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2017年3月 2日 (木)

酸素ファーストエイド

 3月ですが、雨こそふらないのですが海は大荒れでした。太陽光線も出ないので肌寒い状態が続いた。週末の天気は、如何なのものだろう。晴れ間が広がって欲しいのでした。離島への公開講座の講師で出かけます。今回は、酸素ファーストエイドです。

 酸素ファーストエイドについては、水辺活動する際に遭遇するであろう溺れ事故への対応をする際に、何も持たないでCPRとマウストーマウスを実施するよりも、蘇生効率が高まる可能性があります。溺水では、体内に溶け込んでいた酸素が無くなる可能性が高く、心静止状態になり易いのでした。そのためにCPRを実施してAEDを準備しても循環機能が戻りずらいのでした。

 酸素を使って蘇生法を実施することは可能となりました。必死に厚生省と交渉しました。トレーニングを受けることで酸素を蘇生法に使うことは問題ないのでした。しっかりと勉強して、基礎知識を確実にしてもらう必要があります。酸素は使用する場所によって火災の危険性が高まるのでした。あるいは狭い部屋の中で使っても同様の危険性があるのでした。例えば、船室で配電盤がある場所で酸素を使っていると部屋の中に充満して火災を引き起こす可能性があるのでした。同様に船のエンジンの近くで酸素使うことも注意が必要になります。酸素自身が燃焼するのではなく、物が燃焼する際の支燃性を高める可能性があるのでした。

心肺蘇生法でAEDを使用する際は、この際に酸素を併用していると酸素を使う際はAEDは電気を使うので遠ざける必要があるのでした。どれくらい離せば宜しいかと言えば、最低でも5mは離して欲しいのでした。

 酸素使用については、誰でもっていうわけにはいかないのでした。しっかりとお勉強して欲しいのでした。

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