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2018年7月 2日 (月)

一般社会との規範のズレは止して欲しいのでした。

 台風7号は、予想以上に勢力が強くなった。これは沖縄本島近海の海水温が高い影響なのだろうか。勢力が強くなったので速度が遅くなったのです。明日からの海洋実習を計画しているのですが、海況確認で二か所ポイントを偵察に行く予定です。台風7号が東シナ海を通って北上しましたので、南寄りの風が強かったです。そのためにレッドビーチは大荒れ状態でした。明日までに海況が安定することは考えられない。また真栄田岬側でも、午後からは南西の風に吹き変わったのでリーフには白波が砕けていました。真栄田岬は閉鎖されていました。崎本部海岸では、地元のダイビングサービスが動画をfacebookに公開してくれていました。それによると南からのうねりが強烈に入っていました。今回の台風は東シナ海側を通過したので進行方向の右側。つまり沖縄本島では大量の雨が降ったのでした。レッドビーチは強烈な寄せ波と雨水が流れ込んで茶色の海水が打ち寄せていました。

 全島では気象警報が発令されたままなのでした。解除されないと海洋での対応策が取れないのでした。気象状態によっては海洋での危険性が増すのですが、事故が起きなければ大丈夫という考えがあるのです。実際には、多くのダイビングサービスは朝から営業を中止しています。そんな中でも平気に営業して潜っているのでした。自分らは協定で、気象警報が発令された場合は、営業を中止することを是とする約束をしています。 

 ルールを決めて、それに従いながら仕事をする。これは当たり前と思うのですが、この業界では、ルールを作ると自由に仕事ができないから離脱するっていう行動に出るのでした。一般企業としては社会的規範の中での問題点が発生すれば、ただちに謝罪会見をマスコミを集めて開催して社会的にお詫びをしています。それでも会社の最高責任者が退任して、社会的な制裁を受けるのです。ダイビングの場合は、そんな社会的な謝罪方法は通用しない。事故が起きなかったから大丈夫じゃないかぁって。自分は事故は起こさないから大丈夫との捨て台詞を豪語するのでした。

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