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2017年5月22日 (月)

あるベテランダイバーが逝った

 今日も梅雨の中休みだった。大学に向う途中でパラパラと小雨にあった。週末は、事務所から出ずに事務処理仕事だ。まだまだ終わらないのでした。早急に片づけなければならない案件なのでした。

 先日の夕方こと。午後6時過ぎに内地の知人から電話だった。一瞬、嫌な予感がした。知人のダイバーが亡くなったとの連絡だった。自分よりも若いダイバーだ。南アフリカの海で亡くなったとこと。シーラカンスの調査ダイビングだった。昨年からのプロジェクトだった。そう言えば昨年も知人のダイバーが揃って南アフリカでのダイビングをしている映像やコメントがfacebook上で紹介されていた。

 原因は不明だが、彼の所属している潜水指導団体に、正式に彼が亡くなったとの広報文が掲載された。当初、連絡を受けた際に内心、嘘であって欲しい。誤報であって欲しいと思っていたが、とうとう正式な広報が発表されたのでした。広報された内容は英語なので正確には読み取れないとこがあるが、シーラカンス調査の途中だった。シーラカンスが生息する水域でも、彼らが潜った水域は、シーラカンスが生息する水域としては浅い水深であった。他の水域では、200m前後の深い水深で生息している。今回の調査水域は100mから120mくらいで確認することができるようだ。

 広報された内容では浮上している最中の70m付近で意識不明となった。そこですかさず、随伴のダイバーが水面まで引き上げて必死の救命処置を施しながら医療機関に搬送したが、不幸にも帰らぬ人となった。ダイバーの死亡宣告が医療機関にて宣告された。緊急医療介助を受けながらの不帰の人になった。CCR式のリブリーザーを使っての潜水調査活動中での事故だった。ご遺体は、まだ地球の裏側の南アフリカにある。これから日本に向けて飛び立つことなる。誠に惜しい人材が、また一人逝ってしまった。合掌。

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