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2018年12月 1日 (土)

今日から師走。論文書きも佳境です。

 今日から師走だ。あぁぁ残り1か月の31日となりました。焦っても仕方がないと思いつつ仕事を進めています。論文も、いくつか書いています。潜水事故情報を集めているのですが、2018年から2019年は英国では肺水腫。米国で卵円孔開存が話題になっています。日本では、何にも話題になりません。何でだろう。考えていないからなのかなって思います。自分も真剣に潜水障害関係の勉強を深めているのですが、えぇぇぇってなことに出会うことが多くなりました。それは、これまでの日本語の文献の大半が内容的に誤った考えで導かれていることに気づきました。

 その発端は、日本から発信された英語論文の内容が、欧米の潜水障害の研究者からは間違った情報で組み立てられていることが指摘されています。または、論文の掲載を断られたことが多くなりました。とくに減圧症の定義について誤っているとの指摘され、多くの減圧症が発症したとのデータが否定されました。となると、論文に引用することができないのでした。そんなことを知らずに、今でも声高に叫んでいる方々がいるのでした。

 論文を作成して、とある学会誌に掲載を希望して提出するのですが、一旦は事務局や編集部が提出された論文を受け取ってくれます。これは論文を掲載しますよとのサインではありません。つぎは、受領した論文の中身の精査にかけるのでした。その筋の専門家に読み込んでもらうのでした。精査で内容に問題があれば筆者に修正なり、加筆なり等の指摘を受けるのでした。指摘された内容を修正したり、加筆して再度提出します。一発でOKになることもあるのでした。一発OKが最高なのですが、なかなかの時もあるのでした。

 最終的に査読の結果、論文を学会誌に掲載しますよって連絡が来ると万歳三唱したくなることもあります。年末までに査読を受けるために2本論文を書いているのでした。

当分、査読が一発で通過するべく内容を吟味しながらまとめています。

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