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2017年12月19日 (火)

疲労試験2日目です。

 ガイドダイバーの疲労試験を実施した。予定していたのは、恩納村でしたが、海況が不安定だったために嘉手納町に場所を移して検証会を実施した。自分としては貴重な実証試験なので、できるだけ海況が安定している水域を選択したかった。日曜日の段階で恩納村での検証会は実施できないと判断した。知人に連絡して確認をした。船の確保、船長の依頼、超音波試験を実施できる室内、電源の確保、冬場なのでお湯の手配、使用するタンク(空気、ナイトロックス)等の手配。総合的にお願いできる地域と北風が吹いても安定して潜水できる海域の選択。候補地としては二か所を考えて確認を取った。

 結果的には、嘉手納漁港からの出港と嘉手納漁協の施設を借用することができた。潜水前と後のガイドダイバーの疲労度合指標となる可能性があるとして唾液、尿、呼気そして心臓の超音波検査を実施しました。潜水深度と水中労作等の条件を一定にして実施できるように考えた。

 被験者は、当初は男性が多かったが、仕事としてのガイドダイバーは男女共にいるので女性ガイドさんにもお願いして参加してもらった。これまでに延べで50名のガイドダイバーに参加してもらった。空気潜水、ナイトロックス潜水、酸素吸入(水中と船上)と様々な呼吸ガスを使って行いました。

 現場でサンプリングした検体については、バイアル瓶に入れて液体窒素入りの容器に詰めて冷凍保存した。人数も多いので、検体数の多いので管理をきちんとしないと意味がなくなるのでした。貴重な検体になるのでした。バイアル瓶に管理番号を記入して液体窒素の保存容器に入れて瞬間的に凍結させるのでした。バイアル瓶のサイズも大きくないので、バイアル瓶に入れすぎると凍結した際に液体が膨張するのでバイアル瓶にヒビがはいることもあるので中に入れる検体の量も調整しないとダメなのでした。

明日は、本部町で実施です。

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