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2017年10月 6日 (金)

水難救助課程の準備

 週末の金曜日です。教材作成中です。連休明けから始まる沖縄県消防学校の水難救助課程の指導用の資料作りなのでした。隊員向けのダイビング関係の指導です。認定証の発行は沖縄県消防学校になります。自分は隊員の基礎的な潜水能力の資質向上を図ることになります。沖縄に限らず、日本中の消防の水難救助課程のカリキュラムは、統一内容での教育がなされていないのでした。自分が調べた限りでは水難救助課程では、35時間で実施しているのでした。内容的にも統一されていないように感じます。

 欧米では、消防や警察関係のレスキューチームのトレーニングは、外部での専門家が対応している。軍や沿岸警備隊等では、それぞれの組織の上席専門ダイバーが複数でトレーニングに対応している。あくまでも志願者を募っている。最低限のエントリーレベルの学力、知識、体力、泳力等については公開されている。公開されている基準をクリアーしていることが重要なのだ。特別な基準でもないのでした。ただ、長期間のトレーニングの結果、何人が卒業できるかは不明なのでした。リタイアすることもあるのでした。

 日本の航空自衛隊の救難隊員のトレーニングは過酷を極める。夏はダイビング、秋は山岳地帯、冬は厳冬期の山岳地帯での捜索と救助活動を実施する。ある年では卒業生はゼロのこともあるのでした。トレーニングが開始する時は6名くらいの選抜隊員だが、最初の水泳やダイビングでの水への恐怖心が湧いてくることもある。窒息感への恐怖が発現することもあるのでした。

とくに航空自衛隊の救難隊員ではパラシュート降下ができる。そのまま潜水対応することができる。山岳地帯での捜索活動と救助活動。荒れた海域でのレスキュー対応もあるのでした。最後の砦と言われている。

 さあ、今年の水難救助課程については、トレーニング内容については、吟味するかな。

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