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2017年7月21日 (金)

琉球大学公開講座2017 ヘルスツーリズム地域創生フォーラム

 徹夜仕事だった。午前2時くらいに外に出た。蝉が鳴いているのでした。びっくりした。朝よりは五月蝿くなかったが、鳴いているのでした。まさか夜中は寝静まっているかなと勝手に思っていた。成体での生存日数が短いために子孫を残すために相手を探しているのだろうか。

昼からの大学構内の駐車スペースを確保するのは至難の業です。沖縄の小学校は、今日から夏休みに突入だ。学校周辺は静かだった。大学は、まだ夏休み前だったので駐車場は満車。指定された校舎より離れた駐車場に停めた。知人に聞いたら30分探し回ったとのことだった。遠く離れた場所はガラガラだった。歩いて10分位の距離だった。医学部や病院側では有料だったり、立体駐車場が整備されているが、それでも満車になってしまうこともあるのでした。今日は、法文学部の校舎だった。

ヘルスツーリズムの公開講座だった。韓国でのヘルスツーリズムの話があった。事例として済州島でのMICE産業の諸課題について説明がありました。内容は最新の情報を提供してもらいました。済州島の先進的な数値も紹介された。次は、実際にウェルネスツーリズムの推進役として旅行会社を立ち上げて活動している方の講演だった。

 現場での旅行者に対応しているのでプラス面もマイナス面も紹介されていた。とくに世界的に有名な地域だったドバイやカンボジア、ベネチア、フィリピン、済州島でのマイナス面は、これから沖縄でも問題になりそうな内容も含まれていた。乱開発や過剰消費になってしまい地域の社会構成自体に問題が発生していることも紹介されていた。

 ただ単に物見遊山型ではなく、地元に精通した専門家(医療も含む)が引率するタイプも集客力を高めることが判った。通常よりも4倍の集客力があったとのことだ。タイでの医療機関でのヘルスツーリズムの導入例として年間50万人が世界中から来院するとのこと。1日の患者数が3千名もあるとのことだ。また世界中からの患者が来るので言葉の問題もある。医療用に特化した通訳者が200名も常駐しているのは、凄い規模であると理解できる。日本では、そこまで特化した医療機関は存在していない。

 ISO(国際標準化機構)の認証も世界的には始まっている。ISO17679はウェルネススパの国際規格に定義されている。日本では、まだこのISO17679は翻訳している最中だ。今回のJTBの高橋氏の話は興味深かった。沖縄の医療機関でも十分に導入を検討すべき内容かと思った。

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