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2018年1月 5日 (金)

論文原稿提出

 今日は、9日締切の論文原稿を提出しました。自分単独ではなく、指導教員の先生との共著です。タイトルは「減圧障害のファーストエイドと最新治療」というタイトルです。実は論文の依頼は日本高気圧環境・潜水医学会の関東支部の支部会の会報誌への執筆依頼があったのです。それは12月中旬に論文を書いてみないかとのお誘いがありました。ちょうど久留米大学との共同研究の海洋での実証試験中のことでした。ひょぇでした。晴天の霹靂でした。指令を見てビックリ。できるかなって心配になった。とりあえず、学会で発表した内容に肉付けをして内容を膨らませることで準備を開始したのでした。

 でも、習うより慣れろ精神で書き始めました。自分が潜水救急ネットワーク沖縄を主催している中で、現場からの緊急連絡を受けて対応している内容も含んで書くようにとの指示もありました。離島でのダイビングの場合、減圧症が発症した場合は、従来の治療対応では、再圧施設のある医療機関での治療が優先されるとされていました。でも、実際には、再圧施設のある場所は極めて限られているのでした。夜間での移送もままならない状態もあるのでした。となると手近にある酸素を吸ってもらうことが理想とされている。所謂、酸素ファーストエイド対応だ。

 昼間では、再圧施設のある地域への移送は、可能なのだが、実際は、航空機での移動は、症状を悪化させる症例を何例が報告されているのだ。減圧症単体では航空機の搬送は中止してもらっている。何例かの現場から緊急連絡を受けて、現場の状況を電話で確認、直近の医療機関の状況も把握できるか確認を取ってもらっている。酸素が利用できる状態であれば、酸素を吸ってもらいっている。時間にして30分でも1時間でも吸ってもらうようにしている。流量については毎分10リットルで対応してもらっているのでした。最終的に校正内容も含めて提出しました。

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