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2017年9月14日 (木)

台風18号が通過している 海況判断は・・・

 朝から実証実験の打合せでした。詳細については、後日お話しますね。合間に主任研究者の方々と前兼久漁港と眞栄田岬にも現状確認のために一緒に廻ってもらいました。

 台風18号の状況ですが、午前中は干潮でもあったので前兼久漁港から何隻かがダイビングに出航していました。山田ポイントや眞栄田岬の内側でダイビングを実施していた。前兼久漁港より水路を通過して山田と眞栄田岬方面に航行していました。眞栄田岬の展望塔や定点観測カメラのある位置から海域を確認した。大きなウネリが入り始めているのを確認した。また裏真栄田でスノーケリングを実施している事業者も居た。

 北部の崎本部海岸では、雨風強く吹きつけているために透明度も濁り程度が宜しくない。また施設は終日閉鎖されたままとのこと。那覇や中部、恩納村からのダイビングサービスが集中するのだが、今日は地元のダイビングサービスがfacebookにて海況は、宜しくないとの情報を出してくれた。多くのダイビングサービスが日常のダイビングサービスの提供を中止した。

気象海象の判断については、難しい局面もあります。沖縄本島の場合は、風の吹く方向によって大きく影響を受けるのでした。典型的な事案としては、南風の場合は糸満や那覇方面では海況が厳しい場合でも恩納村の眞栄田岬はベタ凪状態になります。当然、階段を下りて海に潜ることができます。また前兼久漁港から出港することも問題ありません。逆に崎本部海岸では南風が当たれば荒れた状態になります。注意報や警報が発令されている場合でも、同じです。地域の微気象の違いを考慮することも必要なのかもしれない。地域の特性については、ほとんど議論されていませんが、場合によってはベタ凪になることはザラなのでした。それぞれのダイビングサービスが情報を判断して対応する方向がベストかなと考えるのでした。

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