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2019年3月16日 (土)

熊本での医療用酸素講演と講習会

 昨日は早朝から熊本に移動し、夕方から医療用酸素の講演会を開催した。約50名を超える聴講者が登録してくれました。感謝しております。大学のダイビングクラブ員の支援を受けて開催することできました。感謝。

 今日は西日本病院の講義室を借りての講習会を開催しました。ダイビングショップの代表者と大学クラブの主将の二名が受講してくれました。医療用酸素についてはエアーウォーターの支援を受けることができました。複数の関係者の方々には感謝しております。沖縄県内であれば問題ないのですが、他県での医療用酸素講習は、実際に医療用酸素の講習を行うのは難しいのでした。医療用酸素を実際に使って講習するので、その供給がスムーズに対応できないと困るのでした。

 酸素講習については、様々な団体が実施している。しかし、酸素そのものについては、しっかり理解している人が講習を実施しているかは疑問だ。潜水指導団体ではファーストエイドの一環として酸素を使うことを指導内容に加えているかな。しかし、実際は医療用酸素問題で自分等と連携して厚生省と話しあいませんかと問いかけたのですが、一緒にやりましょうとの同意を得ることができなかった。また、自分が加入している学会でも、サポートして欲しいと要望したのですが、拒否されてしまいました。学会でも演題として発表しました。学会誌にも掲載されました。足跡を残すことができたかと思います。

 医療用酸素については、まだまだダイビングサービスにとっては未知の領域になるかと思います。医療用酸素をダイビング現場に持参しているのは一軒だけ、その他のサービスでは装備していないことが判りました。医療用酸素の効能について理解できていないことも分かりました。酸素の危険性、酸素中毒の項目だけが記載されているのでした。となれば、誰も準備はしないか。医療用酸素は救急車に配置されているから大丈夫とも思ってしまうのだろうか。これからは積極的に手許に配置するサービスが増えてくれることを期待したいです。

 帰路の飛行機が午前9時過ぎしかとれなかったので福岡に移動しました。

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