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2017年11月24日 (金)

アルゼンチン海軍所属の潜水艦行方不明 酸素が限界だ。

 いよいよアルゼンチン海軍の行方不明の潜水艦。当初の情報とは異なる深刻な内容の情報が飛び出して来た。それは救難信号を発信した直後に爆発音があったとの情報だ。それも海軍当局からの発表だった。遭難信号を発してから、すでに一週間が経過した。艦内にある緊急用の酸素の備蓄量も残り少ない状況でもあるとのことだ。乗組員総員44名の生命は、どうなっているのだろうか。

 当初の事故予想としては、電気系統のトラブルが発生したために急遽、基地に帰還する予定だったとされている。電気系統となると内蔵のバッテリー系統のトラブルになるかもしれない。バッテリー系統となると最悪はバッテリー液が漏れだして海水と交わると水素を発生させることになる。密閉された潜水艦内にて水素ガスが発生して艦内に漏れ出すと爆発することなる。最悪は水素爆発して潜水艦が破損して沈没したことになるのだろう。

 潜水艦の事故については、旧ソ連時代やロシア時代の原子力潜水艦が沈没した事案があった。いずれも悲惨な結果に終わった記録がある。アメリカ海軍の原子力潜水艦が沈没した事故もあった。アメリカの潜水艦は、深海に沈んみ船体は水圧に影響で圧潰した。水底に沈んでいる潜水艦の写真は公開された。原子力潜水艦が沈んだ事故だった。

 潜水艦については、先の大戦ではドイツ海軍のUボートが連合軍の輸送船や艦船を多数魚雷攻撃で撃沈された。潜水艦イコールUボートは有名となった。戦後は原子力潜水艦が作られるようになったが、独逸はではディーゼルエンジン搭載の潜水艦を作っている。ただ気になるには、本国の独逸海軍でも潜水艦の戦力を補強することないとの方針が出された。多くの国で独逸製の潜水艦を採用している。お隣の韓国でも何隻かの独逸製潜水艦を配置しているが、韓国海軍の運用方法と整備方法に問題があるようで、ほとんど基地に停められているだけのようだ。戦力としての潜水艦の攻撃力は限りなくゼロに近い状態であるとの情報だ。

 アルゼンチン海軍の潜水艦、今日が艦内の酸素の限界とされている。心配の種は尽きないのでした。

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