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2018年4月20日 (金)

潜水事故が続いているが対策が見えにくい

 もうすぐにゴールデンウィークがやって来る。天気が、どうなるかだ。できれば晴天が続いて欲しいのでした。例年でも天候が大きく崩れることはないのですが、どうなるかな。大きな事故がなければと思うのでした。

 今年は、すでに1月より4月までの4か月間にダイビング講習中の事故が続いているのでした。ひと月に公式非公式の事故情報を総合しても多くなっているのでした。講習中では、インストラクターと講習生の比率では、1:1とか1:4とかの比較的少人数の中での事故が続出している。

 年齢区分では50歳以上の方が亡くなっている現実がある。体調の管理は個人の責任になるが、それぞれの事故内容についての詳細が公開されていないので、分析のしようもないのだ。公的機関が事故情報を集積して、解析し、今後の事故防止策として公開して欲しいのですが、個人情報保護の観点が強く働き過ぎているようだ。すでに3年前から年間の潜水事故情報の公開が皆無となっている現実があるのでした。

 とくに潜水事故について、原因を究明するための法医解剖を実施して欲しいのですが、法医解剖できる医師の数が少ないことも一因に上げられるのでした。法医解剖の専門家に聞いても実際に解剖しても直接の原因究明には至らないことがあるとも聞いた。一体の解剖を実施して、詳細を分析して結論を出すまでには、時間がかかるとのことでした。

沖縄県では米軍の統治が長かったのでアメリカ式の法医解剖のシステムが実施されていた。そのためにダイビング事故については法医解剖が実施されていた。そして死因の究明も為されていた。法医学会でも講演発表されているのでした。文献として紹介されているのでした。

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