« 空梅雨かな | トップページ | ドクターヘリ合同MC事例検討会だった。 »

2018年5月14日 (月)

ガイドダイバーの救命トレーニングは

5月の折り返し点だ。午後から大学にて6月中旬までのスケジュール関係の打ち合わせだった。先生は学会のお出かけなのでした。医師免許の資格を維持するための研修会と産業医の学会に行かれるのでした。現役の医師としての診療科目の資格維持のためなのでした。2日から3日を集中しての資格維持が必要になるのでした。 ダイビングインストラクターの資格更新については、長年考えていることがある。それは資格を維持するための研修会への出席の義務はないのでした。年会費と賠償責任保険を支払うことだけだ。あとは現住所を登録していることくらいだ。あとは潜っているか、講習をしているかだ。講習というのは、初心者講習から上級のスペシャルティコース、それ以外にはダイブマスターやインストラクターを認定するかだ。それらを指導するインストラクターについては、インストラクター試験を受けるときにトレーニングと評価を受けるだけだ。年間を通じて資格を維持するためのトレーニングを受けることはないのでした。つまり、年会費と賠償責任保険料を払えば資格を維持することができるのでした。  研修会については、自分らで企画してトレーニングを実施して、資格を更新することだ。受講するか、しないかはあくまでも本人の都合によるのでした。トレーニング内容については、レスキューと究明技術だけになっているが、実際の現場での流れを考えると潜水指導団体が推奨しているのは、あくまでも理想的な流れで作られている。実際の現場であっては、想定通りに進行するとは言えないこともあるのでした。陸続きの港近い水域で潜水事故が発生した場合と最寄りの港に戻るまでに30分とか1時間もかかるとなると流れが違ってくるのだ。  とくに医療機関が身近にない場合や公的救助機関が身近にない場合は最悪の状況を想定した溺者管理を、どのようにすべきかだ。あくまでも自分ら自身が溺者への救命処置を施しながら港に戻る必要があるのでした。そうなると潜水指導団体が想定している手順とは違う手順で実施する必要があるのでした。地域によって救命処置のトレーニング内容を変える必要があるのでした。それらを認識しているガイドダイバーは、どれくらいいるのだろうかって。

|

« 空梅雨かな | トップページ | ドクターヘリ合同MC事例検討会だった。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。