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2018年12月 4日 (火)

ドクヘリと地上の救急車の無線連絡が・・・・・

 湿気タップリの空気の中、とうとう雨が降り始めました。まるで梅雨時期の感じだ。昨日、浦添総合病院にて検討会が開催されました。参加してきました。

中部と南部の合同MC(メディカルコントロール)の合同事例検討会に参加してきました。救急現場に出動した消防の救急隊と医療機関としてドクターヘリの基幹病院の浦添総合病院とが集まっての事例検討会でした。半年に一回開催されるドクターヘリ事例検証会と同じような内容になりますが、今回開催された合同MCについては、多くの救急隊員が参加しているのでした。糸満消防から金武地区消防までの沖縄本島の中南部の消防署から参加しています。

参加の隊員には、以前に水難救助課程で指導したことがある隊員の顔もちらほら伺えるのでした。みなさん、現場で頑張っているのでホッとします。水難救助隊員の大半が救急救命士の資格の保持者がいるのでした。

今回は潜水事故関連の搬送例はありませんでした。溺水事案と熱中症の疑い症例、呼吸不全の症例の事例検討会でした。検討会で使用する資料についてはパワーポイントで作られています。A4サイズに6枚の図表がプリントされています。小さい文字になると老眼の眼では限界があり、読み込めない部分もあります。ああぁぁlハズキルーペの出動になるかな。忘れた。

発表の中で気になるのが、ヘリと地上の救急隊との無線連絡がうまく取れないとの事態が発生している。無線の対応が必須なのですが、なかなか救急現場では通じない事案が発生している。現場とドクターヘリの間には嘉手納の総合指令センターが中継を行っているが、うまく通じないことがあるのでした。

消防本部にある無線システムが、すべての消防本部と現場での周波数の切り替えを行うことができるが、場合によっては通話ができない場合があるのでした。総合指令センターの無線中継をせずに所轄の消防本部によっては管内の無線が通じないエリアを複数抱えているので独自の無線システムを使っている場合もあるとの報告がありました。

比較的な平坦に見える沖縄本島ですが、無線の通じないエリアが多いのは驚きだった。違法な電波が飛び交いすぎているのだろうか。

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