

減圧障害は酸素が有効だ

 昨晩のラストフライト、偏西風の影響でずっと揺れていた。飛行時間も二時間近くかかった。おまけに国際線仕様の機体だったので、ラジオ放送が聞けなかった。仮眠30分で残りは「原潜を救助せよ」を読んでいた。

 東京での学会が無事に終了した。自分の発表は、減圧障害が発生しても酸素を吸ってもらうことで症状が安定することは理解されるようになった。症例数としては、まだまだ少ないけど、効果はてきめんだ。学会でも減圧障害の確定診断方法は確立されていないとの見解は一致している。逆に潜ったから減圧障害だと決めつけられで、すぐに再圧装置に入ってもらい圧力をかけて治療する。5時間くらいの長時間の治療となります。違和感が残るが、翌日の治療もありますよとなる。2回、3回、4回と続くのでした。内証例としては、何回も続けて再圧装置に入って治療を受けているが、治っている実感がわかないというのが何例かありました。

 ダイブコンピュータの件。ダイブコンピュータを購入するとマニュアルが付属してくる。分厚いマニュアル、おまけに活字が小さいのだ。自分等の年齢になると読みづらくなってしまい。とりあえず水中に持ち込めば電源が自動的にONになって、水中での計算を続けてくれるありがたい器材としか理解していないかもしれない。自分等が現地側のガイドとなるとお客様が持参するダイブコンピュータのボタン操作方法を判らないから教えてくれとの質問が来ます。自分が一回でも使ったことがあればボタン操作については判るかもしれないが、初めて見るダイコンとなると困ることがあるのでした。

 バッテリーのサインとして「LOW BT.」マークが出ているダイコンを持参する方もいます。まあバッテリーの残量を気にせずに使っていてディスプレイの標示を確認せずに持ってきたのかな。この場合は、残量が少なくて場合よってはトラブル発生の原因になるかもしれないことを持ち主さんに教えてあげる必要ありです。そのまま使い続けていると故障の原因になるかもしれないのでした。要注意です。バッテリー交換については、メーカーに出さずに自分で実施する際は、あくまでも自己責任の範疇で対応してくださいね。市販のバッテリーが使える機種では適合する電池を購入してくださいね。

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