小浜島で医療用酸素講演会でした。
何年かぶりに小浜島でした。琉球水難救済会よりの講師派遣依頼を受けて講演してきました。内容は平成30年度の潜水事故の概要説明と医療用酸素についての二本でした。本来は、午前中に講演会を実施し、午後からレスキュートレーニングを海洋で行う予定でした。昨年に実施する予定でしたが、当初の設定した日は台風接近で延期。次に延期したら、またもや台風の襲来で延期となった経緯があるのでした。年末になったので訓練実施が難しくなり、今回の講演会のみとなったのでした。小浜島のリゾートホテルの「はいむるぶし」が救難所として指定されているので、関係者に声をかけて聴講者を集めてもらったのでした。救難所以外にダイビングサービス、スノーケリング事業者、カヌー関係者、漁師さん等で20名の方でした。あとは石垣海上保安部からも参加して頂きました。
自分は酸素供給資機材を持参しました。酸素供給器(酸素レギレーター)、ノンリブリーザーマスク、ポケットマスク、酸素飽和度計
、バックバルブマスク、聴診器、アネロイド式血圧計です。酸素ボンベを石垣にて調達しようと確認したら、3.4リットルサイズの大きかったので諦めました。酸素ボンベについては映像で見てもらうだけにしました。
参加者には、実際に実物を触ってもらいました。映像で見るよりも、実際に触ってもらうことは有意義でした。実際のイメージが沸いたと思います。小浜島には、診療所以外には酸素ボンベはないことが判りました。話だけでなく、実際に酸素ボンベも用意し、呼吸してもらうことができなかったのは残念でなりませんでした。
午後からは石垣に戻り、空港まではレンタカーに載せてもらいながら戻りました。空港に到着して搭乗手続きの際に一便早く戻れるか確認したら可能であることが判明。最後尾の31Kを確保できた。ところが搭乗予定の飛行機が遅延することが判った。天候が宜しくなく遅れが発生した。30分遅れで出発。石垣を離陸してから那覇に着陸するまで揺れが続いた。
1泊二日でしたが、自分として有意義な内容で締めくくることができたと思いました。
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