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2018年6月 1日 (金)

マリンレジャー事故対策訓練でした。

 今日から6月だ。昨夜来から久しぶりの雨だった。風は北風に変わった。午前中はサンマリーナホテルのビーチにて恩納・読谷地区海難救助連絡協議会主催のマリンレジャー事故対策訓練だった。自分は恩納村ダイビング協会として参加しました。もう何年も参加しているのでした。この事故対策訓練は、琉球水難救済会に所属する救難所のスタッフのトレーニングが主だった内容なのでした。

 ビーチ内で起きた水難事故に対応する内容で訓練方案が策定されているのでした。水難事故が発生した場合は、迅速に対応できる位置関係にあるのでした。恩納村には金武地区消防本部があり、読谷村にはニライ消防本部がある。それぞれの消防本部には水難救助隊が組織されている。水難事故が発生した場合は、直近の救難所が救助活動にあたることになっている。溺者が水没した場合は、水難救助隊が捜索活動にあたることになる。それでも見つからない場合は、恩納村ダイビング協会のメンバーも捜索活動に従事することになるのでした。それに海上保安庁の潜水士が捜索活動に加わることになるのでした。

 大半がリゾートホテルのマリンスタッフが救難所職員として登録されている。大半は、ライフセイバーや日本赤十字社の水難救助員資格を取得しているはずだ。彼等は、水面での救助活動が主となるので、裸泳かマリンジェットと呼ばれる水上バイクで捜索と救助に当たるのでした。救助手法の違いによって水面対応となるのでした。

 現状では、溺水者の救助後は、CPRとAEDを使って蘇生術を実施して、それぞれの所轄の消防本部の救急車やドクターヘリに繋げるのでした。それぞれの救難所の位置によっては10分くらいで消防さんに引き継ぐことができるのでした。年間を通じて沖縄県内でも恩納・読谷地区での溺水事故が最多を記録しているのでした。眞栄田岬周辺でのスクーバダイバー事故、スノーケリングでの溺れ事故、釣り人の転落事故等が原因となっているのでした。

 最初に海保のヘリが展示訓練を実施する予定でしたが、那覇基地を発進したが、途中で機体に不具合が発生したので幻の展示訓練となったのでした。残念です。

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