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2017年12月21日 (木)

ドクターヘリが飛んで来た

 昨日までは雲空や雨にたたられていたが、今日は晴れ間が広がった。久しぶりに太陽が顔を出した。風が当たらない場所で、日中の太陽の下では、温かく感じた。太陽光線の温かさは久しぶりだったのでした。やはり、冬だからこそ太陽が恋しくなるのだろうって

 朝からドクターヘリの音が響いた。洗濯物を干している最中だった。その前後にサイレンの音が聞こえた。あぁぁドクターヘリが出動する要件の事故が発生したなって。案の定、前兼久漁港の緊急着陸帯にドクターヘリが北側に機種を向けて着陸していた。消防車も見えた。事故内容については不明です。

 さて、現在の沖縄県内でのドクターヘリの運航では、沖縄本島を中心にして西側は久米島まで、鹿児島県では徳之島や奄美大島までカバーできるようになっている。南北大東島までは航続距離の問題があるのでヘリコプターでは飛べない。また久米島以南の島々への飛行についてもドクターヘリの性能では航続距離の問題がクリアできていない。

 本来のドクターヘリの運航については長距離でもカバーできる医療支援とは違うのでした。理想的には「ドクターヘリは医師による初期治療を15分以内に開始することが目標とされており、担当区域は拠点となる救命救急センターを中心にして半径50㎞から70㎞が目安と考えられている。」沖縄の場合は、もっとドクターヘリの機体を複数配備する必要があるのでした。沖縄県のような離島県では固定翼のビジネスジェット機に医療資器材を装備したドクタージェットが有効と考えらるのでした。

滑走路が短い空港の場合は、ヘリコプターが有効なのだろうが、ドクターヘリは、基本的には傷病者のいる場所にできるだけ近い場所に着陸し、医療関係者と傷病者の接触を最小限の時間で確保する必要があるのでした。沖縄本島で2機、宮古島と石垣島に、それぞれ一機づつの配備が必要となろうと単純計算できるのでした。

 まだまだ航空医療については後進国の日本なのでした。

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