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2018年1月31日 (水)

海上保安庁と打合せでした。

 とうとう1月も最終日でした。前日の気象予報では、土砂降りの雨と夕方辺りからは雨風と落雷もありますよとのことだった。午前中は第十一管区海上保安本部の救難課と打合せでした。事業年度は平成30年度に引き継ぐことになりました。仕切り直しです。海保との合同訓練については、その必要性はあるのだろうかとの見解もあった。つまり旧来からの巡視船とヘリコプターを使っての潜水事故対策訓練の実施は難しいようだ。

 自分が訓練を開始した時は、海上保安庁がヘリコプター搭載の巡視船を配備して久しかった。陸上基地に配備されているヘリコプターについては、搭乗員として正副パイロット、通信士、整備士という構成だった。ヘリコプターからの海面や船上にいる被救助者を吊り上げ救助するシステムはあった。が、実際にヘリから降下員が降りて、海面や船上での吊り上げ救助は、羽田空港に配置されていた特別救助隊と各管区に配備された救難指定船の潜水士くらいだった。航空基地には配備されていなかったのでした。海面救助が必要な場合は、巡視船にいる潜水士をヘリコプターが迎えに行って現場に向かうというスタイルだった。

 海面に降りる場合と船上に降りる場合では潜水士の役割が別れていた時代だった。潜水士でも対航空機での訓練を受けている場合とそうでない場合もあった。自分等はガイドダイバーで、海面で吊り上げられるのを現場海域で待機することになります。吊り上げ救助を実施する際は、ダウンウォッシュが余り影響を受けないようにしながら救助するという説明だった。

 ダウンウォッシュがガンガンかかる状況は、余りないということになる。あとはヘリコプターの基本構造や救難資器材の話くらいになるかな。救助手順については海保としては基本手順があるが、場合によっては対処法が、若干違いがあるかもしれない。新年度に向けて、新たなる訓練計画を立てることにします。

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