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2019年3月 5日 (火)

35 サンゴの日でした。

3月5日の語呂合わせで「35」「サンゴの日」になります。今日は前兼久漁港にて恩納村村長さんや漁協の組合長、OISTの学長さんも参加したサンゴ移植を負わせて実施しました。天候は晴れ間が広がってホッとしました。自分は参加していないですが、恩納村ダイビング協会もセレモニーから参加しています。漁協からの依頼です。ダイビング協会から移植する際のダイバーと水中のサンゴの移植風景を撮影するカメラマン役の依頼がありました。陸上や水中での静止画と動画の二本撮りでした。

 年々カメラの性能が向上しているので綺麗な映像が撮れたとの報告がありました。昨年は水中での動画はテレビのニュース番組でも放映されました。テレビ用の動画の企画は1秒間に30フレームの動画であれば通常のテレビでのニュース枠で放映しても大丈夫な画質と速度でありました。水中カメラでの動画撮影を担当した協会理事さんご苦労様でした。きれいな映像を見ることができました。静止画は、早速恩納村ダイビング協会のfacebookにも掲載してもらいました。それなりの反響がありました。

 我々、ダイバーだけが水中の様子を、直接垣間見ることができる特権ですね。それを静止画や動画で撮影して公開することも我々ダイバーの役割かと思っています。本来なら、定点観察として同じサンゴを年一回は撮影して記録を残しておきたいのでした。年数を加算することでサンゴの生育記録として有効な研究手段になるのでした。「継続は力なり」なんでした。

 モズク栽培が冬場の漁師さんの収入源となるですが、全滅に近い状況になっているのでした。チーム単位でモズク栽培を実施しているのですが、収入の目途が立たないことになるのでした。サンゴ養殖は、販売目的ではなく陸上の生け簀で生育して海に戻す方法をとっているのでした。

 サンゴが海中で成長することで海の再生にも役に立つと自分等は信じているのでした。サンゴ部会もあり、皆さんの力を借りています。科学者によってはサンゴの育成と移植は無意味だと唱える方もいますが、自分等は再生可能と考えて踏んばっています。

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