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2019年1月19日 (土)

安全潜水講習会を実施しました。

 昨日は晴れ間が広がりました。そのためだろうか、夜は放射冷却現象で極寒状態でした。室内の温度も13℃くらいまで下がりました。気象データで気温のチェックをしてみた結果、13℃だった。室内でも厚着をしています。ダウンジャケットの長袖とダウンベストの二枚重ねです。腰に嫌な疲労感があったので丈の長めのダウンベストを引っ張り出して重ね着です。腰は暖かくなりました。今日と明日は全国一斉センター試験が実施される。受験生の皆さん、風邪を引かないで頑張ってください。

 先日、北部の本部町ダイビング協会の依頼で新春の安全潜水講習会を開催しました。内容は、2018年の日本国内で発生したスクーバおよびスノーケリング関係の内容について説明しました。後半は、医療用酸素の法律解釈と取扱いについて説明しました。潜水事故については、個人情報の問題もあるので詳細の説明は避けた。昨年のスクーバ潜水での事故の特徴は、インストラクターが講習を実施している最中の事故が続いた。とくにディープダイビング、つまり大深度潜水をテーマにした講習中にエアー切れやエアー切れ寸前になってオクトパス呼吸に切り替えた際にトラブルが発生し水面まで急速浮上したが亡くなった。事故内容を検証すると講習を担当しているインストラクターが受講生の空気の管理に不備が認められる。また、完全に別系統の空気源とレギを用意すべきだが、自分が持っているオクトパスレギだけで対応、そのオクトパスレギをエアー切れ講習生がリカバリーに失敗した事例もあった。

 また、年齢的に生活習慣病の問題で亡くなっている。心臓や脳の問題があった事案もあるのでした。あとはセルフダイビング中に事故に遭遇している事案も多数あった。スクーバダイビングでの事故の60%がインストラクターやガイドが付いている状況下で事故が発生しているのだ。管理ミスの疑いありです。

潜水障害の中での卵円孔開存によるトラブルについては、その発生機序について知らないインストラクターがいた。潜水障害の発生機序については項目ごとに資料を作る必要があるのでした。

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